2019年04月22日
4月21日 シチズン置時計の修理
4月21日
シチズン置時計の修理
私の書棚に置いているシチズンの置時計の調子がおかしい。
手に持って揺すると内部でカタカタと音が鳴るのです。
部品が外れているようなのです。
電波時計の計時は正確。
アラームも時刻を設定して試すと設定時にちゃんとアラーム
が鳴ります。
温度計もだいたい正しく機能しています。
しかし湿度計の表示がおかしい。
湿度表示をしないのです。
そこで筐体を分解して調べることにしました。
夜の10時半から作業開始です。

写真のように、作業を始めたときは湿度計は作動していました。
中にボタン電池が2個入っています。
1個のボタン電池はCR2477、定格電圧は3Vです。

テスターで電圧を測ると2.88V有りますのでまだ十分でしょう。

もう1個のボタン電池はCR2032、定格電圧は3Vです。

テスターで電圧を測ると2.82V有りますのでこれもまだ使える
でしょう。
カタカタと音が出る原因が見つかりました。

CR2477という大きめのボタン電池を固定している金具(マイナ
ス極)のハンダ付け3ヶ所のうち2ヶ所です。
金属のメッキが禿げてそれに伴ってハンダも外れたようです。
ハンダ付けしようとしたら、メッキ部分はハンダ付けが容易です
が、メッキが禿げた部分ではハンダがなかなか付きません。
そこで磁石を使って鉄分を調べますと、磁石に引きつけられ力
が弱いのです。
つまり含まれている鉄分が非常に小さいのです。
アルミが合金なのでしょう。
ハンダが付きにくいので、やむを得ず、金具の足を曲げて基板
に固定するようにし、その上からハンダしました。
どの程度ハンダ付けが効いているのはわかりませんが、基板
のマイナス回路との接触は良好なので問題はありません。

作業している内に電源のリード線も外れてしまいました。

青色のリード線です。
基板のVCCOポイントから外れてしまいました。
また一つ作業が増えました。
カタログを持っていないので、インターネットで調べてみました。

型式は8RZ068。
発売開始は2007年。
買ってからもう10年経ちます。
よく働いています。
この後もしばらく働いてくれそうです。
シチズン置時計の修理
私の書棚に置いているシチズンの置時計の調子がおかしい。
手に持って揺すると内部でカタカタと音が鳴るのです。
部品が外れているようなのです。
電波時計の計時は正確。
アラームも時刻を設定して試すと設定時にちゃんとアラーム
が鳴ります。
温度計もだいたい正しく機能しています。
しかし湿度計の表示がおかしい。
湿度表示をしないのです。
そこで筐体を分解して調べることにしました。
夜の10時半から作業開始です。
写真のように、作業を始めたときは湿度計は作動していました。
中にボタン電池が2個入っています。
1個のボタン電池はCR2477、定格電圧は3Vです。
テスターで電圧を測ると2.88V有りますのでまだ十分でしょう。
もう1個のボタン電池はCR2032、定格電圧は3Vです。
テスターで電圧を測ると2.82V有りますのでこれもまだ使える
でしょう。
カタカタと音が出る原因が見つかりました。
CR2477という大きめのボタン電池を固定している金具(マイナ
ス極)のハンダ付け3ヶ所のうち2ヶ所です。
金属のメッキが禿げてそれに伴ってハンダも外れたようです。
ハンダ付けしようとしたら、メッキ部分はハンダ付けが容易です
が、メッキが禿げた部分ではハンダがなかなか付きません。
そこで磁石を使って鉄分を調べますと、磁石に引きつけられ力
が弱いのです。
つまり含まれている鉄分が非常に小さいのです。
アルミが合金なのでしょう。
ハンダが付きにくいので、やむを得ず、金具の足を曲げて基板
に固定するようにし、その上からハンダしました。
どの程度ハンダ付けが効いているのはわかりませんが、基板
のマイナス回路との接触は良好なので問題はありません。
作業している内に電源のリード線も外れてしまいました。
青色のリード線です。
基板のVCCOポイントから外れてしまいました。
また一つ作業が増えました。
カタログを持っていないので、インターネットで調べてみました。
型式は8RZ068。
発売開始は2007年。
買ってからもう10年経ちます。
よく働いています。
この後もしばらく働いてくれそうです。
2019年04月14日
4月13日 おもちゃの修理
4月13日
市のおもちゃ病院におもちゃの修理に行ってきました。
今日も私の業務の大半は、おもちゃの修理では無く、受付
業務です。
修理依頼を受け、問題をお聞きし、カルテに必要事項を記
入したら、すぐにドクターさんに順序よく割り当てていきます。
ラジコンの専門家、重機の専門家、アマ1級・陸技(1or2)
などいろいろいますので適任者に割り当てというか、半分は
私の判断で押しつけです
最近は、ドクターさんの腕が上がったのか、それとも簡単に
修理できるおもちゃが多いのか、1人のドクターがおもちゃを
直すのに要する時間が短くなりました。
修理待ちのおもちゃが多いときは家に持って帰って直す場合
がありますが、最近は家に持って帰るおもちゃがゼロという
状況が続いています。
私が自分の椅子に座っているときは隣のドクターさんからい
ろいろと質問や相談を受けますが、自分が直接直しているわ
けでもないので、「そうかもしれませんね」などと相づちを打つ
程度です。
面白みがありません。
修理時間の終わり頃頃になってようやく私に回ってきたおも
ちゃはプラレール。
直す醍醐味はなさそうなおもちゃですが、子供たちにとっては
大切なおもちゃであることにかわりはありません。
家に持って帰って修理することにしました。
赤い機関車と新幹線の機関車。

そんなに古そうに見えません。
おそらくは電池切れか接触不良ではないかと予想。

新幹線の機関車を分解し、電池の電圧を計ると0.6Vほど。
電池切れのようです。
赤い機関車の電池の電圧は十分です。

新幹線の機関車の電池を替え、接点の接触を調整。
スイッチを入れると、動き出しました。
ちゃんと動くようになりました。
赤い機関車のスイッチは、これも接点の調整が必要です。
しっかり掃除し、接点調整。
これもちゃんと動くようになりました。
私の場合も、修理技術と腕前が上がったようです。
市のおもちゃ病院におもちゃの修理に行ってきました。
今日も私の業務の大半は、おもちゃの修理では無く、受付
業務です。
修理依頼を受け、問題をお聞きし、カルテに必要事項を記
入したら、すぐにドクターさんに順序よく割り当てていきます。
ラジコンの専門家、重機の専門家、アマ1級・陸技(1or2)
などいろいろいますので適任者に割り当てというか、半分は
私の判断で押しつけです
最近は、ドクターさんの腕が上がったのか、それとも簡単に
修理できるおもちゃが多いのか、1人のドクターがおもちゃを
直すのに要する時間が短くなりました。
修理待ちのおもちゃが多いときは家に持って帰って直す場合
がありますが、最近は家に持って帰るおもちゃがゼロという
状況が続いています。
私が自分の椅子に座っているときは隣のドクターさんからい
ろいろと質問や相談を受けますが、自分が直接直しているわ
けでもないので、「そうかもしれませんね」などと相づちを打つ
程度です。
面白みがありません。
修理時間の終わり頃頃になってようやく私に回ってきたおも
ちゃはプラレール。
直す醍醐味はなさそうなおもちゃですが、子供たちにとっては
大切なおもちゃであることにかわりはありません。
家に持って帰って修理することにしました。
赤い機関車と新幹線の機関車。
そんなに古そうに見えません。
おそらくは電池切れか接触不良ではないかと予想。
新幹線の機関車を分解し、電池の電圧を計ると0.6Vほど。
電池切れのようです。
赤い機関車の電池の電圧は十分です。
新幹線の機関車の電池を替え、接点の接触を調整。
スイッチを入れると、動き出しました。
ちゃんと動くようになりました。
赤い機関車のスイッチは、これも接点の調整が必要です。
しっかり掃除し、接点調整。
これもちゃんと動くようになりました。
私の場合も、修理技術と腕前が上がったようです。
2019年04月06日
4月6日 ダミーロードの故障
4月6日
ダミーロードが故障しました。
29MHzでのFMの送信テストのときです。
送信機とダミーロードを同軸ケーブルにつなぎ、送信のテストをしたら
送信機に「High VSWR」の警告が表示されました。
VSWR計の指針をみると、やはりREF電圧が異常に高いのです。
無線機は正常、同軸ケーブルとコネクタに問題がないはずです。
とすると、ダミーロードがおかしいのかな。
ということでダミーロードを点検すると、ハンダ付けがとれてしまっ
ているようです。
ダミーロードはDiamondの DL50A。

日本製とはいっても、ハンダ付け作業は外国の家内労働やちっ
ちゃな街工場(コウバ)ででもしているのでしょう。
先日も、市販の同軸ケーブルに付いていたコネクタのハンダ付け
がいいかげんで送信機にダメージが及ぶところでした。
ケーブルがフジクラ製の同軸ケーブルであっても、コネクタの取り
付け方が雑なら、ロスが大きくてフジクラ製を使う意味がありません。
ましてや送信機の出力が大きい場合は、ショートの危険さえあり
ますので、はなはだ危険です。
ダミーロードは新しいのを買うにしても3,000円ほどします。
必要度対価格で評価すると高価ですから、この際、自分で直して
みましょう。
ということで分解しました。

コネクタの取り付け型が雑だったようです。
ハンダ付けも雑だったようです。
コネクタの取り付けを見直し、丁寧にハンダ付けしました。

コネクタのピンをハンダ付けする前に抵抗を計ると50Ω。
ピンをハンダ付けして修理完了。
ダミーロードが故障しました。
29MHzでのFMの送信テストのときです。
送信機とダミーロードを同軸ケーブルにつなぎ、送信のテストをしたら
送信機に「High VSWR」の警告が表示されました。
VSWR計の指針をみると、やはりREF電圧が異常に高いのです。
無線機は正常、同軸ケーブルとコネクタに問題がないはずです。
とすると、ダミーロードがおかしいのかな。
ということでダミーロードを点検すると、ハンダ付けがとれてしまっ
ているようです。
ダミーロードはDiamondの DL50A。
日本製とはいっても、ハンダ付け作業は外国の家内労働やちっ
ちゃな街工場(コウバ)ででもしているのでしょう。
先日も、市販の同軸ケーブルに付いていたコネクタのハンダ付け
がいいかげんで送信機にダメージが及ぶところでした。
ケーブルがフジクラ製の同軸ケーブルであっても、コネクタの取り
付け方が雑なら、ロスが大きくてフジクラ製を使う意味がありません。
ましてや送信機の出力が大きい場合は、ショートの危険さえあり
ますので、はなはだ危険です。
ダミーロードは新しいのを買うにしても3,000円ほどします。
必要度対価格で評価すると高価ですから、この際、自分で直して
みましょう。
ということで分解しました。
コネクタの取り付け型が雑だったようです。
ハンダ付けも雑だったようです。
コネクタの取り付けを見直し、丁寧にハンダ付けしました。
コネクタのピンをハンダ付けする前に抵抗を計ると50Ω。
ピンをハンダ付けして修理完了。
2019年04月06日
2019年04月03日
3月31日 アマチュア無線 アンテナの調整
3月31日
アマチュア無線のアンテナ調整
最近は近郊の無線局とグループとしての交信(ローカルコール)が
多くなっています。
例えば8局間の通信だとしましょう。
各無線局のアンテナが立っている方向が、私の家(無線機の常置
場所)から見て、極端な場合東西南北の方角に散らばっている場
合があります。
すべての無線局からの電波をRS59(了解度Rは5、信号強度Sは9)
で受信でき、かつすべての無線局に59で届くように電波を飛ばす
のは、特に私の家の場合は西側に小高い山が有りますので、至難
の業です。
そのため、アンテナの調整に励んでいます。
まずは、50MHz帯アンテナの調整です。
アンテナは Radix RDE-6N

あれやこれや調整をしている内ようやくVSWRが1.0になりました。
50MH帯でAMのローカルQSO(多局間交信)があります。
最近、西に位置する無線局から59+10dBで受信できているというレ
ポートをもらいましたので一安心です。
ある程度高い出力(30Wとか)を出せば、西に位置する局にも、小高
い山を越えて電波がしっかり飛んで行くということが実証され一安心
です。
アンテナを立てる位置もようやく定まりつつあります。

次は、7MHz帯のアンテナの調整です。
アンテナは Radix RD-V40

7.18MHzでVSWRが1.0になりました。
7.195MHz周辺では、国内のAM交信があります。

日本アマチュア無線協会から冊子が送られてきました。

1台ほしいですね。
最後に、28MHz帯のアンテナの調整です。
アンテナは Radix RDE-15
29MHzでFMのローカルコールがあるとの情報提供を受
けましたのでそれにエントリーするとしたら事前に周波数
の調整をしておかないといけません。
早速、21~28MHz帯のアンテナのエレメントの調整に入
りました。
アンテナの上げ下げとエレメントの長さの調整に時間を費や
すこと1時間。
やっとVSWRを1.1まで下げることができました。

V型ダイポール型のアンテナです。
135度に開いてバランセットに取り付けるとどうしてもSWRが
2以下に落ちません。
仕方がないので開き角度を90度に狭めました。
スイープしたデータは以下です。

このアンテナ(21~28MHz帯)エレメントは50MHz帯のエレメントと
交換しながらバランセットに取り付けて使うことにしているのですが、
50MHz帯のエレメントは135度に開いた方がSWRが低いのです。
両者にトレードオフがあるようです。
当分は両方とも90度で使うことで我慢しましょうか。
アマチュア無線のアンテナ調整
最近は近郊の無線局とグループとしての交信(ローカルコール)が
多くなっています。
例えば8局間の通信だとしましょう。
各無線局のアンテナが立っている方向が、私の家(無線機の常置
場所)から見て、極端な場合東西南北の方角に散らばっている場
合があります。
すべての無線局からの電波をRS59(了解度Rは5、信号強度Sは9)
で受信でき、かつすべての無線局に59で届くように電波を飛ばす
のは、特に私の家の場合は西側に小高い山が有りますので、至難
の業です。
そのため、アンテナの調整に励んでいます。
まずは、50MHz帯アンテナの調整です。
アンテナは Radix RDE-6N
あれやこれや調整をしている内ようやくVSWRが1.0になりました。
50MH帯でAMのローカルQSO(多局間交信)があります。
最近、西に位置する無線局から59+10dBで受信できているというレ
ポートをもらいましたので一安心です。
ある程度高い出力(30Wとか)を出せば、西に位置する局にも、小高
い山を越えて電波がしっかり飛んで行くということが実証され一安心
です。
アンテナを立てる位置もようやく定まりつつあります。
次は、7MHz帯のアンテナの調整です。
アンテナは Radix RD-V40
7.18MHzでVSWRが1.0になりました。
7.195MHz周辺では、国内のAM交信があります。
日本アマチュア無線協会から冊子が送られてきました。
1台ほしいですね。
最後に、28MHz帯のアンテナの調整です。
アンテナは Radix RDE-15
29MHzでFMのローカルコールがあるとの情報提供を受
けましたのでそれにエントリーするとしたら事前に周波数
の調整をしておかないといけません。
早速、21~28MHz帯のアンテナのエレメントの調整に入
りました。
アンテナの上げ下げとエレメントの長さの調整に時間を費や
すこと1時間。
やっとVSWRを1.1まで下げることができました。
V型ダイポール型のアンテナです。
135度に開いてバランセットに取り付けるとどうしてもSWRが
2以下に落ちません。
仕方がないので開き角度を90度に狭めました。
スイープしたデータは以下です。
このアンテナ(21~28MHz帯)エレメントは50MHz帯のエレメントと
交換しながらバランセットに取り付けて使うことにしているのですが、
50MHz帯のエレメントは135度に開いた方がSWRが低いのです。
両者にトレードオフがあるようです。
当分は両方とも90度で使うことで我慢しましょうか。