2023年05月07日
5月7日 ウォーキングポールを買いました
5月3日
ウォーキングポールを買いました
MIzuno Walking Pole
カーボンファイバー製、三つ折りタイプです。
注文してから届くまで3週間以上かかりました。


左脚の訓練のためです。
ポールなしでも十分自立歩行ができますが、早足や大股歩きの場
合に役立ちます。
病院での訓練には長期間通う必要があり費用もかかりますが、散
歩を兼ねた歩きでの訓練には費用が掛かりませんので、22,000円
程度のポール購入費用は浮いてきそうです。
ウォーキングポールを買いました
MIzuno Walking Pole
カーボンファイバー製、三つ折りタイプです。
注文してから届くまで3週間以上かかりました。
左脚の訓練のためです。
ポールなしでも十分自立歩行ができますが、早足や大股歩きの場
合に役立ちます。
病院での訓練には長期間通う必要があり費用もかかりますが、散
歩を兼ねた歩きでの訓練には費用が掛かりませんので、22,000円
程度のポール購入費用は浮いてきそうです。
2022年08月14日
8月14日 血圧計の腕帯を購入しました
8月14日
OMRON 血圧計 HEM-7510C の腕帯を購入しました。

HEM-FSM50です。
この血圧計は5年前に購入した製品です。
腕帯は2年半ほど前に2本目を新調して使ってきましたが、マジックテープの
効きが次第に悪くなり、2週間前ほどから、測定数値のブレが大きくなりました。
普段は上が120以下、下が70以下だったのですが、最近では、上が110~150、
下が65~85と出るようになったのです。
血圧の測定数値は、1回目より2回目、2回目より3回目と、次第に低下すること
は分かっています。
しかし、上下の数値ともに測定ごとに大きくぶれたり、「測定不能」と出たりする
のは、血圧計本体もしくは腕帯に故障があると考えられます。
そこで、まずは腕帯を新しいものと交換することにしました
新しい腕帯を使って血圧を測定してみると、上下の血圧の数値のぶれが小さく
なりました。
OMRON 血圧計 HEM-7510C の腕帯を購入しました。
HEM-FSM50です。
この血圧計は5年前に購入した製品です。
腕帯は2年半ほど前に2本目を新調して使ってきましたが、マジックテープの
効きが次第に悪くなり、2週間前ほどから、測定数値のブレが大きくなりました。
普段は上が120以下、下が70以下だったのですが、最近では、上が110~150、
下が65~85と出るようになったのです。
血圧の測定数値は、1回目より2回目、2回目より3回目と、次第に低下すること
は分かっています。
しかし、上下の数値ともに測定ごとに大きくぶれたり、「測定不能」と出たりする
のは、血圧計本体もしくは腕帯に故障があると考えられます。
そこで、まずは腕帯を新しいものと交換することにしました
新しい腕帯を使って血圧を測定してみると、上下の血圧の数値のぶれが小さく
なりました。
2022年04月17日
4月17日 化粧水とお菓子
4月17日
化粧水とお菓子
化粧水とお菓子です。
私のひげ剃り後とかに使うスキンケアローションは
「日本酒の化粧水」という500mLのボトルのものを
使ってきました。
今回、チェンジし、「薬用ハトムギ化粧水」500mLの
ボトルにしました。

どれを使ってもさほどの違いは感じませんが、つける
のとつけないのとでは、冬などでは肌荒れの差が歴
然です。
お菓子のラスクです。

私は、中身のお菓子をもらうより、磁石がくっつく鉄製
のきれいな箱をもらう方が嬉しいです。
道具箱に使えます。
化粧水とお菓子
化粧水とお菓子です。
私のひげ剃り後とかに使うスキンケアローションは
「日本酒の化粧水」という500mLのボトルのものを
使ってきました。
今回、チェンジし、「薬用ハトムギ化粧水」500mLの
ボトルにしました。
どれを使ってもさほどの違いは感じませんが、つける
のとつけないのとでは、冬などでは肌荒れの差が歴
然です。
お菓子のラスクです。
私は、中身のお菓子をもらうより、磁石がくっつく鉄製
のきれいな箱をもらう方が嬉しいです。
道具箱に使えます。
2021年03月05日
3月4日 筋肉・関節の痛みに久光製薬のフェイタスチック
3月4日
筋肉・関節の痛みには久光製薬のフェイタスチック
これまで、筋肉・関節の痛みに大正製薬のスミルスチック3%を使っていました。
残り少なくなって来たので、ネットで買うかなと検索したら、医師の処方箋がない
となかなか手に入らないようです。
もっともこのスチックは膝の痛みで整形外科にかかったときに医師が指定した
薬品でした。
そこで、簡単に手に入る代用品はないかと探してみたら久光製薬のフェイタス
チックが見つかったという次第です。

ロキソニンパップも医師が指定する貼り薬ですが、効能は大きいものの、かゆ
み、かぶれがひどく、特に夏場など汗をかくときには使い物になりません。
筋肉・関節の痛みには久光製薬のフェイタスチック
これまで、筋肉・関節の痛みに大正製薬のスミルスチック3%を使っていました。
残り少なくなって来たので、ネットで買うかなと検索したら、医師の処方箋がない
となかなか手に入らないようです。
もっともこのスチックは膝の痛みで整形外科にかかったときに医師が指定した
薬品でした。
そこで、簡単に手に入る代用品はないかと探してみたら久光製薬のフェイタス
チックが見つかったという次第です。
ロキソニンパップも医師が指定する貼り薬ですが、効能は大きいものの、かゆ
み、かぶれがひどく、特に夏場など汗をかくときには使い物になりません。
2020年06月27日
6月26日 マスクについて
6月26日
マスクについて
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、マスクが必需品になりま
した。
マスクをしていないと、買い物にも散歩にも行けません。
緊急事態宣言の解除後は、ごく普通の綿マスクでもいろいろの所に
出かけることができるようになりましたが、ウイルスの感染予防とい
観点からは、単なるマスクはしていないのも同然です。
買って持っているなら高機能マスクでしょう、ということで薬局で見つ
けた高機能マスクを買ってきました。

1袋3枚を鞄に入れて持ち歩けば、TPOに関わらず、また万が一の
場合の安全対策にもなります。
冬のインフルエンザ対策にもなります。
マスクについて
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、マスクが必需品になりま
した。
マスクをしていないと、買い物にも散歩にも行けません。
緊急事態宣言の解除後は、ごく普通の綿マスクでもいろいろの所に
出かけることができるようになりましたが、ウイルスの感染予防とい
観点からは、単なるマスクはしていないのも同然です。
買って持っているなら高機能マスクでしょう、ということで薬局で見つ
けた高機能マスクを買ってきました。
1袋3枚を鞄に入れて持ち歩けば、TPOに関わらず、また万が一の
場合の安全対策にもなります。
冬のインフルエンザ対策にもなります。
2020年05月11日
5月10日 ひげ剃りの更新
5月10日
ひげ剃りの更新
これまで使ってきて、まだ当分使えるひげ剃りはGillette Fusion 5+1です。

これは、かなり以前で十数年前になると思いますが、ある行きつけの床
屋さんから「業者さんから試供品としていただいたので使ってみて下さい」
といただいたモノです。
私にはこのひげ剃りが非常に使い勝手がよかったので、それ以来、替え
刃を調達しつつこのひげ剃りを愛用してきました。
先日、替え刃が残り4個になったので、そろそろ替え刃の調達時期かなと
いうことで、1パックの替え刃の個数と価格をネットで検索したところ、同じ
替え刃がほとんど見当たらないのです。
同じ替え刃はあるにはありますが、購入者の評価をみてみみますと、送って
きた商品がネット上の写真と異なるとか、商品の個数が異なるとかで、商
品の端境期にありがちなトラブルが散見されます。
それでは、近くのドラッグストアでも見て確かめてみるかと、実際に近くのド
ラッグストアに行ってみたところ、私のほしい替え刃は店頭にも陳列されて
いないのです。
それじゃ仕方ないということで、今使っているFusion 5+1のバージョンに最
も近いものを選んで調達してみました。


Gillette Fusion 5+1 Proglideです。
まだ使っていませんが、「全てのフュージョンシリーズのホルダーに適合し
ます」と書かれています。
プログライドの本体にFusion 5+1バージョンの替え刃を取り付けて、
あるいは逆に、
Fusion 5+1バージョンの本体にプログライドの替え刃を取り付けて、
使用できるようです。
ひげ剃りの更新
これまで使ってきて、まだ当分使えるひげ剃りはGillette Fusion 5+1です。
これは、かなり以前で十数年前になると思いますが、ある行きつけの床
屋さんから「業者さんから試供品としていただいたので使ってみて下さい」
といただいたモノです。
私にはこのひげ剃りが非常に使い勝手がよかったので、それ以来、替え
刃を調達しつつこのひげ剃りを愛用してきました。
先日、替え刃が残り4個になったので、そろそろ替え刃の調達時期かなと
いうことで、1パックの替え刃の個数と価格をネットで検索したところ、同じ
替え刃がほとんど見当たらないのです。
同じ替え刃はあるにはありますが、購入者の評価をみてみみますと、送って
きた商品がネット上の写真と異なるとか、商品の個数が異なるとかで、商
品の端境期にありがちなトラブルが散見されます。
それでは、近くのドラッグストアでも見て確かめてみるかと、実際に近くのド
ラッグストアに行ってみたところ、私のほしい替え刃は店頭にも陳列されて
いないのです。
それじゃ仕方ないということで、今使っているFusion 5+1のバージョンに最
も近いものを選んで調達してみました。
Gillette Fusion 5+1 Proglideです。
まだ使っていませんが、「全てのフュージョンシリーズのホルダーに適合し
ます」と書かれています。
プログライドの本体にFusion 5+1バージョンの替え刃を取り付けて、
あるいは逆に、
Fusion 5+1バージョンの本体にプログライドの替え刃を取り付けて、
使用できるようです。
2020年03月20日
3月20日 ランニングシューズの新調
3月20日
ランニングシューズの新調。
家人が、玄関の掃除をしていて私のランニングシューズを動かした際にたまたま
ソールのすり減り方が激しいのに気付いたとかで、「安全の面で早めに新調した
方が賢明です」と勧告。
「まだ使えると思うのだけど、万が一のこともあるからこの際靴を見に行きますか」
と大型スポーツ店に出向きました。
そのまえにネットで種々検索し、机上調査。
机上調査もいいのですが、やはり靴は履いてみないと評価できません。
実物があるのは店舗なのです。
これまで履いていたのはアンダーアーマーのランニングシューズ。
前回、買う前に試したとき足にぴったりフィットしたし、使っている間も調子が良かった
ので、今回もアンダーアーマーの製品でフィッティング開始。
買ったのはもちろんアンダーアーマー。

履いて散歩してみました。

なかなか良い調子でした。
買って満足です。
これまで履いていた靴もまだ履けそうですが。
これまで、長らく(硬式)テニスをやっていました。
ハードコートでは特にそうですが、サーブを始めとして、テニスは椎間板に与える
ショックが他のスポーツと比較して甚大です。
私が椎間板ヘルニアの手術をしたのも、ハードコートでのテニスの練習や試合が
多かったことによるでしょうが、ハードコートで履く靴の選択を誤ったことの方が大
きいでしょう。
たかが靴、されど靴です。
昨今、マラソンで新記録が続出しています。
厚底シューズが新記録続出の秘密兵器と噂されていますが、恐らくその通りでしょう。
テニスでは、ラケットの反発係数がめちゃくちゃ大きく、さらに5m以上跳び上がれ
るシューズがあり、それらがAI制御されるものなら、どんな試合も楽勝でしょう。
もっともこれは、アニメのテニスの王子の世界ですが。
ランニングシューズの新調。
家人が、玄関の掃除をしていて私のランニングシューズを動かした際にたまたま
ソールのすり減り方が激しいのに気付いたとかで、「安全の面で早めに新調した
方が賢明です」と勧告。
「まだ使えると思うのだけど、万が一のこともあるからこの際靴を見に行きますか」
と大型スポーツ店に出向きました。
そのまえにネットで種々検索し、机上調査。
机上調査もいいのですが、やはり靴は履いてみないと評価できません。
実物があるのは店舗なのです。
これまで履いていたのはアンダーアーマーのランニングシューズ。
前回、買う前に試したとき足にぴったりフィットしたし、使っている間も調子が良かった
ので、今回もアンダーアーマーの製品でフィッティング開始。
買ったのはもちろんアンダーアーマー。
履いて散歩してみました。
なかなか良い調子でした。
買って満足です。
これまで履いていた靴もまだ履けそうですが。
これまで、長らく(硬式)テニスをやっていました。
ハードコートでは特にそうですが、サーブを始めとして、テニスは椎間板に与える
ショックが他のスポーツと比較して甚大です。
私が椎間板ヘルニアの手術をしたのも、ハードコートでのテニスの練習や試合が
多かったことによるでしょうが、ハードコートで履く靴の選択を誤ったことの方が大
きいでしょう。
たかが靴、されど靴です。
昨今、マラソンで新記録が続出しています。
厚底シューズが新記録続出の秘密兵器と噂されていますが、恐らくその通りでしょう。
テニスでは、ラケットの反発係数がめちゃくちゃ大きく、さらに5m以上跳び上がれ
るシューズがあり、それらがAI制御されるものなら、どんな試合も楽勝でしょう。
もっともこれは、アニメのテニスの王子の世界ですが。
2018年10月28日
10月28日 体重計の新調
10月28日
体重計を新調した。

タニタのインナースキャン デュアル
(Dual Frequency Body Composition Monitor)
RD-800
先日まで使っていたタニタ Innner Scan 50V がまたまたエラー表示を
出すようになった。
2008年2月に購入した体重計である。
すでに10年半以上使っている。
数ヶ月前にコードを切って修理し、先日まで問題なく体重を計っていた
のだが、今回の故障は重症のようだ。
体重計本体と手に持つハンドルとはコードで結ばれている。
コードの中には非常に細いリード線が10本入っている。
毎日毎日、曲げ伸ばしや引っ張り、ねじれにさらされているのと10年以
上の経年劣化でいわばボロボロになる一歩手前であろう。
修理すればこの体重計はこの先も使えそうだが、コードの問題で故障が
起きたり誤作動を起こす可能性が高い。
そのため、これを契機に新調することにした。
今回購入した機種の仕様は以下のようになっている。

前の機種の仕様を基準に探したらこの機種になった。
結構細かく測定できるのだ。
見た目はこのようになっている。

前の機種はいかにも体重計という姿形であった。
今回のはメカっぽい。
デザイン的にも優れている。

足、手など部位を測定していいるときは右側とか左側とかが青く光る。
今この側を測定していますと表示しているのだ。
取り扱い説明書

スマホからも操作できる。
スマホで操作できるなんて、いかにも便利そうに思われるが、体重を計る
のにいちいちスマホを操作するなんてナンセンスともいえる。
ところで、たかが体重だが、あるのと無いのとでは食事の量に関して大き
な違いが出る。
50グラム計なら最大100グラムの誤差で体重を計れる。
この数日間体重を計っていなかった。
体重を計らないと最も困るのは、食べる量の目安がないことである。
体重が増えていれば食べる量を少し減らさないといけないし、減っていれば
多めに食べても問題ない。
この目安があれば、体重が減っているときは、フルコースの食事を食べても
問題がない。
しかし平均体重がすでに1Kg超過していることを知らないでフルコースの食
事をしたら2Kg位は優に超過する。
平均体重から2Kg増えてしまったら元に戻らなくなってしまう。
過去に出張で中国に1週間行った際体重を計っていなかった。
中国料理と白酒はおいしい。
一人一人の御前のような食事サービスではないのでついつい飲み過ぎ食べ
過ぎになる。
日本に帰ってきたら体重が2Kg以上増えていた。
元に戻すのに1カ月ほどかかった。
食べたいものも食べられず苦痛の毎日だった。
あんな思いは二度としたくない。
だから、毎日の体重測定は欠かせない。
体重計を新調した。
タニタのインナースキャン デュアル
(Dual Frequency Body Composition Monitor)
RD-800
先日まで使っていたタニタ Innner Scan 50V がまたまたエラー表示を
出すようになった。
2008年2月に購入した体重計である。
すでに10年半以上使っている。
数ヶ月前にコードを切って修理し、先日まで問題なく体重を計っていた
のだが、今回の故障は重症のようだ。
体重計本体と手に持つハンドルとはコードで結ばれている。
コードの中には非常に細いリード線が10本入っている。
毎日毎日、曲げ伸ばしや引っ張り、ねじれにさらされているのと10年以
上の経年劣化でいわばボロボロになる一歩手前であろう。
修理すればこの体重計はこの先も使えそうだが、コードの問題で故障が
起きたり誤作動を起こす可能性が高い。
そのため、これを契機に新調することにした。
今回購入した機種の仕様は以下のようになっている。
前の機種の仕様を基準に探したらこの機種になった。
結構細かく測定できるのだ。
見た目はこのようになっている。
前の機種はいかにも体重計という姿形であった。
今回のはメカっぽい。
デザイン的にも優れている。
足、手など部位を測定していいるときは右側とか左側とかが青く光る。
今この側を測定していますと表示しているのだ。
取り扱い説明書
スマホからも操作できる。
スマホで操作できるなんて、いかにも便利そうに思われるが、体重を計る
のにいちいちスマホを操作するなんてナンセンスともいえる。
ところで、たかが体重だが、あるのと無いのとでは食事の量に関して大き
な違いが出る。
50グラム計なら最大100グラムの誤差で体重を計れる。
この数日間体重を計っていなかった。
体重を計らないと最も困るのは、食べる量の目安がないことである。
体重が増えていれば食べる量を少し減らさないといけないし、減っていれば
多めに食べても問題ない。
この目安があれば、体重が減っているときは、フルコースの食事を食べても
問題がない。
しかし平均体重がすでに1Kg超過していることを知らないでフルコースの食
事をしたら2Kg位は優に超過する。
平均体重から2Kg増えてしまったら元に戻らなくなってしまう。
過去に出張で中国に1週間行った際体重を計っていなかった。
中国料理と白酒はおいしい。
一人一人の御前のような食事サービスではないのでついつい飲み過ぎ食べ
過ぎになる。
日本に帰ってきたら体重が2Kg以上増えていた。
元に戻すのに1カ月ほどかかった。
食べたいものも食べられず苦痛の毎日だった。
あんな思いは二度としたくない。
だから、毎日の体重測定は欠かせない。
2018年04月18日
4月18日 タニタの体重計修理 & ソニーICVZ-R25 0TV購入
4月18日
(1)体重計の修理
朝起きたら、家人が、体重計がエラーを表示して体重を計れないとぶつぶつ言って
いるではないか。
私も、朝起きたら体重を計るのが日課なので、体重計の表示を確認した。
やはりエラー表示が出る。
どこが悪いのかなとハンドルから伸びているコードを捻ってみると表示が消えた
りする。
コードのリード線に何か問題がありそうだ。
今使っている体重計はタニタのBC-621である。
いつ買ったのだろうと底部を見てみた。
購入年月は2008年2月とマジックペンでメモしてある。
10年以上も使っているではないか。
普通の電化製品ならば減価償却満了であり、どこかに故障が出てもおかしくない。
いままでよくもまあ故障がなかったものだ。
体重を計れないと困るので、急いでネットで体重計の種類や価格を調べてみた。
たくさんの種類がある。
私には、50g単位で計れること、手や足の部位ごとに各種データがとれることが
必須の条件である。
販売価格はと見ると2万円程度から4万円強まである。
買おうかなと思ったがしかし、考えてみると、ネットで急いで注文しても、明日以降
にならないと届かない。
今日と明日の朝は体重は計れないことになる。
ならば体重計の修理を試みて、それでだめなら注文することにしようと決めた。
早速修理に入った。
筐体を分解。
エラーの原因がコードの断線にある可能性が高い。
コードをねじって点検してみると、本体から顔を出している直後の箇所で断線し
そうになっているようだ。
ここが最も、ねじられ、引っ張られ、衝撃を受け易い箇所である。
ここの前後で切り取ることが一つの案である。
しかし、リード線はすごく細いので、途中でつなぎ合わせるのは至難のわざで
ある。
また、コネクタの箇所で接続し直す場合は、10本の差し込みピンに接続し直さ
ないといけない。
これもまた、リード線が細いので、至難のわざである。

そこで、コネクタの覆いをニッパで破り、10本の雄ピンに直接リード線をハンダ
付けする方法を選ぶことにした。
コネクタの外側を部分的に剥がしピンをむき出しにした。

10本のリード線をピンに1本ずつ慎重にハンダ付け。

無事終了。
左がコネクタの差し込み部分。
ここは使わないことにした。
右が直接ハンダ付けしたピン。
10本のピンは、色別に正しく接続されたことを確認。
コードへの衝撃がコネクタピンに半田付けした箇所に伝わらないよう、自己
融着テープ、絶縁テープ、結束バンドでコードを固定する処置をした。
さて、筐体を組み立て、電池を入れて起動を点検。

体重計は復旧した。
コンプリーテッド
今しばらくは働いてくれるだろう。
(2)ソニーのポータブルラジオレコーダー
今回、ソニーのポータブルラジオレコーダーICZ-R250TVを新規購入した。

家人のラジオの調子が悪くなってきたらしく、私のラジオを頻繁に使うようになった。
家の中には、ステレオのチューナーを除いて、数台のラジオがあるがまともなのは少ない。
1台はMDは動くがCDが使えない。
1台はCDは使えるがカセットは使えない。
したがって、まともな1台に入る私のポータブルラジオレコーダーに目がいくのだ。
ラジオも聞けるし、同時録音もできるし、録音した番組も音楽も聞ける。
そこで、今使っているソニーのポータブルラジオレコーダーICZ-R50を家人に払下げし、
自分用に1台新調することにした。

今回新規購入したソニーICZ-R250TVはICZ-R50と比べると図体が大きいし重い。
しかし、充電池を内臓しているのが大きな目玉だ。
内臓充電池の電気を使い切ってから乾電池の電気を消費するという構造になっているの
で、乾電池の容量を気にする必要がなさそうだ。
内蔵充電池の容量はメーター表示されるので、ACアダプタで充電する目安、つまりAC
アダプタを使う目安になる。
乾電池をより長時間に渡って使えるというメリットがある。
録音途中での乾電池の電気切れのリスクも解消できる。
ワンセグでテレビ音声も聞ける。
ICZ-R50のACアダプターは5V-1A、ICZ-R250TVのACアダプターは5V-700mAなので、
前者を今回買ったラジオに使える。
ACアダプターは単品で買うと4,000円以上もする。
(1)体重計の修理
朝起きたら、家人が、体重計がエラーを表示して体重を計れないとぶつぶつ言って
いるではないか。
私も、朝起きたら体重を計るのが日課なので、体重計の表示を確認した。
やはりエラー表示が出る。
どこが悪いのかなとハンドルから伸びているコードを捻ってみると表示が消えた
りする。
コードのリード線に何か問題がありそうだ。
今使っている体重計はタニタのBC-621である。
いつ買ったのだろうと底部を見てみた。
購入年月は2008年2月とマジックペンでメモしてある。
10年以上も使っているではないか。
普通の電化製品ならば減価償却満了であり、どこかに故障が出てもおかしくない。
いままでよくもまあ故障がなかったものだ。
体重を計れないと困るので、急いでネットで体重計の種類や価格を調べてみた。
たくさんの種類がある。
私には、50g単位で計れること、手や足の部位ごとに各種データがとれることが
必須の条件である。
販売価格はと見ると2万円程度から4万円強まである。
買おうかなと思ったがしかし、考えてみると、ネットで急いで注文しても、明日以降
にならないと届かない。
今日と明日の朝は体重は計れないことになる。
ならば体重計の修理を試みて、それでだめなら注文することにしようと決めた。
早速修理に入った。
筐体を分解。
エラーの原因がコードの断線にある可能性が高い。
コードをねじって点検してみると、本体から顔を出している直後の箇所で断線し
そうになっているようだ。
ここが最も、ねじられ、引っ張られ、衝撃を受け易い箇所である。
ここの前後で切り取ることが一つの案である。
しかし、リード線はすごく細いので、途中でつなぎ合わせるのは至難のわざで
ある。
また、コネクタの箇所で接続し直す場合は、10本の差し込みピンに接続し直さ
ないといけない。
これもまた、リード線が細いので、至難のわざである。
そこで、コネクタの覆いをニッパで破り、10本の雄ピンに直接リード線をハンダ
付けする方法を選ぶことにした。
コネクタの外側を部分的に剥がしピンをむき出しにした。
10本のリード線をピンに1本ずつ慎重にハンダ付け。
無事終了。
左がコネクタの差し込み部分。
ここは使わないことにした。
右が直接ハンダ付けしたピン。
10本のピンは、色別に正しく接続されたことを確認。
コードへの衝撃がコネクタピンに半田付けした箇所に伝わらないよう、自己
融着テープ、絶縁テープ、結束バンドでコードを固定する処置をした。
さて、筐体を組み立て、電池を入れて起動を点検。
体重計は復旧した。
コンプリーテッド
今しばらくは働いてくれるだろう。
(2)ソニーのポータブルラジオレコーダー
今回、ソニーのポータブルラジオレコーダーICZ-R250TVを新規購入した。
家人のラジオの調子が悪くなってきたらしく、私のラジオを頻繁に使うようになった。
家の中には、ステレオのチューナーを除いて、数台のラジオがあるがまともなのは少ない。
1台はMDは動くがCDが使えない。
1台はCDは使えるがカセットは使えない。
したがって、まともな1台に入る私のポータブルラジオレコーダーに目がいくのだ。
ラジオも聞けるし、同時録音もできるし、録音した番組も音楽も聞ける。
そこで、今使っているソニーのポータブルラジオレコーダーICZ-R50を家人に払下げし、
自分用に1台新調することにした。
今回新規購入したソニーICZ-R250TVはICZ-R50と比べると図体が大きいし重い。
しかし、充電池を内臓しているのが大きな目玉だ。
内臓充電池の電気を使い切ってから乾電池の電気を消費するという構造になっているの
で、乾電池の容量を気にする必要がなさそうだ。
内蔵充電池の容量はメーター表示されるので、ACアダプタで充電する目安、つまりAC
アダプタを使う目安になる。
乾電池をより長時間に渡って使えるというメリットがある。
録音途中での乾電池の電気切れのリスクも解消できる。
ワンセグでテレビ音声も聞ける。
ICZ-R50のACアダプターは5V-1A、ICZ-R250TVのACアダプターは5V-700mAなので、
前者を今回買ったラジオに使える。
ACアダプターは単品で買うと4,000円以上もする。
2018年02月20日
2月20日 期末試験採点作業終了 1アマ国家試験受験手続き完了
2月20日
後学期末試験の採点作業がようやく終わった。
枚数はそれほど多くはないが、採点作業は嫌いなのだ。
これほど苦しい作業はない。
誰もがみな優(A)ではない。
不可(F)もいる。
Fはつけたくないが、常日頃の出席態度もある。
あれやこれやで、先延ばししたい。
でも、いつかは終えないといけない。
しかたなしに、嫌々ながらもやっていた。
今日、ようやく終わった。
開放感に浸っている。
これで4月までは自分の専門分野の仕事に時間を使える。
ところで、第1級アマチュア無線技士の国家試験のことである。
気乗りはしなかったが、結局のところ受験することにした。
というのは、つい最近、「自分の身にいつ何が起こるかわからない」ということを
実感させられたからだ。
実は1月25日から28日まで大学付属病院に入院していた。
検査入院であった。
その前には、血液検査にMRI検査。
自覚症状も何もないのに検査だと言われると何かしら自分が病気になったみ
たいに思ってしまう。
心配しながら聞き入った。
担当医師は「血液検査の結果は特に異常はありません」、
「MRI検査の結果でも、特に異常は見当たりませんでした」。
其の後がいけない。
「ですが、念のため入院して精密に検査することを勧めます」。
「がっくりきますね、先生」と喉元まで出かかった。
が、それはそれ、やはり知的な私のことだから、その一言は、あるいは気が弱い
からか、ぐっと飲み込んだ。
ということで結局は入院して検査することになった。
1月25日に入院し、28日に退院した。
退院時、病院の担当医師から、「検査結果は2月13日に来院下さい。担当医か
ら検査結果について説明します」と告げられた。
それからの2週間は実に長かった。
2月13日が来た。
気が重いが、大学付属病院へと車を走らせた。
説明を聞くだけなのだが、廊下の椅子で待つ時間が異常に長く感じられた。
待った時間は時計では1時間ほどだったが、実に長く感じられた。
「〇〇さん、〇〇番の検査室にお入りください」と医師から一人ずつと名前が呼ばれる。
一瞬、ギクッ。
ああ、自分じゃない。
ほっと一息。
次かな。
またしばらくして「〇〇さん・・・・・」というアナウンス。
違った。
次かな。
その繰り返し。
最後の最後、廊下に診察待ちの人がいなくなってからようやく私の名が呼ばれた。
ああ、ついに検査結果の説明の時がきた。
おそるおそる検査室に入り、担当医師の顔色を伺った。
渋い顔はしていないように感じられた。
ほんのちょっと安心した。
「その後どうでしたか」と退院後の状況を聞かれたので、「特段変わったことはありません
でした」と返事。
担当医師は「検査の結果、特に異常はありませんでした」と切り出した。
自分が思うに、もともと「特に異常なし」なのだから、検査の結果それが単に「確認」
されただけでのことである。
でも、「異常なし」は実に嬉しいことだった。
無事に家に帰れるのだから、家への道は天国への道である。
かつて、裁判所の傍聴席で判決を聞いたことがある。
「無罪」が言い渡され、娑婆に帰れるとすれば、ドアの向こうはいわば天国である。
逆に、有罪で収監になるなら、連れて行かれるドアの先は刑務所、いわば地獄である。
判決を聞いていて鳥肌が立ち、身震いした。
裁判所は実に恐ろしいところなのだと実感した。
病院も、ある意味で、同じである。
医師が「異常ありません」と言えば、安心して家に、つまり天国へ帰れる。
しかし、「すぐに入院して手術の必要があります」と言われれば、それから先は闇、
はては地獄につながっているかもしれない。
やはり、いつ何時、事故、ケガ、病気など何があるかわからないのだ。
何もないいまこそ、「やれることは今やっておく」ことが大事だと実感した。
そこで、病院から帰ったあと、すぐに日本無線協会にアクセスし国家試験申請シス
テムから1アマ国家試験の受験を申請し、メールの指示に従って郵便局から試験
手数料を振り込んだ。
昨日、状況確認をすると受験手続きは完了している旨の表示がなされた。

これで、4月7日(土)に受験するだけとなった。
新学期で講義が始まる前に国家試験が終わるので都合がいい。
後学期末試験の採点作業がようやく終わった。
枚数はそれほど多くはないが、採点作業は嫌いなのだ。
これほど苦しい作業はない。
誰もがみな優(A)ではない。
不可(F)もいる。
Fはつけたくないが、常日頃の出席態度もある。
あれやこれやで、先延ばししたい。
でも、いつかは終えないといけない。
しかたなしに、嫌々ながらもやっていた。
今日、ようやく終わった。
開放感に浸っている。
これで4月までは自分の専門分野の仕事に時間を使える。
ところで、第1級アマチュア無線技士の国家試験のことである。
気乗りはしなかったが、結局のところ受験することにした。
というのは、つい最近、「自分の身にいつ何が起こるかわからない」ということを
実感させられたからだ。
実は1月25日から28日まで大学付属病院に入院していた。
検査入院であった。
その前には、血液検査にMRI検査。
自覚症状も何もないのに検査だと言われると何かしら自分が病気になったみ
たいに思ってしまう。
心配しながら聞き入った。
担当医師は「血液検査の結果は特に異常はありません」、
「MRI検査の結果でも、特に異常は見当たりませんでした」。
其の後がいけない。
「ですが、念のため入院して精密に検査することを勧めます」。
「がっくりきますね、先生」と喉元まで出かかった。
が、それはそれ、やはり知的な私のことだから、その一言は、あるいは気が弱い
からか、ぐっと飲み込んだ。
ということで結局は入院して検査することになった。
1月25日に入院し、28日に退院した。
退院時、病院の担当医師から、「検査結果は2月13日に来院下さい。担当医か
ら検査結果について説明します」と告げられた。
それからの2週間は実に長かった。
2月13日が来た。
気が重いが、大学付属病院へと車を走らせた。
説明を聞くだけなのだが、廊下の椅子で待つ時間が異常に長く感じられた。
待った時間は時計では1時間ほどだったが、実に長く感じられた。
「〇〇さん、〇〇番の検査室にお入りください」と医師から一人ずつと名前が呼ばれる。
一瞬、ギクッ。
ああ、自分じゃない。
ほっと一息。
次かな。
またしばらくして「〇〇さん・・・・・」というアナウンス。
違った。
次かな。
その繰り返し。
最後の最後、廊下に診察待ちの人がいなくなってからようやく私の名が呼ばれた。
ああ、ついに検査結果の説明の時がきた。
おそるおそる検査室に入り、担当医師の顔色を伺った。
渋い顔はしていないように感じられた。
ほんのちょっと安心した。
「その後どうでしたか」と退院後の状況を聞かれたので、「特段変わったことはありません
でした」と返事。
担当医師は「検査の結果、特に異常はありませんでした」と切り出した。
自分が思うに、もともと「特に異常なし」なのだから、検査の結果それが単に「確認」
されただけでのことである。
でも、「異常なし」は実に嬉しいことだった。
無事に家に帰れるのだから、家への道は天国への道である。
かつて、裁判所の傍聴席で判決を聞いたことがある。
「無罪」が言い渡され、娑婆に帰れるとすれば、ドアの向こうはいわば天国である。
逆に、有罪で収監になるなら、連れて行かれるドアの先は刑務所、いわば地獄である。
判決を聞いていて鳥肌が立ち、身震いした。
裁判所は実に恐ろしいところなのだと実感した。
病院も、ある意味で、同じである。
医師が「異常ありません」と言えば、安心して家に、つまり天国へ帰れる。
しかし、「すぐに入院して手術の必要があります」と言われれば、それから先は闇、
はては地獄につながっているかもしれない。
やはり、いつ何時、事故、ケガ、病気など何があるかわからないのだ。
何もないいまこそ、「やれることは今やっておく」ことが大事だと実感した。
そこで、病院から帰ったあと、すぐに日本無線協会にアクセスし国家試験申請シス
テムから1アマ国家試験の受験を申請し、メールの指示に従って郵便局から試験
手数料を振り込んだ。
昨日、状況確認をすると受験手続きは完了している旨の表示がなされた。
これで、4月7日(土)に受験するだけとなった。
新学期で講義が始まる前に国家試験が終わるので都合がいい。
2016年03月28日
3月27日 キスシーズン幕開けが近い。山歩きで体力つくり
あとひと月ほどでキスシーズンがやってきます。
砂浜での投げ釣りには強い体力が欠かせません。
2週間前ほどから体力トレーニングに入りました。
医者から血圧管理のことも注意されていますので、運動不足解消と健康管理、体力増強
のためにできるだけ運動するように努めています。
負荷をかけた運動のために、天気のよい休日はできるだけ長距離の山歩きに励むように
していますす。
晴れた日の山歩きは気持ちがいいです。
小鳥たちの姿やさえずりは癒しになります。
バードウォッチングにはそれほど興味を持っていませんので高価な重いカメラとレンズを
担いで山歩きをする気にはなれません。
カメラやレンズよりロッドとリールが優先というのが釣り師ですから。

広葉樹の葉が落ちている今のうちが、見晴らしがよく、小鳥たちの姿もよく見えて山歩き
の絶好の期間です。



砂浜での投げ釣りには強い体力が欠かせません。
2週間前ほどから体力トレーニングに入りました。
医者から血圧管理のことも注意されていますので、運動不足解消と健康管理、体力増強
のためにできるだけ運動するように努めています。
負荷をかけた運動のために、天気のよい休日はできるだけ長距離の山歩きに励むように
していますす。
晴れた日の山歩きは気持ちがいいです。
小鳥たちの姿やさえずりは癒しになります。
バードウォッチングにはそれほど興味を持っていませんので高価な重いカメラとレンズを
担いで山歩きをする気にはなれません。
カメラやレンズよりロッドとリールが優先というのが釣り師ですから。
広葉樹の葉が落ちている今のうちが、見晴らしがよく、小鳥たちの姿もよく見えて山歩き
の絶好の期間です。
2015年02月01日
2月1日 首が回らない??
雪がちらちら降っています。
波も高く、海に行けないですね。
先日、シマノの第四世代キススペが3月に発売予定とのことで、
冬眠なんかしている状態ではなくなったと書きました。
キススペを買いたいのは山々だが買えば首が回らなくなるなあ
と心配していたら、本当に首がまわらなくなってしまいました。
最近、肩こりがひどくて、首を回したり、右に傾けたりするごとに
筋肉や筋が痛む。長時間のデスクワークが非常に苦痛になって
しまいました。
しかたなく、先週水曜日に、整形外科病院に診てもらいに行って
きました。
看護婦さんとの問診後、、肩から首、頭部にかけてのレントゲン
写真撮影に回されました。
レントゲンは2枚。
レントゲン写真の所見、手や腕のしびれや手首の筋肉の力など
の検査や問診の結果、医師は、
「頸椎に特段の問題はありません。神経系統にも問題はないとい
えるでしょう。貼り薬と鎮痛剤を1週間分出しますから様子を見まし
ょう。運動を控えて静かにしていれば次第に炎症は治まると思いま
す」、と診断しました。
ほっとしましたね。
4日後の日曜日になってようやく首の回転が楽になってきました。
お金の問題は何とかなっても、本当の首が回らなくては釣りどこ
ろではないですからね。
全体的に運動不足があるのかもしれません。
体と健康あっての釣りですから、釣り師は体を慈しみましょう。
波も高く、海に行けないですね。
先日、シマノの第四世代キススペが3月に発売予定とのことで、
冬眠なんかしている状態ではなくなったと書きました。
キススペを買いたいのは山々だが買えば首が回らなくなるなあ
と心配していたら、本当に首がまわらなくなってしまいました。
最近、肩こりがひどくて、首を回したり、右に傾けたりするごとに
筋肉や筋が痛む。長時間のデスクワークが非常に苦痛になって
しまいました。
しかたなく、先週水曜日に、整形外科病院に診てもらいに行って
きました。
看護婦さんとの問診後、、肩から首、頭部にかけてのレントゲン
写真撮影に回されました。
レントゲンは2枚。
レントゲン写真の所見、手や腕のしびれや手首の筋肉の力など
の検査や問診の結果、医師は、
「頸椎に特段の問題はありません。神経系統にも問題はないとい
えるでしょう。貼り薬と鎮痛剤を1週間分出しますから様子を見まし
ょう。運動を控えて静かにしていれば次第に炎症は治まると思いま
す」、と診断しました。
ほっとしましたね。
4日後の日曜日になってようやく首の回転が楽になってきました。
お金の問題は何とかなっても、本当の首が回らなくては釣りどこ
ろではないですからね。
全体的に運動不足があるのかもしれません。
体と健康あっての釣りですから、釣り師は体を慈しみましょう。
2014年01月30日
突発性難聴-退院から今日まで&&興味深い新聞記事
昨年の11月29日から12月8日まで、突発性難聴で大学病院に入院していました。
幸い回復が早く、12月8日に退院しました。
12月16日に、退院後初めての受診に出かけました。
聴力検査の結果、順調に聴力は回復していました。
ただし退院後間もないことなので、食後にアデホスコーワ顆粒1袋とメチコバール錠1錠の服
用を続けることになりました。
その後も、右耳は順調に回復しているように感じていました。
イアホンでステレオ音楽を聴いていると、頭の真ん中を中心にして音が分布しているように
感じるし、スピーカーの音量を最低にしても右耳から音が聞こえてきました。
また、音の大きさは正常な左耳と同じような大きさで聞こえてきました。
今年、1月28日に受診予約が入っており、当日、大学病院で受診しました。
無音室での聴力検査では、ヘッドホンから出る音のほとんどは感知できたように思います。
検査結果のグラフを見せながら、担当医師は、「右耳はしっかり回復しています。また、左右
の耳の検査グラフはほとんど重なるので左右のバランスもいいです。耳鳴り等の後遺症もな
いようなのでよかったですね。これで治ったことにしてもよいでしょう
ただ、今までの経過もあるので、もう一回薬を出しましょう。飲み終わった時点で状態が良け
れば、それで完治ということにします。次回の予約はなしです」と診断しました。
ということで、薬局でアデホスコーワ顆粒、メチコバール錠を受け取り、家に帰ってきました。
今日(1月30日)の朝、日本経済新聞の朝刊を見ていた家内が、「突発性難聴ついての記事
が出ているよ」と言って記事のあらましを言い、私に新聞を手渡しました。
その記事によれば、突発性難聴について面白い結果が出ていました。
簡単に言えば、聞こえが悪いほうの耳でクラシックを聴き続けると、耳の回復が早いしよくな
る効果も大きいということです。
詳しいことは新聞で読んでいただきたいと思います。
ここでは、私の耳の回復のためでもありますので、記事を大まかにまとめておきましょう。
自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)のチームの研究成果
患者50人を二つのグループに分けた。
一方は、ステロイド剤での治療のみ。
他方は、ステロイド剤での治療のほかに、正常な耳を塞ぎ、難聴の耳で毎日6時間クラシッ
ク聴いてもらい、日常生活もすべて難聴の耳で聞いてもらった。
約10日後に調べると、後者では、左右25デシベルあった聴力差が7デシベルほどまで小さ
くなった。これに対し、ステロイド剤の投与だけの患者のグループでは15デシベルほどの差が
残った。
以上から、難聴の耳でクラシックを聴くことや、難聴の耳を日常生活で使うことが、難聴の耳
の回復が早く効果も大きい。
これらの研究成果は、1月29日の英科学誌電子版に載ったということです。
私は、入院から退院に至る顛末を書いた記事で、携帯ラジオでステレオ音楽を聴いていた、
と書いています。
上の記事を参考にして今から思えば、私の右耳の回復が比較的早かったのは、クラシック
音楽を中心に、ステレオで音楽を聴いていたからなのではないかと思います。
ステレオ放送ですので、難聴の右耳だけで音楽を聴いていたわけではありませんが、難聴
の右耳を常に訓練していたといえましょう。
突発性難聴の方は、新聞記事にアクセスしていただき、自分でも是非試していただきたい
と思います。
幸い回復が早く、12月8日に退院しました。
12月16日に、退院後初めての受診に出かけました。
聴力検査の結果、順調に聴力は回復していました。
ただし退院後間もないことなので、食後にアデホスコーワ顆粒1袋とメチコバール錠1錠の服
用を続けることになりました。
その後も、右耳は順調に回復しているように感じていました。
イアホンでステレオ音楽を聴いていると、頭の真ん中を中心にして音が分布しているように
感じるし、スピーカーの音量を最低にしても右耳から音が聞こえてきました。
また、音の大きさは正常な左耳と同じような大きさで聞こえてきました。
今年、1月28日に受診予約が入っており、当日、大学病院で受診しました。
無音室での聴力検査では、ヘッドホンから出る音のほとんどは感知できたように思います。
検査結果のグラフを見せながら、担当医師は、「右耳はしっかり回復しています。また、左右
の耳の検査グラフはほとんど重なるので左右のバランスもいいです。耳鳴り等の後遺症もな
いようなのでよかったですね。これで治ったことにしてもよいでしょう
ただ、今までの経過もあるので、もう一回薬を出しましょう。飲み終わった時点で状態が良け
れば、それで完治ということにします。次回の予約はなしです」と診断しました。
ということで、薬局でアデホスコーワ顆粒、メチコバール錠を受け取り、家に帰ってきました。
今日(1月30日)の朝、日本経済新聞の朝刊を見ていた家内が、「突発性難聴ついての記事
が出ているよ」と言って記事のあらましを言い、私に新聞を手渡しました。
その記事によれば、突発性難聴について面白い結果が出ていました。
簡単に言えば、聞こえが悪いほうの耳でクラシックを聴き続けると、耳の回復が早いしよくな
る効果も大きいということです。
詳しいことは新聞で読んでいただきたいと思います。
ここでは、私の耳の回復のためでもありますので、記事を大まかにまとめておきましょう。
自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)のチームの研究成果
患者50人を二つのグループに分けた。
一方は、ステロイド剤での治療のみ。
他方は、ステロイド剤での治療のほかに、正常な耳を塞ぎ、難聴の耳で毎日6時間クラシッ
ク聴いてもらい、日常生活もすべて難聴の耳で聞いてもらった。
約10日後に調べると、後者では、左右25デシベルあった聴力差が7デシベルほどまで小さ
くなった。これに対し、ステロイド剤の投与だけの患者のグループでは15デシベルほどの差が
残った。
以上から、難聴の耳でクラシックを聴くことや、難聴の耳を日常生活で使うことが、難聴の耳
の回復が早く効果も大きい。
これらの研究成果は、1月29日の英科学誌電子版に載ったということです。
私は、入院から退院に至る顛末を書いた記事で、携帯ラジオでステレオ音楽を聴いていた、
と書いています。
上の記事を参考にして今から思えば、私の右耳の回復が比較的早かったのは、クラシック
音楽を中心に、ステレオで音楽を聴いていたからなのではないかと思います。
ステレオ放送ですので、難聴の右耳だけで音楽を聴いていたわけではありませんが、難聴
の右耳を常に訓練していたといえましょう。
突発性難聴の方は、新聞記事にアクセスしていただき、自分でも是非試していただきたい
と思います。
2013年12月10日
右耳突発性難聴で入院余儀なく。釣りどころではなかった。
11月20日(水)
夜、鼻を強くかんだ。
右耳がむずかゆく綿棒で掃除した。
奥の方をこすると、綿棒にわずかに血がにじんだので慌てて止めた。
11月21日(木)
夜、右耳に少し違和感有り。
耳鳴りとは違う気がするが、右耳奥に音の反響あるいは残響があるように感じた。
11月22日(金)
午後、居間の中央に立ってみた。左側にTVがあり音が出ている。右側は台所で家内がいる。
左側のTVの音は良く聞こえるのに、右側の家内の声がよく聞こえないような気がした。
そこで、近くにあった携帯ラジオを手にとって点け、左耳と右耳の片方ずつにラジオのスピー
カーを当て、ボリュームを変えて音の強弱の聴き分けができるか試してみた。
明らかに右耳の聞こえが悪い。
家内はすぐに耳鼻科に行けという。
私も心配になってきて、すぐに外出の準備をして開業医の耳鼻科に直行した。
耳鼻科は車で10分ほどで行ける。午後3時過ぎに着いた。
患者さんが多いので待たされた。
私の順番になって問診。
鼓膜の状態や鼻から耳への空気の通り具合などを一通り診た後、聴力検査に回された。
聴力検査の結果のグラフを見ながら、先生は、恐ろしいことをおっしゃった。
「診断は、右耳の突発性難聴です。しかも重度の難聴です。
左耳は青年の聴力と比べても平均より高いレベルにあり、申し分ありません。
しかし、右耳は重度の難聴で身体障害者のレベルです。
この治療には、ステロイド剤の点滴治療がよく用いられますが強い薬の場合は入院が必要
です。
難聴はとにかく早期発見、早期治療が必要なので、いますぐ大学病院に電話し、診察しても
らえるよう手配しましょう。紹介状を書きます。それができたらすぐに大学病院に行きなさい」。
重度の難聴、入院、という言葉に驚いてしまった。
でもしようがない。
待っている間に、家内に携帯電話。
大学病院の診察カードとお金の用意を頼んだ。
10分ほど待っていると、「大学病院の先生と連絡がつきました。今から行って診察してもらえ
ます。紹介状はこれです」。
感謝、感謝、サンキュウ、シェシェ、ダンケ・シェーン、メルシー・ボク、グラシアス。
とにかく有り難い。
自宅に引き返し、玄関で家内から診察カードとお金を受け取り、大学病院へ。
大学病院は、自宅から車で10分ほどで着く。
大学病院に着いたのが16時40分。
受付を済ませ耳鼻科の窓口へ。
まずは聴力検査。
無音の検査室でしばらく格闘。
左耳では、低周波数から高周波数まで、音がイヤホンから鳴るのが良く聞こえるので、反応
よく押しボタンが押せる。
しかし、右耳は、音が鳴っているのか鳴っていないのか、低音か高音かまるでわからない時
間が長い。
周波数では低音部の聞こえが悪い。
聴力検査が終わって、医師の診察。
私から状況を説明したあと、耳鳴りはありますか、めまいはしますか、などの問診があり、鼓
膜や目の動きなどの検査のあと、医師は、右耳の突発性難聴と診断した。
目に関して何かコメントがあるのか心配だったが、「4年前にここの眼科で検診していますね」
という発言だけだった。
目には特別異常はないようだ。
医師は「入院して治療したほうがいいでしょう。外来だと強い薬が使えないのです」と言った。
仕事のことですぐには入院ができない状態だと言うと、医師は
「では、1週間ほど外来に毎日来てステロイド剤の点滴を受けて下さい。
点滴は今日から始めます。
今から点滴しましょう。
3時間ほどかかります。
夕方から夜にかけてなので、今日は救急医療室での点滴です。
また、土日は、部屋の都合で、救急医療室での点滴、平日は外来での点滴です」。
点滴の準備ができたら、早速針を刺され、点滴スタンドを転がしながら、救急医療室のベッド
に連れて行かれた。
ベッドにはすでに何人かがいた。
救急車で運ばれて来た人、私と同じように部屋の関係で外来で点滴できず救急医療室で点
滴を受ける人である。
3時間は長い時間であった。
本を読みながらただひたすら時間が過ぎるのを待つ。
隣のベッドでは、患者と家族が、入院のこと、手術のことをひそひそ話している。
同じ部屋にも、深刻な病気のような患者、比較的病気が軽そうな患者、いろんな人がいるん
だなあと実感。
点滴が終わったのが夜の8時半過ぎ。
家に帰って、家内に状況説明。
やっと1日が終わった。
これからどうなるのか。
11月26日(火)
午前中、外来で聴力検査、診察。その後点滴。
数日間の点滴により、気分としては右耳の聞こえが良くなったように感じていたので、先生に
そのように告げたら、怒られてしまった。
聴力検査のグラフを見せながら、
「あなたはそういうけど、今日のグラフはこれ。
先週のはこれ。
今日は先週より悪くなっているんですよ。
右耳はほとんど聞こえていません。やはり、入院して治療するのが一番です。
早期に入院して治療しないといけませんね。入院は10日間ほどを予定しています」。
これには、がっくり。
10日間も入院するなら、入院時期の事もあり、入院前の残務処理のこともある。
家に帰って家内と相談することにした。
家内は、10日ほど、子育て支援で東京に行く予定にしている。
その間、自宅はリホームで、風呂場や脱衣所の解体、台所のシステムキッチンや戸棚の解
体、撤去、床や壁紙の張り替え、居間の天井や壁紙の張り替えなどで家を留守にできるか、
という問題もある。
相談の結果は以下。
コンクリートやタイルを剥がす作業は大きな振動を音を立てる。
私の耳に良くないし、ストレスがたまる。二人とも家にいない方がいい。
工事関係の連絡は携帯電話でもできるし、大学病院もすぐ近くなので業者の人も場合によっ
て病院を訪ねられる。
私の仕事は、週が変わっても曜日は同じなので、どの週に入院するかはあまり重要でない。
以上から、一人は病院へ、一人は東京へで、当分は二人とも家を留守にすることにした。
家の鍵の保管はD-ハウスのリホーム会社が請け負うというので問題なし。
入院は早いほうがいいので、金曜日から入院する予定で、工事前の家財の片付けや残務処
理をする。
11月27日(水)
午後から大学病院に点滴に出掛けた。
29日はベッドが空いていたので、入院予約を入れた。
11月29日(金)
午前中は仕事で外出。そのあと修理予約を入れていた自家用車をディーラーに運ぶ。代車
で帰宅。
午後、入院。
病室は耳鼻咽喉科の4人部屋。私のベッドは廊下側。
私が入ったので4つのベッドがうまった。
入院したらすぐに採血して血液検査。
そのあとは点滴。200ml、500ml、500ml、200mlの計4個の点滴。9時間ほどかかり、終わった
のは夜11時ごろ。
夕食は夕方6時。食事は味気なく感じた。
アルコールがない、油分も塩っ気も少ない。
でも、入院して気楽になった。
朝昼夕、待っていれば食事が運ばれてくる。
暖房完備で、病衣(パジャマ)だけで院内を歩ける。
風呂も入れる。
夜、主治医の一人がベッドに来てお話。
「血液検査の結果ですが、コレステロール値が高いですね。
糖尿については糖尿病ではないですが微妙です。
入院中の食事で改善することもあります。
コレステロールについては大学病院の内科より、自宅近くの開業医で相談なさるほうがいいと
思います。また、それほど急ぐ必要もありませんが」。
そうなんです。
この秋の健康診断を実はサボっていたのです。
家内から、最近、ことあるごとに「飲酒の量が多いんじゃない、血圧が高めじゃない、コレステロ
ール値が高いんじゃない、早めに医者に行ったほうがいいよ。安心だから。健康が大事よ」。
入院したので、血液検査をしてもらうことができ、いわば健康診断してもらったことになる。
重篤なことがないというのがわかって、不幸中の幸いであった。
血液検査で異常値が見つかったりすると、内科の外来に行きなさいとの指示が出る。
内科外来からの呼び出しもないし、尿検査も要求されていない。
医師の言い分から察するに、血液検査では内科の病気などと関係した異常値はなかったみ
たいだなと素人判断。
家内に、血圧測定の結果や血液検査の結果と、医師との話の内容を報告。
家内は、すぐに病院へ行くほどの高血圧ではない、糖尿病ではない、コレステロール値もす
ぐに医者へというレベルではない、と一応ほっとしたようだが、これで私がまた開業医にコレ
ステロールや血圧の相談などに行かなくなるのではと不安を募らせたようだ。
11月30日(土)-12月1日(日)
1日を通して点滴。200ml、500ml、500ml、200mlの計4個の点滴。約9時間。
点滴中でもベッドに横たわる必要はない。院内での移動は自由。
病院の食事は味気ないが、何の楽しみもないので、唯一の楽しみは食事になっていく。
看護師さんに病人の食事について聴いてみた。
健康食というなら、「とにかく塩分と油を抜くこと」らしい。
私の場合、1日2,000Kcalの計算で食事が作られている。
12月2日(月)
点滴。200ml、500ml、200mlの計3個の点滴。約6時間。
3時間分の点滴が短くなったので天国に感じた。
月曜日は、夕方に、新規の入院患者や手術をした患者に対しての教授の回診がある。
午後3時過ぎ。家内が面会に来た。
そこに、窓側のベッドにいた患者さんが病室を変わるような気配。
しばらくすると、実際に窓側のベッドの病室移動が始まった。
これはチャンスとばかり、私も看護師さんに窓側へのベッドの移動をお願いした。
すぐに受け入れられた
そこへ、耳鼻科外来から聴力検査に行くようにとの指示。
聴力検査に行っている間に私のベッドの移動が済んでいた。
窓側は明るく、気持ちよく読書ができる。
外の景色もよくみえる。
窓側を所望した理由は、実はラジオの電波のことであった。
病室ではTVも見られるしラジオも聴ける。
今回の入院は、ベッドで安静にしていなければならない病気ではないので、TVは見る気がしない。
ラジオはAM2局にFM3局が聴ける。
これは有り難いが、FM放送をステレオのイヤホンで繋いでみると左耳側しか音が鳴らない。
つまり音楽番組をステレオで聴けないのだ。これはどうしようも無い。
自宅から携帯ラジオを持ち込んだのだが、廊下側は雑音が大き過ぎて、ステレオの音楽番
組は楽しめない。
窓側なら電波の受信状況がいいのではなかろうかと思ったのだ。
期待に反し、窓側でも電波の受信状態は良くなかった。
窓の方向が電波が来ている方向と反対なのだ。
ちなみに、病室を出て廊下からエレベーター乗り場の方へ行くと、受信状態が非常によく、
FMでは全く雑音なしにステレオの音楽が楽しめる。
また他の放送局の番組も楽しめる。
今回の聴力検査では、かなり右耳が良く聞こえた。
その証拠に、今日の朝などは、ステレオでラジオを聴いていて、ただ単に右耳で何か音がし
ているという、信号としての音が聞こえるのではなく、楽器ならピアノかバイオリンか金管楽
器かという音質もわかるようになっていた。
これまでは、左耳ではきれいな音楽に聞こえるが、右耳ではザラザラ、バリバリという雑音
の方が多い単なる音にしか聞こえなかった。
音楽がこんなにも美しいものなのか。
音というものを再発見した。
ラジオ番組が好きになった。
夕方、教授の回診の前に、主治医の一人が今日の聴力検査の結果をもってベッドにやって
来た。
「かなりよくなっていますよ」とうれしい知らせ。
夕方の教授の回診でも、教授が「入院したら急に良くなったんだってね。これからも点滴を
続けて行きましょう」。
12月3日(火)
点滴。200ml、500ml、200mlの計3個の点滴。約6時間。
12月4日(水)
点滴。500ml1個の点滴。3時間。
点滴がすごく短くなった。
ほっと一息。
12月5日(木)
点滴。500ml1個の点滴。3時間。
午前中に耳鼻科外来で聴力検査。
機械が出す音源でも、今日は音程や音質まで含めて良く聞こえる。
相当良くなっていると、検査機械相手に実感。
夕方、主治医の一人が今日の聴力検査結果を持って病室へきた。
開口一番、
「検査結果はばっちりです。デシベル的にも、音程(低音、中音、高音)的にも日常生活に支障
ないところまで回復しています。また、左右の耳の検査グラフを重ねるとほぼ重なります。
ですから、今度の日曜日の午後か、月曜日の午前中に退院という予定で手続きに入ろうと思
います」との退院の示唆。
これはうれしいニュース。
しかし、家のリホーム工事のこともあるので「もう少しの間、入院していられませんか」といった
ニュアンスで応えたら、主治医は、
「大学病院としては、回復した患者を長く入院させてはおけないんです。
他にも入院の必要な患者さんがいますので」
と有り難い退院勧告を受けた。
そこで「月曜日の午前中は仕事がありますので、日曜日の午後退院ということでお願いしま
す」と結論。
ついでに、少しちゃっかりと、私の血液検査の結果と関連して、大学病院での内科受診への
紹介状みたいなものを書いもらえないかといったニュアンスで相談。
医師のコメントは前回のコメントと同じであった。
要するに、すぐに内科の医師と相談する必要があるというものでないということ。
早速、聴力検査の概要と日曜日の午後退院ということを家内にメール。
家内は4日からすでに東京にいる。
12月6日(金)-12月7日(土)
点滴。500ml1個。3時間。
12月8日(日)
点滴。500ml1個。3時間。
昼食を取ってしばらくして点滴終了。
午後目出度く退院。
病院食
油分が少ない。塩分が少ない。
私の場合では、1日2,000Kcalのカロリー計算で食事が作られていた。
運動しないのでこの位のカロリー摂取でいいのかな。
10日間で2Kgほどやせる事ができた。
退院後スーパーに買い物に行き、試しに総菜コーナーに寄ってみた。
これまではエビの天ぷらやトンカツなどをみると食欲がわいたが、今回は見るだけで胃がむ
かつくように感じた。
いい傾向だ。
突発性難聴になってわかったこと。
発症の原因はわからない。
原因がわからないので「突発性難聴」と名前がついているらしい。
教授の回診において、私の順番のとき、
「綿棒で耳の中をいじったようなことで突発性難聴になりますか」
と軽口をたたいたら、
「そうなら新説でしょうね」
と軽くいなされた。
治療にはステロイド剤を使うことが多い。私の場合もステロイド剤の点滴であった。
ただし、ステロイド剤の使用でも、人によって効果がまちまちだそうで、私の場合は効果が
大きく幸運だったようだ。
薬で血管を広げ血流を良くする、ビタミン剤などの投与で神経系統の感度を上げることが
治療法らしい。
睡眠をよくとるように助言された。
突発性難聴については、3人の主治医の一人とやりとりした。
たとえば、私の場合、左耳は正常である。
その場合、正常な左耳は脳の判断で、悪い右耳の音(例えば雑音のように聞こえる)
を「消そうとするのか」、それとも逆に「拾おうとするのか」である。
これは難しい質問らしい。
夜、鼻を強くかんだ。
右耳がむずかゆく綿棒で掃除した。
奥の方をこすると、綿棒にわずかに血がにじんだので慌てて止めた。
11月21日(木)
夜、右耳に少し違和感有り。
耳鳴りとは違う気がするが、右耳奥に音の反響あるいは残響があるように感じた。
11月22日(金)
午後、居間の中央に立ってみた。左側にTVがあり音が出ている。右側は台所で家内がいる。
左側のTVの音は良く聞こえるのに、右側の家内の声がよく聞こえないような気がした。
そこで、近くにあった携帯ラジオを手にとって点け、左耳と右耳の片方ずつにラジオのスピー
カーを当て、ボリュームを変えて音の強弱の聴き分けができるか試してみた。
明らかに右耳の聞こえが悪い。
家内はすぐに耳鼻科に行けという。
私も心配になってきて、すぐに外出の準備をして開業医の耳鼻科に直行した。
耳鼻科は車で10分ほどで行ける。午後3時過ぎに着いた。
患者さんが多いので待たされた。
私の順番になって問診。
鼓膜の状態や鼻から耳への空気の通り具合などを一通り診た後、聴力検査に回された。
聴力検査の結果のグラフを見ながら、先生は、恐ろしいことをおっしゃった。
「診断は、右耳の突発性難聴です。しかも重度の難聴です。
左耳は青年の聴力と比べても平均より高いレベルにあり、申し分ありません。
しかし、右耳は重度の難聴で身体障害者のレベルです。
この治療には、ステロイド剤の点滴治療がよく用いられますが強い薬の場合は入院が必要
です。
難聴はとにかく早期発見、早期治療が必要なので、いますぐ大学病院に電話し、診察しても
らえるよう手配しましょう。紹介状を書きます。それができたらすぐに大学病院に行きなさい」。
重度の難聴、入院、という言葉に驚いてしまった。
でもしようがない。
待っている間に、家内に携帯電話。
大学病院の診察カードとお金の用意を頼んだ。
10分ほど待っていると、「大学病院の先生と連絡がつきました。今から行って診察してもらえ
ます。紹介状はこれです」。
感謝、感謝、サンキュウ、シェシェ、ダンケ・シェーン、メルシー・ボク、グラシアス。
とにかく有り難い。
自宅に引き返し、玄関で家内から診察カードとお金を受け取り、大学病院へ。
大学病院は、自宅から車で10分ほどで着く。
大学病院に着いたのが16時40分。
受付を済ませ耳鼻科の窓口へ。
まずは聴力検査。
無音の検査室でしばらく格闘。
左耳では、低周波数から高周波数まで、音がイヤホンから鳴るのが良く聞こえるので、反応
よく押しボタンが押せる。
しかし、右耳は、音が鳴っているのか鳴っていないのか、低音か高音かまるでわからない時
間が長い。
周波数では低音部の聞こえが悪い。
聴力検査が終わって、医師の診察。
私から状況を説明したあと、耳鳴りはありますか、めまいはしますか、などの問診があり、鼓
膜や目の動きなどの検査のあと、医師は、右耳の突発性難聴と診断した。
目に関して何かコメントがあるのか心配だったが、「4年前にここの眼科で検診していますね」
という発言だけだった。
目には特別異常はないようだ。
医師は「入院して治療したほうがいいでしょう。外来だと強い薬が使えないのです」と言った。
仕事のことですぐには入院ができない状態だと言うと、医師は
「では、1週間ほど外来に毎日来てステロイド剤の点滴を受けて下さい。
点滴は今日から始めます。
今から点滴しましょう。
3時間ほどかかります。
夕方から夜にかけてなので、今日は救急医療室での点滴です。
また、土日は、部屋の都合で、救急医療室での点滴、平日は外来での点滴です」。
点滴の準備ができたら、早速針を刺され、点滴スタンドを転がしながら、救急医療室のベッド
に連れて行かれた。
ベッドにはすでに何人かがいた。
救急車で運ばれて来た人、私と同じように部屋の関係で外来で点滴できず救急医療室で点
滴を受ける人である。
3時間は長い時間であった。
本を読みながらただひたすら時間が過ぎるのを待つ。
隣のベッドでは、患者と家族が、入院のこと、手術のことをひそひそ話している。
同じ部屋にも、深刻な病気のような患者、比較的病気が軽そうな患者、いろんな人がいるん
だなあと実感。
点滴が終わったのが夜の8時半過ぎ。
家に帰って、家内に状況説明。
やっと1日が終わった。
これからどうなるのか。
11月26日(火)
午前中、外来で聴力検査、診察。その後点滴。
数日間の点滴により、気分としては右耳の聞こえが良くなったように感じていたので、先生に
そのように告げたら、怒られてしまった。
聴力検査のグラフを見せながら、
「あなたはそういうけど、今日のグラフはこれ。
先週のはこれ。
今日は先週より悪くなっているんですよ。
右耳はほとんど聞こえていません。やはり、入院して治療するのが一番です。
早期に入院して治療しないといけませんね。入院は10日間ほどを予定しています」。
これには、がっくり。
10日間も入院するなら、入院時期の事もあり、入院前の残務処理のこともある。
家に帰って家内と相談することにした。
家内は、10日ほど、子育て支援で東京に行く予定にしている。
その間、自宅はリホームで、風呂場や脱衣所の解体、台所のシステムキッチンや戸棚の解
体、撤去、床や壁紙の張り替え、居間の天井や壁紙の張り替えなどで家を留守にできるか、
という問題もある。
相談の結果は以下。
コンクリートやタイルを剥がす作業は大きな振動を音を立てる。
私の耳に良くないし、ストレスがたまる。二人とも家にいない方がいい。
工事関係の連絡は携帯電話でもできるし、大学病院もすぐ近くなので業者の人も場合によっ
て病院を訪ねられる。
私の仕事は、週が変わっても曜日は同じなので、どの週に入院するかはあまり重要でない。
以上から、一人は病院へ、一人は東京へで、当分は二人とも家を留守にすることにした。
家の鍵の保管はD-ハウスのリホーム会社が請け負うというので問題なし。
入院は早いほうがいいので、金曜日から入院する予定で、工事前の家財の片付けや残務処
理をする。
11月27日(水)
午後から大学病院に点滴に出掛けた。
29日はベッドが空いていたので、入院予約を入れた。
11月29日(金)
午前中は仕事で外出。そのあと修理予約を入れていた自家用車をディーラーに運ぶ。代車
で帰宅。
午後、入院。
病室は耳鼻咽喉科の4人部屋。私のベッドは廊下側。
私が入ったので4つのベッドがうまった。
入院したらすぐに採血して血液検査。
そのあとは点滴。200ml、500ml、500ml、200mlの計4個の点滴。9時間ほどかかり、終わった
のは夜11時ごろ。
夕食は夕方6時。食事は味気なく感じた。
アルコールがない、油分も塩っ気も少ない。
でも、入院して気楽になった。
朝昼夕、待っていれば食事が運ばれてくる。
暖房完備で、病衣(パジャマ)だけで院内を歩ける。
風呂も入れる。
夜、主治医の一人がベッドに来てお話。
「血液検査の結果ですが、コレステロール値が高いですね。
糖尿については糖尿病ではないですが微妙です。
入院中の食事で改善することもあります。
コレステロールについては大学病院の内科より、自宅近くの開業医で相談なさるほうがいいと
思います。また、それほど急ぐ必要もありませんが」。
そうなんです。
この秋の健康診断を実はサボっていたのです。
家内から、最近、ことあるごとに「飲酒の量が多いんじゃない、血圧が高めじゃない、コレステロ
ール値が高いんじゃない、早めに医者に行ったほうがいいよ。安心だから。健康が大事よ」。
入院したので、血液検査をしてもらうことができ、いわば健康診断してもらったことになる。
重篤なことがないというのがわかって、不幸中の幸いであった。
血液検査で異常値が見つかったりすると、内科の外来に行きなさいとの指示が出る。
内科外来からの呼び出しもないし、尿検査も要求されていない。
医師の言い分から察するに、血液検査では内科の病気などと関係した異常値はなかったみ
たいだなと素人判断。
家内に、血圧測定の結果や血液検査の結果と、医師との話の内容を報告。
家内は、すぐに病院へ行くほどの高血圧ではない、糖尿病ではない、コレステロール値もす
ぐに医者へというレベルではない、と一応ほっとしたようだが、これで私がまた開業医にコレ
ステロールや血圧の相談などに行かなくなるのではと不安を募らせたようだ。
11月30日(土)-12月1日(日)
1日を通して点滴。200ml、500ml、500ml、200mlの計4個の点滴。約9時間。
点滴中でもベッドに横たわる必要はない。院内での移動は自由。
病院の食事は味気ないが、何の楽しみもないので、唯一の楽しみは食事になっていく。
看護師さんに病人の食事について聴いてみた。
健康食というなら、「とにかく塩分と油を抜くこと」らしい。
私の場合、1日2,000Kcalの計算で食事が作られている。
12月2日(月)
点滴。200ml、500ml、200mlの計3個の点滴。約6時間。
3時間分の点滴が短くなったので天国に感じた。
月曜日は、夕方に、新規の入院患者や手術をした患者に対しての教授の回診がある。
午後3時過ぎ。家内が面会に来た。
そこに、窓側のベッドにいた患者さんが病室を変わるような気配。
しばらくすると、実際に窓側のベッドの病室移動が始まった。
これはチャンスとばかり、私も看護師さんに窓側へのベッドの移動をお願いした。
すぐに受け入れられた
そこへ、耳鼻科外来から聴力検査に行くようにとの指示。
聴力検査に行っている間に私のベッドの移動が済んでいた。
窓側は明るく、気持ちよく読書ができる。
外の景色もよくみえる。
窓側を所望した理由は、実はラジオの電波のことであった。
病室ではTVも見られるしラジオも聴ける。
今回の入院は、ベッドで安静にしていなければならない病気ではないので、TVは見る気がしない。
ラジオはAM2局にFM3局が聴ける。
これは有り難いが、FM放送をステレオのイヤホンで繋いでみると左耳側しか音が鳴らない。
つまり音楽番組をステレオで聴けないのだ。これはどうしようも無い。
自宅から携帯ラジオを持ち込んだのだが、廊下側は雑音が大き過ぎて、ステレオの音楽番
組は楽しめない。
窓側なら電波の受信状況がいいのではなかろうかと思ったのだ。
期待に反し、窓側でも電波の受信状態は良くなかった。
窓の方向が電波が来ている方向と反対なのだ。
ちなみに、病室を出て廊下からエレベーター乗り場の方へ行くと、受信状態が非常によく、
FMでは全く雑音なしにステレオの音楽が楽しめる。
また他の放送局の番組も楽しめる。
今回の聴力検査では、かなり右耳が良く聞こえた。
その証拠に、今日の朝などは、ステレオでラジオを聴いていて、ただ単に右耳で何か音がし
ているという、信号としての音が聞こえるのではなく、楽器ならピアノかバイオリンか金管楽
器かという音質もわかるようになっていた。
これまでは、左耳ではきれいな音楽に聞こえるが、右耳ではザラザラ、バリバリという雑音
の方が多い単なる音にしか聞こえなかった。
音楽がこんなにも美しいものなのか。
音というものを再発見した。
ラジオ番組が好きになった。
夕方、教授の回診の前に、主治医の一人が今日の聴力検査の結果をもってベッドにやって
来た。
「かなりよくなっていますよ」とうれしい知らせ。
夕方の教授の回診でも、教授が「入院したら急に良くなったんだってね。これからも点滴を
続けて行きましょう」。
12月3日(火)
点滴。200ml、500ml、200mlの計3個の点滴。約6時間。
12月4日(水)
点滴。500ml1個の点滴。3時間。
点滴がすごく短くなった。
ほっと一息。
12月5日(木)
点滴。500ml1個の点滴。3時間。
午前中に耳鼻科外来で聴力検査。
機械が出す音源でも、今日は音程や音質まで含めて良く聞こえる。
相当良くなっていると、検査機械相手に実感。
夕方、主治医の一人が今日の聴力検査結果を持って病室へきた。
開口一番、
「検査結果はばっちりです。デシベル的にも、音程(低音、中音、高音)的にも日常生活に支障
ないところまで回復しています。また、左右の耳の検査グラフを重ねるとほぼ重なります。
ですから、今度の日曜日の午後か、月曜日の午前中に退院という予定で手続きに入ろうと思
います」との退院の示唆。
これはうれしいニュース。
しかし、家のリホーム工事のこともあるので「もう少しの間、入院していられませんか」といった
ニュアンスで応えたら、主治医は、
「大学病院としては、回復した患者を長く入院させてはおけないんです。
他にも入院の必要な患者さんがいますので」
と有り難い退院勧告を受けた。
そこで「月曜日の午前中は仕事がありますので、日曜日の午後退院ということでお願いしま
す」と結論。
ついでに、少しちゃっかりと、私の血液検査の結果と関連して、大学病院での内科受診への
紹介状みたいなものを書いもらえないかといったニュアンスで相談。
医師のコメントは前回のコメントと同じであった。
要するに、すぐに内科の医師と相談する必要があるというものでないということ。
早速、聴力検査の概要と日曜日の午後退院ということを家内にメール。
家内は4日からすでに東京にいる。
12月6日(金)-12月7日(土)
点滴。500ml1個。3時間。
12月8日(日)
点滴。500ml1個。3時間。
昼食を取ってしばらくして点滴終了。
午後目出度く退院。
病院食
油分が少ない。塩分が少ない。
私の場合では、1日2,000Kcalのカロリー計算で食事が作られていた。
運動しないのでこの位のカロリー摂取でいいのかな。
10日間で2Kgほどやせる事ができた。
退院後スーパーに買い物に行き、試しに総菜コーナーに寄ってみた。
これまではエビの天ぷらやトンカツなどをみると食欲がわいたが、今回は見るだけで胃がむ
かつくように感じた。
いい傾向だ。
突発性難聴になってわかったこと。
発症の原因はわからない。
原因がわからないので「突発性難聴」と名前がついているらしい。
教授の回診において、私の順番のとき、
「綿棒で耳の中をいじったようなことで突発性難聴になりますか」
と軽口をたたいたら、
「そうなら新説でしょうね」
と軽くいなされた。
治療にはステロイド剤を使うことが多い。私の場合もステロイド剤の点滴であった。
ただし、ステロイド剤の使用でも、人によって効果がまちまちだそうで、私の場合は効果が
大きく幸運だったようだ。
薬で血管を広げ血流を良くする、ビタミン剤などの投与で神経系統の感度を上げることが
治療法らしい。
睡眠をよくとるように助言された。
突発性難聴については、3人の主治医の一人とやりとりした。
たとえば、私の場合、左耳は正常である。
その場合、正常な左耳は脳の判断で、悪い右耳の音(例えば雑音のように聞こえる)
を「消そうとするのか」、それとも逆に「拾おうとするのか」である。
これは難しい質問らしい。