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プロフィール
トシちゃん先生の海釣り
トシちゃん先生の海釣り
先生,etc.です。
海釣りは趣味、本職は教育研究です。趣味は本職に影響のないことが鉄則。
たまたま中学時代のラジオ工作が機縁でおもちゃ病院のドクターをすることに。子供たちのためのボランティア活動です。
おもちゃ病院では「アマチュア無線の2級くらい持ってないの?」と修理技術に関する品定めを受けました。
私はアマチュア無線を始め無線工学、電磁気学とは数学を除いて無縁でした。
そこでやむなくアマチュア無線の国家試験をパスして技術レベルを示すことに。2017年10月23日第3級、同12月3日第2級、翌年4月7日第1級の試験を受けそれぞれ1回でパスしました。
無線工学関連のことは数学で理解するのが正確しかも早道です。ラジコン等でのデジタル信号の変調(パルス幅変調、パルス位置変調、パルス符号変調)は複素数で表現され、OFDM(直交周波数分割多重)では離散フーリエ変換の方法が利用されます。頼れるのは最終的には数学しかありません。

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Posted by naturum at

2023年01月01日

1月1日 おもちゃの修理

1月1日

 新年明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。
 

おもちゃの修理
 年末に家に持ち帰ったおもちゃの修理の続きです。
 次はDX ガンガンセイバーです。

 故障の内容は、①上側ブレイド折り曲げ部分を固定するためのプラスティック
 製の出っ張り(爪)が破損しておりきっちりと本体に固定できないこと。
 ②電池を入れてスイッチをONにしても音が出ないしソードのLEDが光らないこと。

 故障箇所①の写真は以下です。


 この箇所の修理は困難と判断しました。
 爪の部分の面積と体積が本体に接着する部分(修理のために爪を形成して
 それを本体に接着させる部分)が小さく、ブレードを本体から引き抜くときに
 接着部分に大きな力が掛かり再度破損してしまう危険が大きいと考えられます。
 そこで、遊ぶときに、安全確保のため、ブレードを本体から引き抜かないように
 と子供に注意喚起してもらうことにし、修理はしないことにしました。

 次に、スイッチをONにしても音が鳴らない、LEDが光らないことの原因を探します。
 下部のブレードにある単4電池1本が入る電池Boxのマイナス端子がひどくさび付
 いています。
 そこで本体を分解して詳しく点検します。

 まずはさび付きの酷い単4電池1本が入る電池ボックスの端子部分をみると
 サビが山盛りになっているではありませんか。
 また、細いリード線が焼き切れて端子から外れしまっています。

 そこで端子を磨き、リード線をつないで長くし端子に半田付けします。

 次にハンドル部分にある基板周辺を点検します。
 チェックの結果、特に問題のある箇所は見当たりませんでした。

 本体を組み立て、作動チェックに入ります。
 電池を入れスイッチをONにすると音が出ます。
 またトリガーを引くとブレードが光ります。


 作動は完全です。
 修理完了としました。
 参考のためAmazonのサイトでこのおもちゃの情報をみると下のように
 なっています。

 9800円~21900円。
 オプションを取り揃えると2万円超ではありませんか。
 すごく高価なおもちゃではあります。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:03Comments(0)おもちゃの修理2023年

2023年01月01日

12月24日 おもちゃの修理

12月24日
おもちゃの修理

 おもちゃ病院の開院の日なので行ってきました。
 思いのほかたくさんのおもちゃが修理依頼で持ち込まれました。
 最近よく来るようになったボクちゃんがにこっと微笑みながらやって
 きました。
 1個のおもちゃの修理依頼と1個のおもちゃの引き取りです。
 彼の柔らかで穏やかな笑顔を見ると慰められます。

 さて、私が家に持ち帰ったのは2個のおもちゃ。
 お昼の12時近くになりなり、ドクターたちが帰宅し始めた時に持よう
 やくち込まれたおもちゃです。
 周りには受付係の私しかいなかったので私が家に持ち帰りました。

 まずは1個目。
 おもちゃ名は宇宙戦隊キューレンジャー。

 箱が無いのでAmazonの画面から情報を得ると、6,800円~15,800円も
 する高価なおもちゃです。

 右腕が肩の部分から折れてしまい、またリード線も切れてしまい腕に付い
 ているLEDが点灯しないという状態だということで持ち込まれました。
 お母さんの説明によると、自分で腕を分解しアロンアルファで折損部分の
 結合を試みたのだがうまくいかなかった、またLEDも点灯しなくなったよう
 です。


 腕が肩部分から見事に折れてしまっています。
 リード線も引っ張られたことでしょう。

 早速腕の部分を分解します。

 LEDが載っている基盤から青のリード線が外れています。腕が折れたときの
 衝撃で外れたのでしょう。
 折れた部分を分解すると3つのパーツになりました。

 付け根の部分はアロンアルファで接着したときに継ぎ目も接着されてしまった
 ようで、1つになっています。

 腕の内部はまず半田ごてでを使ったプラスティックを溶かしながら傷口部分を
 をふさいでいきます。表も同様です。


 次に、FRP接着剤(白)を用いて接着部分を強化します。
 この接着剤は2人乗り釣りボートの底の割れ、傷などを修理する極力接着剤です。
 本格的な修理では、グラスファイバー布を貼り付けながらの塗布を2回以上繰り
 返す必要がありますが、おもちゃではただ塗りするだけで十分な強度を得られる
 と思います。
 でこぼこになった部分はヤスリとサンドペーパーできれいに仕上げます。

 腕の中にLED搭載基盤を固定し、肩部分に腕を取り付けけます。


 LEDライトは点くようになりました。
 また手の部分を取り付けて肩の部分でうまく回転するか試しますと、スムーズに回
 転します。
 これで修理は完了です。

 



  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 11:32Comments(0)おもちゃの修理2022年