9月22日 アンテナとカマキリ

トシちゃん先生の海釣り

2020年09月23日 16:04

9月22日

 アンテナとカマキリ

 これまで、Comet CWA-1000 を利用し、3.5MHz帯から28MHz帯までの5バ
 ンドで使えるアンテナ編成を考えてきました。

 しかしこのアンテナをそのまま5バンドで使える様に周波数を調整するのは事
 実上困難でした。

 一時は、3.5MH帯でSWRが1.1まで下がり、交信できるようになりました。 

 しかし、他の7、14、21、28MHzの4バンド全てでSWRが3程度と高く、実
 用にならなくなってしまいました。

 そこで、折衷案として、CWA-1000から21-7-3.5MHzの部分を取り除き、代
 わりにCWA-415の編成を取り入れることにしました。

 このアンテナは、21MHz帯と7MHz帯との2バンド構成です。
 また、このアンテナは全長が約13.8m(片側6.9m)ですので庭にほぼ水平に
 張ル事ができます。
 さらに、4バンドともSWRの最低が1.0から1.5に下がりました。

 4月から8月まではこのアンテナを実用で用いてきましたが、9月に入り18MHz
 帯や21MHz帯でコンディションが落ち、交信がてきなくなりつつあります。

 このため晩秋から来春向けに、3.5MHz帯のアンテナの必要性が高まりました。
 3.5MHz帯が使えれば、交信の可能性が高まりますし、コンテストではマルチプ
 ライヤーが増加するという特典があります。

 幸い、CWA-1000には7MHzのトラップコイルCL-840が付属していますし、バラン
 CBL-2500が手持ちにありますので、CWA-840というアンテナを簡単に編成する
 ことができます。


 そこで、CWA-840を作成すべく、アンテナワイヤ-2本(22mx2)を調達し
 ました。



 新規にアンテナが1本増えたのと、このワイヤーアンテナの総延長が27m
 と長くなったのでアンテナポールの高さを高くしなければなりませんでした。
 そこでステーロープと滑車も調達しました。



 新しいアンテナを1本立てるためにいろいろと作業をしましたが、結果として
 CWA-840では3.5MHz帯でSWRが1.2と実用上申し分のない値まで落ました。
 7MHz帯ではSWRが少し高いのですが、今後調整は可能です。

 その後、数局と交信しましたが、3.5MHz帯での電波の飛び具合は良いようで、
 交信相手から良いレポートをもらいました。

 作業途中で、ゴーヤの葉にカマキリを発見しました。


 以前に見つけたカマキリの成長した姿かもしれません。
 腹が大きく膨らんでいますのでメスのようです。
 そのうち産み落とした卵を庭のどこかで見つけることになるでしょう。


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