4月21日
Sony Portable Radio Recorder ICZ-R50 の修理
長年(20年近く)使ってきているソニーのポータブルラジオレコーダー
のボリュームが故障してしまいました。
もっとも、この機種より新しい機種をメインに使用しているので、この
1台が故障しても困りはしないのですが、やはり使えるのに越したこ
とはありません。
故障個所はボリュームです。音量を絞る操作をしても、デジタル表示
の数値も実際の音量も、逆に大きくなっていくのです。音を小さくしよ
うと弱音方向のボタンを押しっぱなしにすると、10,11,12・・・・・20・・
・・・25・・・・・・・30と最大にまでなってしまいます。30だと音が大きく
て鼓膜が破れそうに感じます。
おもちゃ病院のドクターとしてはラジオのスイッチくらいは修理でき
なくてはいけないだろうと、修理することにしました。
Sony Portable Radio Recorder ICZ-R501です。
後部のにある蓋を外し、筐体内部のボリームスイッチを触れるようにします。
ボリームは左側の板状のものです。
上部を押すと音量が上がり、下部を押すと音量が小さくなる構造に
なっています。
プラスティックの経年劣化なのか、スイッチを押すとカチカチ音ともに
音量が大きくなったり小さくなったりするはずですが、思った通りには
機能しません。
いろいろ触ってみて、何とか音量を調節できるようになったところで、
音量スイッチをガムテープで筐体(外枠)に仮止めしました。
しばらく使ってみて、音量が調節できればそれで良し、できなくなれば、
廃棄処分もやむをえないとします。