2014年08月03日
8月2日 キス44尾&アイナメ1尾
酷暑の夏。
毎日が酷暑。
今朝は4時半過ぎに起床。
空には雲が多いが、じきに晴れて暑くなりそうである。予報は最高気温35℃。
十分の水の量をペットボトルに詰めた。
水は、飲料としてだけでなく、帽子やシャツを濡らして体温を下げるのにもいい。
それに首にはマジクール。
キスのクーラーには保冷剤をたっぷり。
こうしたことで、キス釣りは、重い荷物を持って熱い砂浜を歩くハードな労働でもある。
それにしても、なぜ猛暑のなか、釣りにいくのか。
それは、青い空、青い海、冷たい海水、波音、魚、鳥、船、...、それに時間が、極上の4次元空間を作り出すから。
いつもの餌屋さんに立ち寄ってチロリとジャリメを購入。
いつもの浜に向かう道路では通行する車の数が少ない。
5時台はまだ街は眠っているようだ。
駐車場に着いたら車の数は少ない。
キスが釣れていないのだろう。
浜に出て左右を見渡す。
釣り人のシルエットがあちらこちらにポツリポツリ。
第3釣り座右に入った。
左30m1人。右100mに1人。
右の釣り人のさらに右には毎週のようにみかける2本竿の釣師さん。いつものようにイヤホンを耳にあてている。
左にいる釣り人さんはというと、仕掛けを海に投入し糸ふけをとると竿を竿受けに置き、クーラーに腰掛け、何やら飲み出した。
よく見るとアルミ缶のビールではないか。
レジャー気分なのだろう。
しかし、朝っぱらから、暑い中でビールを飲むと意識が朦朧とするし、なにせ熱射病が心配だ。
左右を見渡して他人の心配をしているより、私は釣りをしなくては、と意識を戻した。
こうも暑いと、注意が散漫になってしまう。
夜の眠りが浅いせいでまだ頭が覚醒していないのかもしれない。
ロッド シマノ キスタイプR 405CX+
リール シマノ スーパーエアロテクニウムMg
ライン 砂紋0.8号200m
錘 デルナー25号改造フロート付錘 自作天秤
デルナー27号改造フロート付錘 自作天秤
ジェット天秤30号改造フロート付錘 自作天秤
針 OWNER キスR5号5本針
ササメ アスリートキス5号5本針
今日も、まずは沖の根掛かり領域まで仕掛けを飛ばし型のいいキスを狙う。
5色に投入。
糸ふけを取りつつ底を探ったらやはり根掛かりする。
根掛かり領域の底と砂地の底との境界を見極めるのが難しい。
左右に2~3m違うだけで根掛かり度合いが全く違うからである。
4.5色でアタリ。
小さいが連で上がってきた。
第2投目も同じ距離でアタリ。
引いてくると途端にぐんぐんと重くなる。
ヒラメでもない。
ゴミでもない。
ハリスを切らないように慎重に引いてくる。
どうにか仕掛けを回収できた。
よく見ると、竿先には私の錘と仕掛けがあり、針にはキスが1尾ついている。
しかし、さらにまだ先があり、ラインが延々と沖の方まで伸びている。
ロストとなったラインが海に漂っていたようである。
釣りの邪魔になるのでそれを回収することにした。
回収するのに時間を取られたが、2号らしきPEラインがほぼ2色分、その先にナイロンの力糸が付いていた。
さらにその先にジェット天秤30号と仕掛け。
仕掛けには小さなチャリコが1尾、まだ生きていて元気だった。
チャリコは針から外して海に帰した。
3投目に、同じ距離で明確なアタリ。
これは型のいいキスかなと思って引いてくると、次は大きなアタリ。
これはいよいよと期待を膨らませたが、ガンガンとした鋭い抵抗はベラかもしれない。
ばらさないように岸まで引いてきたら、まずはベラが姿を見せ、続いて黒っぽい魚。
黒っぽいのはソイかなと一瞬ときめいたが、体長が長い。よく見るとアイナメであった。
仲良く写ってもらった。

ベラは海に返そうかなと思ったが、ついつい、いたずらっ気が出てしまう。
鳶を呼ぶのだ。
頭上高くベラを差し上げ、ぐるぐると回す。
すると、すぐに2羽の鳶がやってきた。
近くにベラを放ると1羽が途端に急降下。
拾って持って行くのかなと思ったら、拾わないで帰って行ってしまった。
もう一羽も同様。
足の爪で魚を拾う瞬間に魚を選んでいるのである。
ベラは元気なので海に帰した。
続いては、キスとヒイラギが上がって来た。
今度は、ヒイラギを頭上高く差し上げて鳶に見せ、近くに放り、その場から離れる。
すると鳶は急降下し、ヒイラギを拾って持っていった。
鳥も、人間と同じようだ。
アジ、キス、ハゼは人は好んで食べる。鳶にとっても好物。
ヒイラギは、食べる人と食べない人がいる。鳶は食べる。
ベラは、食べる人と食べない人がいる。鳶は食べない。おなかの空き方によるのかも知れない。
そうこうする内に、左の釣り人さんに大きなアタリのようだ。
柔らかい竿が大きくしなっている。
上がってきたのはずんぐりした黒っぽい魚。
私にはアイナメがきたこともあり「カサゴですか」声をかたら「キジハタです」とうらやましい返答。
アイナメにキジハタが釣れたということは、海底の様子ががこれまでとかなり変わったということか。
今日はキスの密度が濃い方でないし、大型はいない。
ということで、意識の張り詰め度合いというかテンションが低いので、意識しなくても周りや遠くを見てしまう。
沖には釣りの2人乗りボートやレジャーボートがいる。
さらにはテトラポッドの工事のクレーン船も通って行く。



ここで粘ってどうにか30ほどを釣った。
今度は第3釣り座左に投入。
錘をデルナー27号改造に変更。
デルナーの改造型は、キャスト時の空中姿勢が良いし、サビキの軽さも軽くアタリの感度が高い。
数尾の釣果。
さらに第4釣り座に移動。
ここで錘をジェット天秤30号改造型に交換。
沖を目指して投げ過ぎ、2投目で根掛かり。力糸から先をロスト。
スプールを交換。ラインを1.2号PEにした。
ラインが1.2号だと少々の根掛かりは力ずくで脱出できる。
沖に停泊中の船は巡視艇か。船腹にJapan Coast Guardの文字。

家からは携帯にメールあり。暑いので帰還の勧奨。
全体的にキスの密度が低いので、餌は余っているものの釣果が望めず、携帯の勧奨に従って撤収。
ここでの釣果は10尾ほど。
帰り支度をしていたら顔見知りさんと出会った。
彼の自転車には釣り道具。
「今日は釣れなかったでしょう」と顔見知りさんからの開口一番。
これからサヨリ釣りに出かけるのだという。
型はまだ小さいらしい。
そうだ。
これからサヨリの季節だ。
9月に入ればアオリイカのシーズンだ。
今日の釣果44尾にアイナメ1尾。

毎日が酷暑。
今朝は4時半過ぎに起床。
空には雲が多いが、じきに晴れて暑くなりそうである。予報は最高気温35℃。
十分の水の量をペットボトルに詰めた。
水は、飲料としてだけでなく、帽子やシャツを濡らして体温を下げるのにもいい。
それに首にはマジクール。
キスのクーラーには保冷剤をたっぷり。
こうしたことで、キス釣りは、重い荷物を持って熱い砂浜を歩くハードな労働でもある。
それにしても、なぜ猛暑のなか、釣りにいくのか。
それは、青い空、青い海、冷たい海水、波音、魚、鳥、船、...、それに時間が、極上の4次元空間を作り出すから。
いつもの餌屋さんに立ち寄ってチロリとジャリメを購入。
いつもの浜に向かう道路では通行する車の数が少ない。
5時台はまだ街は眠っているようだ。
駐車場に着いたら車の数は少ない。
キスが釣れていないのだろう。
浜に出て左右を見渡す。
釣り人のシルエットがあちらこちらにポツリポツリ。
第3釣り座右に入った。
左30m1人。右100mに1人。
右の釣り人のさらに右には毎週のようにみかける2本竿の釣師さん。いつものようにイヤホンを耳にあてている。
左にいる釣り人さんはというと、仕掛けを海に投入し糸ふけをとると竿を竿受けに置き、クーラーに腰掛け、何やら飲み出した。
よく見るとアルミ缶のビールではないか。
レジャー気分なのだろう。
しかし、朝っぱらから、暑い中でビールを飲むと意識が朦朧とするし、なにせ熱射病が心配だ。
左右を見渡して他人の心配をしているより、私は釣りをしなくては、と意識を戻した。
こうも暑いと、注意が散漫になってしまう。
夜の眠りが浅いせいでまだ頭が覚醒していないのかもしれない。
ロッド シマノ キスタイプR 405CX+
リール シマノ スーパーエアロテクニウムMg
ライン 砂紋0.8号200m
錘 デルナー25号改造フロート付錘 自作天秤
デルナー27号改造フロート付錘 自作天秤
ジェット天秤30号改造フロート付錘 自作天秤
針 OWNER キスR5号5本針
ササメ アスリートキス5号5本針
今日も、まずは沖の根掛かり領域まで仕掛けを飛ばし型のいいキスを狙う。
5色に投入。
糸ふけを取りつつ底を探ったらやはり根掛かりする。
根掛かり領域の底と砂地の底との境界を見極めるのが難しい。
左右に2~3m違うだけで根掛かり度合いが全く違うからである。
4.5色でアタリ。
小さいが連で上がってきた。
第2投目も同じ距離でアタリ。
引いてくると途端にぐんぐんと重くなる。
ヒラメでもない。
ゴミでもない。
ハリスを切らないように慎重に引いてくる。
どうにか仕掛けを回収できた。
よく見ると、竿先には私の錘と仕掛けがあり、針にはキスが1尾ついている。
しかし、さらにまだ先があり、ラインが延々と沖の方まで伸びている。
ロストとなったラインが海に漂っていたようである。
釣りの邪魔になるのでそれを回収することにした。
回収するのに時間を取られたが、2号らしきPEラインがほぼ2色分、その先にナイロンの力糸が付いていた。
さらにその先にジェット天秤30号と仕掛け。
仕掛けには小さなチャリコが1尾、まだ生きていて元気だった。
チャリコは針から外して海に帰した。
3投目に、同じ距離で明確なアタリ。
これは型のいいキスかなと思って引いてくると、次は大きなアタリ。
これはいよいよと期待を膨らませたが、ガンガンとした鋭い抵抗はベラかもしれない。
ばらさないように岸まで引いてきたら、まずはベラが姿を見せ、続いて黒っぽい魚。
黒っぽいのはソイかなと一瞬ときめいたが、体長が長い。よく見るとアイナメであった。
仲良く写ってもらった。

ベラは海に返そうかなと思ったが、ついつい、いたずらっ気が出てしまう。
鳶を呼ぶのだ。
頭上高くベラを差し上げ、ぐるぐると回す。
すると、すぐに2羽の鳶がやってきた。
近くにベラを放ると1羽が途端に急降下。
拾って持って行くのかなと思ったら、拾わないで帰って行ってしまった。
もう一羽も同様。
足の爪で魚を拾う瞬間に魚を選んでいるのである。
ベラは元気なので海に帰した。
続いては、キスとヒイラギが上がって来た。
今度は、ヒイラギを頭上高く差し上げて鳶に見せ、近くに放り、その場から離れる。
すると鳶は急降下し、ヒイラギを拾って持っていった。
鳥も、人間と同じようだ。
アジ、キス、ハゼは人は好んで食べる。鳶にとっても好物。
ヒイラギは、食べる人と食べない人がいる。鳶は食べる。
ベラは、食べる人と食べない人がいる。鳶は食べない。おなかの空き方によるのかも知れない。
そうこうする内に、左の釣り人さんに大きなアタリのようだ。
柔らかい竿が大きくしなっている。
上がってきたのはずんぐりした黒っぽい魚。
私にはアイナメがきたこともあり「カサゴですか」声をかたら「キジハタです」とうらやましい返答。
アイナメにキジハタが釣れたということは、海底の様子ががこれまでとかなり変わったということか。
今日はキスの密度が濃い方でないし、大型はいない。
ということで、意識の張り詰め度合いというかテンションが低いので、意識しなくても周りや遠くを見てしまう。
沖には釣りの2人乗りボートやレジャーボートがいる。
さらにはテトラポッドの工事のクレーン船も通って行く。



ここで粘ってどうにか30ほどを釣った。
今度は第3釣り座左に投入。
錘をデルナー27号改造に変更。
デルナーの改造型は、キャスト時の空中姿勢が良いし、サビキの軽さも軽くアタリの感度が高い。
数尾の釣果。
さらに第4釣り座に移動。
ここで錘をジェット天秤30号改造型に交換。
沖を目指して投げ過ぎ、2投目で根掛かり。力糸から先をロスト。
スプールを交換。ラインを1.2号PEにした。
ラインが1.2号だと少々の根掛かりは力ずくで脱出できる。
沖に停泊中の船は巡視艇か。船腹にJapan Coast Guardの文字。

家からは携帯にメールあり。暑いので帰還の勧奨。
全体的にキスの密度が低いので、餌は余っているものの釣果が望めず、携帯の勧奨に従って撤収。
ここでの釣果は10尾ほど。
帰り支度をしていたら顔見知りさんと出会った。
彼の自転車には釣り道具。
「今日は釣れなかったでしょう」と顔見知りさんからの開口一番。
これからサヨリ釣りに出かけるのだという。
型はまだ小さいらしい。
そうだ。
これからサヨリの季節だ。
9月に入ればアオリイカのシーズンだ。
今日の釣果44尾にアイナメ1尾。

Posted by トシちゃん先生の海釣り at 10:56│Comments(0)
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