2017年10月29日
10月28日 おもちゃの修理
10月28日
おもちゃの修理にいってきた。
その前にアンパンマンの水遊び用ポンプの修理。
別のおもちゃドクターさんからぴったしサイズの交換用モーターを見つけてもらっていた。
このおもちゃドクターさんは、たくさんのモーターをお持ちのようで、ちょうどいいサイズの
モーターをみつけてもらえた。

これを使ってモータの取り付け。
接着剤を使って元通りにする。

ポンプが動き水の吸い上げができるようになったので修理完了。
今日、最初の修理はフィッシャープライスの歌遊び。
英語の勉強用知育おもちゃだ。

電池の液漏れで電池の端子が錆び付き動かなくなったので持ち込まれた。
電池Boxは下の写真にあるように完全に錆び付き、バネがぼろぼろになっているでは
ないか。

端子を外すための本体を分解。

端子を外して錆を取って使えるものは再利用だが、ほとんどは新品と交換。

きれいに修理された電池Box。

電池を入れてスイッチを入れたら立派に作動。
電源以外は全く問題はなかった。
次は、アンパンマンのあいうえお。
音の出方がおかしいし、ボタンを押しても音の出ないものがあるという。

分解して回路を見ると、回路はフィルムに貼り付けられいる。

こういうのは修理が難しい。
おもちゃの修理にいってきた。
その前にアンパンマンの水遊び用ポンプの修理。
別のおもちゃドクターさんからぴったしサイズの交換用モーターを見つけてもらっていた。
このおもちゃドクターさんは、たくさんのモーターをお持ちのようで、ちょうどいいサイズの
モーターをみつけてもらえた。
これを使ってモータの取り付け。
接着剤を使って元通りにする。
ポンプが動き水の吸い上げができるようになったので修理完了。
今日、最初の修理はフィッシャープライスの歌遊び。
英語の勉強用知育おもちゃだ。
電池の液漏れで電池の端子が錆び付き動かなくなったので持ち込まれた。
電池Boxは下の写真にあるように完全に錆び付き、バネがぼろぼろになっているでは
ないか。
端子を外すための本体を分解。
端子を外して錆を取って使えるものは再利用だが、ほとんどは新品と交換。
きれいに修理された電池Box。
電池を入れてスイッチを入れたら立派に作動。
電源以外は全く問題はなかった。
次は、アンパンマンのあいうえお。
音の出方がおかしいし、ボタンを押しても音の出ないものがあるという。
分解して回路を見ると、回路はフィルムに貼り付けられいる。
こういうのは修理が難しい。
2017年10月23日
10月21日 イベント会場での出張おもちゃ修理
10月22日(土)
明日はアマチュア無線技士の国家試験がある。
しかし、それも元々はおもちゃ病院でのおもちゃ修理の技術上のことから瓢箪から駒とし
て出てきたことなので、おもちゃの修理の方が受験勉強より重要なのだ。
今日は市内のイベント会場に出かけての出張修理。
1件目
これから仕事開始。
獅子舞人形。

動かないということでの修理依頼。
カルテによると圧電センサーが働かないらしい。
圧電センサーには荷造り用ガムテープの切れ端が貼り付けてあった。
点検すると圧電センサーに接続すべき2本のリード線が素子から外れてしまっている。
指でリード線をつまみ圧電素子に接触させたら、何もしないのに、つまり手をたたい大きな
音を出したりしないのに、笛や太鼓の囃子が鳴り出し獅子が踊り出した。
これは明らかにセンサーの誤作動だ!?!?
しかし、すぐに気づいたのはイベント会場が非常に騒々しいことである。
90デシベルは超している音の洪水。
大音響。
会場の大きなスピーカーががなりたてている。
これなら空気の振動で圧電センサーが作動するはずだ。
まずは、半田ごてを取り出し、リード線を圧電素子に半田付け。

次は、会場の外におもちゃを持って出て、音のない静かな環境のなかでセンサーの作動
状況を点検。
センサーの誤作動はなかった。
衣装をかぶせ修理完了。
1件落着。
2件目。
洗濯機である。
あらえま洗濯機。
水を使わない洗濯機なのだという。

動かないということで持ち込まれた。
なにはともあれ分解。
おもちゃ修理は分解から始まる。

スイッチの端子で導通を確認。
異常なし。
配線関係異常なし。
モーターは、安定化電源から直接に電圧を印可すると問題なく動く。
電池Boxはどうなっているかなと見ると、黒いリード線が1本端子から外れてしまっている。

外国製のリード線の質が粗悪なのと、さらにリード線が非常に細いので、熱を持つし切れや
すいのだ。
おそらく熱でリード線が溶け端子から外れてしまったのだろう。
リード線を電池Boxの端子に接触させモータの作動を点検すると問題なく動く。
故障の原因はリード線の端子からの外れにあるようだ。
そこでリード線をもっと太いものに交換することにした。

リード線を交換し半田付け。
点検したら問題なく動くし、スピーカーからは洗濯機の動作音が出る。
申し分なし。
後は組み立て。

これで1件落着
3件目。
Kyosho製スバルのラジコンカー。

動かないということで持ち込まれた。
プロポから電波が出ているかどうか点検。
ラジオを使って確認。
問題ない。
チャネルはA、B、Cの3つ。
プロポと本体とのマッチングを点検したがうまく作動しない。
カバーを外して内部を点検。

モーター類の点検。

後輪駆動用のモーターは異常なし。
前輪方向調整用モータも異常なし。
後は、電池Boxから基板への電源供給のチェック、チャネルのマッチングのテスト。
時間がかかりそうなのでイベント会場での作業は中止することにした。
4件目
アンパンマンのブルドーザー。

動かないということでの修理依頼。
さっと点検すると、すぐに気づいたのはコントローラとブルドーザ本体とを結ぶケー
ブル(リード線)の被覆が破れあちこちから銅線が顔をのぞかせているし、ところど
ころで切れてしまっている。
ケーブルを交換。

問題なく動くようになった。
これで修理完了。
5件目
手動で飛ばすプロペラ。
竹とんぼの現代版である。

紐が中に入ってしまって遊べなくなったらしい。
グリップ部分を分解してみるとゴム輪が切れてしまっている。
ゴム輪をつなぎ直し、紐を取り出した。
手で紐を引っ張って羽を飛ばし、紐の取っ手を手から離したら自動的に紐が巻き取
られるように設定した。
めでたく遊べるようになった。
修理完了。
このおもちゃを持ち込んで来たのはまだ幼い男の兄弟だった。
2人で3個のおもちゃを修理に持ち込んできたのだ。
2人は、3個のおもちゃをイベント会場ですぐに修理してもらえると期待していたようだが、
故障の原因によってはすぐには直せないと説明したら、まだなんとか遊べる2個のおもち
ゃを手元において、残りの1個を修理に出すことに決めた。
彼らが、何を手元に残し、何を修理に出すかの選択に惑う姿を間近に見て、改めて、おも
ちゃが子供たちにとって大事な遊び道具なんだと実感した。
明日はアマチュア無線技士の国家試験がある。
しかし、それも元々はおもちゃ病院でのおもちゃ修理の技術上のことから瓢箪から駒とし
て出てきたことなので、おもちゃの修理の方が受験勉強より重要なのだ。
今日は市内のイベント会場に出かけての出張修理。
1件目
これから仕事開始。
獅子舞人形。
動かないということでの修理依頼。
カルテによると圧電センサーが働かないらしい。
圧電センサーには荷造り用ガムテープの切れ端が貼り付けてあった。
点検すると圧電センサーに接続すべき2本のリード線が素子から外れてしまっている。
指でリード線をつまみ圧電素子に接触させたら、何もしないのに、つまり手をたたい大きな
音を出したりしないのに、笛や太鼓の囃子が鳴り出し獅子が踊り出した。
これは明らかにセンサーの誤作動だ!?!?
しかし、すぐに気づいたのはイベント会場が非常に騒々しいことである。
90デシベルは超している音の洪水。
大音響。
会場の大きなスピーカーががなりたてている。
これなら空気の振動で圧電センサーが作動するはずだ。
まずは、半田ごてを取り出し、リード線を圧電素子に半田付け。
次は、会場の外におもちゃを持って出て、音のない静かな環境のなかでセンサーの作動
状況を点検。
センサーの誤作動はなかった。
衣装をかぶせ修理完了。
1件落着。
2件目。
洗濯機である。
あらえま洗濯機。
水を使わない洗濯機なのだという。
動かないということで持ち込まれた。
なにはともあれ分解。
おもちゃ修理は分解から始まる。
スイッチの端子で導通を確認。
異常なし。
配線関係異常なし。
モーターは、安定化電源から直接に電圧を印可すると問題なく動く。
電池Boxはどうなっているかなと見ると、黒いリード線が1本端子から外れてしまっている。
外国製のリード線の質が粗悪なのと、さらにリード線が非常に細いので、熱を持つし切れや
すいのだ。
おそらく熱でリード線が溶け端子から外れてしまったのだろう。
リード線を電池Boxの端子に接触させモータの作動を点検すると問題なく動く。
故障の原因はリード線の端子からの外れにあるようだ。
そこでリード線をもっと太いものに交換することにした。
リード線を交換し半田付け。
点検したら問題なく動くし、スピーカーからは洗濯機の動作音が出る。
申し分なし。
後は組み立て。
これで1件落着
3件目。
Kyosho製スバルのラジコンカー。
動かないということで持ち込まれた。
プロポから電波が出ているかどうか点検。
ラジオを使って確認。
問題ない。
チャネルはA、B、Cの3つ。
プロポと本体とのマッチングを点検したがうまく作動しない。
カバーを外して内部を点検。
モーター類の点検。
後輪駆動用のモーターは異常なし。
前輪方向調整用モータも異常なし。
後は、電池Boxから基板への電源供給のチェック、チャネルのマッチングのテスト。
時間がかかりそうなのでイベント会場での作業は中止することにした。
4件目
アンパンマンのブルドーザー。
動かないということでの修理依頼。
さっと点検すると、すぐに気づいたのはコントローラとブルドーザ本体とを結ぶケー
ブル(リード線)の被覆が破れあちこちから銅線が顔をのぞかせているし、ところど
ころで切れてしまっている。
ケーブルを交換。
問題なく動くようになった。
これで修理完了。
5件目
手動で飛ばすプロペラ。
竹とんぼの現代版である。
紐が中に入ってしまって遊べなくなったらしい。
グリップ部分を分解してみるとゴム輪が切れてしまっている。
ゴム輪をつなぎ直し、紐を取り出した。
手で紐を引っ張って羽を飛ばし、紐の取っ手を手から離したら自動的に紐が巻き取
られるように設定した。
めでたく遊べるようになった。
修理完了。
このおもちゃを持ち込んで来たのはまだ幼い男の兄弟だった。
2人で3個のおもちゃを修理に持ち込んできたのだ。
2人は、3個のおもちゃをイベント会場ですぐに修理してもらえると期待していたようだが、
故障の原因によってはすぐには直せないと説明したら、まだなんとか遊べる2個のおもち
ゃを手元において、残りの1個を修理に出すことに決めた。
彼らが、何を手元に残し、何を修理に出すかの選択に惑う姿を間近に見て、改めて、おも
ちゃが子供たちにとって大事な遊び道具なんだと実感した。
2017年10月23日
10月22日 第3級アマチュア無線技士国家試験 受験してきました
10月22日
第3級アマチュア無線技士国家試験の受験
いよいよというか、ようやくというか、アマ3級国家試験の日がやってきて、受験
してきた。
3級の受験参考書を買って勉強を始めたのが8月17日。
試験対策は2週間でほぼ終わった。
それからほぼ2ヶ月が経過した。
やっていたのは1・2級の受験参考書と関連図書による勉強。
また、1・2級の国家試験の法規と無線工学の過去問を印刷し、時計で時間を計りながら
実戦形式で全問に解答。
解答後、採点し、見たこともなかった問題やできなかった問題を関連図書で復習。
3級の試験対策はといえばたまに受験参考書にさっと目を通す程度。
それでは、3級受験の対策になっていたのか。
1・2級の問題をやっていると3級の問題は解くべき問題の範疇に入らない。
要求される知識の広さや理解の深さ、正確さが段違いに違う。
何しろ、無線工学では、実際に鉛筆を使って計算し解を求める問題は皆無で、図を見て、こ
れは何ですかという問題ばかり。
また、法規ではごく簡単な、いわば用語を問うような問題ばかり。
さて、今日の国家試験に出題された問題はざっとこんな感じだった。

無線工学。
1問目[17] コイルの電気的性質での誤りを選ぶ問題。
「電流の位相が電圧の位相より進む」が誤り。
2問目[18] オシロスコープで測定した図から振幅変調の変調度を求める問題。
2つの波形からすぐに変調度は50%と判明する。
4問目[20] バラクタダイオードとツェナーダイオードの問題。
ダイオードの記号を知っていればわかる。
5問目[21] 電鍵操作の名称。
ブレークイン方式の問題。
14問目[30] PLL(位相同期ループ)の問題

実際は3級のレベルをはるかに超える難しい内容を含んでいる回路のように思うのですが。
高周波の基準信号を安定して取り出すことは無線通信の核を形成する部分であり、最先
端の技術が注ぎ込まれ、各種製品が開発され、回路が考案されている。
いわば送信機の心臓部を担う重要な回路の一つ。
興味ある方は、SEIKO EPSON CORPORATIONのWebページの「高周波出力
を得る方法」(PLL回路)等で技術的説明や製品説明を参照してください。
私はアマチュア無線通信のような無線はやっていませんがこういうナウい技術には
関心をもっています。
低域フィルターを用いる。
したがって、答えは低域フィルター。
3問目[19] コレクタ接地回路も頻出の問題です。

電子回路や回路計算をやっている者は見ただけでわからないといけない。
計算問題
計算問題は問題[18]のみ。
「半波長ダイポールアンテナの放射電力を12[W]にするためのアンテナ電流はどれ
だけか」という問題。
半波長ダイポールアンテナの放射抵抗を知っていないといけない。
1・2級では、当該アンテナのインピーダンスを73.13+j42.55[Ω]として知っている必
要がある。
これを知っていると、「給電線との接続において、アンテナの長さを短縮するのはど
ういう理由がありますか」と問われた時に、すぐに答えが出せますし、理由を理論的
に説明することもできます。
3級の勉強だけしていると、アンテナの問題で「短縮率を〇%とします」などという文
章が出てくるとその意味さえわからない
しかし、3級では、簡略に75[Ω]を使うのが常識です。
1・2級と3級では、知っているべき事と使える事が、これだけ違うのです。
円周率を3で計算するようなもので不可解だけど仕方ない。
75Ωを使って計算しないと選択肢に示された値の答えが出ないのである。
電力は12[W]、放射抵抗を75[Ω]とすると、
電力=(電圧の2乗)/抵抗 の式を使って電圧を求める。
30[V]が出る。WとVから電流を求めると0.4[A]を得る。
電力=抵抗X(電流の2乗)を使っても計算できる。
I=ルート(12/75)=ルート(4/25)=2/5=0.4[A]
上の計算からわかるように、75[Ω]を使えば素早く暗算で計算できるようになっている。
ここでもし73.13[Ω]の値を使ったら、計算はややこしくなり、計算時間が長くかかり、
さらに選択肢に示された値と異なる数値が出てきて困ることは必定。
法規


1問目[1] 無線局の免許状に記載される事項でないもの。
「空中線の形式」ですね。
「空中線の形式」とは送受信アンテナの事です。
単一型とか八木型等に分類されます。
「空中線電力」と見間違いしないことです。
私は、勉強の初期の頃、「空中線」という文字を見ただけで〇にしたり×にしたり
していました。
これで5点減点でした。
5問目[5] 臨時に電波の発射の停止を命じられることがある場合。
「電波の質」に問題がある場合です。
「電波の質」は電波法第28条で定義されています。
1・2級では、電波発射の停止期間は臨時か3カ月か、電波の発射か職員派遣
によるか、紛らわしい選択肢で迷わせるによ問題もよく出ます。
1・2級の勉強をしていると電波法で定義される「電波の質」の定義そのものや
関連条項も参照しますので、各種問題に即対応できます。
8問目[8] 周波数の分配に関する問題。
18.068~18.168MHzが正解。
これが正解の問題も頻出です。
解答用紙にマークをしないで30問すべて解答し終えたのが試験開始から20分以内。
試験はあっけなく済みそうな予感。
問題用紙上で見直しに入った。
30問すべてで、当てはまる選択肢の番号は〇で囲んである。
見直しでは、問題用紙上で解答と番号の点検を行い左に小さな丸をつけた。
次は、解答用紙にマーク。
しかし、解答用紙の解答マーク欄に鉛筆でマークするなんて長らくしたことがないので
面食らった。
さらに、問題用紙の選択肢の横に小さい丸印を付けたのが結果的に災いした。
入試センター試験の監督を長年やってきたので、受験生たちがどのように効率よく楕
円状のマーク欄を黒く塗りつぶすかつぶさに見てきたが、実際に自分でマーク(横棒)
を入れてみるとなかなかうまく行かない。
問題番号とマーク番号が重なってうまくいかない。
要するに行と列の関係がごちゃごちゃになるのである。
解答用紙に一通りマークした後で点検してみると、何カ所も間違ってマークをしている
ことに気がつき、唖然となると同時に、苦笑せざるを得なかった。
これは、問題用紙上で解答を点検した際に付けた小さな丸印を書いた横の選択肢番
号を誤って解答欄にマークしてしまったからだ。
また、消しゴムでマーク欄のマークを消すときに誤って別の問題のマークを消してし
まった。
試験開始から30分経過すると、試験官が退出しても良いという指示を出した。
すると、それを待っていたかのように、高専か大学生らしき若者たちが次々と解答用
紙を試験官に手渡して退室していく。
私が、解答マークの点検と修正にまごまごしている間に試験室はほぼ空になった。
後ろに一人残っているだけ。
皆さんすごく記入が速いし、優秀だね、とうらやましくなった。
でも早く退室することと、何点とれるかといういこととはあまり関係はない、と思い返し、
合格するのが大事なのだと、改めて2回ほど解答マーク欄の点検をした。
なんとなく、これでいいかなという気持ちになり、解答用紙を試験管に渡し一礼して
退室した。
試験開始から約45分後。
試験時間はまだ25分ほど残っている。
最後の一人も、私の退室後5分ほどして試験室から出てきた。
何点とれただろうか。
問題用紙上での自己採点では30問すべてで正解だと思う。
しかし実際に解答番号をマークした解答用紙は提出してしまって手元にない。
確認のしようがない。
記入ミスがたくさんあるかもしれない。
さあ、合格通知はくるか。
点数も書いてあるとうれしいが。
10月末に試験結果通知書を発送するとのこと。
乞う、ご期待。
第3級アマチュア無線技士国家試験の受験
いよいよというか、ようやくというか、アマ3級国家試験の日がやってきて、受験
してきた。
3級の受験参考書を買って勉強を始めたのが8月17日。
試験対策は2週間でほぼ終わった。
それからほぼ2ヶ月が経過した。
やっていたのは1・2級の受験参考書と関連図書による勉強。
また、1・2級の国家試験の法規と無線工学の過去問を印刷し、時計で時間を計りながら
実戦形式で全問に解答。
解答後、採点し、見たこともなかった問題やできなかった問題を関連図書で復習。
3級の試験対策はといえばたまに受験参考書にさっと目を通す程度。
それでは、3級受験の対策になっていたのか。
1・2級の問題をやっていると3級の問題は解くべき問題の範疇に入らない。
要求される知識の広さや理解の深さ、正確さが段違いに違う。
何しろ、無線工学では、実際に鉛筆を使って計算し解を求める問題は皆無で、図を見て、こ
れは何ですかという問題ばかり。
また、法規ではごく簡単な、いわば用語を問うような問題ばかり。
さて、今日の国家試験に出題された問題はざっとこんな感じだった。
無線工学。
1問目[17] コイルの電気的性質での誤りを選ぶ問題。
「電流の位相が電圧の位相より進む」が誤り。
2問目[18] オシロスコープで測定した図から振幅変調の変調度を求める問題。
2つの波形からすぐに変調度は50%と判明する。
4問目[20] バラクタダイオードとツェナーダイオードの問題。
ダイオードの記号を知っていればわかる。
5問目[21] 電鍵操作の名称。
ブレークイン方式の問題。
14問目[30] PLL(位相同期ループ)の問題
実際は3級のレベルをはるかに超える難しい内容を含んでいる回路のように思うのですが。
高周波の基準信号を安定して取り出すことは無線通信の核を形成する部分であり、最先
端の技術が注ぎ込まれ、各種製品が開発され、回路が考案されている。
いわば送信機の心臓部を担う重要な回路の一つ。
興味ある方は、SEIKO EPSON CORPORATIONのWebページの「高周波出力
を得る方法」(PLL回路)等で技術的説明や製品説明を参照してください。
私はアマチュア無線通信のような無線はやっていませんがこういうナウい技術には
関心をもっています。
低域フィルターを用いる。
したがって、答えは低域フィルター。
3問目[19] コレクタ接地回路も頻出の問題です。
電子回路や回路計算をやっている者は見ただけでわからないといけない。
計算問題
計算問題は問題[18]のみ。
「半波長ダイポールアンテナの放射電力を12[W]にするためのアンテナ電流はどれ
だけか」という問題。
半波長ダイポールアンテナの放射抵抗を知っていないといけない。
1・2級では、当該アンテナのインピーダンスを73.13+j42.55[Ω]として知っている必
要がある。
これを知っていると、「給電線との接続において、アンテナの長さを短縮するのはど
ういう理由がありますか」と問われた時に、すぐに答えが出せますし、理由を理論的
に説明することもできます。
3級の勉強だけしていると、アンテナの問題で「短縮率を〇%とします」などという文
章が出てくるとその意味さえわからない
しかし、3級では、簡略に75[Ω]を使うのが常識です。
1・2級と3級では、知っているべき事と使える事が、これだけ違うのです。
円周率を3で計算するようなもので不可解だけど仕方ない。
75Ωを使って計算しないと選択肢に示された値の答えが出ないのである。
電力は12[W]、放射抵抗を75[Ω]とすると、
電力=(電圧の2乗)/抵抗 の式を使って電圧を求める。
30[V]が出る。WとVから電流を求めると0.4[A]を得る。
電力=抵抗X(電流の2乗)を使っても計算できる。
I=ルート(12/75)=ルート(4/25)=2/5=0.4[A]
上の計算からわかるように、75[Ω]を使えば素早く暗算で計算できるようになっている。
ここでもし73.13[Ω]の値を使ったら、計算はややこしくなり、計算時間が長くかかり、
さらに選択肢に示された値と異なる数値が出てきて困ることは必定。
法規
1問目[1] 無線局の免許状に記載される事項でないもの。
「空中線の形式」ですね。
「空中線の形式」とは送受信アンテナの事です。
単一型とか八木型等に分類されます。
「空中線電力」と見間違いしないことです。
私は、勉強の初期の頃、「空中線」という文字を見ただけで〇にしたり×にしたり
していました。
これで5点減点でした。
5問目[5] 臨時に電波の発射の停止を命じられることがある場合。
「電波の質」に問題がある場合です。
「電波の質」は電波法第28条で定義されています。
1・2級では、電波発射の停止期間は臨時か3カ月か、電波の発射か職員派遣
によるか、紛らわしい選択肢で迷わせるによ問題もよく出ます。
1・2級の勉強をしていると電波法で定義される「電波の質」の定義そのものや
関連条項も参照しますので、各種問題に即対応できます。
8問目[8] 周波数の分配に関する問題。
18.068~18.168MHzが正解。
これが正解の問題も頻出です。
解答用紙にマークをしないで30問すべて解答し終えたのが試験開始から20分以内。
試験はあっけなく済みそうな予感。
問題用紙上で見直しに入った。
30問すべてで、当てはまる選択肢の番号は〇で囲んである。
見直しでは、問題用紙上で解答と番号の点検を行い左に小さな丸をつけた。
次は、解答用紙にマーク。
しかし、解答用紙の解答マーク欄に鉛筆でマークするなんて長らくしたことがないので
面食らった。
さらに、問題用紙の選択肢の横に小さい丸印を付けたのが結果的に災いした。
入試センター試験の監督を長年やってきたので、受験生たちがどのように効率よく楕
円状のマーク欄を黒く塗りつぶすかつぶさに見てきたが、実際に自分でマーク(横棒)
を入れてみるとなかなかうまく行かない。
問題番号とマーク番号が重なってうまくいかない。
要するに行と列の関係がごちゃごちゃになるのである。
解答用紙に一通りマークした後で点検してみると、何カ所も間違ってマークをしている
ことに気がつき、唖然となると同時に、苦笑せざるを得なかった。
これは、問題用紙上で解答を点検した際に付けた小さな丸印を書いた横の選択肢番
号を誤って解答欄にマークしてしまったからだ。
また、消しゴムでマーク欄のマークを消すときに誤って別の問題のマークを消してし
まった。
試験開始から30分経過すると、試験官が退出しても良いという指示を出した。
すると、それを待っていたかのように、高専か大学生らしき若者たちが次々と解答用
紙を試験官に手渡して退室していく。
私が、解答マークの点検と修正にまごまごしている間に試験室はほぼ空になった。
後ろに一人残っているだけ。
皆さんすごく記入が速いし、優秀だね、とうらやましくなった。
でも早く退室することと、何点とれるかといういこととはあまり関係はない、と思い返し、
合格するのが大事なのだと、改めて2回ほど解答マーク欄の点検をした。
なんとなく、これでいいかなという気持ちになり、解答用紙を試験管に渡し一礼して
退室した。
試験開始から約45分後。
試験時間はまだ25分ほど残っている。
最後の一人も、私の退室後5分ほどして試験室から出てきた。
何点とれただろうか。
問題用紙上での自己採点では30問すべてで正解だと思う。
しかし実際に解答番号をマークした解答用紙は提出してしまって手元にない。
確認のしようがない。
記入ミスがたくさんあるかもしれない。
さあ、合格通知はくるか。
点数も書いてあるとうれしいが。
10月末に試験結果通知書を発送するとのこと。
乞う、ご期待。
2017年10月15日
10月14日 おもちゃの修理
10月14日
今日は土曜日。
おもちゃの修理に行ってきた。
私が担当することにしたおもちゃは以下の2点。
アンパンマンのアンパンマン号。
潜水艦風の車。
両翼が閉じないと持ち込まれた。
もう一つのおもちゃは、コンビの起き上がりこぼし。
音が鳴らないということで持ち込まれた。

どちらもすぐには直せそうもないので家で修理することにした。
まず修理にかかったのがアンパンマン号。

カルテによると、背が上、腹部が下という通常の場合は両翼が閉じないが、背と腹を逆さま
にすると両翼が閉じるらしい。
実際に、本体を逆さまにして翼を閉じるとカチッと閉じる。
ということは、翼を開かないように止める爪が、逆さまになると下に落ち、翼を固定するので
はないかと推量できる。
分解して内部を見てみると下のよう。

翼を固定するプラスティックの爪の動きを調べるるため、さらに分解すると、錆がいっぱいに
なっているい箇所が見つかった。
鉄の部品が錆び付いてぼろぼろになり鉄の痕跡さえなくなってしまったようだ。
おそらく細くて小さなスプリングが付いていたのだろう。
代用となるスプリングはないかと机の引き出しをかき回したら、ボールペンに付いていたスプ
リングが見つかった。
写真左のスプリングがそれ。

スプリングは少し太すぎるし固そうだがそれ以上に適したものが見つからない。
口径も大きいが、細い金属棒を内部に通しねじり込めば口径は小さくできる。
そこでボールペンのスプリングを使うことにした。
口径を調整し、適当な長さでカットして代用品として仕立てた。
スプリングを取り付けて翼の止まり具合を点検したらなんとか大丈夫。
これで修理の終了。
ベターなスプリングが見つかったらそれに変えればいいだろう。
2番目はコンビの起き上がりこぼし。

音が鳴らないようなので腹部を上下に分解しないといけない。
腹部の切り離し方がわからない。
いろいろとやってみるがうまくいかない。
腹部周りをスキャンできる装置があればいいのだが。
どうしたら腹部を開けられるか。
おもちゃの修理にはいろいろと知恵や工夫が必要。
数式を解くのとは訳が違い力ずくで解決しようとしてもうまくいかない。
料理で言えば、切ったり、削ったり、つぶしたり、濾したり、暖めたり、冷やしたり、
煮たり、焼いたり、あぶったり、蒸したり、いぶしたり、とにかくありとあらゆる方法
を試し、また新たに方法を考え出さないといけない。
理屈通りに行かないのがおもちゃ修理の面白いところでもある。
今日は土曜日。
おもちゃの修理に行ってきた。
私が担当することにしたおもちゃは以下の2点。
アンパンマンのアンパンマン号。
潜水艦風の車。
両翼が閉じないと持ち込まれた。
もう一つのおもちゃは、コンビの起き上がりこぼし。
音が鳴らないということで持ち込まれた。
どちらもすぐには直せそうもないので家で修理することにした。
まず修理にかかったのがアンパンマン号。
カルテによると、背が上、腹部が下という通常の場合は両翼が閉じないが、背と腹を逆さま
にすると両翼が閉じるらしい。
実際に、本体を逆さまにして翼を閉じるとカチッと閉じる。
ということは、翼を開かないように止める爪が、逆さまになると下に落ち、翼を固定するので
はないかと推量できる。
分解して内部を見てみると下のよう。
翼を固定するプラスティックの爪の動きを調べるるため、さらに分解すると、錆がいっぱいに
なっているい箇所が見つかった。
鉄の部品が錆び付いてぼろぼろになり鉄の痕跡さえなくなってしまったようだ。
おそらく細くて小さなスプリングが付いていたのだろう。
代用となるスプリングはないかと机の引き出しをかき回したら、ボールペンに付いていたスプ
リングが見つかった。
写真左のスプリングがそれ。
スプリングは少し太すぎるし固そうだがそれ以上に適したものが見つからない。
口径も大きいが、細い金属棒を内部に通しねじり込めば口径は小さくできる。
そこでボールペンのスプリングを使うことにした。
口径を調整し、適当な長さでカットして代用品として仕立てた。
スプリングを取り付けて翼の止まり具合を点検したらなんとか大丈夫。
これで修理の終了。
ベターなスプリングが見つかったらそれに変えればいいだろう。
2番目はコンビの起き上がりこぼし。
音が鳴らないようなので腹部を上下に分解しないといけない。
腹部の切り離し方がわからない。
いろいろとやってみるがうまくいかない。
腹部周りをスキャンできる装置があればいいのだが。
どうしたら腹部を開けられるか。
おもちゃの修理にはいろいろと知恵や工夫が必要。
数式を解くのとは訳が違い力ずくで解決しようとしてもうまくいかない。
料理で言えば、切ったり、削ったり、つぶしたり、濾したり、暖めたり、冷やしたり、
煮たり、焼いたり、あぶったり、蒸したり、いぶしたり、とにかくありとあらゆる方法
を試し、また新たに方法を考え出さないといけない。
理屈通りに行かないのがおもちゃ修理の面白いところでもある。
2017年10月10日
10月9日 キス5尾 いつになったら秋のシーズンか
10月9日

3連休の最後の日
今日は体育の日。
天気がいいし風も強くないので朝10時頃から海に出かけた。
釣具店に行ってみるといつになくお客さんの数が多い。
連休だし天気もよいので海での行楽ということなのか。
期待して店に入ったのはいいが目当ての水槽を見るとジャリメがない。
店員さんがすまなそうに「あいにく売り切れてしまいました」という。
3連休なのにひどいではないですか。
お客さんが大勢来そうなのは予想できるはず。
大型店なのだから多めに仕入れておくべきでしょう。
店員さんに文句を言っても事態は改善しない。
仕方なく水槽に残っていたアオイソメと人工餌のイソメを調達した。
餌を買わない、つまり釣りに行かずに家に帰る、という選択肢が頭をよぎったが、これは
あまりにも味気ない。
餌がなきゃ釣りにならないし、アオイソメで釣れないかもしれないが、それは海に行ってみ
ないとわからない。
釣れなきゃ散歩でもするかと意気消沈して海に向かった。
海に着いたら釣り人は広い砂浜に私を含めてたったの3人。
やはり釣れていないのだろう。
昨年チンタが釣れたポイントに入った。
タックル
ロッド シマノ キスタイプR CX+
リール シマノ キススペシャルコンペエディッション
ライン ゴーセン エクセレント0.6号200m
錘 デルナー27号改造フロート付錘 自作天秤
針 シマノ 攻めキス5号 5本針
第1投は5色。
6色以上の遠投は沈みブロックで根掛かりする。
アタリがないまま錘が上がってきた。
やはりアオイソメや人工餌のイソメでは食い気が起きないのかなとがっかり。
人工餌には触った形跡もない。
ただ、キスの群れに遭遇した場合などは、キスは競って餌にありつこうとするので
人工餌にもバイトすることはわかっている。
沖には貨物船。

沈みテトラの周辺にはキスや黒鯛がいそうに思われるので辛抱しながらサビき続ける。
ようやく大きなアタリ。

20センチ以上はある。
モトスが体にまとわりついていた。
チャリコはたくさんいる。

針掛かりの浅いのはすべて海に帰す。
食い気があるのでのどの奥まで針を飲み込んでしまっているのも多い。
1色にキスがいた。

2連できた。

ミニキスは海に帰したが、1色にキスがいた。
砂浜にカゴサビキのアミカゴと仕掛けがあった。
針が付いている。

帰ろうとしていたところへ浜近くの住人で顔見知りさんが声を掛けてきた。
10分ほど立ち話。
釣れたかどうか気になったらしい。
聞くところによると魚は釣れていないらしい。
キスばかりでなく黒鯛やキジハタなども。
「これに懲りずにまた来なさい」と慰められてしまった。
今日の釣果はキス5尾。

釣れないのは餌がよくなかったからか、キスがいないからなのか。
3連休の最後の日
今日は体育の日。
天気がいいし風も強くないので朝10時頃から海に出かけた。
釣具店に行ってみるといつになくお客さんの数が多い。
連休だし天気もよいので海での行楽ということなのか。
期待して店に入ったのはいいが目当ての水槽を見るとジャリメがない。
店員さんがすまなそうに「あいにく売り切れてしまいました」という。
3連休なのにひどいではないですか。
お客さんが大勢来そうなのは予想できるはず。
大型店なのだから多めに仕入れておくべきでしょう。
店員さんに文句を言っても事態は改善しない。
仕方なく水槽に残っていたアオイソメと人工餌のイソメを調達した。
餌を買わない、つまり釣りに行かずに家に帰る、という選択肢が頭をよぎったが、これは
あまりにも味気ない。
餌がなきゃ釣りにならないし、アオイソメで釣れないかもしれないが、それは海に行ってみ
ないとわからない。
釣れなきゃ散歩でもするかと意気消沈して海に向かった。
海に着いたら釣り人は広い砂浜に私を含めてたったの3人。
やはり釣れていないのだろう。
昨年チンタが釣れたポイントに入った。
タックル
ロッド シマノ キスタイプR CX+
リール シマノ キススペシャルコンペエディッション
ライン ゴーセン エクセレント0.6号200m
錘 デルナー27号改造フロート付錘 自作天秤
針 シマノ 攻めキス5号 5本針
第1投は5色。
6色以上の遠投は沈みブロックで根掛かりする。
アタリがないまま錘が上がってきた。
やはりアオイソメや人工餌のイソメでは食い気が起きないのかなとがっかり。
人工餌には触った形跡もない。
ただ、キスの群れに遭遇した場合などは、キスは競って餌にありつこうとするので
人工餌にもバイトすることはわかっている。
沖には貨物船。
沈みテトラの周辺にはキスや黒鯛がいそうに思われるので辛抱しながらサビき続ける。
ようやく大きなアタリ。
20センチ以上はある。
モトスが体にまとわりついていた。
チャリコはたくさんいる。
針掛かりの浅いのはすべて海に帰す。
食い気があるのでのどの奥まで針を飲み込んでしまっているのも多い。
1色にキスがいた。
2連できた。
ミニキスは海に帰したが、1色にキスがいた。
砂浜にカゴサビキのアミカゴと仕掛けがあった。
針が付いている。
帰ろうとしていたところへ浜近くの住人で顔見知りさんが声を掛けてきた。
10分ほど立ち話。
釣れたかどうか気になったらしい。
聞くところによると魚は釣れていないらしい。
キスばかりでなく黒鯛やキジハタなども。
「これに懲りずにまた来なさい」と慰められてしまった。
今日の釣果はキス5尾。
釣れないのは餌がよくなかったからか、キスがいないからなのか。
2017年10月08日
10月8日 カズオ・イシグロ氏ノーベル文学賞受賞おめでとうございます
ノーベル賞に関して、私の専門外の分野である文学の分野で期待していたことがついに現
実のものとなった。

数年前から、ノーベル賞の季節になると、私は授業の時に、「専門外の分野ではあるが、ノー
ベル文学賞に関しては、 カズオ・イシグロ氏が受賞すると期待しているしそう思っている」と言
い続けてきた。
今年も9月末の授業で、上記のことを学生に述べていた。
カズオ・イシグロ氏を知っているかと尋ねたら手を上げた学生はいなかった。
寂しい気持ちで講義を終えてきた。
そして先週金曜日(10月6日)、朝刊でイシグロ氏の受賞を知った。
この上なく安堵しまたうれしかった。
その日ちょうど講義があったので、学生に「先生の言っていたことが当たっただろう。みんな
にはつまらない世間話をしているように見えるが、実は大事なことを示唆していることもあ
るのだ。だから先生を信用しなさい。世間話のようでも先生の話は聞き捨てにしないように」と
強調した。
カズオ・イシグロ氏の著作を最初に読んだのが『日の名残り』で1994年のことであった。
私は英国に留学したこともあるので、日本人の作家が、英文で、しかも英国の貴族の館の
執事の生活を描いたということに興味をもち手に取った。
軽い気持ちで読み始めたのだが、自分が見てきた以上のいわば本物の英国の姿を感じ感
動してしまった記憶がある。
書かれている内容以上のものを読者である私が受け取ったのかもしれない。
それ以降、私はカズオ・イシグロ氏を小説家としてではなく一流の文学者とみなして尊敬して
きた。
こういった直感は研究者なら誰しも感じる性質のものであろう。
おめでとうございます。
実のものとなった。
数年前から、ノーベル賞の季節になると、私は授業の時に、「専門外の分野ではあるが、ノー
ベル文学賞に関しては、 カズオ・イシグロ氏が受賞すると期待しているしそう思っている」と言
い続けてきた。
今年も9月末の授業で、上記のことを学生に述べていた。
カズオ・イシグロ氏を知っているかと尋ねたら手を上げた学生はいなかった。
寂しい気持ちで講義を終えてきた。
そして先週金曜日(10月6日)、朝刊でイシグロ氏の受賞を知った。
この上なく安堵しまたうれしかった。
その日ちょうど講義があったので、学生に「先生の言っていたことが当たっただろう。みんな
にはつまらない世間話をしているように見えるが、実は大事なことを示唆していることもあ
るのだ。だから先生を信用しなさい。世間話のようでも先生の話は聞き捨てにしないように」と
強調した。
カズオ・イシグロ氏の著作を最初に読んだのが『日の名残り』で1994年のことであった。
私は英国に留学したこともあるので、日本人の作家が、英文で、しかも英国の貴族の館の
執事の生活を描いたということに興味をもち手に取った。
軽い気持ちで読み始めたのだが、自分が見てきた以上のいわば本物の英国の姿を感じ感
動してしまった記憶がある。
書かれている内容以上のものを読者である私が受け取ったのかもしれない。
それ以降、私はカズオ・イシグロ氏を小説家としてではなく一流の文学者とみなして尊敬して
きた。
こういった直感は研究者なら誰しも感じる性質のものであろう。
おめでとうございます。
2017年10月03日
9月30日 キス2尾 チャリコとベラばかり
9月30日
天気が良いのて゛朝10時過ぎから海に出かけた。
今回はアオリイカとキス狙い。
釣具店に行って見ると、店内に貼ってある釣果の写真にキス大量の文字が。
3時間で88尾とあるではないか。
店員さんにキスが釣れたポイントを聞くと私もよく知っている比較的近くの釣り場である。
それなら、私がいつも行っている浜にもキスが戻ってきているのではないかと期待が膨
らんだ。
キスが釣れそうなら、アオリイカを狙うより、何かが確実に釣れるという意味で期待がも
てる。
キス釣りに行くことに決め店員さんに「ジャリメをください」と注文。
餌を買ったら海に直行。
いつもの砂浜に着いたはいいが釣り人が誰もいない。
左右の遙か先を見渡しても釣り人はゼロ。
一瞬で期待がしぼんでしまった。
でも、餌を買ったのだし釣るしかないかなと、適当にポイントを決めて店開き。
タックル
ロッド シマノ キスタイプR CX+
リール シマノ キススペシャルコンペエディッション
ライン ゴーセン エクセレント0.6号200m
錘 デルナー27号改造フロート付錘 自作天秤
針 シマノ 攻めキス5号 5本針
シマノ かけキス5号 5本針
南の風なので錘はよく飛ぶ。
第1投げは6色ちょっとからさびく。
6色でアタリなし。
5色でアタリ。
しかし針掛かりしない。
4色でもアタリなし。
素針で上がってきた。
即座に場所を移動。
100ほど左で第2投。
同じように、6色ちょっと先からサビク。
6色でアタリ。
それほど大きくはない。
またそれほど大きく抵抗しない
キスではないようだ。
上がってきたのはチャリコで連。

チャリコの季節のようだ。
次は、5.5色でアタリ。
今度はキスのアタリ。
1尾でもキスが釣れれば釣りに来た意味がある。

沖には大きな貨物船が停泊している。
その手前を言うのは漁船。

今日の持ち物。

錘はデルナー27号。

大きなアタリがきて期待したがベラとチャリコ。

次はさらに大きなアタリがきてにんまり。
黒鯛ならいいなあと慎重にいなす。
ドラグの付いていないリールに固い投げロッド、ハリス1.7号なのでいつハリスを切られても
仕方がない状態。
時間を掛け何とか砂浜まで引ぱってきた。
期待に反し、魚は大きなベラだった。
30センチは超えている。
さらにチャリコも付いていた。

それにしても毎回のようにチャリコが掛かってくる。
海に帰すのに一苦労。
もうちょっと大きいと吸い物にもいいのになあとがっかり。
その後も場所を変えつつキスを狙ったがキスは来なかった。
本日のキスの釣果はたったの2尾。
釣具店の写真で見たキス大量釣果のポイントに出かけてみるかなあ。
それにしても、いつもの砂浜ではいつから釣れ始めるのだろうか。
天気が良いのて゛朝10時過ぎから海に出かけた。
今回はアオリイカとキス狙い。
釣具店に行って見ると、店内に貼ってある釣果の写真にキス大量の文字が。
3時間で88尾とあるではないか。
店員さんにキスが釣れたポイントを聞くと私もよく知っている比較的近くの釣り場である。
それなら、私がいつも行っている浜にもキスが戻ってきているのではないかと期待が膨
らんだ。
キスが釣れそうなら、アオリイカを狙うより、何かが確実に釣れるという意味で期待がも
てる。
キス釣りに行くことに決め店員さんに「ジャリメをください」と注文。
餌を買ったら海に直行。
いつもの砂浜に着いたはいいが釣り人が誰もいない。
左右の遙か先を見渡しても釣り人はゼロ。
一瞬で期待がしぼんでしまった。
でも、餌を買ったのだし釣るしかないかなと、適当にポイントを決めて店開き。
タックル
ロッド シマノ キスタイプR CX+
リール シマノ キススペシャルコンペエディッション
ライン ゴーセン エクセレント0.6号200m
錘 デルナー27号改造フロート付錘 自作天秤
針 シマノ 攻めキス5号 5本針
シマノ かけキス5号 5本針
南の風なので錘はよく飛ぶ。
第1投げは6色ちょっとからさびく。
6色でアタリなし。
5色でアタリ。
しかし針掛かりしない。
4色でもアタリなし。
素針で上がってきた。
即座に場所を移動。
100ほど左で第2投。
同じように、6色ちょっと先からサビク。
6色でアタリ。
それほど大きくはない。
またそれほど大きく抵抗しない
キスではないようだ。
上がってきたのはチャリコで連。
チャリコの季節のようだ。
次は、5.5色でアタリ。
今度はキスのアタリ。
1尾でもキスが釣れれば釣りに来た意味がある。
沖には大きな貨物船が停泊している。
その手前を言うのは漁船。
今日の持ち物。
錘はデルナー27号。
大きなアタリがきて期待したがベラとチャリコ。
次はさらに大きなアタリがきてにんまり。
黒鯛ならいいなあと慎重にいなす。
ドラグの付いていないリールに固い投げロッド、ハリス1.7号なのでいつハリスを切られても
仕方がない状態。
時間を掛け何とか砂浜まで引ぱってきた。
期待に反し、魚は大きなベラだった。
30センチは超えている。
さらにチャリコも付いていた。
それにしても毎回のようにチャリコが掛かってくる。
海に帰すのに一苦労。
もうちょっと大きいと吸い物にもいいのになあとがっかり。
その後も場所を変えつつキスを狙ったがキスは来なかった。
本日のキスの釣果はたったの2尾。
釣具店の写真で見たキス大量釣果のポイントに出かけてみるかなあ。
それにしても、いつもの砂浜ではいつから釣れ始めるのだろうか。