2024年12月17日
12月17日 半田ごての購入
12月17日 半田ごての購入
今度、半田ごてを購入しました。
今使っているメインのはんだごては9年前に買ったものです。
長年の使用のこて先酸化が進み、酸化防止のための作業はしているのですが、
はんだののりが悪く、半田付けの作業効率が悪くなってしまっています。
今度買ったのは、Gootのpx-280です。
摂氏200度から500度までの温度調節ができます。



これで、アマチュア無線のためのアンテナや同軸ケーブル関係の半田付け作業も、
おもちゃの修理のための基盤周りの精密作業も、どちらも効率よくできそうです。
今度、半田ごてを購入しました。
今使っているメインのはんだごては9年前に買ったものです。
長年の使用のこて先酸化が進み、酸化防止のための作業はしているのですが、
はんだののりが悪く、半田付けの作業効率が悪くなってしまっています。
今度買ったのは、Gootのpx-280です。
摂氏200度から500度までの温度調節ができます。
これで、アマチュア無線のためのアンテナや同軸ケーブル関係の半田付け作業も、
おもちゃの修理のための基盤周りの精密作業も、どちらも効率よくできそうです。
2024年09月25日
9月22日 おもちゃの修理
9月22日
おもちゃの修理
9月14日はおもちゃ病院の日でした。
おもちゃ病院では2個のおもちゃを修理依頼者の面前で直しました。
主に電池や電池ボックスの問題でしたので、短時間で修理ができ、修理したおもちゃを
持ち帰ってもらえました。
自宅に持ち帰ったおもちゃは3個でした。
その後、暑い日が続きましたので、しばらく修理しないまま、かなりの日数が経過してし
まい、そろそろ修理し始めないといけないなあと思ったのが9月22日の日曜日でした。
1個目はTOMYの「プラネットファンタジー」というおもちゃです。
かなりレトロスペクトなおもちゃです。手動でゼンマイを巻くオルゴールでオルゴールが
鳴り出すと小さな豆電球が点灯し、半球に描かれた絵が部屋の壁や天井に回転しなが
映し出されるというファンタスティックなおもちゃです。

電池Boxのマイナス端子3個の内の2個が折損してしまっており、このままでは単1電池3
本ががしっかりと電池Boxに収まりません。
端子は特注品のようですので、銅板を切り出し、加工して作る必要があるようです。

このためには筐体を分解する必要がありますが「「プラネットファンタジー」と前面に張られ
たシールが分解の邪魔になっています。
まずはシールを剥がさねばなりません。


シールを剥がした後、本体を分解し電池Boxの裏を見ます。

まずは端子の半田を溶かして導線を外して端子を取り外します。、
元のサイズに合わせて端子の形を切り出します。

2個の端子を電池Boxにしっかり収まるように整形します。
その後、電池Boxに元々ある穴と追加的に開けた穴を利用し細いスティールワイ
ヤを使って固定します。

筐体を組み立て、シールを貼ります。

シールに少し皺が残りましたが目立たない程度までにはなりました。
実際におもちゃが正常動作するか点検したとところ、
問題なしなので修理作業は終了です。
次は、怪獣の形態をしたおもちゃの修理です。

胴体に収納されている筒状のパーツが、ボタンを操作しても胴体から出てこない
ということで修理依頼があったものです。
おもちゃを持ち込んできた少年は、私の目の前でそのパーツを取り出そうと必死の
努力を重ねましたが結局はだめでした。

家で本体を分解してチェックしたところ、筐体の経年劣化や錆び付き、油分の欠如が
原因で各部品が動作するときに摩擦抵抗が掛かり、スムーズに部品が機能を果た
さないことが分かりました。


錆をとりグリースを塗って部品同士の摩擦を軽減した結果、胴体に格納されたパーツは
スムーズに出てくるようになりました。
これで修理は完了です。
もう1台のおもちゃは怪獣のおもちゃです。
両側の脚を取り付ける部品が破損したので修理してほしいと持ち込まれました。
破損箇所を詳細に点検し、修理の可能性を検討しましたが、部品の破損の程度が
大きく、また破損した部品には可動に当たって相当の負荷が掛かるので、接着剤
などを使った修理ではまたすぐに修理した箇所が破損してしまうと予想されました。
結局、修理不能と判断しました。
持ち込んだ少年は涙にくれそうですが、仕方ありません。
おもちゃの修理
9月14日はおもちゃ病院の日でした。
おもちゃ病院では2個のおもちゃを修理依頼者の面前で直しました。
主に電池や電池ボックスの問題でしたので、短時間で修理ができ、修理したおもちゃを
持ち帰ってもらえました。
自宅に持ち帰ったおもちゃは3個でした。
その後、暑い日が続きましたので、しばらく修理しないまま、かなりの日数が経過してし
まい、そろそろ修理し始めないといけないなあと思ったのが9月22日の日曜日でした。
1個目はTOMYの「プラネットファンタジー」というおもちゃです。
かなりレトロスペクトなおもちゃです。手動でゼンマイを巻くオルゴールでオルゴールが
鳴り出すと小さな豆電球が点灯し、半球に描かれた絵が部屋の壁や天井に回転しなが
映し出されるというファンタスティックなおもちゃです。
電池Boxのマイナス端子3個の内の2個が折損してしまっており、このままでは単1電池3
本ががしっかりと電池Boxに収まりません。
端子は特注品のようですので、銅板を切り出し、加工して作る必要があるようです。
このためには筐体を分解する必要がありますが「「プラネットファンタジー」と前面に張られ
たシールが分解の邪魔になっています。
まずはシールを剥がさねばなりません。
シールを剥がした後、本体を分解し電池Boxの裏を見ます。
まずは端子の半田を溶かして導線を外して端子を取り外します。、
元のサイズに合わせて端子の形を切り出します。
2個の端子を電池Boxにしっかり収まるように整形します。
その後、電池Boxに元々ある穴と追加的に開けた穴を利用し細いスティールワイ
ヤを使って固定します。
筐体を組み立て、シールを貼ります。
シールに少し皺が残りましたが目立たない程度までにはなりました。
実際におもちゃが正常動作するか点検したとところ、
問題なしなので修理作業は終了です。
次は、怪獣の形態をしたおもちゃの修理です。
胴体に収納されている筒状のパーツが、ボタンを操作しても胴体から出てこない
ということで修理依頼があったものです。
おもちゃを持ち込んできた少年は、私の目の前でそのパーツを取り出そうと必死の
努力を重ねましたが結局はだめでした。
家で本体を分解してチェックしたところ、筐体の経年劣化や錆び付き、油分の欠如が
原因で各部品が動作するときに摩擦抵抗が掛かり、スムーズに部品が機能を果た
さないことが分かりました。
錆をとりグリースを塗って部品同士の摩擦を軽減した結果、胴体に格納されたパーツは
スムーズに出てくるようになりました。
これで修理は完了です。
もう1台のおもちゃは怪獣のおもちゃです。
両側の脚を取り付ける部品が破損したので修理してほしいと持ち込まれました。
破損箇所を詳細に点検し、修理の可能性を検討しましたが、部品の破損の程度が
大きく、また破損した部品には可動に当たって相当の負荷が掛かるので、接着剤
などを使った修理ではまたすぐに修理した箇所が破損してしまうと予想されました。
結局、修理不能と判断しました。
持ち込んだ少年は涙にくれそうですが、仕方ありません。
2024年07月30日
7月28日 おもちゃの修理
7月28 おもちゃの修理
7月27日はおもちゃの病院の日でした。
今回から、私は受付兼初期診断担当から後方支援に異同です。
もちろん、修理依頼者が多いときは補助的に受付も担当します。
私が受付けを担当した依頼者は、TOMIKAの峠山道ドライブ、プラレール2セット、
ショベルカー2台とたくさん修理依頼でのおもちゃを持参しての来院でした。
お盆に子や孫が帰省するのかもしれません。
孫たちのために早めにおもちゃの修理をしておこうという爺さん婆さんのやさしい心使
いなのでしょう。
私は、受付段階で、このうちのショベルカー1台を修理しました。
家に持ち帰ったおもちゃはTOMIKAの峠山道ドライブです。

エスカレーターのゴムベルトが動かないといういことで持ち込まれました。
まずは、筐体の分解です。

ゴムベルトが動かないということなので、まずはモーターが動かない原因を
点検します。
最初に電池Boxを点検します。

電池を入れて端子間の電圧を計測します。
電池Boxは単2電池2本の直列接続で、電池2本の電圧は各々1.4V。
ですから、電池Box外側での端子間電圧は2.8Vのはずです。
ですが、テスターで計ると1.4V程度の電圧しか示しません。
よく見ると、電池の+-端子と接触する電池Boxの端子の作りが雑です。
いわゆる構造的欠陥といえます。
今度は、テスターの抵抗計で、電極と直接接触する部分と電池Box外に出ている部
分との抵抗を計ると抵抗がゼロではありません。
電池Boxは直列接続で、
電池Box外側端子 ーー> 電池Box端子 ーー>電池マイナス電極 ーー>
電池プラス電極 ーー> 電池Box端子 ーー> 導線 ーー> ヒューズ ーー> 導線 ーー>
電池Box端子ーー> 電池マイナス電極ーー>電池Box端子ーー> 電池Box外側端子
というように接続されるようになっています。
電池電極と電池Boxでの端子の接触だけでも4箇所にありますから、抵抗が合計されると合
成抵抗は大きくなり、結局、2,8Vの電圧が出るべき所1.4V程度しか出ないという理屈になる
訳です。
電圧1.4Vの程度の電圧では、ゴムベルトを回転させるときに負荷がかかりますので、
モーターが動くはずはありません。
そこで、電池Box端子の各端子を磨くと同時に、電気抵抗を減らすために構造的欠陥を一つ
一つ修理しました。
この後、電池Boxの外側で端子間電圧を測るとしっかり2.8Vの電圧が出るようになりました。
電源スイッチをONにするとモーターは勢いよく回転し始めました。
モーターのトルクも十分です。
モーターを含む動作部分はBoxに納められています。
ギアにもゴミ等がついていませんし、ギアの穴の緩みもないようです。

ゴムベルトも力強く回っています。
これで問題は解決したと判断します。
修理完了です。
7月27日はおもちゃの病院の日でした。
今回から、私は受付兼初期診断担当から後方支援に異同です。
もちろん、修理依頼者が多いときは補助的に受付も担当します。
私が受付けを担当した依頼者は、TOMIKAの峠山道ドライブ、プラレール2セット、
ショベルカー2台とたくさん修理依頼でのおもちゃを持参しての来院でした。
お盆に子や孫が帰省するのかもしれません。
孫たちのために早めにおもちゃの修理をしておこうという爺さん婆さんのやさしい心使
いなのでしょう。
私は、受付段階で、このうちのショベルカー1台を修理しました。
家に持ち帰ったおもちゃはTOMIKAの峠山道ドライブです。
エスカレーターのゴムベルトが動かないといういことで持ち込まれました。
まずは、筐体の分解です。
ゴムベルトが動かないということなので、まずはモーターが動かない原因を
点検します。
最初に電池Boxを点検します。
電池を入れて端子間の電圧を計測します。
電池Boxは単2電池2本の直列接続で、電池2本の電圧は各々1.4V。
ですから、電池Box外側での端子間電圧は2.8Vのはずです。
ですが、テスターで計ると1.4V程度の電圧しか示しません。
よく見ると、電池の+-端子と接触する電池Boxの端子の作りが雑です。
いわゆる構造的欠陥といえます。
今度は、テスターの抵抗計で、電極と直接接触する部分と電池Box外に出ている部
分との抵抗を計ると抵抗がゼロではありません。
電池Boxは直列接続で、
電池Box外側端子 ーー> 電池Box端子 ーー>電池マイナス電極 ーー>
電池プラス電極 ーー> 電池Box端子 ーー> 導線 ーー> ヒューズ ーー> 導線 ーー>
電池Box端子ーー> 電池マイナス電極ーー>電池Box端子ーー> 電池Box外側端子
というように接続されるようになっています。
電池電極と電池Boxでの端子の接触だけでも4箇所にありますから、抵抗が合計されると合
成抵抗は大きくなり、結局、2,8Vの電圧が出るべき所1.4V程度しか出ないという理屈になる
訳です。
電圧1.4Vの程度の電圧では、ゴムベルトを回転させるときに負荷がかかりますので、
モーターが動くはずはありません。
そこで、電池Box端子の各端子を磨くと同時に、電気抵抗を減らすために構造的欠陥を一つ
一つ修理しました。
この後、電池Boxの外側で端子間電圧を測るとしっかり2.8Vの電圧が出るようになりました。
電源スイッチをONにするとモーターは勢いよく回転し始めました。
モーターのトルクも十分です。
モーターを含む動作部分はBoxに納められています。
ギアにもゴミ等がついていませんし、ギアの穴の緩みもないようです。
ゴムベルトも力強く回っています。
これで問題は解決したと判断します。
修理完了です。
2024年05月03日
5月2日 おもちゃの修理
5月2日
おもちゃの修理
4月27日はおもちゃの修理の日でした。
家に持ち帰ったのは1個。
ピアノもどきの音の出るおもちゃです。

左から4番目の鍵盤の音が出ないと修理に持ち込まれました。
筐体を分解し、当該鍵盤の様子を調べることにします。

鍵盤は支点の近くで折れ、完全に二つの部分に分かれてしまっています。

鍵盤をゴム製の工作板の上に取り出して細部を点検します。

接着すべき部分の面積が非常に小さいので、強度の小さい接着剤では
再び破損しそうです。
そこで2剤(主剤・硬化剤)を混合する強力接着剤で接着します。
見た目の美しさを求めると強度が落ちるので、もっぱら強度を追求します。
ただし、過度の強度追求はパーツ(鍵盤)の重さを重くしてしまうので、強度
と重さのバランスを考慮することも重要です。

完全硬化後、筐体を組み立てたら修理は完了です。
おもちゃの修理
4月27日はおもちゃの修理の日でした。
家に持ち帰ったのは1個。
ピアノもどきの音の出るおもちゃです。
左から4番目の鍵盤の音が出ないと修理に持ち込まれました。
筐体を分解し、当該鍵盤の様子を調べることにします。
鍵盤は支点の近くで折れ、完全に二つの部分に分かれてしまっています。
鍵盤をゴム製の工作板の上に取り出して細部を点検します。
接着すべき部分の面積が非常に小さいので、強度の小さい接着剤では
再び破損しそうです。
そこで2剤(主剤・硬化剤)を混合する強力接着剤で接着します。
見た目の美しさを求めると強度が落ちるので、もっぱら強度を追求します。
ただし、過度の強度追求はパーツ(鍵盤)の重さを重くしてしまうので、強度
と重さのバランスを考慮することも重要です。
完全硬化後、筐体を組み立てたら修理は完了です。
2024年04月16日
4月13日 おもちゃの修理
4月13日
おもちゃの修理に行ってきました。
家に持ち帰ったのは新幹線のおもちゃ

動かないということでの修理依頼でしたが、受付で初期診断するため、新品の電池
を電池Boxに挿入し、電源をONにし、新幹線線をスタートさせるように操作したところ、
動き出したではありませんか。
修理の必要が無いように見えます。
しかし、電池Boxの周辺に電池の液漏れがところどころこびりついています。
そこで、おもちゃの内部の点検も必要だと判断し、預かることにしたのです。
まずは回路周辺の点検。
さび付きはありますがそれほど劣化は進んでいないようです。

しかし導電ゴム及びそれらと接触するスイッチ回路は仕事量が多いので
汚れと油分を拭き取りきれいに掃除します。
次は動力関係の心臓部のギアシステムはどうかなと見るとごみだらけ。
ギアにゴミがたまって巻き付き酷いことになっています。
これでは、ギアが回転する時に大きな抵抗がかかり、モーターが疲労するだけでなく
電池の消耗も激しいでしょう。
この際、大掃除することにしました。
新幹線の速度調整用のギアシステム。
掃除前。ごみが詰まっています。

掃除後。ぴかぴかになりました。

ピニオンギアの掃除前。
ゴミだらけです。

掃除後、ぴかぴかになりました。

これで修理完了です。
おもちゃの修理に行ってきました。
家に持ち帰ったのは新幹線のおもちゃ
動かないということでの修理依頼でしたが、受付で初期診断するため、新品の電池
を電池Boxに挿入し、電源をONにし、新幹線線をスタートさせるように操作したところ、
動き出したではありませんか。
修理の必要が無いように見えます。
しかし、電池Boxの周辺に電池の液漏れがところどころこびりついています。
そこで、おもちゃの内部の点検も必要だと判断し、預かることにしたのです。
まずは回路周辺の点検。
さび付きはありますがそれほど劣化は進んでいないようです。
しかし導電ゴム及びそれらと接触するスイッチ回路は仕事量が多いので
汚れと油分を拭き取りきれいに掃除します。
次は動力関係の心臓部のギアシステムはどうかなと見るとごみだらけ。
ギアにゴミがたまって巻き付き酷いことになっています。
これでは、ギアが回転する時に大きな抵抗がかかり、モーターが疲労するだけでなく
電池の消耗も激しいでしょう。
この際、大掃除することにしました。
新幹線の速度調整用のギアシステム。
掃除前。ごみが詰まっています。
掃除後。ぴかぴかになりました。
ピニオンギアの掃除前。
ゴミだらけです。
掃除後、ぴかぴかになりました。
これで修理完了です。
2024年03月26日
3月23日 おもちゃの修理
3月23日
おもちゃ病院の日でしたので修理に行ってきました。
たくさんのおもちゃの修理依頼がありました。
いつものように受付と初期診断で大忙しでした。
私が家に持ち帰ったのはラジコンカーです。
プロポは2.4GHzタイプです。

前進・後退のスティックが前後方向に動かなくなったということで持ち込まれたも
のです。
プロポには、前進・後退と左折・右折の2本のスティックがあります。
左右方向はスティックを動かすと前輪が左右に角度を変えますので問題はありま
せん。
前後方向にはスティックが動きにくいので何かが挟まっているように思えます。
プロポを分解してみました。
アンテナ部分の部品が外れ、スティックが前進方向へ動くのを塞いでしまったよう
です。
タクタイルスイッチをON-OFFするための爪が折れてしまったようです。

詳細に見てみますと見事に爪が折れていました。

根本から完全に折れてしまっていましたので、折れた箇所を加熱し一部溶かして
仮接着し、周囲を2剤セメダインで接着・保護しました。この接着剤は人間が乗る
ボートも修理できる優れものです。

爪の位置、高さはほぼパーフェクトに元通りになりました。

これで修理完了です。
おもちゃ病院の日でしたので修理に行ってきました。
たくさんのおもちゃの修理依頼がありました。
いつものように受付と初期診断で大忙しでした。
私が家に持ち帰ったのはラジコンカーです。
プロポは2.4GHzタイプです。
前進・後退のスティックが前後方向に動かなくなったということで持ち込まれたも
のです。
プロポには、前進・後退と左折・右折の2本のスティックがあります。
左右方向はスティックを動かすと前輪が左右に角度を変えますので問題はありま
せん。
前後方向にはスティックが動きにくいので何かが挟まっているように思えます。
プロポを分解してみました。
アンテナ部分の部品が外れ、スティックが前進方向へ動くのを塞いでしまったよう
です。
タクタイルスイッチをON-OFFするための爪が折れてしまったようです。
詳細に見てみますと見事に爪が折れていました。
根本から完全に折れてしまっていましたので、折れた箇所を加熱し一部溶かして
仮接着し、周囲を2剤セメダインで接着・保護しました。この接着剤は人間が乗る
ボートも修理できる優れものです。
爪の位置、高さはほぼパーフェクトに元通りになりました。
これで修理完了です。
2024年03月03日
2月25日 おもちゃの修理
2月25日
おもちゃの修理をしました。
TOMICA SPIRAL ELEVATOR
トミカの螺旋エレバーター


電源をONにしてもエレベーターが回転しないということで修理依頼の
あったおもちゃです。
まずは電池Boxの点検です。
端子やフューズに問題はなく、単2の電池2本分の端子間電圧はしっか
り出ます。
そこで、底蓋を外して内部を点検します。


問題のありそうな部品はスライドスイッチです。
点検の結果、ON-OFF(導通ー導通なし)に問題がありそうです。
そこで、プラス端子は導線を少し切り詰めてハンダを付け直す、マイナス
端子はもう一方の使用していなかった端子を使用する、最後に、スライド
スイッチは、これまでとは左右逆にして本体に取り付けれる、ということに
しました。

これで、スイッチの機能が元通りになりました。

最後に、エレバーター駆動システム部分の点検です。

ギアシステムにの点検では問題ありません。
次にモーターですが、電圧を印加するとしっかり回転します。
トルクも十分あります。
そこで、モーターとスライドスイッチ間のリード線を交換することにしました。
これで、問題のありそうな箇所の点検・修理は終了です。
底蓋を組み立て、車を使ってエレベーターが正常に稼働するか点検します。
坂道を下ってきた車はエレベータ前のストッパーで止まる、
ストッパーが外れる、
車はエレベーター内に移動する、
車は螺旋エレベータの回転とともに上昇する、
車は出口からエレベータの外に出る。
エレベーターは一連の機能をしっかり果たすようになりました。
修理完了です。
おもちゃの修理をしました。
TOMICA SPIRAL ELEVATOR
トミカの螺旋エレバーター
電源をONにしてもエレベーターが回転しないということで修理依頼の
あったおもちゃです。
まずは電池Boxの点検です。
端子やフューズに問題はなく、単2の電池2本分の端子間電圧はしっか
り出ます。
そこで、底蓋を外して内部を点検します。
問題のありそうな部品はスライドスイッチです。
点検の結果、ON-OFF(導通ー導通なし)に問題がありそうです。
そこで、プラス端子は導線を少し切り詰めてハンダを付け直す、マイナス
端子はもう一方の使用していなかった端子を使用する、最後に、スライド
スイッチは、これまでとは左右逆にして本体に取り付けれる、ということに
しました。
これで、スイッチの機能が元通りになりました。
最後に、エレバーター駆動システム部分の点検です。
ギアシステムにの点検では問題ありません。
次にモーターですが、電圧を印加するとしっかり回転します。
トルクも十分あります。
そこで、モーターとスライドスイッチ間のリード線を交換することにしました。
これで、問題のありそうな箇所の点検・修理は終了です。
底蓋を組み立て、車を使ってエレベーターが正常に稼働するか点検します。
坂道を下ってきた車はエレベータ前のストッパーで止まる、
ストッパーが外れる、
車はエレベーター内に移動する、
車は螺旋エレベータの回転とともに上昇する、
車は出口からエレベータの外に出る。
エレベーターは一連の機能をしっかり果たすようになりました。
修理完了です。
2024年03月02日
2月18日 おもちゃの修理
2月18日
おもちゃの修理
家に持ち帰ったのはFJクルーザー


水上でも走る高級ラジコンです。
プロポの状態がよくないので、本体を制御して走らせるように修理することはできませんでした。
おもちゃの修理
家に持ち帰ったのはFJクルーザー
水上でも走る高級ラジコンです。
プロポの状態がよくないので、本体を制御して走らせるように修理することはできませんでした。
2024年01月30日
1月28日 おもちゃの修理
1月28日
おもちゃの修理
久々におもちゃを修理しました。
受付係が主たる任務ですので、電池交換や電池ボックスの端子の掃除等と、短時間での修理で任務を
果たすのもありかと思いますが、ちゃんとした修理をしないと感と腕が鈍るリスクもあるので、家におも
ちゃを持ち帰りました。
まずは音のなるおもちゃです。

1個の鍵盤でしか音が鳴らないということで修理依頼です。
おそらく導電ゴムボタンの汚れとスイッチ回路の汚れによって回路の導通不
足が生じているのでしょう。
早速分解です。


予想したとおり、導電ゴムボタンがひどく汚れ、スイッチ回路も汚れにています。
油汚れや他の汚れをきれいに拭き取ります。
鍵盤の調子も調整しました。

これで全ての鍵盤で音が出るようになりました。
おもちゃの経年劣化も進んでいますので、修理でできることは限られます。
修理完了です。
次はラジコンのトラックす。

動かないとということで修理依頼です。
筐体を分解します。


ライトの端子からリード線が外れています。
またこのリード線をよくみると劣化が進んでいます。
リード線を交換します。

モータは前進後退用と左右への方向転換用の2個のモータが使われています。
外部電源を用いて印加するとどちらもしっかり動きます。
電池ボックスの外側の端子で電圧を計ると4.5Vと単3電池3本分の電圧が出ます。
しかし電源をONとしても機体に電圧がかかっていないようなのです。
そこで回路基板を取り外して調べますと、電源ON-OFFのスライドスイッチの端子か
らリード線がが外れているではありませんか。
これでは機体が動くはずがありません。
スライドスイッチを取り外し、リード線をつなぎ半田づけします。
これでどうか、ということで電池を入れ電源ON、プロポを操作しますと見事に動き
出しました。
バックさせるとバックを表すテールランプも点きます。
前後、左右、しっかりと動きますので、これで修理は完了です。
おもちゃの修理
久々におもちゃを修理しました。
受付係が主たる任務ですので、電池交換や電池ボックスの端子の掃除等と、短時間での修理で任務を
果たすのもありかと思いますが、ちゃんとした修理をしないと感と腕が鈍るリスクもあるので、家におも
ちゃを持ち帰りました。
まずは音のなるおもちゃです。
1個の鍵盤でしか音が鳴らないということで修理依頼です。
おそらく導電ゴムボタンの汚れとスイッチ回路の汚れによって回路の導通不
足が生じているのでしょう。
早速分解です。
予想したとおり、導電ゴムボタンがひどく汚れ、スイッチ回路も汚れにています。
油汚れや他の汚れをきれいに拭き取ります。
鍵盤の調子も調整しました。
これで全ての鍵盤で音が出るようになりました。
おもちゃの経年劣化も進んでいますので、修理でできることは限られます。
修理完了です。
次はラジコンのトラックす。
動かないとということで修理依頼です。
筐体を分解します。
ライトの端子からリード線が外れています。
またこのリード線をよくみると劣化が進んでいます。
リード線を交換します。
モータは前進後退用と左右への方向転換用の2個のモータが使われています。
外部電源を用いて印加するとどちらもしっかり動きます。
電池ボックスの外側の端子で電圧を計ると4.5Vと単3電池3本分の電圧が出ます。
しかし電源をONとしても機体に電圧がかかっていないようなのです。
そこで回路基板を取り外して調べますと、電源ON-OFFのスライドスイッチの端子か
らリード線がが外れているではありませんか。
これでは機体が動くはずがありません。
スライドスイッチを取り外し、リード線をつなぎ半田づけします。
これでどうか、ということで電池を入れ電源ON、プロポを操作しますと見事に動き
出しました。
バックさせるとバックを表すテールランプも点きます。
前後、左右、しっかりと動きますので、これで修理は完了です。
2023年12月03日
11月12日 おもちゃの修理
11月12日
昨日、11月11日はおもちゃ病院の日、おもちゃの修理に行ってきました。
たくさんおおもちゃが修理依頼で持ち込まれました。
受付係は大忙しでした。
家に持ち帰ったおもちゃはスーパーマリオのラジコンカーでした。
子供が操作中、ラジコン車が壁に衝突して頭部が外れ、前輪が動かなく
なったようです。
そこで、お父さんの出番となり、ネジを外し、外れた頭部を再度組み立て
ようと頑張ったようです。
しかし、結局は直せなくなったのです。
よくあるストーリー。
おまけにネジが1本が行方不明になってしまいました。
やむを得ずおもちゃ病院に持ち込みましたとのお父さんの弁。
スーパーマリオのラジコンカーです。

前頭部が外れています。

外れた箇所を組み立てて元通りにするのはお手のものです。

サクッと作業を済ませました。

ロストしたネジは、最も合うものをてネジ箱から見つけてセット。
居間で操縦してみました。
直線的に前進、左右カーブを描いて前進。OK。
直線的に後進、左右カーブを描いて後進。OK。
これで修理完了です。
昨日、11月11日はおもちゃ病院の日、おもちゃの修理に行ってきました。
たくさんおおもちゃが修理依頼で持ち込まれました。
受付係は大忙しでした。
家に持ち帰ったおもちゃはスーパーマリオのラジコンカーでした。
子供が操作中、ラジコン車が壁に衝突して頭部が外れ、前輪が動かなく
なったようです。
そこで、お父さんの出番となり、ネジを外し、外れた頭部を再度組み立て
ようと頑張ったようです。
しかし、結局は直せなくなったのです。
よくあるストーリー。
おまけにネジが1本が行方不明になってしまいました。
やむを得ずおもちゃ病院に持ち込みましたとのお父さんの弁。
スーパーマリオのラジコンカーです。
前頭部が外れています。
外れた箇所を組み立てて元通りにするのはお手のものです。
サクッと作業を済ませました。
ロストしたネジは、最も合うものをてネジ箱から見つけてセット。
居間で操縦してみました。
直線的に前進、左右カーブを描いて前進。OK。
直線的に後進、左右カーブを描いて後進。OK。
これで修理完了です。
2023年10月01日
9月23日 おもちゃの修理
9月23日
おもちゃの修理
祝祭日ですがおもちゃの病院は開院ですのでドクターとして出動しました。
家に持ち帰ったおもちゃは1個。
Mighty MO'S I.RC-2000


動かないということで持ち込まれました。
このおもちゃは無線のリモコンが付属していますが、+マイナスのリード線
でつながれていました。
マニュアルも、梱包の箱も付いていませんでしたので、持ち主に、どのよう
にして動かすのか聞きましたが要領を得ません。
子供に聞いても遊び方を知りません。
持ち主に事細かに聞き質すのは失礼なので聞き取りはやめました。
おそらくは誰かから譲り受けたものなのでしょう。
譲渡した人も操縦の仕方を教えなかったのでしょう。
仕方なくおもちゃを預かることにしました。
家に帰って点検したところ、有線接続の状態だったのを外し、無線操縦の状
態にしました。
無線のリモコンとしてプロポを操作したところ、問題なく動くではありませんか。
有線接続がなんのためにあるのかわかりませんが、無線操縦で動くので、
「おもちゃは正常稼働します」として持ち主にこのまま返すことにして1件落
着です。
おもちゃの修理
祝祭日ですがおもちゃの病院は開院ですのでドクターとして出動しました。
家に持ち帰ったおもちゃは1個。
Mighty MO'S I.RC-2000
動かないということで持ち込まれました。
このおもちゃは無線のリモコンが付属していますが、+マイナスのリード線
でつながれていました。
マニュアルも、梱包の箱も付いていませんでしたので、持ち主に、どのよう
にして動かすのか聞きましたが要領を得ません。
子供に聞いても遊び方を知りません。
持ち主に事細かに聞き質すのは失礼なので聞き取りはやめました。
おそらくは誰かから譲り受けたものなのでしょう。
譲渡した人も操縦の仕方を教えなかったのでしょう。
仕方なくおもちゃを預かることにしました。
家に帰って点検したところ、有線接続の状態だったのを外し、無線操縦の状
態にしました。
無線のリモコンとしてプロポを操作したところ、問題なく動くではありませんか。
有線接続がなんのためにあるのかわかりませんが、無線操縦で動くので、
「おもちゃは正常稼働します」として持ち主にこのまま返すことにして1件落
着です。
2023年09月22日
9月17日 おもちゃの修理
9月17日
おもちゃの修理にいってきました。
家に持ち帰ったおもちゃは1個。
アンパンマン マジカルボンゴ。

作動しないし音が鳴らないということで持ち込まれました。
筐体を分解して検査です。
回路を点検します。
トランジスタはNPNタイプのS1050です。

3本の足がサビ付いて酷いことになっています。

回路も焼けてさび付いて非痔状態です。
以下同様です。


トランジスタを取り替え、リード線を取り替え、回路の半田付けをやり直し、
サビ付いた箇所の掃除する等の処置をしてもおもちゃは正常稼働し
そうにありません。
基板の製造年は2008年ですから15年経っています。
経緯年劣化もあるし、総合評価は修理不能ということにしました。
おもちゃ修理の講習会でしたら、実験で上のような作業をやってもらい
おもちゃが稼働するか試してもらうのも面白いと思います。
おもちゃの修理にいってきました。
家に持ち帰ったおもちゃは1個。
アンパンマン マジカルボンゴ。
作動しないし音が鳴らないということで持ち込まれました。
筐体を分解して検査です。
回路を点検します。
トランジスタはNPNタイプのS1050です。
3本の足がサビ付いて酷いことになっています。
回路も焼けてさび付いて非痔状態です。
以下同様です。
トランジスタを取り替え、リード線を取り替え、回路の半田付けをやり直し、
サビ付いた箇所の掃除する等の処置をしてもおもちゃは正常稼働し
そうにありません。
基板の製造年は2008年ですから15年経っています。
経緯年劣化もあるし、総合評価は修理不能ということにしました。
おもちゃ修理の講習会でしたら、実験で上のような作業をやってもらい
おもちゃが稼働するか試してもらうのも面白いと思います。
2023年07月11日
6月10日 おもちゃ病院
6月10日
おもちゃ病院
おもちゃ病院に行ってきました。
アンパンマンの知育おもちゃを預かってきました。
音がでなくなった、一部、キーがうまく作動しないとのことです。
早速、分解します。


回路の点検です。

回路も少し痛んできているようです。
スピーカーはコイルが断線していました。
新しいスピーカーと交換しました。

キーも取り外し、クリーニングと、微調整を行います。

これで、ちゃんと音が出て、すべてのキーが作動するようになりました。
おもちゃ病院
おもちゃ病院に行ってきました。
アンパンマンの知育おもちゃを預かってきました。
音がでなくなった、一部、キーがうまく作動しないとのことです。
早速、分解します。
回路の点検です。
回路も少し痛んできているようです。
スピーカーはコイルが断線していました。
新しいスピーカーと交換しました。
キーも取り外し、クリーニングと、微調整を行います。
これで、ちゃんと音が出て、すべてのキーが作動するようになりました。
2023年07月11日
5月8日 おもちゃの修理
5月8日
おもちゃ病院の開設日。
おもちゃ修理に行ってきました。
持ち帰ったおもちゃはエアーホッケーの台。
モーターが動かず、空気がボードの穴から吹き出さない
ということで持ち込まれました。

診断してみますと電池ボックスの端子からリード線がとれ
しまっているようです。
電池ボックスはボードの下部に付いているのですが端子
やリード線をいじるには本体を解体する必要があります。
そこで本体を解体します。
修理した後、本体を問題なく組み立てるには解体プロセ
スを写真に記録しておく必要があります。


電池ボックスを本体から取り外し、悪くなっているリード線
を交換し、半田付けします。

これでファンが作動し、空気が送られるようになりました。
電池ボックスを本体に取り付け、接着剤で固定します。
修理完了です。
これでエアホッケーができるようになりました。
おもちゃ病院の開設日。
おもちゃ修理に行ってきました。
持ち帰ったおもちゃはエアーホッケーの台。
モーターが動かず、空気がボードの穴から吹き出さない
ということで持ち込まれました。
診断してみますと電池ボックスの端子からリード線がとれ
しまっているようです。
電池ボックスはボードの下部に付いているのですが端子
やリード線をいじるには本体を解体する必要があります。
そこで本体を解体します。
修理した後、本体を問題なく組み立てるには解体プロセ
スを写真に記録しておく必要があります。
電池ボックスを本体から取り外し、悪くなっているリード線
を交換し、半田付けします。
これでファンが作動し、空気が送られるようになりました。
電池ボックスを本体に取り付け、接着剤で固定します。
修理完了です。
これでエアホッケーができるようになりました。
2023年05月07日
3月23日 おもちゃの修理
3月23日
おもちゃの修理に行ってきました。
家で修理したのはモノレール。

動かなくなったというので持ち込まれたものです。
分解して修理します。



基板回路ではんだ付け箇所の劣化で接触不良が生じていました。
はんだ付けのやり直しです。


しっかり動くようになりました。
掃除と注油を行って修理完了です。
おもちゃの修理に行ってきました。
家で修理したのはモノレール。
動かなくなったというので持ち込まれたものです。
分解して修理します。
基板回路ではんだ付け箇所の劣化で接触不良が生じていました。
はんだ付けのやり直しです。
しっかり動くようになりました。
掃除と注油を行って修理完了です。
2023年01月01日
1月1日 おもちゃの修理
1月1日
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
おもちゃの修理
年末に家に持ち帰ったおもちゃの修理の続きです。
次はDX ガンガンセイバーです。

故障の内容は、①上側ブレイド折り曲げ部分を固定するためのプラスティック
製の出っ張り(爪)が破損しておりきっちりと本体に固定できないこと。
②電池を入れてスイッチをONにしても音が出ないしソードのLEDが光らないこと。
故障箇所①の写真は以下です。


この箇所の修理は困難と判断しました。
爪の部分の面積と体積が本体に接着する部分(修理のために爪を形成して
それを本体に接着させる部分)が小さく、ブレードを本体から引き抜くときに
接着部分に大きな力が掛かり再度破損してしまう危険が大きいと考えられます。
そこで、遊ぶときに、安全確保のため、ブレードを本体から引き抜かないように
と子供に注意喚起してもらうことにし、修理はしないことにしました。
次に、スイッチをONにしても音が鳴らない、LEDが光らないことの原因を探します。
下部のブレードにある単4電池1本が入る電池Boxのマイナス端子がひどくさび付
いています。
そこで本体を分解して詳しく点検します。

まずはさび付きの酷い単4電池1本が入る電池ボックスの端子部分をみると
サビが山盛りになっているではありませんか。
また、細いリード線が焼き切れて端子から外れしまっています。

そこで端子を磨き、リード線をつないで長くし端子に半田付けします。

次にハンドル部分にある基板周辺を点検します。
チェックの結果、特に問題のある箇所は見当たりませんでした。

本体を組み立て、作動チェックに入ります。
電池を入れスイッチをONにすると音が出ます。
またトリガーを引くとブレードが光ります。


作動は完全です。
修理完了としました。
参考のためAmazonのサイトでこのおもちゃの情報をみると下のように
なっています。

9800円~21900円。
オプションを取り揃えると2万円超ではありませんか。
すごく高価なおもちゃではあります。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
おもちゃの修理
年末に家に持ち帰ったおもちゃの修理の続きです。
次はDX ガンガンセイバーです。
故障の内容は、①上側ブレイド折り曲げ部分を固定するためのプラスティック
製の出っ張り(爪)が破損しておりきっちりと本体に固定できないこと。
②電池を入れてスイッチをONにしても音が出ないしソードのLEDが光らないこと。
故障箇所①の写真は以下です。
この箇所の修理は困難と判断しました。
爪の部分の面積と体積が本体に接着する部分(修理のために爪を形成して
それを本体に接着させる部分)が小さく、ブレードを本体から引き抜くときに
接着部分に大きな力が掛かり再度破損してしまう危険が大きいと考えられます。
そこで、遊ぶときに、安全確保のため、ブレードを本体から引き抜かないように
と子供に注意喚起してもらうことにし、修理はしないことにしました。
次に、スイッチをONにしても音が鳴らない、LEDが光らないことの原因を探します。
下部のブレードにある単4電池1本が入る電池Boxのマイナス端子がひどくさび付
いています。
そこで本体を分解して詳しく点検します。
まずはさび付きの酷い単4電池1本が入る電池ボックスの端子部分をみると
サビが山盛りになっているではありませんか。
また、細いリード線が焼き切れて端子から外れしまっています。
そこで端子を磨き、リード線をつないで長くし端子に半田付けします。
次にハンドル部分にある基板周辺を点検します。
チェックの結果、特に問題のある箇所は見当たりませんでした。
本体を組み立て、作動チェックに入ります。
電池を入れスイッチをONにすると音が出ます。
またトリガーを引くとブレードが光ります。
作動は完全です。
修理完了としました。
参考のためAmazonのサイトでこのおもちゃの情報をみると下のように
なっています。
9800円~21900円。
オプションを取り揃えると2万円超ではありませんか。
すごく高価なおもちゃではあります。
2023年01月01日
12月24日 おもちゃの修理
12月24日
おもちゃの修理
おもちゃ病院の開院の日なので行ってきました。
思いのほかたくさんのおもちゃが修理依頼で持ち込まれました。
最近よく来るようになったボクちゃんがにこっと微笑みながらやって
きました。
1個のおもちゃの修理依頼と1個のおもちゃの引き取りです。
彼の柔らかで穏やかな笑顔を見ると慰められます。
さて、私が家に持ち帰ったのは2個のおもちゃ。
お昼の12時近くになりなり、ドクターたちが帰宅し始めた時に持よう
やくち込まれたおもちゃです。
周りには受付係の私しかいなかったので私が家に持ち帰りました。
まずは1個目。
おもちゃ名は宇宙戦隊キューレンジャー。

箱が無いのでAmazonの画面から情報を得ると、6,800円~15,800円も
する高価なおもちゃです。
右腕が肩の部分から折れてしまい、またリード線も切れてしまい腕に付い
ているLEDが点灯しないという状態だということで持ち込まれました。
お母さんの説明によると、自分で腕を分解しアロンアルファで折損部分の
結合を試みたのだがうまくいかなかった、またLEDも点灯しなくなったよう
です。


腕が肩部分から見事に折れてしまっています。
リード線も引っ張られたことでしょう。
早速腕の部分を分解します。

LEDが載っている基盤から青のリード線が外れています。腕が折れたときの
衝撃で外れたのでしょう。
折れた部分を分解すると3つのパーツになりました。

付け根の部分はアロンアルファで接着したときに継ぎ目も接着されてしまった
ようで、1つになっています。
腕の内部はまず半田ごてでを使ったプラスティックを溶かしながら傷口部分を
をふさいでいきます。表も同様です。


次に、FRP接着剤(白)を用いて接着部分を強化します。
この接着剤は2人乗り釣りボートの底の割れ、傷などを修理する極力接着剤です。
本格的な修理では、グラスファイバー布を貼り付けながらの塗布を2回以上繰り
返す必要がありますが、おもちゃではただ塗りするだけで十分な強度を得られる
と思います。
でこぼこになった部分はヤスリとサンドペーパーできれいに仕上げます。
腕の中にLED搭載基盤を固定し、肩部分に腕を取り付けけます。


LEDライトは点くようになりました。
また手の部分を取り付けて肩の部分でうまく回転するか試しますと、スムーズに回
転します。
これで修理は完了です。
おもちゃの修理
おもちゃ病院の開院の日なので行ってきました。
思いのほかたくさんのおもちゃが修理依頼で持ち込まれました。
最近よく来るようになったボクちゃんがにこっと微笑みながらやって
きました。
1個のおもちゃの修理依頼と1個のおもちゃの引き取りです。
彼の柔らかで穏やかな笑顔を見ると慰められます。
さて、私が家に持ち帰ったのは2個のおもちゃ。
お昼の12時近くになりなり、ドクターたちが帰宅し始めた時に持よう
やくち込まれたおもちゃです。
周りには受付係の私しかいなかったので私が家に持ち帰りました。
まずは1個目。
おもちゃ名は宇宙戦隊キューレンジャー。
箱が無いのでAmazonの画面から情報を得ると、6,800円~15,800円も
する高価なおもちゃです。
右腕が肩の部分から折れてしまい、またリード線も切れてしまい腕に付い
ているLEDが点灯しないという状態だということで持ち込まれました。
お母さんの説明によると、自分で腕を分解しアロンアルファで折損部分の
結合を試みたのだがうまくいかなかった、またLEDも点灯しなくなったよう
です。
腕が肩部分から見事に折れてしまっています。
リード線も引っ張られたことでしょう。
早速腕の部分を分解します。
LEDが載っている基盤から青のリード線が外れています。腕が折れたときの
衝撃で外れたのでしょう。
折れた部分を分解すると3つのパーツになりました。
付け根の部分はアロンアルファで接着したときに継ぎ目も接着されてしまった
ようで、1つになっています。
腕の内部はまず半田ごてでを使ったプラスティックを溶かしながら傷口部分を
をふさいでいきます。表も同様です。
次に、FRP接着剤(白)を用いて接着部分を強化します。
この接着剤は2人乗り釣りボートの底の割れ、傷などを修理する極力接着剤です。
本格的な修理では、グラスファイバー布を貼り付けながらの塗布を2回以上繰り
返す必要がありますが、おもちゃではただ塗りするだけで十分な強度を得られる
と思います。
でこぼこになった部分はヤスリとサンドペーパーできれいに仕上げます。
腕の中にLED搭載基盤を固定し、肩部分に腕を取り付けけます。
LEDライトは点くようになりました。
また手の部分を取り付けて肩の部分でうまく回転するか試しますと、スムーズに回
転します。
これで修理は完了です。
2022年11月27日
11月27日 おもちゃの修理
11月27日
おもちゃの修理
11月26日はおもちゃ病院の日でした。
いつものように受付係を担当。
ラジコンの車のコントロールができないということでお母さん、
兄ちゃんと一緒に4歳坊やくんがやってきました。
レンズの付いていない枠だけサングラスをかけた粋なスタイ
ルです。
「僕4歳、去年は3歳だった」とこれまたかわいいことを言って
くれました。
いっぺんに場が和みました。
こういう坊やくんのおもちゃなら即刻なおしてあげたいと気合いが
入ります。
操縦器(プロポ)の電源スイッチを入れても電源ONのランプ点り
ません。
「電池は新しいものだと思いますが」とお母さん。
電池は9Vの積層乾電池です。
私が自分のデジタルテスターで電圧を測ったら、なんと1.8Vでした。
あまりにも電圧が低いのでテスターの故障かなと疑心暗鬼に陥りま
した。
今度は私のアナログテスターで計って見ると1.8Vと同じ値がでました。
テスターの故障じゃなくて一安心です。
電池を新品に変えてプロポを起動させ操作したら、車も問題なく動き
ます。
ラジコンのおもちゃは故障ではなく、操縦器の電池がなくなっていた
だけでした。
坊やくんは床で操縦のテストをして大はしゃぎです。
「ありがとう」いって帰っていきました。
持ち帰ったおもちゃは1個。
アンパンマンタブレット。

電源スイッチを押しても起動しないということで持ち込まれました。
まずは、筐体を分解します。

次は、ボタンスイッチが付いている基盤を外す作業に取り掛かります。

問題となっている電源ボタンスイッチの付いている基盤の固定ビスを外します。

複数個ある導電性ゴムボタンとそれらの周囲回路の掃除を行います。
電源ON-OFFのボタンと回路の掃除を特に丁寧に行います。
他の基盤にもボタンスイッチが付いていますのでそれも点検掃除。
ボタンスイッチの点検と掃除が終わったら導線や回路全体の点検も行います。
作業が終わったら実際におもちゃが正常動作するかどうか点検します。


最後に、さようならの画面がでました。

しばらくして電源は自動的にOFFになりました。
おもちゃの起動、組み込みプログラムの実行、終了と電源OFFといった一連
の動作が問題なく行えるようになりました。
これで修理完了です。
おもちゃの修理
11月26日はおもちゃ病院の日でした。
いつものように受付係を担当。
ラジコンの車のコントロールができないということでお母さん、
兄ちゃんと一緒に4歳坊やくんがやってきました。
レンズの付いていない枠だけサングラスをかけた粋なスタイ
ルです。
「僕4歳、去年は3歳だった」とこれまたかわいいことを言って
くれました。
いっぺんに場が和みました。
こういう坊やくんのおもちゃなら即刻なおしてあげたいと気合いが
入ります。
操縦器(プロポ)の電源スイッチを入れても電源ONのランプ点り
ません。
「電池は新しいものだと思いますが」とお母さん。
電池は9Vの積層乾電池です。
私が自分のデジタルテスターで電圧を測ったら、なんと1.8Vでした。
あまりにも電圧が低いのでテスターの故障かなと疑心暗鬼に陥りま
した。
今度は私のアナログテスターで計って見ると1.8Vと同じ値がでました。
テスターの故障じゃなくて一安心です。
電池を新品に変えてプロポを起動させ操作したら、車も問題なく動き
ます。
ラジコンのおもちゃは故障ではなく、操縦器の電池がなくなっていた
だけでした。
坊やくんは床で操縦のテストをして大はしゃぎです。
「ありがとう」いって帰っていきました。
持ち帰ったおもちゃは1個。
アンパンマンタブレット。
電源スイッチを押しても起動しないということで持ち込まれました。
まずは、筐体を分解します。
次は、ボタンスイッチが付いている基盤を外す作業に取り掛かります。
問題となっている電源ボタンスイッチの付いている基盤の固定ビスを外します。
複数個ある導電性ゴムボタンとそれらの周囲回路の掃除を行います。
電源ON-OFFのボタンと回路の掃除を特に丁寧に行います。
他の基盤にもボタンスイッチが付いていますのでそれも点検掃除。
ボタンスイッチの点検と掃除が終わったら導線や回路全体の点検も行います。
作業が終わったら実際におもちゃが正常動作するかどうか点検します。
最後に、さようならの画面がでました。
しばらくして電源は自動的にOFFになりました。
おもちゃの起動、組み込みプログラムの実行、終了と電源OFFといった一連
の動作が問題なく行えるようになりました。
これで修理完了です。
2022年11月01日
10月22日 おもちゃの修理
10月22日
おもちゃの修理
おもちゃの「修理に行ってきました。
今日はおもちゃの修理依頼と受け取りに数多くの親子がやってきました。
修理されたおもちゃを受け取り、ちゃんと動くのを見て大喜びする子供たち
の顔を見てこちらもうれしくなります。
修理依頼は30個以上でした。
私は4個を家に持ち帰って修理するこにしました。
まずは、プラレールの新幹線。
動かないということで持ち込まれました。

何はさておき本体を分解します。
車輪を外したらゴミだらけです。

動力伝達のギアシステムもゴミだらけです。

掃除しながらゴミをティッシュペーパーに並べたらご覧の通りです。

これだけゴミが詰まっていたらモーターは動くはずありません。
ゴミを除去し、きれいに掃除したので、機関車は何事もなく快調に走るように
なりました。
掃除して直るのって、故障じゃないんだよねえ。
次は、カラオケ風のマイクのおもちゃです。
音が出ない、光らない、ボタンも反応しないということで持ち込まれました。

分解します。
分解するのもにも順序があり、順序通りでないとうまく分解できません。

一通り解体しました。

故障の原因とおぼしきスイッチと、導線をチェックし修理します。

その結果、LEDは光るようになりました。
またスピーカらはICに録音された音はきれいに出ます。
スピーカーには問題ないようです。

しかし、マイクから入力された音、声は小さく、しかもノイズが大きいのです。
原因がわかりません。
マイク自体に問題があるのか、アンプ回路に問題があるのか、マイクとアン
プをつなぐ導線等に問題かあるのか。
疑わしい原因は複数あります。

原因は一つずつつぶしていくしかありません。
マイクが原因か、マイクを交換して実験です。
マイクを交換しても、声が小さい、ノイズが大きい、ことに変わりありません。
そこでマイクとアンプ(IC)とつなぐ導線を交換します。

続いて、アンプ(IC)とスピーカーをつなぐ導線を交換します。
その結果、マイクの音はカラオケマイクのようにきれいに音が出るようにな
りました。
どうも導線に問題があったようです。
導線の劣化と半田付け箇所の劣化でしょう。

直ってよかったです。
おもちゃのどこが悪いのかわからないと直しようがないのです。
また、おもちゃが直らないと自分の精神衛生上に悪影響が生じます。
おもちゃの修理
おもちゃの「修理に行ってきました。
今日はおもちゃの修理依頼と受け取りに数多くの親子がやってきました。
修理されたおもちゃを受け取り、ちゃんと動くのを見て大喜びする子供たち
の顔を見てこちらもうれしくなります。
修理依頼は30個以上でした。
私は4個を家に持ち帰って修理するこにしました。
まずは、プラレールの新幹線。
動かないということで持ち込まれました。
何はさておき本体を分解します。
車輪を外したらゴミだらけです。
動力伝達のギアシステムもゴミだらけです。
掃除しながらゴミをティッシュペーパーに並べたらご覧の通りです。
これだけゴミが詰まっていたらモーターは動くはずありません。
ゴミを除去し、きれいに掃除したので、機関車は何事もなく快調に走るように
なりました。
掃除して直るのって、故障じゃないんだよねえ。
次は、カラオケ風のマイクのおもちゃです。
音が出ない、光らない、ボタンも反応しないということで持ち込まれました。
分解します。
分解するのもにも順序があり、順序通りでないとうまく分解できません。
一通り解体しました。
故障の原因とおぼしきスイッチと、導線をチェックし修理します。
その結果、LEDは光るようになりました。
またスピーカらはICに録音された音はきれいに出ます。
スピーカーには問題ないようです。
しかし、マイクから入力された音、声は小さく、しかもノイズが大きいのです。
原因がわかりません。
マイク自体に問題があるのか、アンプ回路に問題があるのか、マイクとアン
プをつなぐ導線等に問題かあるのか。
疑わしい原因は複数あります。
原因は一つずつつぶしていくしかありません。
マイクが原因か、マイクを交換して実験です。
マイクを交換しても、声が小さい、ノイズが大きい、ことに変わりありません。
そこでマイクとアンプ(IC)とつなぐ導線を交換します。
続いて、アンプ(IC)とスピーカーをつなぐ導線を交換します。
その結果、マイクの音はカラオケマイクのようにきれいに音が出るようにな
りました。
どうも導線に問題があったようです。
導線の劣化と半田付け箇所の劣化でしょう。
直ってよかったです。
おもちゃのどこが悪いのかわからないと直しようがないのです。
また、おもちゃが直らないと自分の精神衛生上に悪影響が生じます。
2022年09月28日
9月24日 おもちゃの修理
9月24日 おもちゃの修理
おもちゃの修理に行ってきました。
今日は思いがけず数多くのおもちゃが修理依頼でやってきました。
やってきた子供たちは真剣ですので受け付けるこちらも真剣でした。
私が修理を担当したものを記します。
まずは、Sweet HeartのDigital Camera for Childrenです。

正常に作動しない、充電するかどうかも怪しい、ということで持ち込まれました。

分解します。

回路の点検をします。

安定化電源からUSBケーブルで電源を取り充電池を充電します。

ある程度充電してから本体を起動させますと、画面に絵が写りります。
左下に充電マークも表示されます。

これで修理完了です。
次、はアンパンマンカラーキッズタブレット。

スイッチをONにすると画面はONになるが画像は映らず、スピーカーからは
勝手に音声が流れ続け、ボタンを押しても受け付けない、ということで修理
依頼で持ち込まれました。

実際、画面には映像は映りません。
映像信号が送られてこないのです。
本体を分解してして回路を点検します。

回路上は問題がなさそうです。
そこでおもちゃについてネット上に情報がないか検索しました。

見つかりました。
おもちゃの価格がなんと¥16,500。
Waoo....high in price...!!!
こんなに価格が高いのなら何とかし正常作動させないと。
とはいっても、回路上に問題がなさそうなら、問題はどこか別に????
今度は、修理に関しての情報を検索します。

見つかりました。
記事のありかは以下です。
https://agatsuma.co.jp/support_new/faq/456.php
動画のインストラクションがありました。

おもちゃが、勝手に音声を流し続け、画面に映像が写らない原因が、
なんと、おもちゃにリセットが掛かった状態になっていることにある、
ということなのです。
リセットを解除するには、リセット状態をリセットすればよろしい、ということです。
実際にやってみました。

まずはじめに、画面には何も写っていません。
画面はONになっていますが画像信号が送られてきていないからです。

一度、電源をOFFにします。
そして、パッドの最下段のボタンに注目です。
赤色の「ろくおん」ボタン、緑色の「おなまえとうろく」ボタン、紫色の「え」ボタンの
3つのボタンを同時に押さえつつ、電源スイッチのつまみをONにします。
すると、

画面にアンパンマンが現れました。
音声による質問に対してボタン操作で応答すると、、正しいとか間違っているとか、
反応します。
おもちゃが正常な状態に復帰しました。
めでたし、めでたし。
おもちゃをソフト的に操作してリセットを掛けたり解除したりするのは、製造者側で
おもちゃの動作テストをする上ではありえます。
しかし、おもちゃを使う子供やその親、はたまたおもちゃ修理をやっているボラン
ティアもこのような裏技を前もって知っているわけはありません。
このおもちゃは高価ですから、リセットの解除方法について取り扱い説明書に書
いておくべきでしょう。
子供たちがおもちゃを触って遊んでいて、離れている3つのボタンを同時に押しな
がら電源スイッチをONにする確率は、手の大きさ(指の長さ)からして目茶苦茶低
いはずですが、現実にリセットが掛かってしまったのです。
インターネットにこのような情報が流れているということは、1件や2件ではなくある
程度の頻度でリセットが掛かる事態が生じているようです。
このようなことはWindowsのパソコンでもあります。
CTRL+ALT+DELはよくご存じでしょう。
]タスクマネージャーを呼び出してプログラムを強制終了させる操作に使います。
また、緊急の場合、「電源ボタンの長押し」による強制シャットダウンが必要な場
合もあります。
これはパソコンの初心者に教えておく必要があります。
これも皆さんご存じでしょう。
さらに、その昔、Windowsがたびたびフリーズしたり、プログラムが暴走したりしま
したから、パソコンを使う人は、パソコンの電源プラグをコンセントから引き抜いた
り、パソコンの内蔵充電池を本体から取り外したりしたものです。
パソコンでキーをたたいているときに、熱い珈琲にむせてしまい、珈琲がキーボー
ドに飛び散り、こぼれ落ち、パソコンが死を迎えたこともありました。これはultimate
な強制終了の一つです。
おもちゃの修理に行ってきました。
今日は思いがけず数多くのおもちゃが修理依頼でやってきました。
やってきた子供たちは真剣ですので受け付けるこちらも真剣でした。
私が修理を担当したものを記します。
まずは、Sweet HeartのDigital Camera for Childrenです。
正常に作動しない、充電するかどうかも怪しい、ということで持ち込まれました。
分解します。
回路の点検をします。
安定化電源からUSBケーブルで電源を取り充電池を充電します。
ある程度充電してから本体を起動させますと、画面に絵が写りります。
左下に充電マークも表示されます。
これで修理完了です。
次、はアンパンマンカラーキッズタブレット。
スイッチをONにすると画面はONになるが画像は映らず、スピーカーからは
勝手に音声が流れ続け、ボタンを押しても受け付けない、ということで修理
依頼で持ち込まれました。
実際、画面には映像は映りません。
映像信号が送られてこないのです。
本体を分解してして回路を点検します。
回路上は問題がなさそうです。
そこでおもちゃについてネット上に情報がないか検索しました。
見つかりました。
おもちゃの価格がなんと¥16,500。
Waoo....high in price...!!!
こんなに価格が高いのなら何とかし正常作動させないと。
とはいっても、回路上に問題がなさそうなら、問題はどこか別に????
今度は、修理に関しての情報を検索します。
見つかりました。
記事のありかは以下です。
https://agatsuma.co.jp/support_new/faq/456.php
動画のインストラクションがありました。
おもちゃが、勝手に音声を流し続け、画面に映像が写らない原因が、
なんと、おもちゃにリセットが掛かった状態になっていることにある、
ということなのです。
リセットを解除するには、リセット状態をリセットすればよろしい、ということです。
実際にやってみました。
まずはじめに、画面には何も写っていません。
画面はONになっていますが画像信号が送られてきていないからです。
一度、電源をOFFにします。
そして、パッドの最下段のボタンに注目です。
赤色の「ろくおん」ボタン、緑色の「おなまえとうろく」ボタン、紫色の「え」ボタンの
3つのボタンを同時に押さえつつ、電源スイッチのつまみをONにします。
すると、
画面にアンパンマンが現れました。
音声による質問に対してボタン操作で応答すると、、正しいとか間違っているとか、
反応します。
おもちゃが正常な状態に復帰しました。
めでたし、めでたし。
おもちゃをソフト的に操作してリセットを掛けたり解除したりするのは、製造者側で
おもちゃの動作テストをする上ではありえます。
しかし、おもちゃを使う子供やその親、はたまたおもちゃ修理をやっているボラン
ティアもこのような裏技を前もって知っているわけはありません。
このおもちゃは高価ですから、リセットの解除方法について取り扱い説明書に書
いておくべきでしょう。
子供たちがおもちゃを触って遊んでいて、離れている3つのボタンを同時に押しな
がら電源スイッチをONにする確率は、手の大きさ(指の長さ)からして目茶苦茶低
いはずですが、現実にリセットが掛かってしまったのです。
インターネットにこのような情報が流れているということは、1件や2件ではなくある
程度の頻度でリセットが掛かる事態が生じているようです。
このようなことはWindowsのパソコンでもあります。
CTRL+ALT+DELはよくご存じでしょう。
]タスクマネージャーを呼び出してプログラムを強制終了させる操作に使います。
また、緊急の場合、「電源ボタンの長押し」による強制シャットダウンが必要な場
合もあります。
これはパソコンの初心者に教えておく必要があります。
これも皆さんご存じでしょう。
さらに、その昔、Windowsがたびたびフリーズしたり、プログラムが暴走したりしま
したから、パソコンを使う人は、パソコンの電源プラグをコンセントから引き抜いた
り、パソコンの内蔵充電池を本体から取り外したりしたものです。
パソコンでキーをたたいているときに、熱い珈琲にむせてしまい、珈琲がキーボー
ドに飛び散り、こぼれ落ち、パソコンが死を迎えたこともありました。これはultimate
な強制終了の一つです。