2017年02月25日
2月25日 ギターのストリング交換、スピーカーテスター
2月25日
エレキギターのストリングが切れてしまった。
例によって1弦。
これまでYAMAHAの弦を使っていた。
先回張り替えてから久しい。
1月か2月に1回は張り替えなさいと言われるが、弾く機会がないので、弦の張りを緩めた
ままになっていた。
久しぶりに調律しようとしたら切れてしまったのだ。

今回買ったのは D’Addario EXL115WL。11-14-21W-28-38-49。
少し弦を太めにしてみた。

調律はBOSS TU-8。

弦を外して撮影。

YAMAHAと比較すると、音がしっとりしているし、弦の変な振動がでない。
なかなかよさそうだ。
おもちゃの修理に行って来た。
修理にやってきているおもちゃの数が少ないので、できるだけ新人さんに修理を任せるように
している。
手持ち無沙汰なので、今日いただいた、小学校の実験教材で使われていて廃棄処分になった
メロディーIC2個を、スピーカーチェッカーとして使えるように工作。

エレキギターのストリングが切れてしまった。
例によって1弦。
これまでYAMAHAの弦を使っていた。
先回張り替えてから久しい。
1月か2月に1回は張り替えなさいと言われるが、弾く機会がないので、弦の張りを緩めた
ままになっていた。
久しぶりに調律しようとしたら切れてしまったのだ。
今回買ったのは D’Addario EXL115WL。11-14-21W-28-38-49。
少し弦を太めにしてみた。
調律はBOSS TU-8。
弦を外して撮影。
YAMAHAと比較すると、音がしっとりしているし、弦の変な振動がでない。
なかなかよさそうだ。
おもちゃの修理に行って来た。
修理にやってきているおもちゃの数が少ないので、できるだけ新人さんに修理を任せるように
している。
手持ち無沙汰なので、今日いただいた、小学校の実験教材で使われていて廃棄処分になった
メロディーIC2個を、スピーカーチェッカーとして使えるように工作。
2017年02月05日
2月5日 安定化電源ALINCO DM-310MV-購入
注文していたALINCOの安定化電源DM-310MVが届いた。
出力はDC0~15V無限段階、10A。
本体は発泡スチロールの緩衝材にしっかり納まっていた。

安定化電源は、長らく自作の方向で検討してきたのだが、よく考えてみると製品で買う方が
性能でも価格でも優位にある。
10Aの大電流出力用安定化電源を自作する場合、電源トランス、電圧計、電流計、アルミの
箱、放熱板など筐体およびそこに入れるごくごく基本のパーツのみの単価を足し合わせただ
けでも製品購入価格を超えてしまうのだ。
ちなみに豊澄の電源トランスHT-2010(AC20V-10A出力)は単体で6,500円する。
これに送料と手数料がかかりトランス1個入手するだけでも7,000円を超える。
あと5,500円出せば、送料・手数料込みで安定化電源DM-310MVの新品がネットでは手に
入るのだ。
ところが、電圧計、電流計、アルミの箱を買うだけでも確実に6,000円を超過するのは必定。
こうして、結局は、ALINCOの工場出荷製品が我が家にやってくることになった。
この安定化電源はアマチュア無線用機器のDC電源として提供されているので安定性がす
ごく高い。
私が会員のおもちゃ病院でも修理の必需品として使われている。

早速動作の検査に入った。
DC出力は0Vから15Vまで無限段階で調整できる。
ためしに6Vを出力。
無限段階と行っても6.00Vをぴったり出すのは難しい。

サンワのデジタルテスターのテストピンの先がすごく短いので電圧が計りにくい。
バナナプラグを差し込む口のキャップを外して測定した。
使い勝手をよくするにはバナナプラグが必要だ。
早速自転車に乗って部品を買いに電子部品店にでかけた。
天気がいいので自転車で走るのが快適。

帰宅し、河野九段と黄9段の対戦の録画を眺めつつバナナプラグを使って工作と実験。
最初のコードは長さ50センチ未満。
使い勝手がイマイチ。
もう少し長い方がいい。

次は、ACアダプターのヒューズの取り付け。

これで安全性が高まった。
続いて、バナナプラグのコードを長いものに交換。
約100センチにした。

ところで、部品を買いに行った帰り市の図書館に立ち寄った。
例によって、電子回路とフランス語関係の図書コーナーにいく。
2つのジャンルの本棚はすぐ近く。
今回本棚で見つけたのはこれ。

秋田純一『初めての電子回路15講』(講談社、2016年10月)。
刊行されて間もない。
学生と思われる女性のイラストが表紙にある。
なーんだイラスト主体の軽い本かと、15秒ほどで1冊の頁をめくった。
ところが直感に反して、内容が濃さそう。
各頁には、難しい数式ではないが、いくつも数式が出てくるのだ。
偏微分の式も出てくる。
おまけに演習問題もある。
表紙の印象とはずいぶん違うなと思い、著者紹介欄をみると、ある国立大学法人の
理工学系の教授。
「15講」とは、周知のように大学の2単位ものの講義のコマ数のこと。
やっぱりなあ。
理論と実際(Theory and Practice)という観点ではこの本は電子回路の理論的基
礎本。
たとえばスイッチング方式のACアダプターを自分で作るとか修理するような実践で
は役に立たない。
本のカバーに書いてあります。
電子回路と仲良くなろう!
こんなにおもしろいモノはない!
これには同感です。
出力はDC0~15V無限段階、10A。
本体は発泡スチロールの緩衝材にしっかり納まっていた。
安定化電源は、長らく自作の方向で検討してきたのだが、よく考えてみると製品で買う方が
性能でも価格でも優位にある。
10Aの大電流出力用安定化電源を自作する場合、電源トランス、電圧計、電流計、アルミの
箱、放熱板など筐体およびそこに入れるごくごく基本のパーツのみの単価を足し合わせただ
けでも製品購入価格を超えてしまうのだ。
ちなみに豊澄の電源トランスHT-2010(AC20V-10A出力)は単体で6,500円する。
これに送料と手数料がかかりトランス1個入手するだけでも7,000円を超える。
あと5,500円出せば、送料・手数料込みで安定化電源DM-310MVの新品がネットでは手に
入るのだ。
ところが、電圧計、電流計、アルミの箱を買うだけでも確実に6,000円を超過するのは必定。
こうして、結局は、ALINCOの工場出荷製品が我が家にやってくることになった。
この安定化電源はアマチュア無線用機器のDC電源として提供されているので安定性がす
ごく高い。
私が会員のおもちゃ病院でも修理の必需品として使われている。
早速動作の検査に入った。
DC出力は0Vから15Vまで無限段階で調整できる。
ためしに6Vを出力。
無限段階と行っても6.00Vをぴったり出すのは難しい。
サンワのデジタルテスターのテストピンの先がすごく短いので電圧が計りにくい。
バナナプラグを差し込む口のキャップを外して測定した。
使い勝手をよくするにはバナナプラグが必要だ。
早速自転車に乗って部品を買いに電子部品店にでかけた。
天気がいいので自転車で走るのが快適。
帰宅し、河野九段と黄9段の対戦の録画を眺めつつバナナプラグを使って工作と実験。
最初のコードは長さ50センチ未満。
使い勝手がイマイチ。
もう少し長い方がいい。
次は、ACアダプターのヒューズの取り付け。
これで安全性が高まった。
続いて、バナナプラグのコードを長いものに交換。
約100センチにした。
ところで、部品を買いに行った帰り市の図書館に立ち寄った。
例によって、電子回路とフランス語関係の図書コーナーにいく。
2つのジャンルの本棚はすぐ近く。
今回本棚で見つけたのはこれ。
秋田純一『初めての電子回路15講』(講談社、2016年10月)。
刊行されて間もない。
学生と思われる女性のイラストが表紙にある。
なーんだイラスト主体の軽い本かと、15秒ほどで1冊の頁をめくった。
ところが直感に反して、内容が濃さそう。
各頁には、難しい数式ではないが、いくつも数式が出てくるのだ。
偏微分の式も出てくる。
おまけに演習問題もある。
表紙の印象とはずいぶん違うなと思い、著者紹介欄をみると、ある国立大学法人の
理工学系の教授。
「15講」とは、周知のように大学の2単位ものの講義のコマ数のこと。
やっぱりなあ。
理論と実際(Theory and Practice)という観点ではこの本は電子回路の理論的基
礎本。
たとえばスイッチング方式のACアダプターを自分で作るとか修理するような実践で
は役に立たない。
本のカバーに書いてあります。
電子回路と仲良くなろう!
こんなにおもしろいモノはない!
これには同感です。
2017年02月03日
2月2日 ACアダプターの修理
2月1日夜
ACアダプターが突然故障した。
Nintendo ゲームボーイ専用のACアダプター。
DC出力は5V 300mA。
おもちゃの動作の点検に使っていて、再度電源を入れたときにわかった。
出力DC電圧が0Vになってしまった。
2月2日夜。
とにかく解体して調べないといけない。
隠しネジの穴が少し埋めてあったので切り開くのに四苦八苦。
金鋸で筋目を切りマイナスドライバー2本使って強引に切り開いた。
切り目が傷だらけになってしまった。

AC100Vのランスが使われている。
スイッチング電源ではなくクラシックなACアダプターである。
入力はAC100V、出力はセンタータップでAC4.98V x 2 出力として使われている。
両端ではAC9.96V。
2個の整流ダイオードを使い、センタータップ両波整流。
整流ダイオードを通過した直後で電圧はDC6.01V出ている。
次に、電源を切り、フューズを通過した後のDC回路を目と手で調べてみると、まずトランジス
タの足(リード)がおかしい。

トランジスタは2SD2395。
インターネットからデータシートをダウンロードして見てみるとNPN型、50V、3A。
用途は、パワーアンプ、DC-DCコンバーター、安定化電力供給とある。
このアダプターでは電圧の安定化に使われている。
回路からみて、2SD2395とツェナーダイオードと抵抗の組み合わせで定電圧回路を構成し
ているようだ。
足はちゃんとハンダされているのだがプリント基板から剥離してしまっている。
要するにリードがぐらぐらの状態である。
次は、ヒューズ。
ヒューズは SOC 400mA。
両端で導通を見てみると抵抗は無限である。
切れてしまっているではないか。

次は、プリント基板全体の回路の経年劣化。
回路自体が基板から浮いている箇所もある。

あちこちハンダの付け直しが必要だ。
被服リード線を使い、必要箇所だけ被服を剥がしハンダ付け。
回路のショートが起きないように配慮。
ようやく無負荷でDC3.75V出るようになった。

あとはヒューズを付けるなど安全性を高める作業が残されている。
ACアダプターが突然故障した。
Nintendo ゲームボーイ専用のACアダプター。
DC出力は5V 300mA。
おもちゃの動作の点検に使っていて、再度電源を入れたときにわかった。
出力DC電圧が0Vになってしまった。
2月2日夜。
とにかく解体して調べないといけない。
隠しネジの穴が少し埋めてあったので切り開くのに四苦八苦。
金鋸で筋目を切りマイナスドライバー2本使って強引に切り開いた。
切り目が傷だらけになってしまった。
AC100Vのランスが使われている。
スイッチング電源ではなくクラシックなACアダプターである。
入力はAC100V、出力はセンタータップでAC4.98V x 2 出力として使われている。
両端ではAC9.96V。
2個の整流ダイオードを使い、センタータップ両波整流。
整流ダイオードを通過した直後で電圧はDC6.01V出ている。
次に、電源を切り、フューズを通過した後のDC回路を目と手で調べてみると、まずトランジス
タの足(リード)がおかしい。
トランジスタは2SD2395。
インターネットからデータシートをダウンロードして見てみるとNPN型、50V、3A。
用途は、パワーアンプ、DC-DCコンバーター、安定化電力供給とある。
このアダプターでは電圧の安定化に使われている。
回路からみて、2SD2395とツェナーダイオードと抵抗の組み合わせで定電圧回路を構成し
ているようだ。
足はちゃんとハンダされているのだがプリント基板から剥離してしまっている。
要するにリードがぐらぐらの状態である。
次は、ヒューズ。
ヒューズは SOC 400mA。
両端で導通を見てみると抵抗は無限である。
切れてしまっているではないか。
次は、プリント基板全体の回路の経年劣化。
回路自体が基板から浮いている箇所もある。
あちこちハンダの付け直しが必要だ。
被服リード線を使い、必要箇所だけ被服を剥がしハンダ付け。
回路のショートが起きないように配慮。
ようやく無負荷でDC3.75V出るようになった。
あとはヒューズを付けるなど安全性を高める作業が残されている。