釣果
キス 29尾
19センチ 2、 17センチ 3、 16センチ 1、 14センチ 3、 14センチ 1、 その他 19
朝6時30分に起床。
今日は久々に、拘束のない一日、&、晴れ、である。
先週の土日は雨で釣りに行けなかった。
風は南西の風で弱風。
TVで天気予報を見ると、NHKは午前午後とも雨のマーク。
民間TVを見ると、各社若干違うが、晴れから曇り、雨の確率は30%程度。
「天気予報がまちまちでは困るんだよ。どっちが正しいの?」と言いたくなる。
雨が降ったら降った時で考えよう、少しでも釣りができればそれでいい、という気分で、釣りに行かなくっちゃと、慌てて釣り道具を用意し、車に積んで家を出た。
7時を回ると通勤時間帯に入り急に車が混み出すので慌てるのと、平日はやはり釣りに行くのに少々後ろめたさを感じるので、通勤の人と顔を合わせたくないので慌てるのである。
途中で釣具店に立ち寄りジャリメを購入。
道路があまり混まないうちに海の駐車場に着くことができた。
海岸にでて周囲を見渡してみると、釣り人は2,3人。
風は南西の風。
波はない。凪いでいる。
濁りもないようだ。
第3釣り座で投げやすそうな砂場に道具を置いた。
リールをロッドにセットし、PEラインをガイドに通し、錘と天秤をセットし、とここまでは調子が良かった。
次に針の仕掛けをセットしようしたら、なんと、最初にセットすべき比較的サイズの小さな針の仕掛けを入れたはずのスプール入れが見当たらない。
クーラーの中やバッカンの中を見ても見当たらない。
さては車の中かなと、車に戻ってトランクの中を探したが、見つからない。
しようが無いので、サイズの大きな針類を入れているスプール入れのなかの針を使うことにした。
このスプール入れには7号以上のサイズの針類が入っているので、大きめの針しか使えない。
その中でも、比較的小さなササメのキステック6号を取り出した。
ロッド キスタイプR CX+
リール スーパーエアロテクニウムMg
ライン ゴーセン砂紋 0.8号 200m
針 ササメ キステック6号 5本針
錘 海藻25号錘部分、フロート付きデルナー30号錘部分
天秤 自作天秤
餌 ジャリメ
さあ第1投、と動作を始めた途端に、知り合いのじいさんがやってきて挨拶。
釣れ具合を聞いたら、釣れない、釣れたのは小さいキス3尾ほど、との返事。
釣れていないようなので、出だしから士気が上がらない。
第1投。
5色。
ゆっくりサビク。
アタリが全くない。5色から1色までさわりもしない。
仕掛けを揚げてみると、餌が針に付いたままである。
魚に食い気がないのではなく、魚がいないようだ。
2投、3投と遠近左右を分けて探って見るがアタリがない。
しばらくアタリを待ってサビキを続けたが、ピンギス数尾しか来ない。
そこで場所移動。
移動しながら波打ち際を観察すると、海底の状況がかなり変化していることに気づいた。
砂がたまっている箇所と、ゴロタ石がたまっている箇所がある。
台風で強風が吹き、波で海底の砂が相当移動したことが読み取れる。
第2釣り座中央に移動。
ここでも、まずはキスの居場所を探るのに遠近左右広範囲にキャストし探る。
ようやく、4色でアタリのある場所を発見。
アタリのあることで一安心。
4連、5連でくる。
ただ、型のいいキスは少ない。
ピンギスが、アタリのよくわからないまま針がかりする。
針を飲み込んでしまっているケースが多いのでリリースできず、クーラーに納めることが多い。
ここでも、しばらくしてアタリが遠のいた。
第2釣り座右に移動。
ここにもキスはいたが型が小さい。
彼のじいさんは第1釣り座で釣っているようだ。
私が、先日その場所で型のいいキスを釣ったと情報を与えたからだ。
場所を動かないで釣っていることから察するに、まずまず釣れているようではある。
しばらく釣っていると、西の空が急に暗くなって来た。雨雲の接近だ。
北西の風が急に強まってきた。まもなく風速は15m以上。
そして、砂嵐のような状態になったる。
釣果が悪いので、それでももう少しもう少しと思っていると、今度はポツポツと雨が降り出し、すぐさま雨脚が強まってきた。
雨具がないので、慌てて竿とクーラーなどをもって車の方へ一目散に走り出した。
しかし、風が強いので思うように進めない。
息を切らし、へとへとになりながらも車にたどり着いた。
下着までびしょ濡れにはなるような状態にならなかっただけでも幸いであった。
NHKの天気予報は、この点では当たっていたのかも。
釣れないし、餌も余っていたので、あと2時間ほどは余分に釣りがしたかった、と言うのが今日の本音である。
午後2時頃からは空は晴れてきた。
心残りの一日になってしまった。