2018年09月10日
9月9日 1級アマチュア無線技士国家試験 再度受けたら合格するかな?
4月にアマチュア1級無線技士の国家試験に合格した。
8月に行われた1級アマ無線国家試験の問題と解答が日本無線協会から公開
されたので、問題と解答をダウンロードして印刷し、解答してみました。

4月に受けた試験よりは全体として点数が取りやすいように感じた。
さて何点取れたでしょうか。
合格の最低点は150点満点の105点。
受験した日から4ヶ月以上経っています。
忘れていることが多いですね。
専門外のことだとどうしても真剣さに欠けますね。
8月に行われた1級アマ無線国家試験の問題と解答が日本無線協会から公開
されたので、問題と解答をダウンロードして印刷し、解答してみました。
4月に受けた試験よりは全体として点数が取りやすいように感じた。
さて何点取れたでしょうか。
合格の最低点は150点満点の105点。
受験した日から4ヶ月以上経っています。
忘れていることが多いですね。
専門外のことだとどうしても真剣さに欠けますね。
2018年05月13日
5月13日 第1級アマ無線技士免許証の交付、おもちゃの修理
5月13日
第1級アマ免許証の交付、おもちゃの修理
第1級アマチュア無線技士の免許証が交付された。

これでアマチュア無線の国家試験のための勉強は終わった。
電子工学や無線工学は私の専門とはかなり離れた分野なので、2ヶ月ほ
ど勉強しないままで過ぎると、数学的な理論以外のことは、特に細かな数
値などが出てこなくなったり、別の数値とこんがらがったりする。
現状を維持するには、同じ内容や同じレベルの事を継続するのではなく、
より難しいことや、新しいことをやる必要がありそうだ。
そこで、おもちゃ修理のための勉強を兼ね、第1・2級陸上無線技術士国
家試験の過去問を使い、頭と手(筆算)の訓練をしようと思っている。
この試験は、プロのための試験であるので、基本的なことから技術的な
ことまで、幅広く深い知識を問う。
Theory and Practiceということで面白そうです。
次は、おもちゃの修理
昨日、おもちゃの修理に行ってきた。
デジカメラをもって行くのを忘れたので作業をしたおもちゃは写せなかった。
そこで1個持ち帰ってきた。
アンパンマンおしゃべりことば図鑑

しばらく前にデラックス(DX)版のものを修理した。
まずはペンの筐体の分解から。
このバージョンのペンは筐体が簡単にはがせるようだ。
ただし、赤外線発射部とセンサー部の部分を取り出すには、バッテリのマイ
ナス端子からから基板のGNDに伸びるリード線の半田付けを外す必要がある。

デジカメで確認すると、ペン先からは赤外線信号はしっかり出ている。

オープニングメッセージも出る。

黄色の輪っかを外す。

ネット検索で修理の情報を検索したところ、赤外線を発する2個のランプの角度が
センサが機能するためのきつい条件になっているようである。

角度を微調整するためには、ペン先の黒い覆いを切開する必要がある。
切開手術は私はしたくないなあ。
自分のおもちゃでないからなあ。
第1級アマ免許証の交付、おもちゃの修理
第1級アマチュア無線技士の免許証が交付された。

これでアマチュア無線の国家試験のための勉強は終わった。
電子工学や無線工学は私の専門とはかなり離れた分野なので、2ヶ月ほ
ど勉強しないままで過ぎると、数学的な理論以外のことは、特に細かな数
値などが出てこなくなったり、別の数値とこんがらがったりする。
現状を維持するには、同じ内容や同じレベルの事を継続するのではなく、
より難しいことや、新しいことをやる必要がありそうだ。
そこで、おもちゃ修理のための勉強を兼ね、第1・2級陸上無線技術士国
家試験の過去問を使い、頭と手(筆算)の訓練をしようと思っている。
この試験は、プロのための試験であるので、基本的なことから技術的な
ことまで、幅広く深い知識を問う。
Theory and Practiceということで面白そうです。
次は、おもちゃの修理
昨日、おもちゃの修理に行ってきた。
デジカメラをもって行くのを忘れたので作業をしたおもちゃは写せなかった。
そこで1個持ち帰ってきた。
アンパンマンおしゃべりことば図鑑
しばらく前にデラックス(DX)版のものを修理した。
まずはペンの筐体の分解から。
このバージョンのペンは筐体が簡単にはがせるようだ。
ただし、赤外線発射部とセンサー部の部分を取り出すには、バッテリのマイ
ナス端子からから基板のGNDに伸びるリード線の半田付けを外す必要がある。
デジカメで確認すると、ペン先からは赤外線信号はしっかり出ている。
オープニングメッセージも出る。
黄色の輪っかを外す。
ネット検索で修理の情報を検索したところ、赤外線を発する2個のランプの角度が
センサが機能するためのきつい条件になっているようである。
角度を微調整するためには、ペン先の黒い覆いを切開する必要がある。
切開手術は私はしたくないなあ。
自分のおもちゃでないからなあ。
2018年04月26日
4月26日 第1級アマチュア無線技士国家試験合格
4月26日
第1級アマチュア無線技士国家試験に合格しました。

4月7日に受けた国家試験の後、ブログには1アマ国家試験のことについて全く触れ
ていませんでした。
「無線工学」の試験結果が、自分としては、全くもって思わしくなかったからです。
満点近く取れなければ、試験に受かろうが落ちようが、どうでもいい、という気持ち
になっていました。
以下、少し詳しく記しましょう。
試験前は、過去問について、「法規」、「無線工学」とも満点近く(平均147.5点)と
れていましたので、本番の1アマ試験も満点近く取って、軽く通るという感触を持っ
ていました。
ところが、4月7日の国家試験本番で、目論見が大きく外れてしまいました。
午前の「法規」は、引っかかる問題もなく、33分で全問に解答とマークを終了。
60分で退室許可の指示が出たので試験官に解答用紙を渡して退室。
満点の感触がありました。
したがって、午前だけで、合格間違いなしとまるでやる気が失せたような状態
になってしまいました。
ところが、午後の「無線工学」の問題をみてびっくり。
私が知らない、ないし忘れてしまった内容の問題がいくつも含まれているでは
ありませんか。
いわば盲点を突かれた感じです。
以前のブログでも書いたことがありました。
例えばスリーブアアンテナのことを知らないとします。
そのような状態の時に、
スリーブアンテナの図は以下のA,B,Cの内のどれか、
放射インピーダンスはいくらか、
スリーブアンテナを多段にしたアンテナを何というか、
などという問題がでたら、答えようがありません。
大学で教える者として、自分の専門とは違う分野であっても、1級アマレベル
の試験には満点近くはとれなくちゃという思い込みがあります。
引っかかる内容の問題が複数あるときに、満点を取ろうとすると、どうすれば
いいか。
もう、自縄自縛の状況です。
満点を取るためには、記憶すべきデータ(数値)ないし公式を忘れた、あるい
は初めて見るような問題に焦点を当て、どんなに時間をかけてでも、なんとか
してそれらの問題に正解を得ようとします。
試験に合格するだけだったら全体の70%に正しく解答できればそれでいいの
です。
それ以上の労力を注ぐ必要はありません。
単純な思考なら、試験問題に気楽に取り組めます。
しかし、なぜか全問に解答、全問に正解の方途を追求してしまうのです。
結果は、まさに「二兎を追う者一兎も得ず」のとおり。
つまり、各問題への時間配分がめちゃくちゃになり、マークシートの点検もおろ
そかになり、ケアレスミスが発生し、しないでもいいミスをやらかしまうという結果
になってしまいました。
2時間半の試験時間をすべて使って問題に取り組みましたが、全問正解には程
遠い。
試験室を出たとたんにケアレスミスに気づいた問題が二問もありました。
その他にも試験室を出てすぐに間違ってしまったかなという感触を得た問題もあ
ります。
なぜ試験室を出てすぐに気づいたのか。
正気に帰ったのです。
ミスばかりが気になり、失敗した、大失敗だった、という悔悟の念だけが残りまし
た。
帰宅後は、全く自己採点をする気になれず。
要するに、満点近い点数でなければ、70%で合格しようが、69%で不合格にな
ろうがその間になんの違いもないように感じ、どうでもいいという心境になってい
ました。
そして26日の今日、結果通知書が届きました。
中を開いてみると4月24日付けで「合格」でした。
「合格」の二文字を見ても特に感激はありませんでした。
なぜあんなところで間違ったのか。
理解が足りなかったのか、知識の幅が狭かったのか。
それとも問題が難しかったのか。
この点が気になり、日本無線協会のホームページで今回の1アマ国家試験
合格者状況について調べてみることにしました。
表示されている合格者の番号と合格者数を元に概略で計算です。
当日受験した受験者の数が不明なので合格率はわかりません。
上3桁が404の試験場
合格者の最後の番号が354番で、合格者が80人。
合格率は、80/354=22.6%。
欠席者の数が不明なので実際の合格率の値とはかなり誤差があると
思われますが、合格率が50%を超えているということはないでしょう。
上3桁が424の試験場
合格者の最後の番号が75番で、合格者が17人。
合格率は、17/75=22.7%。
上3桁が444の試験場
合格者の最後の番号が106番で、合格者が23人。
合格率は、23/106=21.7%。
上3桁が484の試験場
合格者の最後の番号が53番で、合格者が19人。
合格率は、19/53=35.8%。
ざっとこのような結果でした。
上から三つの試験会場は受験者が比較的多いので、これら三会場で合格率
はとみると23%程度で似通っています。
-------------------------------------------------------
私の今回の試験結果
合格通知をもらいましたので、これを機会に、公表された解答と照ら
して採点してみました。
「法規」は、150点満点中の149点でした。
満点と思っていましたが1点の問題を一つミスしていました。
やはりうっかりミスです。
「無線工学」は、満点からほど遠く、場合によって合格点(105点)も
とれていない可能性もあると思っていましたが、全問を採点してみ
ると、正解は80%(120点)を超えていました。意外にも思えますが、
一安心です。
-------------------------------------------------------
さらに、受験室では難しいと感じた無線工学の問題も、再度当たって
みると、なんのこともなく解けたのもありあります。
意外にも、無線工学の試験問題は全体としてそれほど難しい問題と
感じないではありませんか。
やはり、試験室では一種のパニックに陥っていたようです。
試験室には魔物が住んでいるのでしょう。
試験室といういつもと全く違う環境の中で、受験者は「2時間半で
105点(70%)以上取らないと不合格になりますよ」といういわば脅しを
受けた形で試験に臨みます。
さらに、過去の試験結果データから、受験者の2人に1人は落ちると
いうことを知っています。
自分より先に試験室を出て行く受験者がいると焦ります。
一問5点として、数えてみて20問以下しか解答できていなければ焦
るでしょう。
焦りはさらなる早とちりやケアレスミスを誘発してしまいます。
今回の試験で、試験とは恐ろしいものだとつくづく感じました。
第1級アマチュア無線技士国家試験に合格しました。
4月7日に受けた国家試験の後、ブログには1アマ国家試験のことについて全く触れ
ていませんでした。
「無線工学」の試験結果が、自分としては、全くもって思わしくなかったからです。
満点近く取れなければ、試験に受かろうが落ちようが、どうでもいい、という気持ち
になっていました。
以下、少し詳しく記しましょう。
試験前は、過去問について、「法規」、「無線工学」とも満点近く(平均147.5点)と
れていましたので、本番の1アマ試験も満点近く取って、軽く通るという感触を持っ
ていました。
ところが、4月7日の国家試験本番で、目論見が大きく外れてしまいました。
午前の「法規」は、引っかかる問題もなく、33分で全問に解答とマークを終了。
60分で退室許可の指示が出たので試験官に解答用紙を渡して退室。
満点の感触がありました。
したがって、午前だけで、合格間違いなしとまるでやる気が失せたような状態
になってしまいました。
ところが、午後の「無線工学」の問題をみてびっくり。
私が知らない、ないし忘れてしまった内容の問題がいくつも含まれているでは
ありませんか。
いわば盲点を突かれた感じです。
以前のブログでも書いたことがありました。
例えばスリーブアアンテナのことを知らないとします。
そのような状態の時に、
スリーブアンテナの図は以下のA,B,Cの内のどれか、
放射インピーダンスはいくらか、
スリーブアンテナを多段にしたアンテナを何というか、
などという問題がでたら、答えようがありません。
大学で教える者として、自分の専門とは違う分野であっても、1級アマレベル
の試験には満点近くはとれなくちゃという思い込みがあります。
引っかかる内容の問題が複数あるときに、満点を取ろうとすると、どうすれば
いいか。
もう、自縄自縛の状況です。
満点を取るためには、記憶すべきデータ(数値)ないし公式を忘れた、あるい
は初めて見るような問題に焦点を当て、どんなに時間をかけてでも、なんとか
してそれらの問題に正解を得ようとします。
試験に合格するだけだったら全体の70%に正しく解答できればそれでいいの
です。
それ以上の労力を注ぐ必要はありません。
単純な思考なら、試験問題に気楽に取り組めます。
しかし、なぜか全問に解答、全問に正解の方途を追求してしまうのです。
結果は、まさに「二兎を追う者一兎も得ず」のとおり。
つまり、各問題への時間配分がめちゃくちゃになり、マークシートの点検もおろ
そかになり、ケアレスミスが発生し、しないでもいいミスをやらかしまうという結果
になってしまいました。
2時間半の試験時間をすべて使って問題に取り組みましたが、全問正解には程
遠い。
試験室を出たとたんにケアレスミスに気づいた問題が二問もありました。
その他にも試験室を出てすぐに間違ってしまったかなという感触を得た問題もあ
ります。
なぜ試験室を出てすぐに気づいたのか。
正気に帰ったのです。
ミスばかりが気になり、失敗した、大失敗だった、という悔悟の念だけが残りまし
た。
帰宅後は、全く自己採点をする気になれず。
要するに、満点近い点数でなければ、70%で合格しようが、69%で不合格にな
ろうがその間になんの違いもないように感じ、どうでもいいという心境になってい
ました。
そして26日の今日、結果通知書が届きました。
中を開いてみると4月24日付けで「合格」でした。
「合格」の二文字を見ても特に感激はありませんでした。
なぜあんなところで間違ったのか。
理解が足りなかったのか、知識の幅が狭かったのか。
それとも問題が難しかったのか。
この点が気になり、日本無線協会のホームページで今回の1アマ国家試験
合格者状況について調べてみることにしました。
表示されている合格者の番号と合格者数を元に概略で計算です。
当日受験した受験者の数が不明なので合格率はわかりません。
上3桁が404の試験場
合格者の最後の番号が354番で、合格者が80人。
合格率は、80/354=22.6%。
欠席者の数が不明なので実際の合格率の値とはかなり誤差があると
思われますが、合格率が50%を超えているということはないでしょう。
上3桁が424の試験場
合格者の最後の番号が75番で、合格者が17人。
合格率は、17/75=22.7%。
上3桁が444の試験場
合格者の最後の番号が106番で、合格者が23人。
合格率は、23/106=21.7%。
上3桁が484の試験場
合格者の最後の番号が53番で、合格者が19人。
合格率は、19/53=35.8%。
ざっとこのような結果でした。
上から三つの試験会場は受験者が比較的多いので、これら三会場で合格率
はとみると23%程度で似通っています。
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私の今回の試験結果
合格通知をもらいましたので、これを機会に、公表された解答と照ら
して採点してみました。
「法規」は、150点満点中の149点でした。
満点と思っていましたが1点の問題を一つミスしていました。
やはりうっかりミスです。
「無線工学」は、満点からほど遠く、場合によって合格点(105点)も
とれていない可能性もあると思っていましたが、全問を採点してみ
ると、正解は80%(120点)を超えていました。意外にも思えますが、
一安心です。
-------------------------------------------------------
さらに、受験室では難しいと感じた無線工学の問題も、再度当たって
みると、なんのこともなく解けたのもありあります。
意外にも、無線工学の試験問題は全体としてそれほど難しい問題と
感じないではありませんか。
やはり、試験室では一種のパニックに陥っていたようです。
試験室には魔物が住んでいるのでしょう。
試験室といういつもと全く違う環境の中で、受験者は「2時間半で
105点(70%)以上取らないと不合格になりますよ」といういわば脅しを
受けた形で試験に臨みます。
さらに、過去の試験結果データから、受験者の2人に1人は落ちると
いうことを知っています。
自分より先に試験室を出て行く受験者がいると焦ります。
一問5点として、数えてみて20問以下しか解答できていなければ焦
るでしょう。
焦りはさらなる早とちりやケアレスミスを誘発してしまいます。
今回の試験で、試験とは恐ろしいものだとつくづく感じました。
2018年03月22日
2月22日 1アマ国家試験の受験票が届いた
2月22日
1級アマチュア無線技士国家試験の受験票が届いた。

昨年12月3日の2アマ国家試験から3ケ月以上が経過している。
2アマ国家試験の後、知識と理論は進化しているが、試験問題の練習となると過去の試験
問題ばかりだから、目新しいものがない。
目新しいものないので、惰性でやっている。
さらに上級の試験となるとプロの第2級陸上無線技士国家試験がある。
おもちゃドクターとしての理論の腕を磨くのに趣味でやるならこの試験内容の勉強が面白そ
うだ。
その前に、目前に迫ったアマ1級を通過しなくちゃ。
1級アマチュア無線技士国家試験の受験票が届いた。

昨年12月3日の2アマ国家試験から3ケ月以上が経過している。
2アマ国家試験の後、知識と理論は進化しているが、試験問題の練習となると過去の試験
問題ばかりだから、目新しいものがない。
目新しいものないので、惰性でやっている。
さらに上級の試験となるとプロの第2級陸上無線技士国家試験がある。
おもちゃドクターとしての理論の腕を磨くのに趣味でやるならこの試験内容の勉強が面白そ
うだ。
その前に、目前に迫ったアマ1級を通過しなくちゃ。
2018年02月20日
2月20日 期末試験採点作業終了 1アマ国家試験受験手続き完了
2月20日
後学期末試験の採点作業がようやく終わった。
枚数はそれほど多くはないが、採点作業は嫌いなのだ。
これほど苦しい作業はない。
誰もがみな優(A)ではない。
不可(F)もいる。
Fはつけたくないが、常日頃の出席態度もある。
あれやこれやで、先延ばししたい。
でも、いつかは終えないといけない。
しかたなしに、嫌々ながらもやっていた。
今日、ようやく終わった。
開放感に浸っている。
これで4月までは自分の専門分野の仕事に時間を使える。
ところで、第1級アマチュア無線技士の国家試験のことである。
気乗りはしなかったが、結局のところ受験することにした。
というのは、つい最近、「自分の身にいつ何が起こるかわからない」ということを
実感させられたからだ。
実は1月25日から28日まで大学付属病院に入院していた。
検査入院であった。
その前には、血液検査にMRI検査。
自覚症状も何もないのに検査だと言われると何かしら自分が病気になったみ
たいに思ってしまう。
心配しながら聞き入った。
担当医師は「血液検査の結果は特に異常はありません」、
「MRI検査の結果でも、特に異常は見当たりませんでした」。
其の後がいけない。
「ですが、念のため入院して精密に検査することを勧めます」。
「がっくりきますね、先生」と喉元まで出かかった。
が、それはそれ、やはり知的な私のことだから、その一言は、あるいは気が弱い
からか、ぐっと飲み込んだ。
ということで結局は入院して検査することになった。
1月25日に入院し、28日に退院した。
退院時、病院の担当医師から、「検査結果は2月13日に来院下さい。担当医か
ら検査結果について説明します」と告げられた。
それからの2週間は実に長かった。
2月13日が来た。
気が重いが、大学付属病院へと車を走らせた。
説明を聞くだけなのだが、廊下の椅子で待つ時間が異常に長く感じられた。
待った時間は時計では1時間ほどだったが、実に長く感じられた。
「〇〇さん、〇〇番の検査室にお入りください」と医師から一人ずつと名前が呼ばれる。
一瞬、ギクッ。
ああ、自分じゃない。
ほっと一息。
次かな。
またしばらくして「〇〇さん・・・・・」というアナウンス。
違った。
次かな。
その繰り返し。
最後の最後、廊下に診察待ちの人がいなくなってからようやく私の名が呼ばれた。
ああ、ついに検査結果の説明の時がきた。
おそるおそる検査室に入り、担当医師の顔色を伺った。
渋い顔はしていないように感じられた。
ほんのちょっと安心した。
「その後どうでしたか」と退院後の状況を聞かれたので、「特段変わったことはありません
でした」と返事。
担当医師は「検査の結果、特に異常はありませんでした」と切り出した。
自分が思うに、もともと「特に異常なし」なのだから、検査の結果それが単に「確認」
されただけでのことである。
でも、「異常なし」は実に嬉しいことだった。
無事に家に帰れるのだから、家への道は天国への道である。
かつて、裁判所の傍聴席で判決を聞いたことがある。
「無罪」が言い渡され、娑婆に帰れるとすれば、ドアの向こうはいわば天国である。
逆に、有罪で収監になるなら、連れて行かれるドアの先は刑務所、いわば地獄である。
判決を聞いていて鳥肌が立ち、身震いした。
裁判所は実に恐ろしいところなのだと実感した。
病院も、ある意味で、同じである。
医師が「異常ありません」と言えば、安心して家に、つまり天国へ帰れる。
しかし、「すぐに入院して手術の必要があります」と言われれば、それから先は闇、
はては地獄につながっているかもしれない。
やはり、いつ何時、事故、ケガ、病気など何があるかわからないのだ。
何もないいまこそ、「やれることは今やっておく」ことが大事だと実感した。
そこで、病院から帰ったあと、すぐに日本無線協会にアクセスし国家試験申請シス
テムから1アマ国家試験の受験を申請し、メールの指示に従って郵便局から試験
手数料を振り込んだ。
昨日、状況確認をすると受験手続きは完了している旨の表示がなされた。

これで、4月7日(土)に受験するだけとなった。
新学期で講義が始まる前に国家試験が終わるので都合がいい。
後学期末試験の採点作業がようやく終わった。
枚数はそれほど多くはないが、採点作業は嫌いなのだ。
これほど苦しい作業はない。
誰もがみな優(A)ではない。
不可(F)もいる。
Fはつけたくないが、常日頃の出席態度もある。
あれやこれやで、先延ばししたい。
でも、いつかは終えないといけない。
しかたなしに、嫌々ながらもやっていた。
今日、ようやく終わった。
開放感に浸っている。
これで4月までは自分の専門分野の仕事に時間を使える。
ところで、第1級アマチュア無線技士の国家試験のことである。
気乗りはしなかったが、結局のところ受験することにした。
というのは、つい最近、「自分の身にいつ何が起こるかわからない」ということを
実感させられたからだ。
実は1月25日から28日まで大学付属病院に入院していた。
検査入院であった。
その前には、血液検査にMRI検査。
自覚症状も何もないのに検査だと言われると何かしら自分が病気になったみ
たいに思ってしまう。
心配しながら聞き入った。
担当医師は「血液検査の結果は特に異常はありません」、
「MRI検査の結果でも、特に異常は見当たりませんでした」。
其の後がいけない。
「ですが、念のため入院して精密に検査することを勧めます」。
「がっくりきますね、先生」と喉元まで出かかった。
が、それはそれ、やはり知的な私のことだから、その一言は、あるいは気が弱い
からか、ぐっと飲み込んだ。
ということで結局は入院して検査することになった。
1月25日に入院し、28日に退院した。
退院時、病院の担当医師から、「検査結果は2月13日に来院下さい。担当医か
ら検査結果について説明します」と告げられた。
それからの2週間は実に長かった。
2月13日が来た。
気が重いが、大学付属病院へと車を走らせた。
説明を聞くだけなのだが、廊下の椅子で待つ時間が異常に長く感じられた。
待った時間は時計では1時間ほどだったが、実に長く感じられた。
「〇〇さん、〇〇番の検査室にお入りください」と医師から一人ずつと名前が呼ばれる。
一瞬、ギクッ。
ああ、自分じゃない。
ほっと一息。
次かな。
またしばらくして「〇〇さん・・・・・」というアナウンス。
違った。
次かな。
その繰り返し。
最後の最後、廊下に診察待ちの人がいなくなってからようやく私の名が呼ばれた。
ああ、ついに検査結果の説明の時がきた。
おそるおそる検査室に入り、担当医師の顔色を伺った。
渋い顔はしていないように感じられた。
ほんのちょっと安心した。
「その後どうでしたか」と退院後の状況を聞かれたので、「特段変わったことはありません
でした」と返事。
担当医師は「検査の結果、特に異常はありませんでした」と切り出した。
自分が思うに、もともと「特に異常なし」なのだから、検査の結果それが単に「確認」
されただけでのことである。
でも、「異常なし」は実に嬉しいことだった。
無事に家に帰れるのだから、家への道は天国への道である。
かつて、裁判所の傍聴席で判決を聞いたことがある。
「無罪」が言い渡され、娑婆に帰れるとすれば、ドアの向こうはいわば天国である。
逆に、有罪で収監になるなら、連れて行かれるドアの先は刑務所、いわば地獄である。
判決を聞いていて鳥肌が立ち、身震いした。
裁判所は実に恐ろしいところなのだと実感した。
病院も、ある意味で、同じである。
医師が「異常ありません」と言えば、安心して家に、つまり天国へ帰れる。
しかし、「すぐに入院して手術の必要があります」と言われれば、それから先は闇、
はては地獄につながっているかもしれない。
やはり、いつ何時、事故、ケガ、病気など何があるかわからないのだ。
何もないいまこそ、「やれることは今やっておく」ことが大事だと実感した。
そこで、病院から帰ったあと、すぐに日本無線協会にアクセスし国家試験申請シス
テムから1アマ国家試験の受験を申請し、メールの指示に従って郵便局から試験
手数料を振り込んだ。
昨日、状況確認をすると受験手続きは完了している旨の表示がなされた。
これで、4月7日(土)に受験するだけとなった。
新学期で講義が始まる前に国家試験が終わるので都合がいい。
2018年01月21日
1月20日 おもちゃの修理 年明け早々でおもちゃがこない
1月20日
(1)おもちゃの修理
おもちゃの修理に行ってきた。
新年早々なので修理依頼でやってくるおもちゃが少ない。
やってきたおもちゃは新任ドクターさんにお任せし、周りのドクターさんたちと歓談で
もっぱら時間つぶし。
(2)アマチュア無線
おもちゃの修理の帰りに書店に立ち寄った。
いろいろと専門書関係の書棚を見て回ったが買おうと思う本はなし。
結局、買ってきたのはアマチュア無線の法規の本。

アマチュア無線連盟編集の『アマチュア局用 電波法令抄録 2018-2019年版』
各種国家試験問題を解くときの必携の参照文献です。
(1)おもちゃの修理
おもちゃの修理に行ってきた。
新年早々なので修理依頼でやってくるおもちゃが少ない。
やってきたおもちゃは新任ドクターさんにお任せし、周りのドクターさんたちと歓談で
もっぱら時間つぶし。
(2)アマチュア無線
おもちゃの修理の帰りに書店に立ち寄った。
いろいろと専門書関係の書棚を見て回ったが買おうと思う本はなし。
結局、買ってきたのはアマチュア無線の法規の本。
アマチュア無線連盟編集の『アマチュア局用 電波法令抄録 2018-2019年版』
各種国家試験問題を解くときの必携の参照文献です。
2017年12月28日
12月28日 第2級アマ無線技士の免許証が届きました
12月28日
第2級アマチュア無線技士の無線従事者免許証が届きました。

これでようやく人前で「おもちゃドクターです」といえそうです。
でもまだ1級が残っています。
興味は薄れましたが。
「トシちゃん先生の海釣り」のブログがいつのまにかアマチュア無線のブログのような様相
を呈してしまいました。
釣りに興味があり、アクセスいただいているたくさんの方々に申し訳なく思っています。
でも、どの道も同じす。
釣り師は、1尾釣れたら、もう1尾ほしくなり、さらにもっと大きいのが釣れないかと欲を出す。
そういう習性をもっています。
私は、あるおもちゃドクターから「無線の理論に詳しそうだね。実はアマチュア無線の2級くら
い持っているんじゃないの」と言われて面食らい、やはりおもちゃ修理を続けるのならそれく
らいの試験に通っておかねばならないね、ということでアマ無線技士の国家試験に受けるこ
とにしたのです。
3級の勉強を始めると、2級があるが中身はどんなもんかな、となり、2級の合格が見えてく
ると、さらに1級があるが、・・・となります。
釣り師の習性でついつい先に目が行きます。
しかも、釣りにおいて「何尾」釣れたかと同じように、試験では「何点」とれたかというのがつ
いて回りますから。
春からはブログ本来の内容をよくするつもりです。
第2級アマチュア無線技士の無線従事者免許証が届きました。

これでようやく人前で「おもちゃドクターです」といえそうです。
でもまだ1級が残っています。
興味は薄れましたが。
「トシちゃん先生の海釣り」のブログがいつのまにかアマチュア無線のブログのような様相
を呈してしまいました。
釣りに興味があり、アクセスいただいているたくさんの方々に申し訳なく思っています。
でも、どの道も同じす。
釣り師は、1尾釣れたら、もう1尾ほしくなり、さらにもっと大きいのが釣れないかと欲を出す。
そういう習性をもっています。
私は、あるおもちゃドクターから「無線の理論に詳しそうだね。実はアマチュア無線の2級くら
い持っているんじゃないの」と言われて面食らい、やはりおもちゃ修理を続けるのならそれく
らいの試験に通っておかねばならないね、ということでアマ無線技士の国家試験に受けるこ
とにしたのです。
3級の勉強を始めると、2級があるが中身はどんなもんかな、となり、2級の合格が見えてく
ると、さらに1級があるが、・・・となります。
釣り師の習性でついつい先に目が行きます。
しかも、釣りにおいて「何尾」釣れたかと同じように、試験では「何点」とれたかというのがつ
いて回りますから。
春からはブログ本来の内容をよくするつもりです。
2017年12月20日
12月20日 第2級アマ無線技士国家試験 合格通知が来た
12月20日
第2級アマ無線技士国家試験の結果通知書が送られてきた。
合格

先月、11月1日に合格した第3級アマでは無線従事者免許申請はしなかった。
今回は第2級合格なので、無線従事者免許の申請をすることにした。
無線従事者免許が交付されれば、無線局の免許をとって、空中線電力200Wで電波を飛
ばすことができる。
魅力的だ。
だが、トランスミッターとレシーバだけで100万円もする機種がある。それにアンテナ工事費
も。
道具の勝負のような気がしないでもない。
おもちゃドクターとしては、無線局開設はそれほど重要でもないし急ぐこともない。
結局のところ、アマ無線技士の国家試験にあまり面白みを感じなくなってきた。
第2級アマ無線技士国家試験の結果通知書が送られてきた。
合格
先月、11月1日に合格した第3級アマでは無線従事者免許申請はしなかった。
今回は第2級合格なので、無線従事者免許の申請をすることにした。
無線従事者免許が交付されれば、無線局の免許をとって、空中線電力200Wで電波を飛
ばすことができる。
魅力的だ。
だが、トランスミッターとレシーバだけで100万円もする機種がある。それにアンテナ工事費
も。
道具の勝負のような気がしないでもない。
おもちゃドクターとしては、無線局開設はそれほど重要でもないし急ぐこともない。
結局のところ、アマ無線技士の国家試験にあまり面白みを感じなくなってきた。
2017年12月19日
12月19日 アマ2級無線技士国家試験 合格
12月19日
第2級アマチュア無線技士国家試験 無事合格
今日(19日)の夕方、日本無線協会のホームページ上で、第2級アマチュア無線技
士国家試験の合格発表がなされた。
ホームページ上で確認したかったのは、
1.自分の受験番号が載っているかどうか、
2.私と同じ試験会場で受験した人たちの結果はどうであったか、
ということの2点であった。
まずは私の試験結果。
私の受験番号はちゃんと載っていた。
これで「おもちゃドクター」を名乗れる。
次は、私と同じ試験会場で国家試験を受けた人たちの結果。
興味津々で画面上の表を眺めたら、ちょうど受験者の数の半分の番号が載っていた。
合格率は50%だった。
第2級アマチュア無線技士国家試験 無事合格
今日(19日)の夕方、日本無線協会のホームページ上で、第2級アマチュア無線技
士国家試験の合格発表がなされた。
ホームページ上で確認したかったのは、
1.自分の受験番号が載っているかどうか、
2.私と同じ試験会場で受験した人たちの結果はどうであったか、
ということの2点であった。
まずは私の試験結果。
私の受験番号はちゃんと載っていた。
これで「おもちゃドクター」を名乗れる。
次は、私と同じ試験会場で国家試験を受けた人たちの結果。
興味津々で画面上の表を眺めたら、ちょうど受験者の数の半分の番号が載っていた。
合格率は50%だった。
2017年12月10日
12月10日 第2級アマ無線技士国家試験 何点かわかった
12月10日
12月3日に実施された第2級アマチュア無線技士国家試験の問題と解答が日本無線協会
のホームページ上で公表された。
今日は、それに併せ、自分の問題用紙と照らし合わせて採点した。
まずは法規。

法規は、150点満点中の148点。
自己採点の時と比べて1点減った。
やはり取りこぼしがある。
自己採点の時は痛恨のミスで1点だけの減点と思っていたの
だが、解答と照らし合わせてみれば、B-5の問題でも1カ所ミ
スしていた。
B-4の問題で、UNIFORMを表すモールス符号で「1適合」
としたが「2適合しない」であった。
モールス符号については、通常の文字の場合、これまで間
違ったことが無かったのに、Fが適合しないのに気づかなかった。
こういう時は、自分では気づかないうちに、アタマ(脳)が勝手に試
験以外の事を考えていたともいえる。
次は、無線工学。

無線工学は、125点満点中の119点。
自己採点の時と比べて1点減った。
A-18の問題で、直接波と地表波を取り違えてミスし5点減。
これは、試験中にも勘違いをしたような気がしていた。
帰宅後の自己採点の時にミスを確認。
こんな間違いをするようでは、HFと電波の伝わり方を正確に理解
していない証拠だということがわかったので改めて関連資料を読んだ。
地表波は中波(MF)帯以下の周波数と関連し、HFやVHFといったアマチュア無線
でよく使われる周波数では地表波は利用されないということを確認。
いわば無線局を開設している人には常識のこと。
アンテナと電波伝搬に関ししっかりした専門書を読まなくては。
今日の公表解答との照らし合わせでさらに1点減になった。
鉛蓄電池の電解液は希硫酸と決まり切っている。
間違うわけがない。
しかし、どうしたわけか「5希塩酸」と「10希硫酸」の選択肢が上下に並んでおり、
ついうっかりさんの間違いをしでかしていたのだ。
全然気が付かなかった。
間違うはずがないと思っているので、帰宅後の自己採点の時にも気づかなかった。
日本無線協会が公表した解答と照らし合わせてようやく間違いに気付いた。
なんという「アホな」(関西弁風)ことをしでかしていたのか。
解答用紙が手が元にないので確証はないが、これで2アマ国家試験は合格間
違いないだろう。
おもちゃの修理の内容をブログに載せてるようになってからほぼ2年経つ。
その間、自分にはおもちゃドクターとしての能力があるか、その資格はある
かと自問してきた。
こうした問に自ら答えるためにアマ無線の国家試験を受けることにした。
したがって、今のところ、無線局を開設して無線をしようという気はそれほどない。
「自分はおもちゃ病院のドクターです」と公言するのなら、アマ1・2級無線技士
の国家試験に通り、免許証というか保証になりえるものを持っていないといけな
いと思っていた。
これで、公に「私はおもちゃドクターです」と名乗れそうだ。
さて今後はどうする?
12月3日に実施された第2級アマチュア無線技士国家試験の問題と解答が日本無線協会
のホームページ上で公表された。
今日は、それに併せ、自分の問題用紙と照らし合わせて採点した。
まずは法規。
法規は、150点満点中の148点。
自己採点の時と比べて1点減った。
やはり取りこぼしがある。
自己採点の時は痛恨のミスで1点だけの減点と思っていたの
だが、解答と照らし合わせてみれば、B-5の問題でも1カ所ミ
スしていた。
B-4の問題で、UNIFORMを表すモールス符号で「1適合」
としたが「2適合しない」であった。
モールス符号については、通常の文字の場合、これまで間
違ったことが無かったのに、Fが適合しないのに気づかなかった。
こういう時は、自分では気づかないうちに、アタマ(脳)が勝手に試
験以外の事を考えていたともいえる。
次は、無線工学。
無線工学は、125点満点中の119点。
自己採点の時と比べて1点減った。
A-18の問題で、直接波と地表波を取り違えてミスし5点減。
これは、試験中にも勘違いをしたような気がしていた。
帰宅後の自己採点の時にミスを確認。
こんな間違いをするようでは、HFと電波の伝わり方を正確に理解
していない証拠だということがわかったので改めて関連資料を読んだ。
地表波は中波(MF)帯以下の周波数と関連し、HFやVHFといったアマチュア無線
でよく使われる周波数では地表波は利用されないということを確認。
いわば無線局を開設している人には常識のこと。
アンテナと電波伝搬に関ししっかりした専門書を読まなくては。
今日の公表解答との照らし合わせでさらに1点減になった。
鉛蓄電池の電解液は希硫酸と決まり切っている。
間違うわけがない。
しかし、どうしたわけか「5希塩酸」と「10希硫酸」の選択肢が上下に並んでおり、
ついうっかりさんの間違いをしでかしていたのだ。
全然気が付かなかった。
間違うはずがないと思っているので、帰宅後の自己採点の時にも気づかなかった。
日本無線協会が公表した解答と照らし合わせてようやく間違いに気付いた。
なんという「アホな」(関西弁風)ことをしでかしていたのか。
解答用紙が手が元にないので確証はないが、これで2アマ国家試験は合格間
違いないだろう。
おもちゃの修理の内容をブログに載せてるようになってからほぼ2年経つ。
その間、自分にはおもちゃドクターとしての能力があるか、その資格はある
かと自問してきた。
こうした問に自ら答えるためにアマ無線の国家試験を受けることにした。
したがって、今のところ、無線局を開設して無線をしようという気はそれほどない。
「自分はおもちゃ病院のドクターです」と公言するのなら、アマ1・2級無線技士
の国家試験に通り、免許証というか保証になりえるものを持っていないといけな
いと思っていた。
これで、公に「私はおもちゃドクターです」と名乗れそうだ。
さて今後はどうする?
2017年12月04日
12月3日 第2級アマ国家試験 「無線工学」試験結果レビュー
12月3日
第2級アマ国家試験 「無線工学」試験結果レビュー
次は無線工学
問題用紙のメモによると、
解答時間 13:00~13:35
見直し時間は記入なし
13:45に試験室退出の許可が出た。
2時過ぎに、試験官に解答用紙を手渡し、試験室を退出。
実質的試験時間は60分であった。
ほとんどの問題は、過去問を取捨選択したもの、少し数値を変えたりしたもの
ばかり。
さてレビューです。

A-1
磁界中で、導線が移動するのか、移動しない導線に電流を流すのか。
起電力、力とフレミングの左手の法則。
A-2
Cの静電容量の計算。2[μF]

A-3
正しいものを探す。レンツの法則を説明している選択肢が正しい。
A-4
直流ブリッジ回路が平衡状態にある条件は、真ん中の抵抗に電流が流れない条件、
この抵抗Rに電流が流れる時の問題が出たら、問題は複雑になる。
キルヒホッフの法則のしっかりした理解が試される。
A-5
トランスの1次側端子から見たインピーダンスの値の計算。
巻き数比が3なので2乗して9。それに二次側の抵抗の600Ωを乗じると、5.4kΩ。
理論がわかっていたら10秒以内で解ける。

A-6
FETの電極名とPチャネル形、Nチャネル形の知識を問う。
答えは、Pチャネル形、電極名はソース。
A-7
水晶振動子の電気的等価回路の知識を問う。
回路計算をしている人なら図を一目見てわからないとモグリだ。選択肢は5。
A-8
増幅回路に負帰還をかけたとき。増幅度、雑音や歪み、増幅度3dB低下する周波数帯
域幅は広くなるか狭くなるか。
増幅度低下、雑音や歪み減少、周波数幅は広がる。

A-9
PLLは基準発振器の周波数を任意の倍数の周波数で出力できるようにする回路。
それは、可変分周器、位相比較器、低域フィルタ、それに電圧制御発振器で構成さ
れる。答えは、電圧制御発振器。
PLL回路は3級の試験にも出ていた。
重要な回路なので頻出。
A-10
電波障害の問題。基本波かスプリアスかで異なる。
送信機からの基本波なら、送信機側ではなく、電波障害を受ける側での対策が有効。
スプリアスなら送信機側での対策が有効。
それと電気製品や電子機器のイミュニティ。

A-11
A3E送信機。搬送波のみの電力Pc=200W、m=0.7の時の変調波の平均電力。
公式を知っている必要がある。
短い時間では公式を導いている時間はない。249W。
しかし自分でこの式を導出できるくらいでないと電子回路の計算もできない人になる。





試験でも上記みたいにやっていった。
引っかかった問題は2つ。
一つは八木アンテナの問題。
これは問題文をしっかり読めばわかった。
八木アンテナの何もしないときのインピーダンスは73Ωより小さい。
折り返し半波長ダイポールのインピーダンスは292Ω。
このようなことを思いだし、問題を切り抜けられた。
A-17は完全なうっかりミステイク。
A-17
大地反射波と直接波との合成波の受信の問題。
試験室では異常な心理状態になっていたようで、思わぬ間違いをしでかしてしまった。
地表波と直接波の区別をミスしてしまったのである。
通常ならばあり得ないミスだが試験室では起こる。
試験時間はたっぷりあるのにどうしたことか。
6dBの計算ができているので、後は選択肢の3か4かを選ぶだけ。
何気なく番号にしるしをつけた。
試験室を出てから気づいた。
痛恨のミスで5点減点。
自己採点は125点満点中120点。
以上は問題用紙上での自己採点なので、解答用紙のマークを見てのものではない。
電子おもちゃの修理では、満点でないと、おもちゃのICが壊れ、とんでもないことに
なる。
高価なICは気づかぬうちにあっけなく死ぬのだ。
よって、常に満点、完璧が求められる。
また、おもちゃドクターは、OFDM,離散フーリエ変換など、高度の知識と技術レベ
ルが要求されてる。
アマ無線技士国家試験の1級と比べてもはるか上位。
アマ1級は工業高校電気系レベル。
もし1級を受けるとすれば、法規、無線工学とも満点を取るしかないだろう。
第2級アマ国家試験 「無線工学」試験結果レビュー
次は無線工学
問題用紙のメモによると、
解答時間 13:00~13:35
見直し時間は記入なし
13:45に試験室退出の許可が出た。
2時過ぎに、試験官に解答用紙を手渡し、試験室を退出。
実質的試験時間は60分であった。
ほとんどの問題は、過去問を取捨選択したもの、少し数値を変えたりしたもの
ばかり。
さてレビューです。
A-1
磁界中で、導線が移動するのか、移動しない導線に電流を流すのか。
起電力、力とフレミングの左手の法則。
A-2
Cの静電容量の計算。2[μF]
A-3
正しいものを探す。レンツの法則を説明している選択肢が正しい。
A-4
直流ブリッジ回路が平衡状態にある条件は、真ん中の抵抗に電流が流れない条件、
この抵抗Rに電流が流れる時の問題が出たら、問題は複雑になる。
キルヒホッフの法則のしっかりした理解が試される。
A-5
トランスの1次側端子から見たインピーダンスの値の計算。
巻き数比が3なので2乗して9。それに二次側の抵抗の600Ωを乗じると、5.4kΩ。
理論がわかっていたら10秒以内で解ける。
A-6
FETの電極名とPチャネル形、Nチャネル形の知識を問う。
答えは、Pチャネル形、電極名はソース。
A-7
水晶振動子の電気的等価回路の知識を問う。
回路計算をしている人なら図を一目見てわからないとモグリだ。選択肢は5。
A-8
増幅回路に負帰還をかけたとき。増幅度、雑音や歪み、増幅度3dB低下する周波数帯
域幅は広くなるか狭くなるか。
増幅度低下、雑音や歪み減少、周波数幅は広がる。
A-9
PLLは基準発振器の周波数を任意の倍数の周波数で出力できるようにする回路。
それは、可変分周器、位相比較器、低域フィルタ、それに電圧制御発振器で構成さ
れる。答えは、電圧制御発振器。
PLL回路は3級の試験にも出ていた。
重要な回路なので頻出。
A-10
電波障害の問題。基本波かスプリアスかで異なる。
送信機からの基本波なら、送信機側ではなく、電波障害を受ける側での対策が有効。
スプリアスなら送信機側での対策が有効。
それと電気製品や電子機器のイミュニティ。
A-11
A3E送信機。搬送波のみの電力Pc=200W、m=0.7の時の変調波の平均電力。
公式を知っている必要がある。
短い時間では公式を導いている時間はない。249W。
しかし自分でこの式を導出できるくらいでないと電子回路の計算もできない人になる。
試験でも上記みたいにやっていった。
引っかかった問題は2つ。
一つは八木アンテナの問題。
これは問題文をしっかり読めばわかった。
八木アンテナの何もしないときのインピーダンスは73Ωより小さい。
折り返し半波長ダイポールのインピーダンスは292Ω。
このようなことを思いだし、問題を切り抜けられた。
A-17は完全なうっかりミステイク。
A-17
大地反射波と直接波との合成波の受信の問題。
試験室では異常な心理状態になっていたようで、思わぬ間違いをしでかしてしまった。
地表波と直接波の区別をミスしてしまったのである。
通常ならばあり得ないミスだが試験室では起こる。
試験時間はたっぷりあるのにどうしたことか。
6dBの計算ができているので、後は選択肢の3か4かを選ぶだけ。
何気なく番号にしるしをつけた。
試験室を出てから気づいた。
痛恨のミスで5点減点。
自己採点は125点満点中120点。
以上は問題用紙上での自己採点なので、解答用紙のマークを見てのものではない。
電子おもちゃの修理では、満点でないと、おもちゃのICが壊れ、とんでもないことに
なる。
高価なICは気づかぬうちにあっけなく死ぬのだ。
よって、常に満点、完璧が求められる。
また、おもちゃドクターは、OFDM,離散フーリエ変換など、高度の知識と技術レベ
ルが要求されてる。
アマ無線技士国家試験の1級と比べてもはるか上位。
アマ1級は工業高校電気系レベル。
もし1級を受けるとすれば、法規、無線工学とも満点を取るしかないだろう。
2017年12月04日
12月3日 第2級アマ国家試験 「法規」試験結果レビュー
12月3日
第2級アマチュア無線技士国家試験
「法規」試験結果レビュー
まずは「法規」
問題用紙にメモした解答をもとにレビューしてみた。
解答用紙にマークしたものと2,3回照らし合わせて確認した上で
試験官に提出したが、解答用紙が問題用紙の番号通りであるという保証はない。
問題用紙のメモによると、
解答時間 9:30~10:05
1回目の見直し時間 10:05~10:35
2回目の見直し時間 10:35~10:43
これ以上は見直してもいい知恵は出てこないと判断し、10:45に解答用紙を試験
官に提出し試験室を出た。
実質の試験時間は75分間であった。
150分の試験時間なので半分の時間で試験室を出てきたことになる。
これで果たして良かったかという気持ちにもなった。
出題された問題のほとんどは過去問だった。
しかし、こうしたときにこそうっかりミスをしでかす落とし穴がある。
試験問題を解き始める前に自らに言い聞かせた。
1問の価値は5点もある。そしてオール・オア・ナッシングだ。
問題文の流し読みはしないこと。
正しいものを選ぶのか、誤りを選ぶのか。
適合するものが1なのか、適合するものが2なのか。
問題の式の変数に数値を入れて解いたとき式の値が「1」になった。
このとき危ないのは、「選択肢の番号1」と「式の値の1」をうっかりして、式の値をマ
ークしてしまうこと。
さてレビューです。
各問の解説は後ほど。






これまでよくミスしたのはごく簡単なことである。
「送信の終了」 AR と、「通信の終了(完了) VA
「送信の終了」と「通信の終了(完了)」の区別はちろんできているが、文章を読んでい
るときの気分で、反射的に何気なく選択肢に〇をつけて解答してしまう。
今日の試験では「通信の終了」が出た。
1回目は「通信の終了」なのにARを選んでいた。
何気なくそうしたのだろう。
早とちりはするな、と自分に言い聞かせていたのだがやらかしたようである。
見直しの時に気づいた。







釣りで言うと痛恨のバラシが最後の最後に発生していた。
これは自分でもバレそうな気がして迷った箇所だった。
Bー6問の最後の「 」入れの言葉。
8「いかなる目的にも使用」か、それとも7「自己の利益のために使用」か?

後で無線通信規則(18条)を参照したら、正しくは8「いかなる目的にも使用」だった。
解答を知ってみる、当たり前の事だ。
これで1点減点。
自己採点では、150点満点中の149点だった。
ほぼ全部解けたという感覚で、またこれ以上見直しても確かな答えは出ないような気が
して試験室を出た。
昼食をとり、午後に備えたということもあった。
仕方ないか。
これくらいの試験問題で満点取れないなら、法規の正確な知識がないことになる。
----------------------------------------------------------------------------------------
追記
法規の勉強で最も役立った参考書は、
財団法人日本アマチュア無線連盟『電波法令抄録』
である。
たったの1200円。
だが、アマチュア局用の関係法令はほぼすべて網羅されている。
これ1冊あれば、1級、2級、3級のクラスの区別なく使える。
他の法規関係参考書は無用である。
なぜなら、参考書は法令集の単なる説明に過ぎないからだ。
この法令集を片手に過去問を解けば完璧だ。
「条文の解釈」の問題はあるが、それを除けば、
条文に書かれていることはそのまま当てはまり、
書かれていないことは当てはまらない、
それだけのこと。
「条文の解釈」」いうのは以下のような事。
例として、無線従事者規則第50条。
「氏名に変更が生じたとき又は免許証を汚し、破り、若しくは失った・・・ために
免許証の再交付を受けようとするときは・・・・提出しなければならない」との条文。
(1)まずは「氏名に変更が生じたとき」。
この場合は、自由意思ではなく、例外なく再交付を受けなくてはならないな
らない訳です。
なぜなら、免許証に記載された人は実在しない訳ですから。
(2)次は、 免許証を汚した場合です。
ちょっと汚したくらいでは、常識的に言って、再交付を受ける必要はないでしょう。
再交付を受けようとするかしないかを決めるのは免許人です。
汚くても、字が読めればいいや、と思うなら再交付を受けなくていいわけです。
法律は、社会常識とコンセンサス(合意)の産物ですから、常識で理解できます。
暗記ではありません。
暗記していても、条文が改正されれば、暗記は何の役にも立ちません。
ただし、無線関係の法令は無線工学の技術的専門用語を数多く含みますから、専門用
語を知らなければ法令集は正しく読めません。
例えば、電波法施行規則第2条の各種定義。
「割当周波数」、「特性周波数」、「占有周波数帯幅」など。
したがって、無線工学に詳しくないと条文が理解できません。
電波法施行規則第2条63「スプリアス発射」と、63の3「不要発射」とあります。
違いはわかりますか。
こうしたことの理解に完璧を期すには、無線工学の詳しい専門書を読むことが
必要です。
受験参考書は役に立ちません。
第2級アマチュア無線技士国家試験
「法規」試験結果レビュー
まずは「法規」
問題用紙にメモした解答をもとにレビューしてみた。
解答用紙にマークしたものと2,3回照らし合わせて確認した上で
試験官に提出したが、解答用紙が問題用紙の番号通りであるという保証はない。
問題用紙のメモによると、
解答時間 9:30~10:05
1回目の見直し時間 10:05~10:35
2回目の見直し時間 10:35~10:43
これ以上は見直してもいい知恵は出てこないと判断し、10:45に解答用紙を試験
官に提出し試験室を出た。
実質の試験時間は75分間であった。
150分の試験時間なので半分の時間で試験室を出てきたことになる。
これで果たして良かったかという気持ちにもなった。
出題された問題のほとんどは過去問だった。
しかし、こうしたときにこそうっかりミスをしでかす落とし穴がある。
試験問題を解き始める前に自らに言い聞かせた。
1問の価値は5点もある。そしてオール・オア・ナッシングだ。
問題文の流し読みはしないこと。
正しいものを選ぶのか、誤りを選ぶのか。
適合するものが1なのか、適合するものが2なのか。
問題の式の変数に数値を入れて解いたとき式の値が「1」になった。
このとき危ないのは、「選択肢の番号1」と「式の値の1」をうっかりして、式の値をマ
ークしてしまうこと。
さてレビューです。
各問の解説は後ほど。
これまでよくミスしたのはごく簡単なことである。
「送信の終了」 AR と、「通信の終了(完了) VA
「送信の終了」と「通信の終了(完了)」の区別はちろんできているが、文章を読んでい
るときの気分で、反射的に何気なく選択肢に〇をつけて解答してしまう。
今日の試験では「通信の終了」が出た。
1回目は「通信の終了」なのにARを選んでいた。
何気なくそうしたのだろう。
早とちりはするな、と自分に言い聞かせていたのだがやらかしたようである。
見直しの時に気づいた。
釣りで言うと痛恨のバラシが最後の最後に発生していた。
これは自分でもバレそうな気がして迷った箇所だった。
Bー6問の最後の「 」入れの言葉。
8「いかなる目的にも使用」か、それとも7「自己の利益のために使用」か?
後で無線通信規則(18条)を参照したら、正しくは8「いかなる目的にも使用」だった。
解答を知ってみる、当たり前の事だ。
これで1点減点。
自己採点では、150点満点中の149点だった。
ほぼ全部解けたという感覚で、またこれ以上見直しても確かな答えは出ないような気が
して試験室を出た。
昼食をとり、午後に備えたということもあった。
仕方ないか。
これくらいの試験問題で満点取れないなら、法規の正確な知識がないことになる。
----------------------------------------------------------------------------------------
追記
法規の勉強で最も役立った参考書は、
財団法人日本アマチュア無線連盟『電波法令抄録』
である。
たったの1200円。
だが、アマチュア局用の関係法令はほぼすべて網羅されている。
これ1冊あれば、1級、2級、3級のクラスの区別なく使える。
他の法規関係参考書は無用である。
なぜなら、参考書は法令集の単なる説明に過ぎないからだ。
この法令集を片手に過去問を解けば完璧だ。
「条文の解釈」の問題はあるが、それを除けば、
条文に書かれていることはそのまま当てはまり、
書かれていないことは当てはまらない、
それだけのこと。
「条文の解釈」」いうのは以下のような事。
例として、無線従事者規則第50条。
「氏名に変更が生じたとき又は免許証を汚し、破り、若しくは失った・・・ために
免許証の再交付を受けようとするときは・・・・提出しなければならない」との条文。
(1)まずは「氏名に変更が生じたとき」。
この場合は、自由意思ではなく、例外なく再交付を受けなくてはならないな
らない訳です。
なぜなら、免許証に記載された人は実在しない訳ですから。
(2)次は、 免許証を汚した場合です。
ちょっと汚したくらいでは、常識的に言って、再交付を受ける必要はないでしょう。
再交付を受けようとするかしないかを決めるのは免許人です。
汚くても、字が読めればいいや、と思うなら再交付を受けなくていいわけです。
法律は、社会常識とコンセンサス(合意)の産物ですから、常識で理解できます。
暗記ではありません。
暗記していても、条文が改正されれば、暗記は何の役にも立ちません。
ただし、無線関係の法令は無線工学の技術的専門用語を数多く含みますから、専門用
語を知らなければ法令集は正しく読めません。
例えば、電波法施行規則第2条の各種定義。
「割当周波数」、「特性周波数」、「占有周波数帯幅」など。
したがって、無線工学に詳しくないと条文が理解できません。
電波法施行規則第2条63「スプリアス発射」と、63の3「不要発射」とあります。
違いはわかりますか。
こうしたことの理解に完璧を期すには、無線工学の詳しい専門書を読むことが
必要です。
受験参考書は役に立ちません。
2017年12月03日
12月3日 第2級アマ無線技士国家試験 受けてきました
第2級アマチュア無線技士国家試験受けてきまし(その1)
12月3日
いつの間にか試験の日になってしまった。
日の経つのは速いもの。
盆過ぎに第3級アマチュア無線技士国家試験受験を思い立ち、受験参考書を購入。
10月22日、第3級アマ国家試験受験。
11月1日、 第3級アマ国家試験合格。
そして今日は第2級アマチュア無線技士国家試験受験の日。
師走です。
先生も今日は受験生に早変わりしました。
朝は9時30分から12時まで、「法規」2時間半の試験時間。
1問5点の問題が24問。
1問5点(ただだし1点刻みの5つの小問)の問題が6問。
150点満点。合格の最低点は105点。
午後は13時から15時まで、「無線工学」2時間の試験時間。
1問5点の問題が20問。
1問5点(ただだし1点刻みの5つの小問)が5問。
125点満点。合格の最低点は87点。
日曜日にして合計4時間半の長丁場の試験は肉体的にも精神的にも辛い。
先回の3級の試験は「法規」「無線工学」込みで70分。
しかも、解答が終われば、30分で試験室を出られる。
問題は簡単なので精神的にも気楽だった。
今回は上記のように長丁場。
2級アマ無線技士クラスの試験に合格しなくては、おもちゃ病
院でおもちゃドクターしているなんて言えないというプレッシャーがあった。
それ故、合格しかつ高得点をとるために受験したので精神的にきつかった。
今日の国家試験は全国一斉テスト。
さあ、結果はどうだったでしょうか。
問題の内容は以下のようなもの。


まだ、試験問題のレビューはしていないが、合格点はとれたと思う。
ただし、今回は「法規」、「無線工学」とも満点がとれたと言う自信はない。
レビューをしたら、解説をブログに書きましょう。
12月3日
いつの間にか試験の日になってしまった。
日の経つのは速いもの。
盆過ぎに第3級アマチュア無線技士国家試験受験を思い立ち、受験参考書を購入。
10月22日、第3級アマ国家試験受験。
11月1日、 第3級アマ国家試験合格。
そして今日は第2級アマチュア無線技士国家試験受験の日。
師走です。
先生も今日は受験生に早変わりしました。
朝は9時30分から12時まで、「法規」2時間半の試験時間。
1問5点の問題が24問。
1問5点(ただだし1点刻みの5つの小問)の問題が6問。
150点満点。合格の最低点は105点。
午後は13時から15時まで、「無線工学」2時間の試験時間。
1問5点の問題が20問。
1問5点(ただだし1点刻みの5つの小問)が5問。
125点満点。合格の最低点は87点。
日曜日にして合計4時間半の長丁場の試験は肉体的にも精神的にも辛い。
先回の3級の試験は「法規」「無線工学」込みで70分。
しかも、解答が終われば、30分で試験室を出られる。
問題は簡単なので精神的にも気楽だった。
今回は上記のように長丁場。
2級アマ無線技士クラスの試験に合格しなくては、おもちゃ病
院でおもちゃドクターしているなんて言えないというプレッシャーがあった。
それ故、合格しかつ高得点をとるために受験したので精神的にきつかった。
今日の国家試験は全国一斉テスト。
さあ、結果はどうだったでしょうか。
問題の内容は以下のようなもの。
まだ、試験問題のレビューはしていないが、合格点はとれたと思う。
ただし、今回は「法規」、「無線工学」とも満点がとれたと言う自信はない。
レビューをしたら、解説をブログに書きましょう。
2017年11月18日
11月18日 第二級アマチェア無線技士国家試験 受験票が届いた
11月18日
第二級アマチェア無線技士国家試験の受験票が届いた。
今日、郵便物に混じって受験票がやってきた。

試験は2週間後の12月3日(日)。
第3級の試験が10月22日だった。
3級の国家試験は、それが無線関係の全く初めての試験だったのでかなり緊張したが、今
回は落ち着いていられる。
第2級アマの受験準備は終わった。
あとは試験を受けるだけ。
おもちゃ病院でおもちゃの修理をしているので、とにかく高度の正確な知識と確かな技
術をもたないといけない。
最近のおもちゃは電子工学的にも非常に高度なのだ。
電子回路や無線の知識と修理技術を磨かねば。
第二級アマチェア無線技士国家試験の受験票が届いた。
今日、郵便物に混じって受験票がやってきた。
試験は2週間後の12月3日(日)。
第3級の試験が10月22日だった。
3級の国家試験は、それが無線関係の全く初めての試験だったのでかなり緊張したが、今
回は落ち着いていられる。
第2級アマの受験準備は終わった。
あとは試験を受けるだけ。
おもちゃ病院でおもちゃの修理をしているので、とにかく高度の正確な知識と確かな技
術をもたないといけない。
最近のおもちゃは電子工学的にも非常に高度なのだ。
電子回路や無線の知識と修理技術を磨かねば。
2017年11月01日
11月1日 第3級アマ無線技士国家試験 合格
11月1日
第3級アマチュア無線技士国家試験に合格
今日結果通知書が届いた。

「合格おめでとうございます」とあった。
一安堵。
満点だったと思うが結果通知書には点数の記載はなかた。
これで無線に関する全く初めての免許である「第3級アマチュア無線従事者」免許が、申
請すれば、いただけることになった。
無線従事者なる者になった後、無線局の免許も、申請すれば、いただける。
無線局の免許状が交付されれば、50Wの送受信機で交信できる道が開けた。
でも、合格しても嬉しくない。
10月に入ってすぐ、第2級アマチュア無線技士国家試験の受験申し込みを済ませていた
からである。
目標は、3級受験以前にすでに2級の受験に移っていたのだ。
電波法施行規則第3条において、アマチュア業務は以下のように定義されている。
「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、
通信及び技術的研究の業務をいう」
この定義を援用すると、私のアマ無線技士国家試験受験の目的は、おもちゃの修理と関
連し、「無線技術の興味によって行う自己訓練、技術的研究」ということができる。
日頃おもちゃの修理をしていて「あなたがおもちゃドクターを自認するのなら、あなたのもっ
ている技術を保証するものを何かお持ちですか」と問われているような気がするのだ。
知識や技術をもっているだけではなく、それを保証する免許のような、公認の何かが必要
なのだ。
もうすぐアマ2級の受験票が送られてくるだろう。
試験日は12月3日。
試験期日まであと一月。
今や、おもちゃ修理の道をちょっとばかりはずれ、デリバティブの道を歩いている。
第3級アマチュア無線技士国家試験に合格
今日結果通知書が届いた。
「合格おめでとうございます」とあった。
一安堵。
満点だったと思うが結果通知書には点数の記載はなかた。
これで無線に関する全く初めての免許である「第3級アマチュア無線従事者」免許が、申
請すれば、いただけることになった。
無線従事者なる者になった後、無線局の免許も、申請すれば、いただける。
無線局の免許状が交付されれば、50Wの送受信機で交信できる道が開けた。
でも、合格しても嬉しくない。
10月に入ってすぐ、第2級アマチュア無線技士国家試験の受験申し込みを済ませていた
からである。
目標は、3級受験以前にすでに2級の受験に移っていたのだ。
電波法施行規則第3条において、アマチュア業務は以下のように定義されている。
「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、
通信及び技術的研究の業務をいう」
この定義を援用すると、私のアマ無線技士国家試験受験の目的は、おもちゃの修理と関
連し、「無線技術の興味によって行う自己訓練、技術的研究」ということができる。
日頃おもちゃの修理をしていて「あなたがおもちゃドクターを自認するのなら、あなたのもっ
ている技術を保証するものを何かお持ちですか」と問われているような気がするのだ。
知識や技術をもっているだけではなく、それを保証する免許のような、公認の何かが必要
なのだ。
もうすぐアマ2級の受験票が送られてくるだろう。
試験日は12月3日。
試験期日まであと一月。
今や、おもちゃ修理の道をちょっとばかりはずれ、デリバティブの道を歩いている。
2017年10月23日
10月22日 第3級アマチュア無線技士国家試験 受験してきました
10月22日
第3級アマチュア無線技士国家試験の受験
いよいよというか、ようやくというか、アマ3級国家試験の日がやってきて、受験
してきた。
3級の受験参考書を買って勉強を始めたのが8月17日。
試験対策は2週間でほぼ終わった。
それからほぼ2ヶ月が経過した。
やっていたのは1・2級の受験参考書と関連図書による勉強。
また、1・2級の国家試験の法規と無線工学の過去問を印刷し、時計で時間を計りながら
実戦形式で全問に解答。
解答後、採点し、見たこともなかった問題やできなかった問題を関連図書で復習。
3級の試験対策はといえばたまに受験参考書にさっと目を通す程度。
それでは、3級受験の対策になっていたのか。
1・2級の問題をやっていると3級の問題は解くべき問題の範疇に入らない。
要求される知識の広さや理解の深さ、正確さが段違いに違う。
何しろ、無線工学では、実際に鉛筆を使って計算し解を求める問題は皆無で、図を見て、こ
れは何ですかという問題ばかり。
また、法規ではごく簡単な、いわば用語を問うような問題ばかり。
さて、今日の国家試験に出題された問題はざっとこんな感じだった。

無線工学。
1問目[17] コイルの電気的性質での誤りを選ぶ問題。
「電流の位相が電圧の位相より進む」が誤り。
2問目[18] オシロスコープで測定した図から振幅変調の変調度を求める問題。
2つの波形からすぐに変調度は50%と判明する。
4問目[20] バラクタダイオードとツェナーダイオードの問題。
ダイオードの記号を知っていればわかる。
5問目[21] 電鍵操作の名称。
ブレークイン方式の問題。
14問目[30] PLL(位相同期ループ)の問題

実際は3級のレベルをはるかに超える難しい内容を含んでいる回路のように思うのですが。
高周波の基準信号を安定して取り出すことは無線通信の核を形成する部分であり、最先
端の技術が注ぎ込まれ、各種製品が開発され、回路が考案されている。
いわば送信機の心臓部を担う重要な回路の一つ。
興味ある方は、SEIKO EPSON CORPORATIONのWebページの「高周波出力
を得る方法」(PLL回路)等で技術的説明や製品説明を参照してください。
私はアマチュア無線通信のような無線はやっていませんがこういうナウい技術には
関心をもっています。
低域フィルターを用いる。
したがって、答えは低域フィルター。
3問目[19] コレクタ接地回路も頻出の問題です。

電子回路や回路計算をやっている者は見ただけでわからないといけない。
計算問題
計算問題は問題[18]のみ。
「半波長ダイポールアンテナの放射電力を12[W]にするためのアンテナ電流はどれ
だけか」という問題。
半波長ダイポールアンテナの放射抵抗を知っていないといけない。
1・2級では、当該アンテナのインピーダンスを73.13+j42.55[Ω]として知っている必
要がある。
これを知っていると、「給電線との接続において、アンテナの長さを短縮するのはど
ういう理由がありますか」と問われた時に、すぐに答えが出せますし、理由を理論的
に説明することもできます。
3級の勉強だけしていると、アンテナの問題で「短縮率を〇%とします」などという文
章が出てくるとその意味さえわからない
しかし、3級では、簡略に75[Ω]を使うのが常識です。
1・2級と3級では、知っているべき事と使える事が、これだけ違うのです。
円周率を3で計算するようなもので不可解だけど仕方ない。
75Ωを使って計算しないと選択肢に示された値の答えが出ないのである。
電力は12[W]、放射抵抗を75[Ω]とすると、
電力=(電圧の2乗)/抵抗 の式を使って電圧を求める。
30[V]が出る。WとVから電流を求めると0.4[A]を得る。
電力=抵抗X(電流の2乗)を使っても計算できる。
I=ルート(12/75)=ルート(4/25)=2/5=0.4[A]
上の計算からわかるように、75[Ω]を使えば素早く暗算で計算できるようになっている。
ここでもし73.13[Ω]の値を使ったら、計算はややこしくなり、計算時間が長くかかり、
さらに選択肢に示された値と異なる数値が出てきて困ることは必定。
法規


1問目[1] 無線局の免許状に記載される事項でないもの。
「空中線の形式」ですね。
「空中線の形式」とは送受信アンテナの事です。
単一型とか八木型等に分類されます。
「空中線電力」と見間違いしないことです。
私は、勉強の初期の頃、「空中線」という文字を見ただけで〇にしたり×にしたり
していました。
これで5点減点でした。
5問目[5] 臨時に電波の発射の停止を命じられることがある場合。
「電波の質」に問題がある場合です。
「電波の質」は電波法第28条で定義されています。
1・2級では、電波発射の停止期間は臨時か3カ月か、電波の発射か職員派遣
によるか、紛らわしい選択肢で迷わせるによ問題もよく出ます。
1・2級の勉強をしていると電波法で定義される「電波の質」の定義そのものや
関連条項も参照しますので、各種問題に即対応できます。
8問目[8] 周波数の分配に関する問題。
18.068~18.168MHzが正解。
これが正解の問題も頻出です。
解答用紙にマークをしないで30問すべて解答し終えたのが試験開始から20分以内。
試験はあっけなく済みそうな予感。
問題用紙上で見直しに入った。
30問すべてで、当てはまる選択肢の番号は〇で囲んである。
見直しでは、問題用紙上で解答と番号の点検を行い左に小さな丸をつけた。
次は、解答用紙にマーク。
しかし、解答用紙の解答マーク欄に鉛筆でマークするなんて長らくしたことがないので
面食らった。
さらに、問題用紙の選択肢の横に小さい丸印を付けたのが結果的に災いした。
入試センター試験の監督を長年やってきたので、受験生たちがどのように効率よく楕
円状のマーク欄を黒く塗りつぶすかつぶさに見てきたが、実際に自分でマーク(横棒)
を入れてみるとなかなかうまく行かない。
問題番号とマーク番号が重なってうまくいかない。
要するに行と列の関係がごちゃごちゃになるのである。
解答用紙に一通りマークした後で点検してみると、何カ所も間違ってマークをしている
ことに気がつき、唖然となると同時に、苦笑せざるを得なかった。
これは、問題用紙上で解答を点検した際に付けた小さな丸印を書いた横の選択肢番
号を誤って解答欄にマークしてしまったからだ。
また、消しゴムでマーク欄のマークを消すときに誤って別の問題のマークを消してし
まった。
試験開始から30分経過すると、試験官が退出しても良いという指示を出した。
すると、それを待っていたかのように、高専か大学生らしき若者たちが次々と解答用
紙を試験官に手渡して退室していく。
私が、解答マークの点検と修正にまごまごしている間に試験室はほぼ空になった。
後ろに一人残っているだけ。
皆さんすごく記入が速いし、優秀だね、とうらやましくなった。
でも早く退室することと、何点とれるかといういこととはあまり関係はない、と思い返し、
合格するのが大事なのだと、改めて2回ほど解答マーク欄の点検をした。
なんとなく、これでいいかなという気持ちになり、解答用紙を試験管に渡し一礼して
退室した。
試験開始から約45分後。
試験時間はまだ25分ほど残っている。
最後の一人も、私の退室後5分ほどして試験室から出てきた。
何点とれただろうか。
問題用紙上での自己採点では30問すべてで正解だと思う。
しかし実際に解答番号をマークした解答用紙は提出してしまって手元にない。
確認のしようがない。
記入ミスがたくさんあるかもしれない。
さあ、合格通知はくるか。
点数も書いてあるとうれしいが。
10月末に試験結果通知書を発送するとのこと。
乞う、ご期待。
第3級アマチュア無線技士国家試験の受験
いよいよというか、ようやくというか、アマ3級国家試験の日がやってきて、受験
してきた。
3級の受験参考書を買って勉強を始めたのが8月17日。
試験対策は2週間でほぼ終わった。
それからほぼ2ヶ月が経過した。
やっていたのは1・2級の受験参考書と関連図書による勉強。
また、1・2級の国家試験の法規と無線工学の過去問を印刷し、時計で時間を計りながら
実戦形式で全問に解答。
解答後、採点し、見たこともなかった問題やできなかった問題を関連図書で復習。
3級の試験対策はといえばたまに受験参考書にさっと目を通す程度。
それでは、3級受験の対策になっていたのか。
1・2級の問題をやっていると3級の問題は解くべき問題の範疇に入らない。
要求される知識の広さや理解の深さ、正確さが段違いに違う。
何しろ、無線工学では、実際に鉛筆を使って計算し解を求める問題は皆無で、図を見て、こ
れは何ですかという問題ばかり。
また、法規ではごく簡単な、いわば用語を問うような問題ばかり。
さて、今日の国家試験に出題された問題はざっとこんな感じだった。
無線工学。
1問目[17] コイルの電気的性質での誤りを選ぶ問題。
「電流の位相が電圧の位相より進む」が誤り。
2問目[18] オシロスコープで測定した図から振幅変調の変調度を求める問題。
2つの波形からすぐに変調度は50%と判明する。
4問目[20] バラクタダイオードとツェナーダイオードの問題。
ダイオードの記号を知っていればわかる。
5問目[21] 電鍵操作の名称。
ブレークイン方式の問題。
14問目[30] PLL(位相同期ループ)の問題
実際は3級のレベルをはるかに超える難しい内容を含んでいる回路のように思うのですが。
高周波の基準信号を安定して取り出すことは無線通信の核を形成する部分であり、最先
端の技術が注ぎ込まれ、各種製品が開発され、回路が考案されている。
いわば送信機の心臓部を担う重要な回路の一つ。
興味ある方は、SEIKO EPSON CORPORATIONのWebページの「高周波出力
を得る方法」(PLL回路)等で技術的説明や製品説明を参照してください。
私はアマチュア無線通信のような無線はやっていませんがこういうナウい技術には
関心をもっています。
低域フィルターを用いる。
したがって、答えは低域フィルター。
3問目[19] コレクタ接地回路も頻出の問題です。
電子回路や回路計算をやっている者は見ただけでわからないといけない。
計算問題
計算問題は問題[18]のみ。
「半波長ダイポールアンテナの放射電力を12[W]にするためのアンテナ電流はどれ
だけか」という問題。
半波長ダイポールアンテナの放射抵抗を知っていないといけない。
1・2級では、当該アンテナのインピーダンスを73.13+j42.55[Ω]として知っている必
要がある。
これを知っていると、「給電線との接続において、アンテナの長さを短縮するのはど
ういう理由がありますか」と問われた時に、すぐに答えが出せますし、理由を理論的
に説明することもできます。
3級の勉強だけしていると、アンテナの問題で「短縮率を〇%とします」などという文
章が出てくるとその意味さえわからない
しかし、3級では、簡略に75[Ω]を使うのが常識です。
1・2級と3級では、知っているべき事と使える事が、これだけ違うのです。
円周率を3で計算するようなもので不可解だけど仕方ない。
75Ωを使って計算しないと選択肢に示された値の答えが出ないのである。
電力は12[W]、放射抵抗を75[Ω]とすると、
電力=(電圧の2乗)/抵抗 の式を使って電圧を求める。
30[V]が出る。WとVから電流を求めると0.4[A]を得る。
電力=抵抗X(電流の2乗)を使っても計算できる。
I=ルート(12/75)=ルート(4/25)=2/5=0.4[A]
上の計算からわかるように、75[Ω]を使えば素早く暗算で計算できるようになっている。
ここでもし73.13[Ω]の値を使ったら、計算はややこしくなり、計算時間が長くかかり、
さらに選択肢に示された値と異なる数値が出てきて困ることは必定。
法規
1問目[1] 無線局の免許状に記載される事項でないもの。
「空中線の形式」ですね。
「空中線の形式」とは送受信アンテナの事です。
単一型とか八木型等に分類されます。
「空中線電力」と見間違いしないことです。
私は、勉強の初期の頃、「空中線」という文字を見ただけで〇にしたり×にしたり
していました。
これで5点減点でした。
5問目[5] 臨時に電波の発射の停止を命じられることがある場合。
「電波の質」に問題がある場合です。
「電波の質」は電波法第28条で定義されています。
1・2級では、電波発射の停止期間は臨時か3カ月か、電波の発射か職員派遣
によるか、紛らわしい選択肢で迷わせるによ問題もよく出ます。
1・2級の勉強をしていると電波法で定義される「電波の質」の定義そのものや
関連条項も参照しますので、各種問題に即対応できます。
8問目[8] 周波数の分配に関する問題。
18.068~18.168MHzが正解。
これが正解の問題も頻出です。
解答用紙にマークをしないで30問すべて解答し終えたのが試験開始から20分以内。
試験はあっけなく済みそうな予感。
問題用紙上で見直しに入った。
30問すべてで、当てはまる選択肢の番号は〇で囲んである。
見直しでは、問題用紙上で解答と番号の点検を行い左に小さな丸をつけた。
次は、解答用紙にマーク。
しかし、解答用紙の解答マーク欄に鉛筆でマークするなんて長らくしたことがないので
面食らった。
さらに、問題用紙の選択肢の横に小さい丸印を付けたのが結果的に災いした。
入試センター試験の監督を長年やってきたので、受験生たちがどのように効率よく楕
円状のマーク欄を黒く塗りつぶすかつぶさに見てきたが、実際に自分でマーク(横棒)
を入れてみるとなかなかうまく行かない。
問題番号とマーク番号が重なってうまくいかない。
要するに行と列の関係がごちゃごちゃになるのである。
解答用紙に一通りマークした後で点検してみると、何カ所も間違ってマークをしている
ことに気がつき、唖然となると同時に、苦笑せざるを得なかった。
これは、問題用紙上で解答を点検した際に付けた小さな丸印を書いた横の選択肢番
号を誤って解答欄にマークしてしまったからだ。
また、消しゴムでマーク欄のマークを消すときに誤って別の問題のマークを消してし
まった。
試験開始から30分経過すると、試験官が退出しても良いという指示を出した。
すると、それを待っていたかのように、高専か大学生らしき若者たちが次々と解答用
紙を試験官に手渡して退室していく。
私が、解答マークの点検と修正にまごまごしている間に試験室はほぼ空になった。
後ろに一人残っているだけ。
皆さんすごく記入が速いし、優秀だね、とうらやましくなった。
でも早く退室することと、何点とれるかといういこととはあまり関係はない、と思い返し、
合格するのが大事なのだと、改めて2回ほど解答マーク欄の点検をした。
なんとなく、これでいいかなという気持ちになり、解答用紙を試験管に渡し一礼して
退室した。
試験開始から約45分後。
試験時間はまだ25分ほど残っている。
最後の一人も、私の退室後5分ほどして試験室から出てきた。
何点とれただろうか。
問題用紙上での自己採点では30問すべてで正解だと思う。
しかし実際に解答番号をマークした解答用紙は提出してしまって手元にない。
確認のしようがない。
記入ミスがたくさんあるかもしれない。
さあ、合格通知はくるか。
点数も書いてあるとうれしいが。
10月末に試験結果通知書を発送するとのこと。
乞う、ご期待。
2017年09月23日
9月23日 受験票が届いた(3級アマ無線国家試験)
9月23日
昨日、第3級アマチュア無線従事者国家試験の受験票が送られてきた。
これで受験の手続きは済んだ。
後は、10月22日に国家試験を受けるだけ。
3級の受験参考書を買ったのが8月17日。
それから10日間ほどでモールス符号やQ符号、略符号を一通り覚え、当の参考書も一
通り目を通した。
アマ3級の試験勉強をしていて思ったのは参考書が非常にわかりにくいこと。
説明は、こうこうだからこうこうなります方式ではなく、ただ書いてあることを暗記しなさい
方式。
試験の準備は2週間でほぼ終わった。
しかし、この時点で、試験までまだ2ヶ月あった。
合格率を高めるには、より正確な理解があったほうがいいだろうと、3級の参考書を
買った10日あまり後にアマ1・2級の受験参考書を買ってきた。
解説のための例題はアマ1・2級の国家試験の過去問から取られているのでレベルは
低くない。
しかし、おもちゃの修理のために専門外の電子工学の勉強をやっているのだが、使う
数学はときによってアマ1級レベルを超えるので、1級の計算問題などはそれほど難し
く感じない。
3級受験でも、むしろ1・2級用の参考書の方が2級以上の準備になっているのでお徳
用である。
同様に、法規も、受験参考書に頼るのではなく『電波法令抄録』等で法、省令、を参照
する方が高い正解率につながるし2級以上の準備になっている。
昨日、第3級アマチュア無線従事者国家試験の受験票が送られてきた。
これで受験の手続きは済んだ。
後は、10月22日に国家試験を受けるだけ。
3級の受験参考書を買ったのが8月17日。
それから10日間ほどでモールス符号やQ符号、略符号を一通り覚え、当の参考書も一
通り目を通した。
アマ3級の試験勉強をしていて思ったのは参考書が非常にわかりにくいこと。
説明は、こうこうだからこうこうなります方式ではなく、ただ書いてあることを暗記しなさい
方式。
試験の準備は2週間でほぼ終わった。
しかし、この時点で、試験までまだ2ヶ月あった。
合格率を高めるには、より正確な理解があったほうがいいだろうと、3級の参考書を
買った10日あまり後にアマ1・2級の受験参考書を買ってきた。
解説のための例題はアマ1・2級の国家試験の過去問から取られているのでレベルは
低くない。
しかし、おもちゃの修理のために専門外の電子工学の勉強をやっているのだが、使う
数学はときによってアマ1級レベルを超えるので、1級の計算問題などはそれほど難し
く感じない。
3級受験でも、むしろ1・2級用の参考書の方が2級以上の準備になっているのでお徳
用である。
同様に、法規も、受験参考書に頼るのではなく『電波法令抄録』等で法、省令、を参照
する方が高い正解率につながるし2級以上の準備になっている。
2017年09月16日
9月16日 無線通信、電気電子計測の参考書
図書館に無線通信関係の参考書を借りに行ってきた。
おもちゃの修理のための勉強が、お盆の直後、ちょっとしたきっかけでアマ無線技士の国家
試験に向かいだした。
免許なるものは何も持っていないので、まずは第三級アマチュア無線技士試験。
ところが3級の受験参考書を買って読み出したのはいいが、参考書の説明がいまいちわか
らない。
説明が物足りないしよくわからないのでアマ1・2級の参考書を買ってみたら、理論的な説明
が多くなっていてかえってわかりやすい。
しかしまだ解決しないことがたくさん残った。
要は、当該の式がどこからどのように導かれるのか、説明がないことである。
「微分方程式を解く必要がありますので省略し、結果だけ示しました」と注意書きしてある箇
所がいくつもある。
とにかく幅広い分野で知識(必要算式の導出も)を得るため専門書に近い参考書を探しに
行ったという次第である。
借りてきたのは5冊。

書名のみを挙げると、
『トコトンやさしい無線通信の本』、
『よくわかる最新アンテナの基本と仕組み』、
『電波と情報伝送』、
『電子工作のためのテスタ&オシロスコープ活用』、
『電気電子基礎計測』。
アマチュア無線技士の無線工学の試験では、空中線および給電線、電波伝搬、測定、と
いった分野もあるので知識を補充しておかないといけない。
この分野は知らない事が多すぎるのだ。
1アマも2アマも計算問題は比較的単純。
1アマと2アマで違うのは、1アマでは、より深い理解が求められ、計算能力も試される。
ただし、実際に回路の計算で微分方程式を作ってそれを解かせるといった理論問題は
ない。
たとえば、抵抗とコンデンサとからなる回路では、それが微分回路ですか、積分回路です
か、出力端子の電圧の図形はどれですかという問題は出るが、出力端子の電圧を実際
に微積分を使って式で解かせそれらを証明させるといった問題は皆無。
3級では、LC並列(直列)回路のインピーダンスの最小(最大)、共振周波数の式を知って
いればOK。
1アマでも、抵抗、コンデンサとコイルのリアクタンスを使って回路のインピーダンスの計算
や周波数の数値を使った計算ができればOK。
だが、計算は簡単といっても、たとえば電力束密度Sの式を知らないとSの数値を求める
こともできないし、Sと電界強度Eとの相互計算もできない。
また、アンテナの半波長ダイポールアンテナの実効長は電流分布(サインカーブ)を積分
すれば簡単に求まるが、試験では肝心の式を知っていないと値が求まらない。
1アマ・2アマ国家試験の問題は、「実効長を求める式を導出しなさい」ではなく、「求め
る式は記憶しているでしょうから、与えられたデータから値を計算し、最も近い値を選択
肢から選びなさい」というものである。
要するに、必要な計算式は記憶しているものとして、値を計算させる問題しか出ない。
合格する秘訣はたくさんの基本式を知っていること、これに尽きる。
これは私の仕事上の分野でも似たようなもの。
変数の単なる足し算引き算の式が、時間を導入すれば微分方程式になる。
すると、たとえば変分法でオイラー方程式を導出したり、ポントリャーギンの最大値原
理を使ったりすることになる。
わからない学生さんには、微分・偏微分方程式はわかっていますか、変化率はわかって
いますか、対数はわかっていますか、・・・・となり、結局は、基礎がわかっていますか?
と尋ねることになる。
国家試験は、法規と無線工学はそれぞれ、全体で70%の正解率が合格ライン。
1級・2級とも、試験は数学的には大学の専門レベルほどではないので、幅広い基礎
知識があればいい。
ところで、過去のブログで書いているように、私が最新の無線技術について勉強を始
めたのは今年の春からである。
修理にやってきたラジコンの車をたまたま私が担当したのが発端。
ラジコンの車の修理作業をしていたとき、隣の椅子には自宅でラジコンで遊んでいるお
もちゃドクターさんが座っていたので、あれやこれやラジコンにまつわる雑談が始まった。
その折、彼が、不要となったラジコン操縦機(プロポ)があるので興味があるのなら私に
あげると言い出した。
私は喜んでそのプロポをもらうことにした。
もらったのは kyosho 2.4G FSK 2チャネルのプロポ。


もらったのはありがたいが、2.4Gは2.4GHzということはわかっても、FSKが何の頭文
字か、何を意味しているのかさえさっぱりわからない。
初歩的なことをいちいち聞くのは恥ずかしいので家で勉強しだした。
もっとも、それまでもおもちゃの修理に使う安定化電源を自作しようとPWM(Pulse
Width Modulation )タイプのスイッチング電源のことを勉強していたのでSwitching
MOSFETによるパルス制御のことはわかっていた。
パルス制御という面で安定化電源と無線操縦機とがすんなり結びつきプロポの基本
的仕組みは容易に理解できた。
あとは複数のチャネルとか実際の電波の飛ばし方とかの理論の勉強というわけで、
今ではOFDMに関わって離散フーリエ変換などのプログラミングも手掛けるまでになっ
た。
自動車のGPSも無線、携帯電話も無線、パソコンもiPad2も無線。
これからはドローンがおもしろそう。
それならドローンへ、上級試験へ、テイクオフを目指そう。
おもちゃの修理のための勉強が、お盆の直後、ちょっとしたきっかけでアマ無線技士の国家
試験に向かいだした。
免許なるものは何も持っていないので、まずは第三級アマチュア無線技士試験。
ところが3級の受験参考書を買って読み出したのはいいが、参考書の説明がいまいちわか
らない。
説明が物足りないしよくわからないのでアマ1・2級の参考書を買ってみたら、理論的な説明
が多くなっていてかえってわかりやすい。
しかしまだ解決しないことがたくさん残った。
要は、当該の式がどこからどのように導かれるのか、説明がないことである。
「微分方程式を解く必要がありますので省略し、結果だけ示しました」と注意書きしてある箇
所がいくつもある。
とにかく幅広い分野で知識(必要算式の導出も)を得るため専門書に近い参考書を探しに
行ったという次第である。
借りてきたのは5冊。
書名のみを挙げると、
『トコトンやさしい無線通信の本』、
『よくわかる最新アンテナの基本と仕組み』、
『電波と情報伝送』、
『電子工作のためのテスタ&オシロスコープ活用』、
『電気電子基礎計測』。
アマチュア無線技士の無線工学の試験では、空中線および給電線、電波伝搬、測定、と
いった分野もあるので知識を補充しておかないといけない。
この分野は知らない事が多すぎるのだ。
1アマも2アマも計算問題は比較的単純。
1アマと2アマで違うのは、1アマでは、より深い理解が求められ、計算能力も試される。
ただし、実際に回路の計算で微分方程式を作ってそれを解かせるといった理論問題は
ない。
たとえば、抵抗とコンデンサとからなる回路では、それが微分回路ですか、積分回路です
か、出力端子の電圧の図形はどれですかという問題は出るが、出力端子の電圧を実際
に微積分を使って式で解かせそれらを証明させるといった問題は皆無。
3級では、LC並列(直列)回路のインピーダンスの最小(最大)、共振周波数の式を知って
いればOK。
1アマでも、抵抗、コンデンサとコイルのリアクタンスを使って回路のインピーダンスの計算
や周波数の数値を使った計算ができればOK。
だが、計算は簡単といっても、たとえば電力束密度Sの式を知らないとSの数値を求める
こともできないし、Sと電界強度Eとの相互計算もできない。
また、アンテナの半波長ダイポールアンテナの実効長は電流分布(サインカーブ)を積分
すれば簡単に求まるが、試験では肝心の式を知っていないと値が求まらない。
1アマ・2アマ国家試験の問題は、「実効長を求める式を導出しなさい」ではなく、「求め
る式は記憶しているでしょうから、与えられたデータから値を計算し、最も近い値を選択
肢から選びなさい」というものである。
要するに、必要な計算式は記憶しているものとして、値を計算させる問題しか出ない。
合格する秘訣はたくさんの基本式を知っていること、これに尽きる。
これは私の仕事上の分野でも似たようなもの。
変数の単なる足し算引き算の式が、時間を導入すれば微分方程式になる。
すると、たとえば変分法でオイラー方程式を導出したり、ポントリャーギンの最大値原
理を使ったりすることになる。
わからない学生さんには、微分・偏微分方程式はわかっていますか、変化率はわかって
いますか、対数はわかっていますか、・・・・となり、結局は、基礎がわかっていますか?
と尋ねることになる。
国家試験は、法規と無線工学はそれぞれ、全体で70%の正解率が合格ライン。
1級・2級とも、試験は数学的には大学の専門レベルほどではないので、幅広い基礎
知識があればいい。
ところで、過去のブログで書いているように、私が最新の無線技術について勉強を始
めたのは今年の春からである。
修理にやってきたラジコンの車をたまたま私が担当したのが発端。
ラジコンの車の修理作業をしていたとき、隣の椅子には自宅でラジコンで遊んでいるお
もちゃドクターさんが座っていたので、あれやこれやラジコンにまつわる雑談が始まった。
その折、彼が、不要となったラジコン操縦機(プロポ)があるので興味があるのなら私に
あげると言い出した。
私は喜んでそのプロポをもらうことにした。
もらったのは kyosho 2.4G FSK 2チャネルのプロポ。
もらったのはありがたいが、2.4Gは2.4GHzということはわかっても、FSKが何の頭文
字か、何を意味しているのかさえさっぱりわからない。
初歩的なことをいちいち聞くのは恥ずかしいので家で勉強しだした。
もっとも、それまでもおもちゃの修理に使う安定化電源を自作しようとPWM(Pulse
Width Modulation )タイプのスイッチング電源のことを勉強していたのでSwitching
MOSFETによるパルス制御のことはわかっていた。
パルス制御という面で安定化電源と無線操縦機とがすんなり結びつきプロポの基本
的仕組みは容易に理解できた。
あとは複数のチャネルとか実際の電波の飛ばし方とかの理論の勉強というわけで、
今ではOFDMに関わって離散フーリエ変換などのプログラミングも手掛けるまでになっ
た。
自動車のGPSも無線、携帯電話も無線、パソコンもiPad2も無線。
これからはドローンがおもしろそう。
それならドローンへ、上級試験へ、テイクオフを目指そう。
2017年09月08日
9月8日 モールス符号の記憶--この方法がクール
モールス符号の覚え方
モールス符号を、短期間で覚え、かつ符号の聞き取りも、符号の送信も素早くできるよう
になる方法はないかとネットであれこれ検索した。
いい方法があった。
「A1 CLUB 事務局 」とうサイトで見つけた方法である。
モールス符号を体系立てて一覧表にしたものでJA3LZC さんの作成とある。
AからZを何の脈絡もなく棒暗記しただけではスムーズに記憶できない。
語呂合わせして覚えると、それから抜けるのに時間がかかる。
この一覧表は、
語呂合わせしないで覚えられる、
視覚で図面として符号を記憶し、符号を位置情報としても記憶できる、
符号を ー と ・ の体系だった組み合わせで覚えられる、
という優れた方法。
AからZの符号の配置は体系立っている。
(・)から始まる符号
・・・・ ・・・ ・・ ・ 左から右に H S I E だが、 右から左にEISH と覚える。
・から下に ・ - - - つまり ・ ・- ・-- ・--- で E A W J
(-)から始まる符号
右へ - -- --- で T M O
T から下へ - -・ -・・ -・・・ で T N D B
という具合に、これでEISHAWJ TMONDB と13文字が覚えられた。
RとLはE-A-R-L と辿る。
E ・
A ・ー
Aから左横へ。つまり ・ が増える。
R ・-・
L ・-・・
PはWから左へ
W ・--
P ・--・
VはSから下へ降りる(-を付ける)
S ・・・
V ・・・-
これで17文字。
あと残りはCGZKYQ の8文字になりました。
C -・-・ ですから、N(-・)から横-と縦・です。
G --・ ですから、M(--)から縦に・です。
Z --・・ です。 Gの下へ・です。
Q は --・- です。 Gから行きます。 Gに・ならZ Gに-ならQです。
KとY はT-
N -・ から右横へ、つまり-が増えます。
K -・-
Y -・--
UとFは Iから。
I は ・・
下へ行って、つまり - を付けて
U ・・-
Uから左へ、つまり ・ を付けて
F ・・-・
Z --・・ と Q --・- はじめのうちは勘違いしそうです。
P ・--・ と X -・・-
--・ と --・- の違い(GとQの位置情報)
・-・ と ・-・・ の違い(RとLの位置情報)
次は数字です。
数字は -と・の5個の組み合わせ
1から順に・が一つずつ増える。
4 は ・・・・-
6から -が一つずつ増えていく。
8は ---・・
0は -----
こうした具合で、略号を除いて完璧でしょう。
自分で一覧表を書いて位置情報として覚えれていれば、語呂合わせなしで、
瞬時に文字は浮かびます。
これで、3日ほどで覚えられます。
あとは、QRA、QRH、QRK、QRL、QRM、QRNなどです。
私は、とりあえず、
QRAのAはメールのアドレスaddressで局名
Hは、Hzを連想し周波数、
Kは、日本語読みのクリア(Clear)で明瞭
Lは、Log-in中すなわち使用中(通信中)、
Mは、Mixで混合なので混信、
Nは、Noiseは雑音なので空電、
などという風に連想づけて覚えています。
モールス符号は主に外国の無線局と通信するのに使うので、英語が達者、それだけで
は足らず、フランス語やスペイン語も必要でしょう。
電話での無線通信も同様ですが、アマチュア無線が「アマチュア」といえど、語学的にも
内容はすごくハイレベルになります。
DE フランス語で起点をいうのに使う前置詞、所有、分量、などをいうのにも使う。
TU 英語のThank You(U)
RPT 英語のRepeat
NIL 英語のnothing(何もない)です
R 英語の Roger(ラジャーと発音)で了解。Receivedで確かに受け取ったの意もある。
興味ある方は、是非試してみてください。
苦労せずに正しく覚えられました。
上記サイトに深く感謝メルシー・アンフィニマンです。
モールス符号を、短期間で覚え、かつ符号の聞き取りも、符号の送信も素早くできるよう
になる方法はないかとネットであれこれ検索した。
いい方法があった。
「A1 CLUB 事務局 」とうサイトで見つけた方法である。
モールス符号を体系立てて一覧表にしたものでJA3LZC さんの作成とある。
AからZを何の脈絡もなく棒暗記しただけではスムーズに記憶できない。
語呂合わせして覚えると、それから抜けるのに時間がかかる。
この一覧表は、
語呂合わせしないで覚えられる、
視覚で図面として符号を記憶し、符号を位置情報としても記憶できる、
符号を ー と ・ の体系だった組み合わせで覚えられる、
という優れた方法。
AからZの符号の配置は体系立っている。
(・)から始まる符号
・・・・ ・・・ ・・ ・ 左から右に H S I E だが、 右から左にEISH と覚える。
・から下に ・ - - - つまり ・ ・- ・-- ・--- で E A W J
(-)から始まる符号
右へ - -- --- で T M O
T から下へ - -・ -・・ -・・・ で T N D B
という具合に、これでEISHAWJ TMONDB と13文字が覚えられた。
RとLはE-A-R-L と辿る。
E ・
A ・ー
Aから左横へ。つまり ・ が増える。
R ・-・
L ・-・・
PはWから左へ
W ・--
P ・--・
VはSから下へ降りる(-を付ける)
S ・・・
V ・・・-
これで17文字。
あと残りはCGZKYQ の8文字になりました。
C -・-・ ですから、N(-・)から横-と縦・です。
G --・ ですから、M(--)から縦に・です。
Z --・・ です。 Gの下へ・です。
Q は --・- です。 Gから行きます。 Gに・ならZ Gに-ならQです。
KとY はT-
N -・ から右横へ、つまり-が増えます。
K -・-
Y -・--
UとFは Iから。
I は ・・
下へ行って、つまり - を付けて
U ・・-
Uから左へ、つまり ・ を付けて
F ・・-・
Z --・・ と Q --・- はじめのうちは勘違いしそうです。
P ・--・ と X -・・-
--・ と --・- の違い(GとQの位置情報)
・-・ と ・-・・ の違い(RとLの位置情報)
次は数字です。
数字は -と・の5個の組み合わせ
1から順に・が一つずつ増える。
4 は ・・・・-
6から -が一つずつ増えていく。
8は ---・・
0は -----
こうした具合で、略号を除いて完璧でしょう。
自分で一覧表を書いて位置情報として覚えれていれば、語呂合わせなしで、
瞬時に文字は浮かびます。
これで、3日ほどで覚えられます。
あとは、QRA、QRH、QRK、QRL、QRM、QRNなどです。
私は、とりあえず、
QRAのAはメールのアドレスaddressで局名
Hは、Hzを連想し周波数、
Kは、日本語読みのクリア(Clear)で明瞭
Lは、Log-in中すなわち使用中(通信中)、
Mは、Mixで混合なので混信、
Nは、Noiseは雑音なので空電、
などという風に連想づけて覚えています。
モールス符号は主に外国の無線局と通信するのに使うので、英語が達者、それだけで
は足らず、フランス語やスペイン語も必要でしょう。
電話での無線通信も同様ですが、アマチュア無線が「アマチュア」といえど、語学的にも
内容はすごくハイレベルになります。
DE フランス語で起点をいうのに使う前置詞、所有、分量、などをいうのにも使う。
TU 英語のThank You(U)
RPT 英語のRepeat
NIL 英語のnothing(何もない)です
R 英語の Roger(ラジャーと発音)で了解。Receivedで確かに受け取ったの意もある。
興味ある方は、是非試してみてください。
苦労せずに正しく覚えられました。
上記サイトに深く感謝メルシー・アンフィニマンです。
2017年09月04日
9月3日 勉強するならより上級の参考書
8月29日
3級アマ無線技士の国家試験対策を始めてから10日あまり経った。
3級の受験参考書 吉川忠久『第3級ハム 集中ゼミ』は読み終わった。
内容が簡単すぎて一通り読めばそれでOK。
ところで、3級アマ無線技士の受験参考書の法規の説明は、わかりやすく解説するためか、
法令の条文を適当に集めてきて、アドホック(その場その場の目的で)に貼りつけた形で載
せている。
「3級の試験はこの本を暗記すれば通るよ」ということなのだ。
しかし、初級の参考書は、過去問の答えを用意するだけの、細切れの情報(知識)の寄せ
集めなので、法令の構成の全体像がわからずかえって私には理解しにくい。
法令は、条文が第〇条第〇項第〇号として体系的に纏められている。
したがって、条文が丸ごと載っていれば、
上から下へそのまま読んでいけばいい、
丸ごと読むので頭を使わないで済む、
理屈なしにそのまままるごと頭に入れていけばそれでいい、
全文を読むので、理解するにせよ、記憶するにせよ、勘違いがない、
電波法令は、電波全般に関わる強制力を伴ったルールなので、アマ・プロ、第1級・第2
級とかの区別とは関係がなく、条文参照はそのまま第1級・第2級試験の対策になって
いる。
ばらばらにばらされた条文を、電波法関連条文として、体系立って理解するなんてどだい
無理なはなしである。
電波法関連の法令集が一冊あればかえって勉強が捗る。
そこで、見やすくて薄くてサイズの小さい法令集はないかなと、書店に本を探しに行った。
たまたま日本アマチュア無線連盟からアマチュア局用の
『電波法令抄録』(CQ出版社1,2017.1)
が出版されているのを見つけたのでそれを買ってきた。

ことあるごとに条文を参照しておけばどんな試験問題にも対応できる。
ついでに、吉村和昭『やさしく学ぶ 第一級・第二級アマチュア無線技士試験』(Ohmsha, 2015)を
買ってきた。
これには訳がある。
アマ3級の参考書を読んで感じたことは、無線工学について書いてある内容は、おもちゃ
の修理には何の役立たないし、ラジコンなど無線工学の勉強にもならない、いわば電気
に関する入門書レベルのことしか載っていないということである。
おもちゃ修理では、トランジスタのデータシートを読んでトランジスタの交換などを行い
回路を含めて故障を直せる技術がないといけない。
アマ3級では「図の中でNPNトランジスタはどれですか」ぐらいのことしか問わない問題な
ので、解説も同じレベルに過ぎない。
回路計算なんかはまったく必要ない。
発振回路のことについては、アマ3級国家試験の問題は、たとえば、
「図に示す発信回路の名称として正しいのはどれか。下の選択肢から選びなさい。
1.ピアースBE水晶発信回路 2.ハートレー発信回路
3.コルピッツ発信回路 4.無調整水晶発信回路」
というもの。
単に見たことがあればで、なぜ発振するのか、発振する条件は、などということは
全く必要とされていない。
何も知らなくても解答が出せる。
また、変調に関しては、
簡単に文章だけで説明(3級)、
三角関数の式を書いて(2級)、振幅、周波数、位相の各変調の説明を一貫して説明、
という違いがある。
3級の参考書の説明は、言葉だけだから、何をいっているのやら、わかったようで
わからない。
2級以上の参考書の説明は、ああ変調でここがこのように変化するんだ、だから元
に戻す(復調する)にはこういう手続きを踏むんだということがすんなりと知解できる。
理論に則った説明だから理解も正確。
従って、機器を操作するときも、どのつまみが何のためにあるのか分かるので、操
作にミスも出ない。
やはり、勉強するのならできるだけより上級の書ですな。
とはいうものの、無線従事者の免許証を何一つ持っていないので、周りから、「文
句あるなら3級でも受かってからにせんかい」と言われそうです。
まずは3級の国家試験に合格しましょう。
3級アマ無線技士の国家試験対策を始めてから10日あまり経った。
3級の受験参考書 吉川忠久『第3級ハム 集中ゼミ』は読み終わった。
内容が簡単すぎて一通り読めばそれでOK。
ところで、3級アマ無線技士の受験参考書の法規の説明は、わかりやすく解説するためか、
法令の条文を適当に集めてきて、アドホック(その場その場の目的で)に貼りつけた形で載
せている。
「3級の試験はこの本を暗記すれば通るよ」ということなのだ。
しかし、初級の参考書は、過去問の答えを用意するだけの、細切れの情報(知識)の寄せ
集めなので、法令の構成の全体像がわからずかえって私には理解しにくい。
法令は、条文が第〇条第〇項第〇号として体系的に纏められている。
したがって、条文が丸ごと載っていれば、
上から下へそのまま読んでいけばいい、
丸ごと読むので頭を使わないで済む、
理屈なしにそのまままるごと頭に入れていけばそれでいい、
全文を読むので、理解するにせよ、記憶するにせよ、勘違いがない、
電波法令は、電波全般に関わる強制力を伴ったルールなので、アマ・プロ、第1級・第2
級とかの区別とは関係がなく、条文参照はそのまま第1級・第2級試験の対策になって
いる。
ばらばらにばらされた条文を、電波法関連条文として、体系立って理解するなんてどだい
無理なはなしである。
電波法関連の法令集が一冊あればかえって勉強が捗る。
そこで、見やすくて薄くてサイズの小さい法令集はないかなと、書店に本を探しに行った。
たまたま日本アマチュア無線連盟からアマチュア局用の
『電波法令抄録』(CQ出版社1,2017.1)
が出版されているのを見つけたのでそれを買ってきた。
ことあるごとに条文を参照しておけばどんな試験問題にも対応できる。
ついでに、吉村和昭『やさしく学ぶ 第一級・第二級アマチュア無線技士試験』(Ohmsha, 2015)を
買ってきた。
これには訳がある。
アマ3級の参考書を読んで感じたことは、無線工学について書いてある内容は、おもちゃ
の修理には何の役立たないし、ラジコンなど無線工学の勉強にもならない、いわば電気
に関する入門書レベルのことしか載っていないということである。
おもちゃ修理では、トランジスタのデータシートを読んでトランジスタの交換などを行い
回路を含めて故障を直せる技術がないといけない。
アマ3級では「図の中でNPNトランジスタはどれですか」ぐらいのことしか問わない問題な
ので、解説も同じレベルに過ぎない。
回路計算なんかはまったく必要ない。
発振回路のことについては、アマ3級国家試験の問題は、たとえば、
「図に示す発信回路の名称として正しいのはどれか。下の選択肢から選びなさい。
1.ピアースBE水晶発信回路 2.ハートレー発信回路
3.コルピッツ発信回路 4.無調整水晶発信回路」
というもの。
単に見たことがあればで、なぜ発振するのか、発振する条件は、などということは
全く必要とされていない。
何も知らなくても解答が出せる。
また、変調に関しては、
簡単に文章だけで説明(3級)、
三角関数の式を書いて(2級)、振幅、周波数、位相の各変調の説明を一貫して説明、
という違いがある。
3級の参考書の説明は、言葉だけだから、何をいっているのやら、わかったようで
わからない。
2級以上の参考書の説明は、ああ変調でここがこのように変化するんだ、だから元
に戻す(復調する)にはこういう手続きを踏むんだということがすんなりと知解できる。
理論に則った説明だから理解も正確。
従って、機器を操作するときも、どのつまみが何のためにあるのか分かるので、操
作にミスも出ない。
やはり、勉強するのならできるだけより上級の書ですな。
とはいうものの、無線従事者の免許証を何一つ持っていないので、周りから、「文
句あるなら3級でも受かってからにせんかい」と言われそうです。
まずは3級の国家試験に合格しましょう。