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プロフィール
トシちゃん先生の海釣り
トシちゃん先生の海釣り
先生,etc.です。
海釣りは趣味、本職は教育研究です。趣味は本職に影響のないことが鉄則。
たまたま中学時代のラジオ工作が機縁でおもちゃ病院のドクターをすることに。子供たちのためのボランティア活動です。
おもちゃ病院では「アマチュア無線の2級くらい持ってないの?」と修理技術に関する品定めを受けました。
私はアマチュア無線を始め無線工学、電磁気学とは数学を除いて無縁でした。
そこでやむなくアマチュア無線の国家試験をパスして技術レベルを示すことに。2017年10月23日第3級、同12月3日第2級、翌年4月7日第1級の試験を受けそれぞれ1回でパスしました。
無線工学関連のことは数学で理解するのが正確しかも早道です。ラジコン等でのデジタル信号の変調(パルス幅変調、パルス位置変調、パルス符号変調)は複素数で表現され、OFDM(直交周波数分割多重)では離散フーリエ変換の方法が利用されます。頼れるのは最終的には数学しかありません。

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Posted by naturum at

2014年08月30日

8月30日 キス52尾 Max22センチ

昨日夕方の天気予報では、今日は曇り時々雨。
そういうことで、今日の釣行予定なし。

ところが、先週と同じで、朝起きたら太陽が出ている。
西の空が暗いので雨の可能性も高い。
最近の天気予報はあてにならないが、一応TVをつけて天気予報をみると午前中は曇り。

午前中だけでも釣りができたら幸いである。
そこで、これまた先週と全く同じように、慌ててタックルを用意し、財布やサングラスやデジカメ類をかき集め、家を出た。

今日は久しぶりの釣具店に餌を買いに行った。
チロリは置いてないという。ジャリメを調達。
店長さんによれば、ボートでならカマスが釣れている、エギングはまだ時期的に少し早い、ようだ。

一路、まいどの浜に直行。

駐車場に着いたら車の数が思っていたよりは少ない、というか極端に少ない。
不審に思って耳をすますと波の音。波が高いようだ。
釣りになるだろうかと不安になる。

浜に出ると釣り人が3人しかいない。
波はそれほど高くはないがうねりがある。
水はかなり濁っている。

そこへ自称ボランティア浜掃除人の釣師さんが登場。
挨拶して、「今日は釣れないようですね」といったら、そっけなく「そうだね」。
彼の知り合いの人がそこで釣っていたようで立ち話をしている。
知り合いさんは釣れていないようで帰り支度をしていたようだ。

うねりがある、かなり濁りが入っている、先着者は釣れていない、といった状況を目前にすると釣る前に意気消沈し
てしまいそうになる。

しかし、餌を買って、せっかく海までやってきたのだから、釣りをしないで帰る訳にもいかないだろう。

第5釣り座の方はうねりのせいで波が砂浜の奥の方まで押し寄せている。
キャストとキスを寄せてくるのが難しそうだ。
そこで、第3釣り座方向に歩いて行った。

第3釣り座右には先着者が1人いた。
まずはその釣師さんの左30mほどに入った。
釣りの準備をしつつその釣り人さんを観察していると、なんとキスが上がっているではないか。
やはり、キス釣りは場所と腕なのだ。

キスが釣れないというのは場所と投げるポイントと腕が悪いのだろう。

先週の浜はごみが多かったが、今週はさらにゴミがひどくなっている。
海水に漂っていたゴミがほとんど砂浜に打ち上げられたようで、砂浜はゴミだらけである。
砂浜がゴミだらけなのは致し方ないが、仕掛だけはゴミのない場所に置く必要がある。

ということで、写真のような位置に荷物とロッドを置いた。

北の空は真っ黒。やがて雨が降り出しそうだ。

  ロッド  ガマカツ 競技スペシャルⅡ35号 
  リール シマノ キススペシャルコンペエディッション 
  ライン ゴーセン 砂紋 0.8号200m
  錘 ジェット天秤30号改造フロート付錘 自作天秤
  針 ササメ アスリート5号 5本針
    OWNER 競技キスSP5号5本針

第1投げは5色。
4色でアタリ。
型は小さいが1尾上がって来た。
キスがいることで満足。

上空が俄に黒くなり、風が強まり、雨が降り出した。
菅笠は持ってきたがカッパは持ってきていない。
雨脚が急に強くなったので、一目散に車に避難。

幸い20分ほどで雨が上がった。
東の空が明るい。風は北東方向から吹いてきているので次第に晴れてきそうだ。

第2投目は大きなアタリ。
型のいいキスが掛かったようだ。
調子よく岸近くまで引いてきたが、ラインに絡まったゴミがトップガイドにたまって力糸が巻けない。
仕方がないので、ラインにテンションを掛けながら15mほど後ずさりし、なんとか仕掛けを砂浜に引き上げた。
幸いキスには逃げられなかった。

トップガイドに溜まったゴミと、掛かってきた20センチのキス。



天気は回復しつつある。キスはそこそこいる。海底のゴミには泣かされるが、なんとか辛抱して釣りを続ける。
海水の濁りも少なくなってきた。
これなら、キスは餌をすぐ見つけられるはずだ。
我慢のかいあって、4連できた。


空が晴れてくると鳶達がやってきた。
上空を旋回しつつ、波打ち際に逃げ上がる小魚を狙ったり、釣り人に小魚をねだったりしている。



ここは4色の青色でキスがアタリをくれる。
3連、4連、3連などと連が続く。
波が少々ある方が型はいいようだ。
今日は波気があるのでいつより少し型がいい。

場所を移動し第2釣り座左に入った。
ここでの第1投で今日最大の22センチがきた。


わずかに左方向を狙うと、4色でアタリがくる。
この場所はこのところ釣果が悪かったが、今日はキスが戻ったのかキスの密度が割と濃いようだ。

海の近くに住む知り合いの釣師さんがやってきたので立ち話。
「釣具店での情報では、ボートでカマスが釣れるらしいですね」と話を向けたら、「そう。群れが寄っていたら、そこのポイントで短時間にクーラー一杯になるよ。餌を付けないサビキだけの簡単な釣りだけどね」とうらやましい話。
この釣り師さんとの会話はどういう訳か自然と長くなる。
気がついて、時間は大丈夫かきいたら「予定はあるがまだ少し後から」という返事。
私との会話で時間つぶししているようだ。
今日は土曜日。それもいいでしょう。私もある意味では時間つぶししているのだから。

その釣り師さんが自転車に乗って帰って後、まだまだ釣れそうな感じだったが、あいにく餌が切れたので今日は終了。

朝の内は、かなりのうねり、海水にかなりの濁り、海底に多くのゴミ、雨に降られた、といったことでかなり条件の悪い中での釣りを強いられた。
しかし、雨の後、天気の回復とともに、うねりが小さく、海水の濁りは薄くなり、釣りに格好の条件となった。
また、キスはいつもと同じ程度に釣れたし、いつもより型は大きかった。
今日はこれで吉としよう。

今日の釣果は52尾。Max22センチ。


  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 22:00Comments(0)2014年

2014年08月23日

8月23日 キス49尾 Max20センチ ゴミがすごかった。

昨日夕方の天気予報では、今日は曇り時々雨。
そういうことで今日は釣りに行くことは念頭になかった。

今朝は起きたのが6時半。
外をみてびっくり。空は青く太陽がでている。
つまり晴れなのだ。
パソコンで気象台の天気予報をみたら午前中は晴れ、夕方は所によって雨。波は50センチ。
24日は曇り。雨の確率も高い。

釣りに行くなら、少し遅い時間になってしまったが、今日の方がいいだろう。
ただ2つの懸念材料がある。
餌があるかということと、海が濁っていないかという点だ。

慌ててタックルなどの用意をしていたら、一方でサンドイッチやお茶や冷凍ブドウなどが用意された。感謝。

餌があるか心配だったが、最初に向かった釣具店の自販機には、幸いにも、ジャリメがまだ残っていた。

次は、海の状態がどうかだ。
いつもの浜に向かい、いつもの駐車場に着いた。
タックルを持って浜にでたら、びっくりである。
浜がまるでゴミ捨て場になっているではないか。
砂浜にゴミはあるし、波打ち際には大小、長短の丸太がゴロゴロしている。
水面にも大小の丸太や枯れ木が浮かんでいる。

水面に漂うゴミの多さから、一見して釣りができそうもない場所の方が多い。
海水は右から左に流れている。
いつも最初に釣り座にしている第3釣り座は浮遊ゴミで釣りができそうにない。
海水の濁りは心配したほどではなかった。

遠く第5釣り座の方を見ると2人の釣り人がいる。
その方はまだゴミの量が少なそうだ。
その方向に行くことにした。

第5釣り座で釣りの準備。
比較的ゴミの少なそうな場所を選んだつもりだが、それでも波打ち際のゴミや浮遊ゴミの量がすごい。




  ロッド  ガマカツ 競技スペシャルⅡ35号 
  リール シマノ スーパーエアロテクニウムMg 
  ライン シマノ SPINPOWER 1.2号200m
  錘 ジェット天秤30号改造フロート付錘 自作天秤
  針 OWNER 競技キスSP5号5本針



 PEラインは1.2号なので少々の浮遊ゴミは問題ないが、丸太などに絡まったら高切れを覚悟しないといけない。

 浮遊ゴミのなさそうなポイントをめがけてキャスト。
 こうした状況ではキャストの技術が問われる。

 かなり力んで投げたが5色しかでない。
 PEラインが目詰まりを起こした感じで仕掛けが飛ばないのである。
 0.8号のラインに切り替えようかなと思ったが、このゴミの多さの中では0.8号のラインはか弱すぎる。
 仕掛けの飛距離より安全性優先だ。
 4.5色でアタリ。ダブルできた。
 キスは、型は小さいがそれなりにいるようである。

 どうにか頑張って3連できたので写真を撮った。


 ゴミのないポイントに仕掛けを投げ入れ、浮遊ゴミを避けながら、あれやこれや工夫した釣りが続く。

 数投したあと、アタリがないなあと思いつつサビいていると、ゴミを拾ってしまった。
 ハリスが切れないように慎重に引き続ける。
 波打ち際までゴミをもってきた。
 どんなゴミが掛かっていたのかなとみていると水面から出てきたのはなんとギザミではないか。
 腹に沢山の卵を抱えた雌カニだったので、写真に撮ってから海に帰した。



 今日の釣果はキス49尾。最大20センチ。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 21:23Comments(0)2014年

2014年08月13日

8月13日 キス50尾、ミニスズキ1尾、アジ、フグ、ヒイラギの五目釣り

台風11号は、幸い、私が住んでいる地域には大きな影響を及ばさなかった。

昨日の天気予報では、今日は曇り時々晴れ、波は50センチ。
波も納まったようだし、雨の心配もないので、お盆の初日だが、釣りに出かけることにした。

そこで、昨日夜、夕食を食べてから、大型釣具店にジャリメとチロリを買いに行った。
勇んで生き餌のいる水槽に行ったはいいが、目当ての水槽はほぼ空っぽ。
ジャリメの水槽はどれも空。チロリの水槽もほとんどは空。1つの水槽にチロリはいるが札が貼ってありすべて予約済み。
アオイソメはまだ沢山残っているが、キスの数釣りには向かない。

ということは、キスの餌が手に入らないのだ。
一瞬青ざめた。

事情を聞くと、台風の影響で餌が入ってこないのだという。
チロリかジャリメを是非とも欲しいのだと言ったら、自販機にジャリメがいくつか残っていると思うとの嬉しい返事。
慌てて自販機に急行した。
餌が残り少ないので、先に買った者勝ちのなのだ。

自販機では、、ジャリメには緑色のランプが点いていた。
少なくとも1パックは残っているようだ。
コインを入れてボタンを押したら、1パックが下に落ちてきた。
赤ランプが点灯かとひやひやしたがまだ緑のランプのまま。
幸い、もう1パックを追加して確保できた。
2パックあれば安心して釣りができる。

餌の鮮度が気がかりだったが、パックの外から見た限りでは元気がよいので心配なし。
家に帰ったあと、厳重に梱包し、冷蔵庫の野菜室で保存。

釣行の用意をして早めに就寝。
とはいうもののすぐは寝付かれず、イヤホンでラジオを聞いた。

今朝は3時40分起床。

今日は遠出だ。
自宅から国道を突っ走ること約1時間。

釣り場に着いたら、朝日が昇っていた。
早速写真を1枚撮った。

遠くのテトラポッドには釣り人1人。
何を釣っているのか気になる。

後ろを振り返れば、西の空には月が。


  ロッド  ガマカツ 競技スペシャルⅡ35号 
  リール  ダイワ Z45Ⅱ 
  ライン DUEL 1号200m
  錘   ジェット天秤20号改造フロート付錘 自作天秤
  針   OWNER 競技キスSP5号5本針

ここは、ゴロタ石の海底なので根掛かりし易い。
それを見越してダイワのZ45Ⅱを持ち込んでいた。
2個のスプールにはそれぞれ1号と、1.5号らしきラインとを、それぞれ巻いている。
DUELの1号を使うことにした。
錘はごく軽い20号のものにした。

ジャリメを発泡スチロールの保管箱からを餌箱に移し替えると、ピョンピョン跳ねる。
非常に元気がいい。
これだと餌として申し分なし。

このポイントでの釣果を期待したが、キスのアタリが少ない。
5尾を釣ったところで、戦意喪失。

さらに遠方へ行こうかと思ったが、労多くして益少なしの結果を嫌い、いつもの釣り場に戻ることにした。
帰りは、海岸沿いの地方道を、海を観察しながら1時以上かけて走った。
朝早い時間帯であったので道は比較的空いていた。

まずは第3釣り座右に入った。

浜辺には、台風の影響か、打ち上げられた海藻があちこちに散らばっている。
海水に濁りはないが、海底にゴミが散乱していないか心配である。
根掛かり対策として、ラインは1.2号を使うことにした。
このラインと35号ロッドなら、少々のゴミは力ずくで処理できる。

  ロッド  ガマカツ 競技スペシャルⅡ35号 
  リール シマノ スーパーエアロテクニウムMg 
  ライン シマノ SPINPOWER 1.2号200m
  錘 ジェット天秤23号改造フロート付錘 自作天秤
 針 OWNER 競技キスSP5号5本針
OWNER キスR5号5本針

第1投は5色。
幸い根掛かりはない。

4色で明確なアタリ。
上がって来たのは、中型のベラ1尾に、中型のフグ2尾。
アタリがあるのは嬉しいが、ベラにフグとはさい先が良くない。

左100mには2本竿の釣師さん。
今日も、2本のロッドで奮闘なさっています。

気を取り直して、第2投。
5色。
今度は、キス1尾にヒイラギ2尾。
今日はやけに外道が多い。


次は、キス3尾に、アジ1尾。


次は、キス2尾に、フグ1尾、ヒイラギ2尾。


特に、ミニアジがうようよいるようでアタリがないのに針について上がってくる。
外道が多いが、これはしようがない。
我慢の釣りが続く。

今日は、ミニ・アジを頭上に振りかざして鳶を呼んでみた。
やってきて頭上を徘徊したが、放り出したアジは持って行かなかった。
次に、ヒイラギで鳶を呼んでみた。
今度は放り出したヒイラギに向かって急降下し、ツメでつかんで持っていった。
アジの方がおいしいと思うのだが、鳶にとっては違うのか。

何投かした後、ミニ・スズキが上がってきたので写真に写した。
私は、ルアー釣りでは、まだスズキを釣ったことがない。
50センチ以上あって、ルアーに掛かり、たも網で取り込めたらさぞ嬉しいことだろう。


台風の影響で浜には海藻が散らばっているが、釣り人の仕掛けもあちこちに散らかっている。

錘はロストしたものが台風の波で打ち上げられたのだろう。
針や仕掛けは、釣り人が捨てたもののようだ。
マナーが悪い釣り人が多いのは悲しむべきことです。
鳥たちが、えさと思って針も同時に誤飲したり、ハリスを足に絡ませてしまう危険だってあります。
夏場は、子供達が裸足で砂浜を駆けるので、針が足に刺さる事だってあり得るのです。

今日の釣果はキス50尾にミニ・スズキ1。
ヒイラギとミニ・アジはどちらも20尾をはるかに超えた。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:07Comments(0)2014年

2014年08月13日

8月10日  台風に備えて野菜収穫。蝉の抜け殻が見つかった。

 日曜日なのに雨・風で釣りに行けず。
台風の襲来に備えて庭の見回り、プランターや植木鉢の避難などの作業を行った。
 ついでに野菜の収穫もした。

我が家のミニトマトは美味しくない。
近所の家からいただくミニトマトは非常においしい。
やはり、自宅に植えるならおいしいトマトがいい。

 蝉の抜け殻がいくつも見つかった。

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 16:18Comments(0)花木・野菜

2014年08月03日

8月2日 キス44尾&アイナメ1尾

酷暑の夏。
毎日が酷暑。

今朝は4時半過ぎに起床。
空には雲が多いが、じきに晴れて暑くなりそうである。予報は最高気温35℃。
十分の水の量をペットボトルに詰めた。
水は、飲料としてだけでなく、帽子やシャツを濡らして体温を下げるのにもいい。
それに首にはマジクール。
キスのクーラーには保冷剤をたっぷり。
こうしたことで、キス釣りは、重い荷物を持って熱い砂浜を歩くハードな労働でもある。

それにしても、なぜ猛暑のなか、釣りにいくのか。
それは、青い空、青い海、冷たい海水、波音、魚、鳥、船、...、それに時間が、極上の4次元空間を作り出すから。

いつもの餌屋さんに立ち寄ってチロリとジャリメを購入。

いつもの浜に向かう道路では通行する車の数が少ない。
5時台はまだ街は眠っているようだ。

駐車場に着いたら車の数は少ない。
キスが釣れていないのだろう。

浜に出て左右を見渡す。
釣り人のシルエットがあちらこちらにポツリポツリ。

第3釣り座右に入った。
左30m1人。右100mに1人。
右の釣り人のさらに右には毎週のようにみかける2本竿の釣師さん。いつものようにイヤホンを耳にあてている。

左にいる釣り人さんはというと、仕掛けを海に投入し糸ふけをとると竿を竿受けに置き、クーラーに腰掛け、何やら飲み出した。
よく見るとアルミ缶のビールではないか。
レジャー気分なのだろう。
しかし、朝っぱらから、暑い中でビールを飲むと意識が朦朧とするし、なにせ熱射病が心配だ。

左右を見渡して他人の心配をしているより、私は釣りをしなくては、と意識を戻した。
こうも暑いと、注意が散漫になってしまう。
夜の眠りが浅いせいでまだ頭が覚醒していないのかもしれない。

  ロッド  シマノ キスタイプR 405CX+ 
  リール  シマノ スーパーエアロテクニウムMg
  ライン 砂紋0.8号200m
  錘   デルナー25号改造フロート付錘 自作天秤
       デルナー27号改造フロート付錘 自作天秤
       ジェット天秤30号改造フロート付錘 自作天秤
 針   OWNER キスR5号5本針
  ササメ  アスリートキス5号5本針

今日も、まずは沖の根掛かり領域まで仕掛けを飛ばし型のいいキスを狙う。
5色に投入。
糸ふけを取りつつ底を探ったらやはり根掛かりする。
根掛かり領域の底と砂地の底との境界を見極めるのが難しい。
左右に2~3m違うだけで根掛かり度合いが全く違うからである。
4.5色でアタリ。
小さいが連で上がってきた。

第2投目も同じ距離でアタリ。
引いてくると途端にぐんぐんと重くなる。
ヒラメでもない。
ゴミでもない。
ハリスを切らないように慎重に引いてくる。
どうにか仕掛けを回収できた。
よく見ると、竿先には私の錘と仕掛けがあり、針にはキスが1尾ついている。
しかし、さらにまだ先があり、ラインが延々と沖の方まで伸びている。

ロストとなったラインが海に漂っていたようである。
釣りの邪魔になるのでそれを回収することにした。
回収するのに時間を取られたが、2号らしきPEラインがほぼ2色分、その先にナイロンの力糸が付いていた。
さらにその先にジェット天秤30号と仕掛け。
仕掛けには小さなチャリコが1尾、まだ生きていて元気だった。
チャリコは針から外して海に帰した。

3投目に、同じ距離で明確なアタリ。
これは型のいいキスかなと思って引いてくると、次は大きなアタリ。
これはいよいよと期待を膨らませたが、ガンガンとした鋭い抵抗はベラかもしれない。
ばらさないように岸まで引いてきたら、まずはベラが姿を見せ、続いて黒っぽい魚。
黒っぽいのはソイかなと一瞬ときめいたが、体長が長い。よく見るとアイナメであった。
仲良く写ってもらった。


ベラは海に返そうかなと思ったが、ついつい、いたずらっ気が出てしまう。
鳶を呼ぶのだ。
頭上高くベラを差し上げ、ぐるぐると回す。
すると、すぐに2羽の鳶がやってきた。
近くにベラを放ると1羽が途端に急降下。
拾って持って行くのかなと思ったら、拾わないで帰って行ってしまった。
もう一羽も同様。
足の爪で魚を拾う瞬間に魚を選んでいるのである。
ベラは元気なので海に帰した。

続いては、キスとヒイラギが上がって来た。
今度は、ヒイラギを頭上高く差し上げて鳶に見せ、近くに放り、その場から離れる。
すると鳶は急降下し、ヒイラギを拾って持っていった。

鳥も、人間と同じようだ。
アジ、キス、ハゼは人は好んで食べる。鳶にとっても好物。
ヒイラギは、食べる人と食べない人がいる。鳶は食べる。
ベラは、食べる人と食べない人がいる。鳶は食べない。おなかの空き方によるのかも知れない。

そうこうする内に、左の釣り人さんに大きなアタリのようだ。
柔らかい竿が大きくしなっている。
上がってきたのはずんぐりした黒っぽい魚。
私にはアイナメがきたこともあり「カサゴですか」声をかたら「キジハタです」とうらやましい返答。
アイナメにキジハタが釣れたということは、海底の様子ががこれまでとかなり変わったということか。

今日はキスの密度が濃い方でないし、大型はいない。
ということで、意識の張り詰め度合いというかテンションが低いので、意識しなくても周りや遠くを見てしまう。

沖には釣りの2人乗りボートやレジャーボートがいる。
さらにはテトラポッドの工事のクレーン船も通って行く。




ここで粘ってどうにか30ほどを釣った。

今度は第3釣り座左に投入。
錘をデルナー27号改造に変更。
デルナーの改造型は、キャスト時の空中姿勢が良いし、サビキの軽さも軽くアタリの感度が高い。
数尾の釣果。

さらに第4釣り座に移動。
ここで錘をジェット天秤30号改造型に交換。
沖を目指して投げ過ぎ、2投目で根掛かり。力糸から先をロスト。
スプールを交換。ラインを1.2号PEにした。
ラインが1.2号だと少々の根掛かりは力ずくで脱出できる。

沖に停泊中の船は巡視艇か。船腹にJapan Coast Guardの文字。


家からは携帯にメールあり。暑いので帰還の勧奨。
全体的にキスの密度が低いので、餌は余っているものの釣果が望めず、携帯の勧奨に従って撤収。
ここでの釣果は10尾ほど。

帰り支度をしていたら顔見知りさんと出会った。
彼の自転車には釣り道具。
「今日は釣れなかったでしょう」と顔見知りさんからの開口一番。
これからサヨリ釣りに出かけるのだという。
型はまだ小さいらしい。

そうだ。
これからサヨリの季節だ。
9月に入ればアオリイカのシーズンだ。

今日の釣果44尾にアイナメ1尾。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 10:56Comments(0)2014年