トシちゃん先生の海釣り

  

1月30日

　アマチュア無線の交信証（ＱＳＬカード）が届きました。
　今回は37枚でした。

　沖縄県南大東村からのＱＳＬカードも含まれています。
　沖縄本島よりはるか遠い南の島にも電波は瞬時に届きます。
　今でも不思議です。
　インターネットではカナダの図書館に瞬時につながることは不思議に思わないの
　ですが、我が家のベランダのアンテナから出た私の声を乗せた電波が沖縄のは
　るか遠くまで瞬時に伝わるのは今でも不思議です。
　　  

1月28日

　おもちゃの修理

　昨日に続いておもちゃの修理です。
　おもちゃは電子ピアノ。

　お兄ちゃんがうっかりミスで蹴飛ばしてしまい、２鍵の鍵盤が浮き上がった
　状態になって鍵盤が弾きにくくなってしまったということで修理依頼にやっ
　てきたものです。

　なるほど、２鍵が大きく浮き上がっています。
　その原因を調べるためにピアノの筐体を分解しました。

　鍵盤を詳しく観察してみると下のようになっています。

　鍵盤の浮き上がりを防止するためのツメが、兄ちゃんのうっかりミスの蹴飛
　ばしで欠けてしまったのです。
　浮き上がりの原因が分かりました。
　Ｌ型のプラスティック部品を貼り付ければなんとか修理できるでしょう。
　ということで、過去に解体した電子機器類の基板に乗っている部品から使え
　そうな部材を切り出してきました。
　それらを加工し鍵盤に接着剤で貼り付けました。

　段差はクリアファイルを切り出した切片を貼り付けて調整しました。
　その結果、浮き上がりが止まり、鍵盤の段差は全く無くなりました。

　上から２枚目の写真と比べたら修理が完璧だということが見て取れます。
　これで修理は完了です。

  

1月26日
　
　昨日はおもちゃの修理に行ってきました。

　今年に入って最初の、年末のおもちゃ病院からは1ヶ月以
　上の間が開いたおもちゃ病院でしたので、修理依頼や修理
　が終わったおもちゃの受け取りにたくさんの親子がやってき
　ました。
　
　私は、受付担当ですので、応対に大わらわでした。
　私一人では受付係が足りないので他のドクターさんたちにも
　臨時に受付係になって応援してもらいました。

　家に持ち帰ってきたのは2個のおもちゃ。

　今日は1月27日。
　自宅でおもちゃの修理です。

　まずはモンキー・ハグミンというおもちゃ。
　子供が階段から落としてしまい眼が開かなくなったということで
　修理依頼がありました。


　Happinet製です。
　いつ発売かとネットで検索しました。

　修理するのに、どういうおもちゃかということを詳しく見るために
　ネットから取り扱い説明書をダウンロードして読みました。


　箱から出したおもちゃです。
　眼はつむったままで開きません。

　それならば分解するしかないでしょう。

　ということで頭部の筐体を分解しました。
　拡大写真です。

　髪の毛ように細い導線が何本もあり、おもちゃを解析するのにも苦
　労します。
　少しいじっていると、なんとか眼は開け閉めするようになりました。

　おもちゃが落下した衝撃で瞼の開閉に摩擦が生じるようになったの
　でしょうう。
　幸い重症の故障ではなかったようです。

　おもちゃの取扱上の注意です。

　5分以上放置しますとおもちゃはスリープ状態に入ります。
　スリープ状態は、完全に電源を切った状態でないので、グラウンド・ゼ
　ロにはなっていません。
　つまり、電子回路や電子部品の電圧が完全にゼロに落ちていないと
　いうことです。
　電子部品をリセットするには、電源スイッチを切って電池ボックスから
　プラスの電流が流れないように回路を遮断し、同時に、それまで電圧
　がプラスであった側がアースされ、電子部品にたまっていたかもしれ
　ないプラスの電気（電荷）がアースに流れて電圧が完全にゼロ（グラ
　ウンド・ゼロ）になるということです。






　

　  

1月25日

　おもちゃ病院でのボランティア活動の帰りに アマチュア無線アンテ
　ナを買ってきました。
　郵便物では同軸ケーブルのコネクターが届いていました。

　まずはアンテナは、COMETのCWA-1000です。

　ワイヤータイプのダイポールアンテナで、3.5/7/14/21/28MHzの
　５バンドをカバーします。
　バランはCBL-1000です。

　50Ω、耐入力1KW、1.4～30MHz。
　3.5MHz帯の部分は片側で、（3.5MHz帯アンテナ線）－（７MHトラップコイル）ー
　（7MHz帯アンテナ線）－（21MHzトラップコイル）－(21MHz帯アンテナ線）ーバラン、
　となっています。
　また、14MHz帯の部分の片側は、(14MHz帯アンテナ線〕－（28MHzトラップコイル）ー
　（14MHZ帯アンテナ線）ーバラン、となっています。

　アンテナの張り方、周囲の環境、高度によっては、７SWRが下がらないらしいです。
　でも、バランやトラップ用コイルは他に転用が効きます。

　バランとコイル、それに電線（アンテナ線）があれば各種周波数帯のアンテナが自作
　できます。
　アマチュア無線技術士ですから、ちょっとした工作は自分でできるのが必要だし、
　また望ましいです。

　次はコネクターです。

　伸縮ポールで使い、ベランダから、水平に１本、垂直に１本、
　ホイップアンテナを上げられるようにします。
  

1月23日

　 無線局（200W）の免許状が交付されました。

　1月20日付です。

　目下、同軸ケーブルやアンテナの整備中です。
　これまで50W機で交信していましたので、アンテナの耐入力は
　100Wで十分でした。
　購入したアンテナは全て100W以上の耐入力でしたので、どのア
　ンテナを使うかという面での問題はありませんでした。

　しかし、200W機を使うとなると、アンテナの耐入力が120Wのも
　のもあるので、使うアンテナによって出力に気を使う必要が出て
　きました。
　耐入力を超えて出力するとコイルが溶け出し、アンテナが破損す
　ることもありえます。
　
　Radixのアンテナでは、保有しているものは全て耐入力300Wで
　すので、これまで通り安心して使えます。
　他方、ホイップアンテナについては、７MHzのアンテナなどは耐入
　力120Wですので出力を抑えて通信する必要があります。

　また、200W出力になると、コネクタ同士の接続などにも何倍も気
　を使う必要があります。
　さらに、機器の調整を含めて運用がまずいとインターフェアが発生
　します。

　要は、50W出力では考えられないあるいは起こらないようなトラブ
　ルが200W出力になると急激に生じるということです。
  

1月21日

　無線局開設申請(200W)の審査が終了したとのメールが
　届きました。

　申請日は令和2年１月10日。
　審査終了日は令和2年1月17日。
　１週間でめでたく終了しました。
　英語でもフランス語でも、congratulation!!

　申請するときには、審査には３～４週間かかるとの説明
　がなされます。
　ただし、全く初めての申請でなく、また「技適」機種での申
　請であれば、ほぼ１週間で申請が認められるようです。
　
　免許状の交付手続きに入ったとのことなので、今週末に
　はYaesu FTDX101MPで初の交信ができそうです。
　

  

1月10日

総合通信局に200W局の開設を申請しました。

　Yaesu FT-991AM 50W機での１年間の訓練を一応修了（卒業）したこ
　ととし、少しアップグレードしてアマチュア無線に取り組むことにしました。

　今回購入したのはYaesu FTDX101MPです。

　左がスピーカー付外部電源装置、右が無線機本体です。

　総合通信局に「移動しない」無線局の開設を申請するに当たって、技
　術基準適合証明取得機種を購入しました。
　無線機が技術基準適合証明取得機種である場合、該当の番号が印
　刷されたシールが機体に貼付されています。
　申請書にその番号を書き入れてありますと、無線局にとって最も肝心
　の無線設備がすでに総務省の審査にパスしていることになります。
　申請人が電波法に違反する行為をしたこと等がなければ、無線局開
　設申請は問題なく通るという算段です。

　しかし、免許を申請するにも、そもそもトランシーバー自体に初期不良
　があってはなりません。
　チェックが必要です。
　しっかり点検し、明らかな初期故障はないということを確認しました。
　次は、メーカーに機種を登録する必要があります。
　登録すると、１年保証が３年保証に延長されるからです。
　ネットから、八重洲無線に機種の登録をしました。

　この無線機での送信は、当然のことながら、無線局の免許が下りてか
　らです。
　電波法に触れるような行為はしてはいけません。
　マイクを本体と接続しない、本体と同軸ケーブル＆アンテナを接続し
　ないことにしましょう。

　
　今回の無線機購入では、ラッキーなことに、八重洲無線からAcerの
　ディスプレイがプレゼントされました。
　抽選かもしれませんし、正月期間中のサービスかもしれません。
　店長さんははっきりとはいいませんでした。
　いずれにしてもメルシー・ボク(Merci beaucoup.)ですね。
　機種はAcer V246HQLです。


　早速、パソコンに接続してテストしてみました。
　Abema TVの番組でテストです。
　ちゃんと映りました。
　無線機と接続して使うようにプレゼントされましたが、画面が大きい
　のでラップトップのパソコンでプログラミングするときなどにも重宝し
　そうです。


　あちこち機体の位置を移動させながら配置を考え、最終的に下の
　写真のようになりました。
　今使っているYaesu FT-991AMがFTDX101MPの右側にあります。
　一際小さく見えます。

　FTDX101MPのロゴ(logotype)です。


　次は、パソコンから総合通信局にアクセスし、開局申請フォーマット
　に必要事項をインプットし、200W無線局の開設を申請しました。

　同軸ケーブル30mとコネクター10個も買ってきました。
　無線局の免許が下りたらこの新しい機種で送受信できるように、準
　備を始めます。

　また、この無線機は２波同時受信可能ですから、ＨＦ帯の300W超耐
　入力マルチバンドアンテナを用意する必要がありそうです。

　追記
　後日、無事に申請が受理された旨のメールが届きました。
　それからほどなく申請手数料の電子振り込みの通知がきました。
　申請の審査が問題なく終了し、短期間で無線局の免許状が交付さ
　れるよう期待しています。