2018年04月26日
4月26日 第1級アマチュア無線技士国家試験合格
4月26日
第1級アマチュア無線技士国家試験に合格しました。

4月7日に受けた国家試験の後、ブログには1アマ国家試験のことについて全く触れ
ていませんでした。
「無線工学」の試験結果が、自分としては、全くもって思わしくなかったからです。
満点近く取れなければ、試験に受かろうが落ちようが、どうでもいい、という気持ち
になっていました。
以下、少し詳しく記しましょう。
試験前は、過去問について、「法規」、「無線工学」とも満点近く(平均147.5点)と
れていましたので、本番の1アマ試験も満点近く取って、軽く通るという感触を持っ
ていました。
ところが、4月7日の国家試験本番で、目論見が大きく外れてしまいました。
午前の「法規」は、引っかかる問題もなく、33分で全問に解答とマークを終了。
60分で退室許可の指示が出たので試験官に解答用紙を渡して退室。
満点の感触がありました。
したがって、午前だけで、合格間違いなしとまるでやる気が失せたような状態
になってしまいました。
ところが、午後の「無線工学」の問題をみてびっくり。
私が知らない、ないし忘れてしまった内容の問題がいくつも含まれているでは
ありませんか。
いわば盲点を突かれた感じです。
以前のブログでも書いたことがありました。
例えばスリーブアアンテナのことを知らないとします。
そのような状態の時に、
スリーブアンテナの図は以下のA,B,Cの内のどれか、
放射インピーダンスはいくらか、
スリーブアンテナを多段にしたアンテナを何というか、
などという問題がでたら、答えようがありません。
大学で教える者として、自分の専門とは違う分野であっても、1級アマレベル
の試験には満点近くはとれなくちゃという思い込みがあります。
引っかかる内容の問題が複数あるときに、満点を取ろうとすると、どうすれば
いいか。
もう、自縄自縛の状況です。
満点を取るためには、記憶すべきデータ(数値)ないし公式を忘れた、あるい
は初めて見るような問題に焦点を当て、どんなに時間をかけてでも、なんとか
してそれらの問題に正解を得ようとします。
試験に合格するだけだったら全体の70%に正しく解答できればそれでいいの
です。
それ以上の労力を注ぐ必要はありません。
単純な思考なら、試験問題に気楽に取り組めます。
しかし、なぜか全問に解答、全問に正解の方途を追求してしまうのです。
結果は、まさに「二兎を追う者一兎も得ず」のとおり。
つまり、各問題への時間配分がめちゃくちゃになり、マークシートの点検もおろ
そかになり、ケアレスミスが発生し、しないでもいいミスをやらかしまうという結果
になってしまいました。
2時間半の試験時間をすべて使って問題に取り組みましたが、全問正解には程
遠い。
試験室を出たとたんにケアレスミスに気づいた問題が二問もありました。
その他にも試験室を出てすぐに間違ってしまったかなという感触を得た問題もあ
ります。
なぜ試験室を出てすぐに気づいたのか。
正気に帰ったのです。
ミスばかりが気になり、失敗した、大失敗だった、という悔悟の念だけが残りまし
た。
帰宅後は、全く自己採点をする気になれず。
要するに、満点近い点数でなければ、70%で合格しようが、69%で不合格にな
ろうがその間になんの違いもないように感じ、どうでもいいという心境になってい
ました。
そして26日の今日、結果通知書が届きました。
中を開いてみると4月24日付けで「合格」でした。
「合格」の二文字を見ても特に感激はありませんでした。
なぜあんなところで間違ったのか。
理解が足りなかったのか、知識の幅が狭かったのか。
それとも問題が難しかったのか。
この点が気になり、日本無線協会のホームページで今回の1アマ国家試験
合格者状況について調べてみることにしました。
表示されている合格者の番号と合格者数を元に概略で計算です。
当日受験した受験者の数が不明なので合格率はわかりません。
上3桁が404の試験場
合格者の最後の番号が354番で、合格者が80人。
合格率は、80/354=22.6%。
欠席者の数が不明なので実際の合格率の値とはかなり誤差があると
思われますが、合格率が50%を超えているということはないでしょう。
上3桁が424の試験場
合格者の最後の番号が75番で、合格者が17人。
合格率は、17/75=22.7%。
上3桁が444の試験場
合格者の最後の番号が106番で、合格者が23人。
合格率は、23/106=21.7%。
上3桁が484の試験場
合格者の最後の番号が53番で、合格者が19人。
合格率は、19/53=35.8%。
ざっとこのような結果でした。
上から三つの試験会場は受験者が比較的多いので、これら三会場で合格率
はとみると23%程度で似通っています。
-------------------------------------------------------
私の今回の試験結果
合格通知をもらいましたので、これを機会に、公表された解答と照ら
して採点してみました。
「法規」は、150点満点中の149点でした。
満点と思っていましたが1点の問題を一つミスしていました。
やはりうっかりミスです。
「無線工学」は、満点からほど遠く、場合によって合格点(105点)も
とれていない可能性もあると思っていましたが、全問を採点してみ
ると、正解は80%(120点)を超えていました。意外にも思えますが、
一安心です。
-------------------------------------------------------
さらに、受験室では難しいと感じた無線工学の問題も、再度当たって
みると、なんのこともなく解けたのもありあります。
意外にも、無線工学の試験問題は全体としてそれほど難しい問題と
感じないではありませんか。
やはり、試験室では一種のパニックに陥っていたようです。
試験室には魔物が住んでいるのでしょう。
試験室といういつもと全く違う環境の中で、受験者は「2時間半で
105点(70%)以上取らないと不合格になりますよ」といういわば脅しを
受けた形で試験に臨みます。
さらに、過去の試験結果データから、受験者の2人に1人は落ちると
いうことを知っています。
自分より先に試験室を出て行く受験者がいると焦ります。
一問5点として、数えてみて20問以下しか解答できていなければ焦
るでしょう。
焦りはさらなる早とちりやケアレスミスを誘発してしまいます。
今回の試験で、試験とは恐ろしいものだとつくづく感じました。
第1級アマチュア無線技士国家試験に合格しました。
4月7日に受けた国家試験の後、ブログには1アマ国家試験のことについて全く触れ
ていませんでした。
「無線工学」の試験結果が、自分としては、全くもって思わしくなかったからです。
満点近く取れなければ、試験に受かろうが落ちようが、どうでもいい、という気持ち
になっていました。
以下、少し詳しく記しましょう。
試験前は、過去問について、「法規」、「無線工学」とも満点近く(平均147.5点)と
れていましたので、本番の1アマ試験も満点近く取って、軽く通るという感触を持っ
ていました。
ところが、4月7日の国家試験本番で、目論見が大きく外れてしまいました。
午前の「法規」は、引っかかる問題もなく、33分で全問に解答とマークを終了。
60分で退室許可の指示が出たので試験官に解答用紙を渡して退室。
満点の感触がありました。
したがって、午前だけで、合格間違いなしとまるでやる気が失せたような状態
になってしまいました。
ところが、午後の「無線工学」の問題をみてびっくり。
私が知らない、ないし忘れてしまった内容の問題がいくつも含まれているでは
ありませんか。
いわば盲点を突かれた感じです。
以前のブログでも書いたことがありました。
例えばスリーブアアンテナのことを知らないとします。
そのような状態の時に、
スリーブアンテナの図は以下のA,B,Cの内のどれか、
放射インピーダンスはいくらか、
スリーブアンテナを多段にしたアンテナを何というか、
などという問題がでたら、答えようがありません。
大学で教える者として、自分の専門とは違う分野であっても、1級アマレベル
の試験には満点近くはとれなくちゃという思い込みがあります。
引っかかる内容の問題が複数あるときに、満点を取ろうとすると、どうすれば
いいか。
もう、自縄自縛の状況です。
満点を取るためには、記憶すべきデータ(数値)ないし公式を忘れた、あるい
は初めて見るような問題に焦点を当て、どんなに時間をかけてでも、なんとか
してそれらの問題に正解を得ようとします。
試験に合格するだけだったら全体の70%に正しく解答できればそれでいいの
です。
それ以上の労力を注ぐ必要はありません。
単純な思考なら、試験問題に気楽に取り組めます。
しかし、なぜか全問に解答、全問に正解の方途を追求してしまうのです。
結果は、まさに「二兎を追う者一兎も得ず」のとおり。
つまり、各問題への時間配分がめちゃくちゃになり、マークシートの点検もおろ
そかになり、ケアレスミスが発生し、しないでもいいミスをやらかしまうという結果
になってしまいました。
2時間半の試験時間をすべて使って問題に取り組みましたが、全問正解には程
遠い。
試験室を出たとたんにケアレスミスに気づいた問題が二問もありました。
その他にも試験室を出てすぐに間違ってしまったかなという感触を得た問題もあ
ります。
なぜ試験室を出てすぐに気づいたのか。
正気に帰ったのです。
ミスばかりが気になり、失敗した、大失敗だった、という悔悟の念だけが残りまし
た。
帰宅後は、全く自己採点をする気になれず。
要するに、満点近い点数でなければ、70%で合格しようが、69%で不合格にな
ろうがその間になんの違いもないように感じ、どうでもいいという心境になってい
ました。
そして26日の今日、結果通知書が届きました。
中を開いてみると4月24日付けで「合格」でした。
「合格」の二文字を見ても特に感激はありませんでした。
なぜあんなところで間違ったのか。
理解が足りなかったのか、知識の幅が狭かったのか。
それとも問題が難しかったのか。
この点が気になり、日本無線協会のホームページで今回の1アマ国家試験
合格者状況について調べてみることにしました。
表示されている合格者の番号と合格者数を元に概略で計算です。
当日受験した受験者の数が不明なので合格率はわかりません。
上3桁が404の試験場
合格者の最後の番号が354番で、合格者が80人。
合格率は、80/354=22.6%。
欠席者の数が不明なので実際の合格率の値とはかなり誤差があると
思われますが、合格率が50%を超えているということはないでしょう。
上3桁が424の試験場
合格者の最後の番号が75番で、合格者が17人。
合格率は、17/75=22.7%。
上3桁が444の試験場
合格者の最後の番号が106番で、合格者が23人。
合格率は、23/106=21.7%。
上3桁が484の試験場
合格者の最後の番号が53番で、合格者が19人。
合格率は、19/53=35.8%。
ざっとこのような結果でした。
上から三つの試験会場は受験者が比較的多いので、これら三会場で合格率
はとみると23%程度で似通っています。
-------------------------------------------------------
私の今回の試験結果
合格通知をもらいましたので、これを機会に、公表された解答と照ら
して採点してみました。
「法規」は、150点満点中の149点でした。
満点と思っていましたが1点の問題を一つミスしていました。
やはりうっかりミスです。
「無線工学」は、満点からほど遠く、場合によって合格点(105点)も
とれていない可能性もあると思っていましたが、全問を採点してみ
ると、正解は80%(120点)を超えていました。意外にも思えますが、
一安心です。
-------------------------------------------------------
さらに、受験室では難しいと感じた無線工学の問題も、再度当たって
みると、なんのこともなく解けたのもありあります。
意外にも、無線工学の試験問題は全体としてそれほど難しい問題と
感じないではありませんか。
やはり、試験室では一種のパニックに陥っていたようです。
試験室には魔物が住んでいるのでしょう。
試験室といういつもと全く違う環境の中で、受験者は「2時間半で
105点(70%)以上取らないと不合格になりますよ」といういわば脅しを
受けた形で試験に臨みます。
さらに、過去の試験結果データから、受験者の2人に1人は落ちると
いうことを知っています。
自分より先に試験室を出て行く受験者がいると焦ります。
一問5点として、数えてみて20問以下しか解答できていなければ焦
るでしょう。
焦りはさらなる早とちりやケアレスミスを誘発してしまいます。
今回の試験で、試験とは恐ろしいものだとつくづく感じました。
2018年04月18日
4月18日 タニタの体重計修理 & ソニーICVZ-R25 0TV購入
4月18日
(1)体重計の修理
朝起きたら、家人が、体重計がエラーを表示して体重を計れないとぶつぶつ言って
いるではないか。
私も、朝起きたら体重を計るのが日課なので、体重計の表示を確認した。
やはりエラー表示が出る。
どこが悪いのかなとハンドルから伸びているコードを捻ってみると表示が消えた
りする。
コードのリード線に何か問題がありそうだ。
今使っている体重計はタニタのBC-621である。
いつ買ったのだろうと底部を見てみた。
購入年月は2008年2月とマジックペンでメモしてある。
10年以上も使っているではないか。
普通の電化製品ならば減価償却満了であり、どこかに故障が出てもおかしくない。
いままでよくもまあ故障がなかったものだ。
体重を計れないと困るので、急いでネットで体重計の種類や価格を調べてみた。
たくさんの種類がある。
私には、50g単位で計れること、手や足の部位ごとに各種データがとれることが
必須の条件である。
販売価格はと見ると2万円程度から4万円強まである。
買おうかなと思ったがしかし、考えてみると、ネットで急いで注文しても、明日以降
にならないと届かない。
今日と明日の朝は体重は計れないことになる。
ならば体重計の修理を試みて、それでだめなら注文することにしようと決めた。
早速修理に入った。
筐体を分解。
エラーの原因がコードの断線にある可能性が高い。
コードをねじって点検してみると、本体から顔を出している直後の箇所で断線し
そうになっているようだ。
ここが最も、ねじられ、引っ張られ、衝撃を受け易い箇所である。
ここの前後で切り取ることが一つの案である。
しかし、リード線はすごく細いので、途中でつなぎ合わせるのは至難のわざで
ある。
また、コネクタの箇所で接続し直す場合は、10本の差し込みピンに接続し直さ
ないといけない。
これもまた、リード線が細いので、至難のわざである。

そこで、コネクタの覆いをニッパで破り、10本の雄ピンに直接リード線をハンダ
付けする方法を選ぶことにした。
コネクタの外側を部分的に剥がしピンをむき出しにした。

10本のリード線をピンに1本ずつ慎重にハンダ付け。

無事終了。
左がコネクタの差し込み部分。
ここは使わないことにした。
右が直接ハンダ付けしたピン。
10本のピンは、色別に正しく接続されたことを確認。
コードへの衝撃がコネクタピンに半田付けした箇所に伝わらないよう、自己
融着テープ、絶縁テープ、結束バンドでコードを固定する処置をした。
さて、筐体を組み立て、電池を入れて起動を点検。

体重計は復旧した。
コンプリーテッド
今しばらくは働いてくれるだろう。
(2)ソニーのポータブルラジオレコーダー
今回、ソニーのポータブルラジオレコーダーICZ-R250TVを新規購入した。

家人のラジオの調子が悪くなってきたらしく、私のラジオを頻繁に使うようになった。
家の中には、ステレオのチューナーを除いて、数台のラジオがあるがまともなのは少ない。
1台はMDは動くがCDが使えない。
1台はCDは使えるがカセットは使えない。
したがって、まともな1台に入る私のポータブルラジオレコーダーに目がいくのだ。
ラジオも聞けるし、同時録音もできるし、録音した番組も音楽も聞ける。
そこで、今使っているソニーのポータブルラジオレコーダーICZ-R50を家人に払下げし、
自分用に1台新調することにした。

今回新規購入したソニーICZ-R250TVはICZ-R50と比べると図体が大きいし重い。
しかし、充電池を内臓しているのが大きな目玉だ。
内臓充電池の電気を使い切ってから乾電池の電気を消費するという構造になっているの
で、乾電池の容量を気にする必要がなさそうだ。
内蔵充電池の容量はメーター表示されるので、ACアダプタで充電する目安、つまりAC
アダプタを使う目安になる。
乾電池をより長時間に渡って使えるというメリットがある。
録音途中での乾電池の電気切れのリスクも解消できる。
ワンセグでテレビ音声も聞ける。
ICZ-R50のACアダプターは5V-1A、ICZ-R250TVのACアダプターは5V-700mAなので、
前者を今回買ったラジオに使える。
ACアダプターは単品で買うと4,000円以上もする。
(1)体重計の修理
朝起きたら、家人が、体重計がエラーを表示して体重を計れないとぶつぶつ言って
いるではないか。
私も、朝起きたら体重を計るのが日課なので、体重計の表示を確認した。
やはりエラー表示が出る。
どこが悪いのかなとハンドルから伸びているコードを捻ってみると表示が消えた
りする。
コードのリード線に何か問題がありそうだ。
今使っている体重計はタニタのBC-621である。
いつ買ったのだろうと底部を見てみた。
購入年月は2008年2月とマジックペンでメモしてある。
10年以上も使っているではないか。
普通の電化製品ならば減価償却満了であり、どこかに故障が出てもおかしくない。
いままでよくもまあ故障がなかったものだ。
体重を計れないと困るので、急いでネットで体重計の種類や価格を調べてみた。
たくさんの種類がある。
私には、50g単位で計れること、手や足の部位ごとに各種データがとれることが
必須の条件である。
販売価格はと見ると2万円程度から4万円強まである。
買おうかなと思ったがしかし、考えてみると、ネットで急いで注文しても、明日以降
にならないと届かない。
今日と明日の朝は体重は計れないことになる。
ならば体重計の修理を試みて、それでだめなら注文することにしようと決めた。
早速修理に入った。
筐体を分解。
エラーの原因がコードの断線にある可能性が高い。
コードをねじって点検してみると、本体から顔を出している直後の箇所で断線し
そうになっているようだ。
ここが最も、ねじられ、引っ張られ、衝撃を受け易い箇所である。
ここの前後で切り取ることが一つの案である。
しかし、リード線はすごく細いので、途中でつなぎ合わせるのは至難のわざで
ある。
また、コネクタの箇所で接続し直す場合は、10本の差し込みピンに接続し直さ
ないといけない。
これもまた、リード線が細いので、至難のわざである。
そこで、コネクタの覆いをニッパで破り、10本の雄ピンに直接リード線をハンダ
付けする方法を選ぶことにした。
コネクタの外側を部分的に剥がしピンをむき出しにした。
10本のリード線をピンに1本ずつ慎重にハンダ付け。
無事終了。
左がコネクタの差し込み部分。
ここは使わないことにした。
右が直接ハンダ付けしたピン。
10本のピンは、色別に正しく接続されたことを確認。
コードへの衝撃がコネクタピンに半田付けした箇所に伝わらないよう、自己
融着テープ、絶縁テープ、結束バンドでコードを固定する処置をした。
さて、筐体を組み立て、電池を入れて起動を点検。
体重計は復旧した。
コンプリーテッド
今しばらくは働いてくれるだろう。
(2)ソニーのポータブルラジオレコーダー
今回、ソニーのポータブルラジオレコーダーICZ-R250TVを新規購入した。
家人のラジオの調子が悪くなってきたらしく、私のラジオを頻繁に使うようになった。
家の中には、ステレオのチューナーを除いて、数台のラジオがあるがまともなのは少ない。
1台はMDは動くがCDが使えない。
1台はCDは使えるがカセットは使えない。
したがって、まともな1台に入る私のポータブルラジオレコーダーに目がいくのだ。
ラジオも聞けるし、同時録音もできるし、録音した番組も音楽も聞ける。
そこで、今使っているソニーのポータブルラジオレコーダーICZ-R50を家人に払下げし、
自分用に1台新調することにした。
今回新規購入したソニーICZ-R250TVはICZ-R50と比べると図体が大きいし重い。
しかし、充電池を内臓しているのが大きな目玉だ。
内臓充電池の電気を使い切ってから乾電池の電気を消費するという構造になっているの
で、乾電池の容量を気にする必要がなさそうだ。
内蔵充電池の容量はメーター表示されるので、ACアダプタで充電する目安、つまりAC
アダプタを使う目安になる。
乾電池をより長時間に渡って使えるというメリットがある。
録音途中での乾電池の電気切れのリスクも解消できる。
ワンセグでテレビ音声も聞ける。
ICZ-R50のACアダプターは5V-1A、ICZ-R250TVのACアダプターは5V-700mAなので、
前者を今回買ったラジオに使える。
ACアダプターは単品で買うと4,000円以上もする。
2018年04月15日
4月14日 おもちゃの修理
4月14日 おもちゃの修理
おもちゃの修理に行ってきた。
デジカメを持っていくのを忘れたので、事務所で修理したおもちゃは載せられない。
修理し始めて時間切れになった1個は自宅に持ち帰って修理。
トイザラスのピアノ。
カルテによればマイクが機能しないらしい。

調べてみると鍵盤その他のボタンはしっかり機能する。
問題は、したがって、コンデンサマイク本体か、マイクから基盤に至るケーブルの断線か、
それともそれ以外か。

種々点検していると、どうもコードの断線のようだ。
それも4本のリード線の内の2本の導通が怪しい。

4本のリード線は白い被覆に覆われている。
マイクの出口で1回、および本体の筐体の出口で1回、コードが外れないよう、わっかにし
てきつく縛ってある。
得てしてこういう箇所でリード線が断線しやすい。
わっかは動かないが、その結び目付近で、ねじれ、揺すられ、引っ張られるのでリード線
は痛み易い。
白い被服をすべてはがさないと、どこで断線していいるのか調べようがない。
そこで、いっそのこと、コンデンサマイク、リード線4本をすべて取り替えることにした。
回路を図に書き、リード線の色をメモしてミスのないように作業を進める。

コンデンサマイクおよびスイッチ基盤とリード線の接続。

コンデンサマイクを筐体に戻す。

4本のリード線は黒い収縮ゴムのパイプに通した。

4本のリード線のもう一方をおもちゃの基盤にはんだ付け。
これで作業は終了。
電池を入れスイッチを押すとマイクが入った。
これで修理完了。
おもちゃの修理に行ってきた。
デジカメを持っていくのを忘れたので、事務所で修理したおもちゃは載せられない。
修理し始めて時間切れになった1個は自宅に持ち帰って修理。
トイザラスのピアノ。
カルテによればマイクが機能しないらしい。
調べてみると鍵盤その他のボタンはしっかり機能する。
問題は、したがって、コンデンサマイク本体か、マイクから基盤に至るケーブルの断線か、
それともそれ以外か。
種々点検していると、どうもコードの断線のようだ。
それも4本のリード線の内の2本の導通が怪しい。
4本のリード線は白い被覆に覆われている。
マイクの出口で1回、および本体の筐体の出口で1回、コードが外れないよう、わっかにし
てきつく縛ってある。
得てしてこういう箇所でリード線が断線しやすい。
わっかは動かないが、その結び目付近で、ねじれ、揺すられ、引っ張られるのでリード線
は痛み易い。
白い被服をすべてはがさないと、どこで断線していいるのか調べようがない。
そこで、いっそのこと、コンデンサマイク、リード線4本をすべて取り替えることにした。
回路を図に書き、リード線の色をメモしてミスのないように作業を進める。
コンデンサマイクおよびスイッチ基盤とリード線の接続。
コンデンサマイクを筐体に戻す。
4本のリード線は黒い収縮ゴムのパイプに通した。
4本のリード線のもう一方をおもちゃの基盤にはんだ付け。
これで作業は終了。
電池を入れスイッチを押すとマイクが入った。
これで修理完了。
2018年04月09日
4月8日 4月初旬は大忙し おもちゃの修理
4月8日
(1)午前中はリフォーム会社の春のリフォームフェアに出かけエクステリアの改修の相談。
(2)帰宅してからは「アンパンマンことば図鑑デラックス」のペンの修理の仕事。
まずは、先週から持ち越していたペンの筐体の分解作業。

これまでできていたのは上の工程まで。
ペンの修理のためには心臓部である基板及びセンサー部を取り出す必要があったが、
その工程ができていなかった。
ペンのカバーが外れなければどこに故障があるのかも診ることもできないし、まして直す
こともできない。
おもちゃドクターにとって、おもちゃの分解さえできないのは名折れに等しい。
こうした場合、すごいストレスを感じる。
放っておいて他のことをする気になれない。
やるしかないか、ということで、日曜日なのに仕事にかかった。
この分解作業は終わってみればあっけなかったが、どうしたら爪を外してカバーを引き抜け
るのか、その要領がわかるまでかなりの時間を必要とした。
ペンのカバー(筐体)は薄いプラスティック製なので割れ易い。
マイナスの精密ドライバーを差し込んで爪を外すときにカバーを割ってしまったら元も子も
ない。
作業には慎重の上にも慎重な力加減必要。
なにしろ自分のおもちゃではないのだから。


センサーは差し込み式になっている。

デジカメで確認するとペン先から赤外線の光は出ている。
関係する回路は見た目では正常のようだ。

問題はメインスイッチをONしたときにオープニングメッセージが出ないことである。
従って問題は、全く起動しないことなのか、起動しているが音関係の回路が故障して音が
でないだけなのか。
すぐには見当がつかない。
スピーカーチェッカーでスピーカーを検査。
問題なく音が出る。
スピーカーは正常だ。
LEDはメインスイッチをONにすると点灯する。
今度は、クリスタルイヤホンを使って回路を聴診し、水晶発振器周りの回路のチェック。
テスト用タップやセンサーの端子を丹念に聴診。
クリスタル発振器は問題なく発振しているようだ。
センサーも機能しているようだ。
すると問題はどこにあるのか。
オープニングメッセージが出ない原因はICかスピーカー周りの回路かリード線の断線
あるいはハンダ付け箇所でのリード線の浮き上がりや脱落、等々がありいうる。
今度は、スピーカー周りの回路を丹念に検査する。
すると、なんと、なんと、スピーカー端子から出ている2本リード線が基盤から外れてい
るのだ。

リード線が外れているのは基板の上から見ただけではわからなかった。
ピンセットでリード線の端をつまんで、ハンダ付け箇所から外れていないか、ハンダの
浮き上がりがないかを点検しているときに、リード線が基板側の端子から外れてしまって
いることに初めて気づいたのだ。
リード線のハンダ付け箇所が基板の裏側ということもしばしば。
基板の片方だけから見ていたのでは、リード線が基板から外れてしまっていることに気
づかないこともあるのである。
早速リード線を取り替えて半田付け。

これで直ったのではなかろうかと、電池を入れ、メインイッチをONにするとオープニングメッセ
ージが流れ出した。
次は、ペンで図鑑の絵を指すテスト。
虎の絵を指すと、日本語では「とら」、英語では「タイガー」とちゃんと言う。
これで修理できた。
リード線がショートしないように絶縁テープを挿入して貼り付け。
写真左側の横長の素子が水晶発振器。
16と刻印されている。16MHz。

筐体を組み立て直して修理完了。
(3)次は、電話やインターネット関連機器の返却のための作業。
4月に入って、auひかり・so-netから別のプロバイダに乗り換えすることになった。
家人がスマホを買い替えるのに合わせインターネットもプロバイダを変更。

ONUとホームゲートウェイのACアダプターやケーブル類を機器から引き抜き、返却のため
の箱詰め作業。
プロバイダを変更すると、新しい機器のセット、メールアドレスの変更、固定電話器のコンセ
ントの差し替えなどこまごました作業が必要になる。
最も面倒なのがメールアドレスの変更通知の送信作業。
あちこちにメールアドレス変更の連絡をしなければいけない。
この作業がとても面倒なのだ。
最初は仕事関係の連絡先だけに通知した。
(1)午前中はリフォーム会社の春のリフォームフェアに出かけエクステリアの改修の相談。
(2)帰宅してからは「アンパンマンことば図鑑デラックス」のペンの修理の仕事。
まずは、先週から持ち越していたペンの筐体の分解作業。
これまでできていたのは上の工程まで。
ペンの修理のためには心臓部である基板及びセンサー部を取り出す必要があったが、
その工程ができていなかった。
ペンのカバーが外れなければどこに故障があるのかも診ることもできないし、まして直す
こともできない。
おもちゃドクターにとって、おもちゃの分解さえできないのは名折れに等しい。
こうした場合、すごいストレスを感じる。
放っておいて他のことをする気になれない。
やるしかないか、ということで、日曜日なのに仕事にかかった。
この分解作業は終わってみればあっけなかったが、どうしたら爪を外してカバーを引き抜け
るのか、その要領がわかるまでかなりの時間を必要とした。
ペンのカバー(筐体)は薄いプラスティック製なので割れ易い。
マイナスの精密ドライバーを差し込んで爪を外すときにカバーを割ってしまったら元も子も
ない。
作業には慎重の上にも慎重な力加減必要。
なにしろ自分のおもちゃではないのだから。
センサーは差し込み式になっている。
デジカメで確認するとペン先から赤外線の光は出ている。
関係する回路は見た目では正常のようだ。
問題はメインスイッチをONしたときにオープニングメッセージが出ないことである。
従って問題は、全く起動しないことなのか、起動しているが音関係の回路が故障して音が
でないだけなのか。
すぐには見当がつかない。
スピーカーチェッカーでスピーカーを検査。
問題なく音が出る。
スピーカーは正常だ。
LEDはメインスイッチをONにすると点灯する。
今度は、クリスタルイヤホンを使って回路を聴診し、水晶発振器周りの回路のチェック。
テスト用タップやセンサーの端子を丹念に聴診。
クリスタル発振器は問題なく発振しているようだ。
センサーも機能しているようだ。
すると問題はどこにあるのか。
オープニングメッセージが出ない原因はICかスピーカー周りの回路かリード線の断線
あるいはハンダ付け箇所でのリード線の浮き上がりや脱落、等々がありいうる。
今度は、スピーカー周りの回路を丹念に検査する。
すると、なんと、なんと、スピーカー端子から出ている2本リード線が基盤から外れてい
るのだ。
リード線が外れているのは基板の上から見ただけではわからなかった。
ピンセットでリード線の端をつまんで、ハンダ付け箇所から外れていないか、ハンダの
浮き上がりがないかを点検しているときに、リード線が基板側の端子から外れてしまって
いることに初めて気づいたのだ。
リード線のハンダ付け箇所が基板の裏側ということもしばしば。
基板の片方だけから見ていたのでは、リード線が基板から外れてしまっていることに気
づかないこともあるのである。
早速リード線を取り替えて半田付け。
これで直ったのではなかろうかと、電池を入れ、メインイッチをONにするとオープニングメッセ
ージが流れ出した。
次は、ペンで図鑑の絵を指すテスト。
虎の絵を指すと、日本語では「とら」、英語では「タイガー」とちゃんと言う。
これで修理できた。
リード線がショートしないように絶縁テープを挿入して貼り付け。
写真左側の横長の素子が水晶発振器。
16と刻印されている。16MHz。
筐体を組み立て直して修理完了。
(3)次は、電話やインターネット関連機器の返却のための作業。
4月に入って、auひかり・so-netから別のプロバイダに乗り換えすることになった。
家人がスマホを買い替えるのに合わせインターネットもプロバイダを変更。
ONUとホームゲートウェイのACアダプターやケーブル類を機器から引き抜き、返却のため
の箱詰め作業。
プロバイダを変更すると、新しい機器のセット、メールアドレスの変更、固定電話器のコンセ
ントの差し替えなどこまごました作業が必要になる。
最も面倒なのがメールアドレスの変更通知の送信作業。
あちこちにメールアドレス変更の連絡をしなければいけない。
この作業がとても面倒なのだ。
最初は仕事関係の連絡先だけに通知した。
2018年04月01日
4月1日 散歩も痩せるため
春になって気温が上がり体重が増え出した。
私の場合は、1日のカロリー摂取量が変わらなくても、気温が上昇してくると、体温を維
持するためのカロリーが減り、その分体にたまり体重が増える。
夜、ウィスキィを飲んでいい気分になっていたりすると1週間でかなりの体重増となって
しまう。
新学期が始まる。
講義が始まるのでそれまでは平均体重に戻らなくては。
川沿いや山道歩きを、汗をかきかつ足の筋肉がきつく感じる程度で始めた。
川沿いを歩くと鳥たちが警戒するか逃げるか。




川沿いの堤防や坂道に咲いている花。






堤防上の道には200mごとに道端に標識が立っている。
何m歩いたかがわかるし、標識間を何歩で歩けるかで歩幅が何センチかわかるし、何分で歩
けるかで歩くスピードがわかる。
歩数計よりよっぽど便利だ。
合流点から7kmの地点でカメラに納めた。

今日は往復で9km歩いた。
私の場合は、1日のカロリー摂取量が変わらなくても、気温が上昇してくると、体温を維
持するためのカロリーが減り、その分体にたまり体重が増える。
夜、ウィスキィを飲んでいい気分になっていたりすると1週間でかなりの体重増となって
しまう。
新学期が始まる。
講義が始まるのでそれまでは平均体重に戻らなくては。
川沿いや山道歩きを、汗をかきかつ足の筋肉がきつく感じる程度で始めた。
川沿いを歩くと鳥たちが警戒するか逃げるか。
川沿いの堤防や坂道に咲いている花。
堤防上の道には200mごとに道端に標識が立っている。
何m歩いたかがわかるし、標識間を何歩で歩けるかで歩幅が何センチかわかるし、何分で歩
けるかで歩くスピードがわかる。
歩数計よりよっぽど便利だ。
合流点から7kmの地点でカメラに納めた。
今日は往復で9km歩いた。
2018年04月01日
3月31日 防犯ブザーの改変
3月31日
防犯ブザーの筐体を利用し、スピーカーテスターに改造。
先週おもちゃドクターから防犯ブザーをもらった。
何かに使えないか考えていた。
一つ考えついたのがスピーカーテスタに改変すること。
スピーカーテスタの素子はこれももらいもの。
これを防犯ブザーの筐体に入れることにした。

防犯ブザーには電池ボックス、押しボタンスイッチも付いているので好都合である。
作業は、単に、スピーカーテスタの素子を筐体の中に納めることのみ。

片目になったがこれも愛嬌。

次は、防犯ブザーそのものを改造するために考えていること。
下の写真は正常に機能している防犯ブザーの筐体を分解したもの。

回路の分析を開始。
基板を観察し、白紙に電子回路を書き始めた。

右側にある黒い素子は何か。
おそらくコイル(インダクタ)であろう。
だとすると、コイル(インダクタ)は何のために入っているのか。
おそらく防犯ブザーがけたたましい音を出す秘密はこのコイルにあるのだろう。
そこで、黒い素子が何なのか、どういう構造になっているかを観察することにした。
黒い素子を分解してみると、やはりインダクタであった。

黒い鉄分を含む芯に極細のエナメル線がぎっしり巻かれていた。
金色のものが巻かれていたエナメル線をまとめたもの。
電圧の昇圧のためのいわゆるトランスである。
電池からの3V電圧を昇圧し、圧電スピーカーをけたたましい音量で鳴らすのである。
駆動するのはトランジスタ(MPS8050)である。
電池Boxから流れる電流は圧電スピーカ、インダクタを通ってトランジスタのコレクタに流れ入る。
さて、防犯ブザーの基板から取り出したトランジスタMPS8050の数がかなりになった。

何かに使おう。
防犯ブザーの筐体を利用し、スピーカーテスターに改造。
先週おもちゃドクターから防犯ブザーをもらった。
何かに使えないか考えていた。
一つ考えついたのがスピーカーテスタに改変すること。
スピーカーテスタの素子はこれももらいもの。
これを防犯ブザーの筐体に入れることにした。
防犯ブザーには電池ボックス、押しボタンスイッチも付いているので好都合である。
作業は、単に、スピーカーテスタの素子を筐体の中に納めることのみ。
片目になったがこれも愛嬌。
次は、防犯ブザーそのものを改造するために考えていること。
下の写真は正常に機能している防犯ブザーの筐体を分解したもの。
回路の分析を開始。
基板を観察し、白紙に電子回路を書き始めた。
右側にある黒い素子は何か。
おそらくコイル(インダクタ)であろう。
だとすると、コイル(インダクタ)は何のために入っているのか。
おそらく防犯ブザーがけたたましい音を出す秘密はこのコイルにあるのだろう。
そこで、黒い素子が何なのか、どういう構造になっているかを観察することにした。
黒い素子を分解してみると、やはりインダクタであった。
黒い鉄分を含む芯に極細のエナメル線がぎっしり巻かれていた。
金色のものが巻かれていたエナメル線をまとめたもの。
電圧の昇圧のためのいわゆるトランスである。
電池からの3V電圧を昇圧し、圧電スピーカーをけたたましい音量で鳴らすのである。
駆動するのはトランジスタ(MPS8050)である。
電池Boxから流れる電流は圧電スピーカ、インダクタを通ってトランジスタのコレクタに流れ入る。
さて、防犯ブザーの基板から取り出したトランジスタMPS8050の数がかなりになった。
何かに使おう。