2013年11月16日  キス67尾max22.5センチ

トシちゃん先生の海釣り

2013年11月17日 18:43

釣果
 キス 67尾
  22.5センチ 1、 19センチ 2、 18センチ 3、 17センチ 2、
  16センチ  4、 15センチ 3、 14センチ 3、 その他  49

11月9日(先週の土曜日)
 快晴。風がかなりある。
 一応、海岸の波の様子をライブカメラで確認してから、いつもの釣り場に向かった。
 しかし、いざ浜に出てみると波が高すぎる。高い波が浜に打ち寄せているので、一見して、
投げ釣りなんてできる状態ではなかった。
 ジャリメを買ってから海に向かったので、Uターンしてそのまま家に帰る気にならない。
 そこで、投げ釣りができる場所はないかと何カ所か港や浜を回ってみた。

 めぼしい砂浜では波が高くて投げ釣りにならない。

 風裏の港では、メジナや黒鯛狙いの釣り人が多数いた。
 小型だがメジナがぽつぽつと揚がっている。

 アオリイカはどうかと見ると、イカ狙いの釣り人も多い。
 堤防には黒い墨の後がいくつもあるので、確かにアオリイカが釣れているようである。
 しかし、潮の流れがきつくてイカ釣りには状況はよくないようだ。

 あちこち動き回ってみたが、安全にキスタイプRを振り回せるような釣り場は見つからず、
結局投げ釣りは無理だった。

11月10日(先週の日曜日)
 雨で釣りに行けず。
 天気が悪けりゃどうしようもない。
 泣きの涙でジャリメを処分した。

11月16日(土曜日)
 今日は快晴。風は南風。
 ライブカメラで海岸の波の状態を確認すると、参照点である浜の波高は10センチ。
 気温も高くなりそう。
 絶好の釣り日和である。

 最近、冷え込んだ日が続いたので、海水温も低そうだ。
 そこで、少し遅く、朝10時前からでかけることにした。

 朝10時に釣具店に着き、店頭でジャリメを購入。
 店員さんに最近のオリイカの釣果状況を聴いてみた。
 頑張っても一晩で1杯程度らしい。
 それも夜に限るようだとのこと。
 陸釣りでは、今年はやはり貧果のようだ。
 私には夜出掛ける釣友はいないし、夜の単独釣行は危険なので行かない。
 従って、アオリイカは、私にとって今年の釣果は無理の気配が濃厚。
 今年の3月に、少しエギをそろえ、秋にイカ狙いと期待していたのにだめか。
 残念。
 あと1回でもいいからアオリ狙いの釣行をしたい。

 ついつい話がそれてしまった。
 
 ジャリメを持っていざ浜へ。

 浜に着いてみると、波は全くない。
 水面は鏡のように穏やか。
 しかし、150mほどの沖では、1艘の工事船からクレーンで石を海に落としており、かなり大きな音を立てている。2時間ほど作業をして帰って行った。その後は、潜水夫さんが潜って作業を続けていた。

 広い海岸一帯を見渡して、投げ釣りの釣り人は7~8人か。

 第2釣り座中央に入った。
 左70mほどに1人、右60mほどに2人。

  ロッド キスタイプR CX+
  リール スーパーエアロテクニウムMg
  ライン ゴーセン砂紋 200m 0.8号
  針   オーナー キスR6号 5本針
  錘   海藻25号(錘部分のみ)
  天秤  自作天秤
  餌   ジャリメ

 先週とは全く異なり、浜にはかなりの砂が堆積して投げやすくなっている。
 海水に濁りがなく、透き通っている。

 周りの釣り人の動作を観察していると、どの釣り人の動きも鈍い。
 釣れていないようだ。 

 キスがいないのじゃなかろうかと心配になってきた。

 第1投は、左30度ほどに5.5色。
 右に歩きながら糸フケをとる。
 まずは、できるだけ斜めに幅広くサビいて海底の様子を探ることにした。
 海底は砂地で、ゴミはないようだ。

 3.5色でアタリ。
 アタリは小さいがしっかりとしたアタリ。
 食いが立っているようだ。
 少しサビクとまたもアタリ。
 揚げてみるとピンギスの4連。

 しっかりと針を飲み込んでいる。やはり食いがいいようだ。
 針のキスRが今日のキスに合っているのかもしれない。

 第2投も同じ3.5色のポイントでアタリ。
 キスがいるポイントに当たったようだ。
 型は小さいとはいえ、先々週辺りの型と比べると全体的に型は大きくなってきている。

 毎回2連以上で釣れてくる。

 周りが釣れていないのに私だけが連釣りしているようだ。

 これまでの釣果が余りにも貧果だったので、型が小さいなんて贅沢なことを言っておれる状況ではない。
 とにかく短時間で数釣る練習をしなければ。

 ただし、もちろん、簡単に針を外せるピンギスは海に帰す。

 1人の釣り人さんが私の所にやって来て釣果を聴いた。
 「まあまあ釣れています」と返事した。
 彼は、第1釣り座で釣っていたが釣れなかったとのこと。
 「あそこは、釣れないはずは無いでしょう」と言いたかったがやめた。
 彼の場合はどうもかなりの近投のようであった。
 あそこは2色程度の近投ではキスが釣れるはずがない。

 ここで30尾以上を釣った。

 全般的に型が小さいので、移動しながらポイントを変え、型の良いキスを探す。

 第2釣り座と第1釣り座の中間で知り合いの釣り師さんが釣っていた。
 挨拶して釣れ具合を聴く。
 型のいいのは24.5センチ1尾、後は型の小さいのが10尾ほどらしい。

 私も近くで釣ってみるが、型の小さいのしか来ない。
 10尾ほど釣ったところで移動。

 第1釣り座に入った。
 最近はここで大型を狙うことにしている。
 このポイントは海底の状況が複雑で深くなったところにキスが居着いている。
 そこには20センチを超える大型のキスもりいる。
 ただし投げすぎると途端に根掛かりしやすい難しいポイントなので、距離を加減して根掛かりを避けつつ、なおかつ攻めないといい型には巡り会えないのだ。
 斜めに5色ほど投げてサビク。
 いつもは4色から3.5色でアタリがくる。
 さて、今日はどうか。
 やはり、4色付近ではっきりとしたアタリ。
 型がいいようだ。

 ピンギス混じりであるが、いい型のキスが揚がってくる。

 アタリが少し途絶えた後は、神経を集中させてサビいてできるだけ大きな型を狙う。
 狙い通り、3色ちょっとで大きなアタリ。少しサビクとまたガンガンときた。
 2連のようだ。
 揚げてみると大型が2尾。
 明らかに20センチ以上が1尾と19センチクラスが1尾。
 このくらいになると2尾でもすごい引きをする。
 大きいのを測ってみると22.5センチあった。
 型のいいのを5、6尾釣ってようやく、今日は釣ったなあという気がした。

 ここでは20尾ほど揚げた。

 カウンターは持って来ていなかったが60尾は超えていそうな感じ。
 久しぶりの好釣果なのでこれくらいでいいかな。

 車の方に戻りつつ数投。
 キスは来なかった。
 釣る気が失せていたせいかもしれない。
 餌が少し余っていたが、納竿。

 天気も最高、釣果も好結果。
 久しぶりに、気分良く帰宅することができた。



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