11月10日 DX (遠距離通信)コンテストの日

トシちゃん先生の海釣り

2019年11月11日 17:12

11月10日
 
 朝食後、おもちゃの修理をしようと2Fに上がり、書斎の机の前の椅子に
 座り、いざ作業開始。
 でも無音だとなんだか物足りない。
 片手間にラジオでも聞くことにしソニーのラジオのスイッチをオンしました。

 しかし、天気が非常に良いので、電波の状態が気になりし出まして、すぐ
 にラジオのスイッチをオフし、無線機の電源を入れました。

 これまた天気が良いので、20mバンドはどうかな気になり14MHz帯をウ
 オッチすることにしました。

 すると、無線機が示すスペクトルの振幅がやけに大きいのです。信号強
 度の大きい周波数の数もやけに多いのです
 いつもは信号強度の強い信号もありませんしその数もほとんどゼロです。
 14MHzバンドは静まりかえっているのですが、今日はどうしたことでしょう。
 
 信号強度の強い周波数14.230MHzにダイヤルを合わせてみます。
 すると、"BV・・ contest" と言っています。
 BVというコールサインは台湾の局です。

 これは交信するのに絶好のチャンスではないですか。
 コンテスト参加局は交信得点(交信スコア)を増やそうとどの国の局
 とでであれ交信しようと試みます。
 ですから、相手を選別したりしないはずです。

 そこで相手局のコールの後で、こちらからアクセスしました。
 ”BV・・, this is J・・R・・. Your signal is 59・・・・・・・"といった具合に言
 います。
 コンテストですから、了解度(R)5と信号強度(S)9の他にこちらの局
 のエリア等もリポートします。
 幸い59のポートが返ってきました。
 また、この局のオペレーターは日本人でしたので、日本語での挨拶を
 受け、会話できました。
 50Wの送信出力でも台湾までしっかり電波が飛んだようです。
 私のアンテナはRADIX製のモービル用で2階のベランダ設置です。
 性能はなかなかいいようです。

 次は、14.197MHz。
 コールサインはDU1・・です。
 エリアはフィリピンではないですか。
 電波が届くかどうか心配でしたが、苦労した末、どうにか交信完了で
 きました。

 でも、この後が続きません。
 香港もダメです。
 先ほどは台湾の局にピックアップしてもらえたのに。
 ウーン、残念。

 電波の伝搬状態は時間経過で大きく変化します。
 相手の信号は聞けるのですが、こちらの電波を完全には読み取って
 もらえません。
 私のコールサインに対し"Again and again."とコールサインの要求が
 出ます。
 相手は私のコールサインと内容を聞き取ろうと一生懸命ですが、こち
 らから何回もトライするにも拘わらず信号が弱くて完全には聞きとれ
 ないようです。

 DX(遠距離通信)するのでしたら、山の上に土地を買い方丈庵でも建
 て、高い鉄塔を建て、1kW局を申請しないといけないでしょうが、これ
 また資金を含め制約が大きい。


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