4月4日 ワイヤーアンテナの調整: 交信成功

トシちゃん先生の海釣り

2020年04月05日 18:31

4月4日

 ワイヤーアンテナの調整中: 交信成功

 今日から明日までアマチュア無線の長崎コンテストです。
 しかし、肝心の長崎県内局の声が全く聞こえてきません。
 そこで、コンテスト参加局との交信をあきらめ通常の交信に切り替えました。、
 新潟県津南町移動局および和歌山県内局と交信。

 その後、買い物に出かけました。
 それにしても風がひどく強いです。 
 無線で交信しているとき、アンテナが揺れていたのが気になっていましたの
 で、ついでにホームセンターに立ち寄り、アンテナポールを固定するための
 ポリエチレンロープとセーフティフックを買ってきました。

 これまで、4穴ステーの3穴を使い、3本のロープでポールを固定していた
 のですが、これで4穴4本のロープで固定。
 4本のロープにすると、さすがにポールの揺れは小さくなりました。

 午後は、Comet CWA-415、21MHz・7MHZ帯の2バンドワイヤーアンテナの
 調整を行いました。
 なんとか、21MHz帯では21.231MHzでSWRが1.0まで落ちました。
 万歳です。

 SWRが1.2以下の周波数範囲も割と広いので上々のできです。


 次は、21MH帯のワイヤーとトラップコイルを通して繋がっている7MHz帯の
 ワイヤー部分の長さの調整に移ります。
 少しずつ7MHz帯のワイヤーを切り詰め、その都度アンテナアナライザで
 同調周波数とSWRをチェック。
 延々と同じ作業の繰り返しで疲れましたが、先が見えてきました。
 7.015MHzでSWRが1.4まで落ちました。

 スイープした結果は以下です。

 その後も調整を続けました。
 しかし、アンテナの地上高が5mほどなのでSWRがなかなか下がりません。
 まあまあのところで一端作業を止めました。

 アンテナは電波が飛んで初めてアンテナです。
 周波数調整ができてそこでのSWRが例えば1.2であっても、電波が相手の
 局まで飛んでいかなければ全く意味がありません。 

 そこで、実際にアンテナから電波を出してみて相手が返事してくれるかどう
 か試してみることにしました。

 調整中のアンテナで電波を受信し交信を聞いてみました。
 信号の強い局は7.137MHzで信号を出している北海道の局でした。
 幸い、昨年交信したことのある局でした。
 電波の届き具合を調べるのには絶好の機会です。

 早速、その周波数でFTDZ101MP内蔵のアンテナチューナーを作動させ
 ました。
 送信機は何事もないかのようにシャカシャカ、シャカシャカと音をたてなが
 らマッチング作業をし始め、しばらくして作業を終了しました。
 これは、この周波数で電波を出してもいいですよという送信機からの合図
 です。
 
 相手局の交信を聞いていて、交信が終了したところで、声を掛けました。
 相手に電波が届いたのかどうか。
 ひやひやしながら返答を待ちます。
 この間2秒ほど。
 幸い、相手から返答がありました。
 電波が北海道まで届いたということです。 
 
 ただし、シグナルレポートは58でした。
 了解度は5ですから完全に聞き取れるということ、電波の強度は8ですか
 まあまあ強いという報告です。
 相手局は1kW局ですが、私との交信時は200Wの出力でした。
 それでも信号強度Sは9オーバー20dB(20デシベル)できていました。
 ただし、相手局はハイタワーに八木アンテナ装備というハイスペックの局
 ですから当然とも言えるでしょう。
 また一方で、このことは、初めて試したワイヤーアンテナの受信能力が 
 結構高いことの証明かもしれませんが。

 ただし、私の無線機も195Wの出力でしたので相手局には9オーバーで
 入っていないといけないところです。
 正確な測定をしないことには何とも言えませんが、結果としてはそこそこ
 というところでしょうか。
 
 ところで、腑に落ちないのは、21MHz帯では送信機のアンテナチューナー
 が作動してくれなかったことです。
 アンテナ調整作業の段階では、21.231MHz においてSWRが1.0まで落ち
 ていましたから、アンテナの周波数調整は完全であったはずなのですが。
 無線機内蔵チューナーが作動しない理由がわかりません。
 無線は不思議なことが多すぎます。

 さらに作業を続けることにします。


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