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プロフィール
トシちゃん先生の海釣り
トシちゃん先生の海釣り
先生,etc.です。
海釣りは趣味、本職は教育研究です。趣味は本職に影響のないことが鉄則。
たまたま中学時代のラジオ工作が機縁でおもちゃ病院のドクターをすることに。子供たちのためのボランティア活動です。
おもちゃ病院では「アマチュア無線の2級くらい持ってないの?」と修理技術に関する品定めを受けました。
私はアマチュア無線を始め無線工学、電磁気学とは数学を除いて無縁でした。
そこでやむなくアマチュア無線の国家試験をパスして技術レベルを示すことに。2017年10月23日第3級、同12月3日第2級、翌年4月7日第1級の試験を受けそれぞれ1回でパスしました。
無線工学関連のことは数学で理解するのが正確しかも早道です。ラジコン等でのデジタル信号の変調(パルス幅変調、パルス位置変調、パルス符号変調)は複素数で表現され、OFDM(直交周波数分割多重)では離散フーリエ変換の方法が利用されます。頼れるのは最終的には数学しかありません。

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記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2016年11月27日

11月26日  キス15尾

 久しぶりの晴れの好天。
 国土交通省の波高情報では波は低そう。
 それじゃ釣りに行かなくては。

 今日はおもちゃの病院に修理に行く日。
 修理作業をサボッテ釣りに行くのは心苦しいが、13日以来2週間も釣をしていない。
 勤労感謝の日も悪条件で釣りに行けなかった。
 この際、許してもらおう。

 早めに事務所に行き、家で修理したおもちゃを会長さんに手渡し、連絡事項を伝え、出欠
表に記入してすぐに海に向かおうとした。
 「欠席」に〇を記入しようとしたら、「出席に〇をつけて」といわれた。
 私は正真正銘の先生なので「欠席」と正しく記入すべきだが、、少し得した生徒の心持ち
になって「出席」に〇を付けた。

 すでに9時15分過ぎ。
 釣具店に急ぐ。

 釣具店に入ると、ジャリメの表示は「売り切れ」。
 「ええっ、売り切れですか!」と慌てた。
 「自販機にもないですか?」と聞いてみる。
 「自販機にはもしかしてあるかもしれません」と言われて自販機へ大急ぎ。
 自販機は早い者勝ちだ。
 幸いまだ残っていた。
 助かった。
 安堵。
 こういいうのは心臓と血圧に悪い。

 いつもの浜に急ぐ。

 浜に出てみると、うねりは少しあるが海水は澄んでいる。

 左手に釣り人数人。
 右手に10人ほど。

 第2釣り座左に入ることにした。
 この場所は、先回とうってかわって、砂地が広くなってキャストし易くなっており、左右広範囲
にキスを狙うのに打ってつけの場所になっていた。
 
  タックル
   ロッド シマノ キスタイプR 405-CX+ 
  リール シマノ スーパーエアロ テクニウムMg
        スプール テクニウムMg純正スプール
        ライン シマノ PE 0.6号
   錘  Lキャッチ25号天秤の錘部分のみ
   天秤 自作天秤
   針 ササメ  キステック5号 7本針
            アスリート5号 6本針
     がまかつ F1キス 5号 6本針

 左はこんな感じ。
 晴れて暖かい天気なので釣り人の表情が明るい。
 サーフボードに乗っている若者数人。
 沖には釣りボートも数多く出ている。


 第1投。
 右30度5色。
 海底がゴツゴツしている。
 砂が減って石が出ているようだ。
 錘が石に引っかかる。

 それでも4色でアタリ。
 まあまあのキスが上がってきた。


 第2投も同方向。
 途中でずんと重くなった。
 何かが掛かったようだ。
 藻屑とは違う。
 期待して引いてきた。
 重いので天秤が下がっている。


 その下に付いていたのはなんと卵を入れるプラケース。
 大物ではと期待していたのだが。


 こんどは正面4.5色。
 キスはどうも3色にいるらしいという気配なのだ。
 やはり3色で当たった。


 次は連。


 右手に3人組。
 3人組は浜を移動しながらキスのポイントを共同で探し当てる作戦のようだ。
 それでも釣果はいまいちらしい。


 1尾。
 うねりの中から引っ張ってきた。


 小さなキスが掛かると、トビが上空を舞い、もらいたいと意思表示。
 キスを海にリリーすると諦めて去っていく。


 空にはジェット機。


 ミニキスとミニフグ。
 キスタイプRは感度が少々鈍い。
 うねりのなかではミニキスのアタリがとりにくい。


 タンカーが出港して行く。


 自販機で買った1パックの生き餌が無くなったところで撤収。
 今日は、塩漬けのエサへのバイトが悪かった。
 塩漬けエサは予備には持っているのだが、それを使って釣り続ける気になれなかった。

 今日の釣果は15尾。
 型のいいのが10尾。
 針掛かりが重くリリースできなかったのが5尾。
 釣果は良くなかったが久しぶりに釣りができてフラストレーションが大幅減少。
 しかし、試験の採点があるのでまたまたフラストレーションがたまりそうだ。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 10:30Comments(0)2016年

2016年11月23日

11月23日 ACアダプターの活用

 11月23日
 またまた雨、海は波高。
 釣りに行けず。
 自然相手なので、悶々として休日を過ごすしかない。

 写真は最近まで使っていた無線LAN親機、バッファロー WZR-HP-G302Hの内部。
 調子が悪く、格下のWHR-G301Nにその席を譲った。
 また本体内部を覗いて何か使える部品はないか探したが見当たらず。
 ACアダプターは分解した。


 さて、ACアダプターは使う用途に応じて電圧、電流、プラグの大きさが異なる。
 
 左から順に

 ①ゲームボーイポケット専用ACアダプター、DC3V、300mA
  テスターで無負荷の状態で電圧を計るとDC3.76V

 ②CDプレーヤーACアダプターか?詳細は不明、DC4.5V、450mA
  テスターで無負荷の状態で電圧を計るとDC7.55V
  電圧が高すぎる。  電圧の測り間違いでは無い
  本体に電圧降下の回路があるのかもしれない

 ③奥にある筐体を取り除いたアダプター
  これがバッファローの無線LAN親機のアダプター、DC12V、1.5A

 ④ソニーの携帯ラジオのACアダプター、DC5V、1A
  テスターで無負荷の状態で電圧を計ると5.1V
  出力電圧は正確である

 ⑤オムロンの血圧計のACアダプター、DC6V、1A
  テスターで無負荷の状態で電圧を計るとDC6.18V
  これも出力電圧は正確である

 ④⑤のプラグは外径4mm,、内径1.7mmで同一である。
 ①、②、③のプラグは、出力電圧が異なるので、外径、内径がそれぞれ
異なる。


 ①、②、③のACアダプターは本体機器では使わないので、長時間運用の用途では
なく、おもちゃ等の作動テスト用電源として活用を考えることにした。

 ③、④、⑤は安定化電源である。
 それぞれの本体機器はもちろん、適正な電圧、電流の範囲内で他の用途にも長時間運
用の用途としても使える。

 まずは、①、②のプラグを外径4mm,、内径1.7mmで統一。
 対応するジャックにリード線を接続してワニ口クリップを取り付けた。

 これで、①、②、④、⑤のプラグの規格が同一になった。
 ジャックが共通なので、鰐口クリップを通して、4.5V、5V、6V、12Vの電源として使える。


 ③では、シャントレギュレータとしてAS431を使っている。
 AS431のVref は2.5V。
 出力電圧は、 Vout=(1+Ra/Rb) x Vref 、で与えられる。 
 Ra≒4.7K、Rb≒1.2K、なので出力電圧は約12V。
 Raを可変抵抗にすれば出力電圧を可変にできる。
 運用には注意が必要だが、短時間の作動テストくらいなら間に合う。

 ただし、商用電源(100V)を使う機器の工作には、感電やショートなどの事故、過熱や火
災などの危険がつきものです。
 こうした危険を伴う工作は、専門家に任せるか、自己責任において行うか、二者択一です。
 自己責任で行う場合でも、電気や電子回路についてのかなりの知識が不可欠です。
  
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 10:49Comments(0)2016年電子機器で遊ぶ

2016年11月22日

11月22日 ガイドの取り付けとコーティング

 Fuji のガイド T-KWSG 12 (1個) を注文していたのであるがようやく送られてきた。
 手前が破損したもの。
 奥が今回購入したガイド。


 発注から1か月かかった。
 しかし、商品価格、送料、代引手数料合わせて、通常のNET店舗での購入だと2,300円ほ
どかかるが、1,200円ほどで入手できた。
 急ぐことのない安価な小さな部品などは、こうした供給者から購入すると大変お得です。

 早速、ガマカツのがま投競技SPECIALⅡ35-405に取り付けることにした。

 今回のガイドはトップガイドから数えて4番目のガイド。
 3番目のガイドからは20cm。
 ノギスを使って正確に間隔を測る。
 ガイドに通しているロッドはキススぺロッドの1番竿。


 他の5個のガイドは取り付けたままなので、使い古したガイド無しの1番竿を通すことで、ガイ
ドを取り付ける1番竿の6個のガイドが全て同心円状に並ぶような設定に、狂い無く、速く、か
つ容易にできる。
 簡便な方法だが、ガイドの取り付け位置とガイドの向きに狂いが生じない実にうまい方法な
のだ。

 今回使うホログラムとスレッドは前回のガイド固定に使ったもの。


 キススペロッドを利用してガイドを所定位置に置き、輪ゴムとマスキングテープで仮り固定する。
 一方にホログラムを巻く。
 もう片方にもホログラムを巻く。


 次は、スレッドを巻く。
 マスキングテープと輪ゴムと太いスレッドを用いてガイドを固定しながらガイドを巻いていく。

 このときも、適宜キススペロッドを通してみて、ガイドの取り付け位置と位置と向きに狂いがな
いか確認。

 コーティング作業に入ったら修正が効かないので慎重に作業を行う。

 巻き終わった状態。
 まあまあのできあがり。


 次は、コーティング。

 マスキングテープで液のはみ出しを防ぐ。

 コーティングは机上で。
 1回目なので専用薄め液を使う。

 写真の左側にフィニッシングモーターとロッドを支持し回転させる台がある。
 右はキャノンのA4 レーザープリンタ。


 薄め液を使ったので硬化にかなり時間がかかった。
   室内温度が18度前後なのも影響した。
   暖房したり人が動き回ったりするとすると埃が舞うので暖房は入れず。
 半日以上掛かって1回目のコーティング終了。

 1年以上の間隔が開いた久しぶりのコーティングなので上手にできなかった。
   今回はガイド1個のみのコーティング。
   A液、B液合わせて2㏄超える程度。
   2液の混合割合を1対1にするのは難しい。
   薄め液の量の加減も難しい。

 1回目なのでまあまあかな。


 数日かけて完全硬化を待ち、2回目のコーティング。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 11:58Comments(0)ロッドメーキング2016年

2016年11月13日

11月13日  キス10尾の最悪釣果

 晴れて暖かい1日というので朝5時半に起きて釣りに出かけた。

 波はなく、風は南風で錘が良く飛ぶ。

 釣りには格好の日だ。
 
 いつもの浜には日の出前に着いた。

 浜には大勢のルアーマンがいる。
 その1人。

 でも釣れていない。

 第4釣り座に入った。

   タックル
   ロッド シマノ キスタイプR 405-CX+ 
  リール シマノ スーパーエアロ テクニウムMg
        スプール テクニウムMg純正スプール
        ライン シマノ 0.6号
   錘  Lキャッチ25号天秤の錘部分のみ
      デルナー 25号、27号、33号 錘部分のみ
   天秤 自作天秤
   針 ササメ  キステック5号 5本針、7本針


 第1投は5色。

 第1投からキス1尾とフグがきた。
 上々の滑り出し。


 しかし後が続かない。

 太陽が出た。
 日差しを浴びた船体。


 しばらくして、港に入る船あり。


 釣れないものだから、あちこちきょろきょろ。
 アオイガイのかけらが見つかった。


 そこで、あちこち探し回ったら2個の殻を見つけた。


 やっとのことでキスの連。
 それにしても釣れないなあ。


 今日の釣果はキス10尾。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 20:03Comments(0)2016年

2016年11月13日

11月12日  おもちゃの修理

 11月12日
 天気がいいので釣りに行きたかったが、おもちゃの修理に出かけた。
 おもちゃの修理は、ちっちゃな子供たちのための活動であるので、社会的価値のない?
釣りよりは大事。

(1) 先輩の手伝い

 最初の仕事は先輩ドクターの手伝い。

 先輩が修理したおもちゃの作動が少し不安定であり、問題があるのかないのか、問題があ
るなら何かの判断をするという作業を仰せつかった。

 電池を取り替えてみたり、安定化電源を使ってみたりしておもちゃの動作の安定性を確認。
 モーターや駆動機構の確認。
 
 安定化電源では安定して動くのに、電池では動作が不安定。

 問題は電池ボックス内の端子の接続ないし接触不良など電源部分にありそう。
 でもよくわからない。

 技術指導先生であるおもちゃドクターも出てき点検したが確認できない。
 結局は、当の先輩が家に持ち帰って点検することになった。
 
(2) ロディ ミニグランドピアノ。

 次は、音が出ないと持ち込まれたおもちゃ。
 製品名はロディ ミニグランドピアノ。


 音が出ない主要な原因は、メインスイッチかスイッチボタンの接触不良だろう。

 電池ボックスを覗くと緑青がある。
 液漏れがあったようだ。

 そこで電池ボックスの端子を磨いて掃除。

 次は、常套手段で分解。

 やはり気になるのは回路。
 回路を見るために分解するのか、はたまた修理するため分解するか定かでない。
 上の黒丸はIC。
 左下、半分隠れているのはトランジスタ。
 


 製作年月日は2010年5月27日。


 さて、回路を点検して満足したので本来の作業に入る。

 始めに、楽器音、リズムパターン、いろんな楽器、リズム、録音などの操作ボタンが配置さ
れている基盤の蓋をあける。


 ボタンスイッチは以下のようになっている。


 回路はきれいに拭き掃除。
 ボタンもきれいに拭き掃除。

 さてどうか。

 電池を入れ、スイッチオン。
 ボタンを押すと、ちゃんと操作できる。
 32個のボタンすべてOK。

 次は、鍵盤の押しボタンスイッチ。
 回路はきれいに拭き掃除。
 ボタンもきれいに拭き掃除。

 さてどうか。

 電池を入れ、スイッチオン。
 ボタンを押すと、ちゃんと操作できる。
 32個の鍵盤のボタンすべてOK。

 これで作業は完了。

 さて、トランジスタは何なのか、まだ名前を見ていなかった。
 
 トランジスタは2SD468。
 シリコンNPN エピタキシァル形、低周波電力増幅用。
 最近の新しいデザインの回路では使われない(推奨されない)らしい。


 再度組み立て、ビスを締め、治療完了。

 小さいICがすべてを司っている。
 素晴らしい。

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 19:38Comments(0)おもちゃの修理2016年

2016年11月05日

11月5日 キス56尾 ヒラメ40センチ

 ヒラメ40センチ。
 


 今日は10月18日以来の釣行。
 
 ------------------------
 10月30日(日)などは、エサを買って海に行ったはいいが.........
 浜に出てびっくり。
 風が強くうねりが大きくて投げ釣りができそうもないのだ。
 事前に国土交通省のリアルタイムの波高データや海岸カメラで波高をチェックしたのにである。
 海岸の向き、風向、海底の地形等の違いで、波高やうねりの程度がこうも予想と違うとは。

 すぐに家に帰る気にもなれず、近くの港の白灯台に観察に行ったら2人の若者が青物狙いで
ルアーを投げていた。
 ルアーのタックルを持って来ればよかったなあと反省。

 しばらく観察していたが魚の反応もないようだった。
 しかたなく家路についた。

 釣りはとにかく自然任せなのである。
 ------------------------

 さて、本題に戻ろう。
 
 今日5日は朝6時起床。
 5時に目が覚めたが、太陽が昇っていないのでうつらうつら。

 起きたら晴れて太陽が出ている。
 波はないようである。
 2重の条件がそろった。

 釣り日和だ。
 それなら釣りに行こう。

 そそくさと準備をして車に荷物を積み込み釣具店へ。
 釣具店ではジャリメを調達。

 エサは買ったが釣りができなかった日のエサは塩漬けにして冷蔵庫の野菜室で保存し
ていた。
 もちろん、このことは家人に話はつけていた。
 生きたエサではなく塩漬けなので気持ち悪さは半減されているようだ。

 釣り具メーカーであるダイワの塩漬けイソメは予備のエサとして使っている。
 実践投入してみた時の評価も良い。

 自分で作った塩漬けジャリメはどうか。
 そのテストの日でもある。

 海に着いた。
 波はない。
 海水もかなり澄んでいる。

 広大な砂浜の左右を見渡すが、釣り人は私を含めて5人。
 投げ釣りが3人、ルアーが2人。

 どこが釣れそうか、どの釣り座に入ろうか。
 しばし悩む。
 2週間以上釣りに来ていないので、最近の釣れ具合、海底の状態、等が皆目見当がつ
かないのである。


 結局、第4釣り座に入ることにした。

  タックル
   ロッド シマノ キスタイプR 405-CX+ 
  リール シマノ スーパーエアロ テクニウムMg
        スプール テクニウムMg純正スプール
        ライン シマノ 0.6号
   錘  Lキャッチ25号天秤の錘部分のみ
   天秤 自作天秤
   針 ササメ  キステック5号 5本針、7本針
      ガマカツ F1 5号 5本針、7本針

 第1投げは正面5色。
 しばらくしてアタリ。
 キス1尾。
 途中でガツンと大きなバイトがあった。
 針が盗られていた。
 青物か?

 そこへダイワのマスタライズのロッドを持った釣り師さんが通った。

 私に「釣れますか」と訊いてきた。
 「第1投からキスが釣れましたからキスはいるようですよ」と返事。
 彼は私から60mほどの距離で釣り座を構えた。

 2投目。
 右30度。5.5色。
 4色でアタリ。
 上げてみるとキスの3連。
 型もいい。


 今日は釣れそうだ。
 絶好の釣り日和だし釣れそうだし言うことない。

 塩漬けのジャリメにもバイトしてくる。
 キスの食いもよさそうだ。
 これなら実戦投入できそうだ。

 次は2連。
 型もよさそうだ。   


 沖には、港に向かう漁船。
 朝の漁が終わって家路に向かうくくのであろう。
 漁はどうだったのだろうか。


 次も2連。



 2連


 3連。


 4連。


 3連。


 次は4連。


 という具合に釣れ続く。
   
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 ---------------------------

 ---------------------------

 エサの残りもわずかとなった。

 これで最後にするかなと投げた。
 4色でアタリがあり追い食いを誘うサビキをするとまたアタリ。
 2連で回収とリールを巻いてくると、1色と力糸の約40mになったころで何かが掛かった。

 何が掛かったのか。
 すると、ガン、ガンと鋭敏な力で引く。
 何だろう。
 ダツか。
 ダツがキスに食いついて来たのか。

 時折ガツン、ガツンと抵抗する。
 ダツのようだ。
 とにかく、ハリスを切られないように気を付けながら、岸まで引っ張り上げようとリーリング
を続ける。

 砂浜に姿を見せたのは、細身で長身のダツかと思っていたのだが、なんと平たい魚。
 かなり大きい。

 何かなと体の模様を見たらヒラメだった。

 オッ、ヒラメだ、と確認した途端に暴れ出したのでハリスが切れた。
 同時に、波が魚をさらいそうなところまで押し寄せてきた。
 ヒラメは尻尾でバックして海に帰ろうとする。

 長靴なのだが、あわてて波の先端まで入り手でヒラメをつかんで砂浜の奥の方へ放り
投げた。

 なんとか確保に成功した。

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 ヒラメの口に触れたり指なんか入れるのは絶対にしてはいけない。
 噛まれたら重傷を負う。
 フィッシュイータであるヒラメの歯は鋭い鋸の歯なのだ。
 キスなどは食いちぎってしまう。

 ダツの歯は、細く密生していて、指に突き刺さる。
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 エラから口へ紐を通してつり下げ、海水で洗った。
 次に、砂浜に寝かせて紐を外した。
 

 ヒラメに噛まれたキスはヒラメの歯形がきれいに付いている。
 ヒラメはキスを飲み込んで針に掛かったのではなかった。
 ヒラメの口元に、先ほど切れたハリスとともに針が刺さっていた。

 帰宅後の計測では40センチ。


 今日の釣果はキス56尾、ヒラメ1尾50センチ。
 すごい釣果だった。


 帰宅後、家人曰く。
 「40センチもあるので鮮魚店で加工していただいた方がいいでしょう。
  私じゃうまく処理できないです。
  私が店でお願いしてみます」。

 そこで鮮魚店へ。

 ヒラメは、美しく捌かれ、刺身とアラになって帰って来た。
 さすがプロだ。

 ヒラメがまた釣れるといいな。
 今度はルアーでヒラメを狙ってみようかな。

 塩漬けしたジャリメも予備のエサとして十分使える。
 冷蔵庫の野菜室で保存しておくと数週間は持つのではないですかね。

  

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 20:40Comments(0)2016年