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プロフィール
トシちゃん先生の海釣り
トシちゃん先生の海釣り
先生,etc.です。
海釣りは趣味、本職は教育研究です。趣味は本職に影響のないことが鉄則。
たまたま中学時代のラジオ工作が機縁でおもちゃ病院のドクターをすることに。子供たちのためのボランティア活動です。
おもちゃ病院では「アマチュア無線の2級くらい持ってないの?」と修理技術に関する品定めを受けました。
私はアマチュア無線を始め無線工学、電磁気学とは数学を除いて無縁でした。
そこでやむなくアマチュア無線の国家試験をパスして技術レベルを示すことに。2017年10月23日第3級、同12月3日第2級、翌年4月7日第1級の試験を受けそれぞれ1回でパスしました。
無線工学関連のことは数学で理解するのが正確しかも早道です。ラジコン等でのデジタル信号の変調(パルス幅変調、パルス位置変調、パルス符号変調)は複素数で表現され、OFDM(直交周波数分割多重)では離散フーリエ変換の方法が利用されます。頼れるのは最終的には数学しかありません。

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上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2017年12月30日

12月30日 アマ無線技士国家試験の参考書

12月30日

アマチュア無線技士国家試験の参考書についてです。

 私が持っているアマチュア無線技士国家試験の受験用参考書は3冊のみ。

 最も左が英英辞書。
 次が、フランス語関係3冊。
   旺文社の仏和辞書、
   BERLITZ社の French for Travellers。
   コリンズ社の文法・単語・ボキャブラリーが三位一体の英文参考書。
 日常的に参照するよう習慣づけています。

 右の3冊はアマチュア無線技士の受験のために買ったすべて。
  1.アマ3級国家試験の受験用に使った参考書
    吉川忠久『第3級 ハム 集中ゼミ』(東京電機大学出版局, 2013)
  2.アマ2級国家試験に使った受験用参考書
    吉村和昭『やさしく学ぶ 第一級・第二級アマチュア無線技士国家試験』
    (オーム社, 2015)
  3.法規の参考書兼資料
    日本アマチュア無線連盟『アマチュア局用 電波法令抄録 2017年版』

 参考書は1級受験でも無線工学に関してはどれでもいいから本屋で見つけ
 た1冊で十分だと思います。

 過去のブログでも書いたように、1アマでも工業高校電気系のレベルです。
 ですから、1アマ受験用参考書を何冊もそろえて勉強しても、理解のレベル
 は相変わらず高校レベルのままですから意味がありません。

 まずは大学レベルのしっかりとした参考書で勉強すす方が効果的かつ安上
 がりでしょう。

 私が電子回路を理論的に正しく理解するために使ってきた参考書は以下です。
  AC Fischer-Cripps著/ 曽根 悟 訳『図解 電子回路必携』(朝倉書店, 2011)

   オーストラリア・シドニー工科大学の講義用のテキストです。
   図と数式でわかりやすく理論的に書かれています。
   電子おもちゃの修理のためにも不可欠な理論と実践の書です。
   すごく役に立っています。
   手放せない1冊です。
   また、このレベルの参考書を使っていればアマ1級の計算問題も問題の内
   に入りません。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 13:59Comments(0)2017年

2017年12月28日

12月28日  第2級アマ無線技士の免許証が届きました

12月28日

 第2級アマチュア無線技士の無線従事者免許証が届きました。


 これでようやく人前で「おもちゃドクターです」といえそうです。
 でもまだ1級が残っています。
 興味は薄れましたが。

 「トシちゃん先生の海釣り」のブログがいつのまにかアマチュア無線のブログのような様相
 を呈してしまいました。
 釣りに興味があり、アクセスいただいているたくさんの方々に申し訳なく思っています。

 でも、どの道も同じす。

 釣り師は、1尾釣れたら、もう1尾ほしくなり、さらにもっと大きいのが釣れないかと欲を出す。
 そういう習性をもっています。
 
 私は、あるおもちゃドクターから「無線の理論に詳しそうだね。実はアマチュア無線の2級くら
 い持っているんじゃないの」と言われて面食らい、やはりおもちゃ修理を続けるのならそれく
 らいの試験に通っておかねばならないね、ということでアマ無線技士の国家試験に受けるこ
 とにしたのです。

 3級の勉強を始めると、2級があるが中身はどんなもんかな、となり、2級の合格が見えてく
 ると、さらに1級があるが、・・・となります。

 釣り師の習性でついつい先に目が行きます。
 しかも、釣りにおいて「何尾」釣れたかと同じように、試験では「何点」とれたかというのがつ
 いて回りますから。

 春からはブログ本来の内容をよくするつもりです。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 16:24Comments(0)2017年1アマ無線技士国家試験

2017年12月20日

12月20日  第2級アマ無線技士国家試験 合格通知が来た

12月20日
 第2級アマ無線技士国家試験の結果通知書が送られてきた。

 合格


 先月、11月1日に合格した第3級アマでは無線従事者免許申請はしなかった。

 今回は第2級合格なので、無線従事者免許の申請をすることにした。

 無線従事者免許が交付されれば、無線局の免許をとって、空中線電力200Wで電波を飛
 ばすことができる。
 魅力的だ。
 だが、トランスミッターとレシーバだけで100万円もする機種がある。それにアンテナ工事費
 も。
 道具の勝負のような気がしないでもない。
 おもちゃドクターとしては、無線局開設はそれほど重要でもないし急ぐこともない。

 結局のところ、アマ無線技士の国家試験にあまり面白みを感じなくなってきた。
 

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 16:56Comments(0)2017年1アマ無線技士国家試験

2017年12月19日

12月19日  アマ2級無線技士国家試験 合格

12月19日
  第2級アマチュア無線技士国家試験 無事合格

 今日(19日)の夕方、日本無線協会のホームページ上で、第2級アマチュア無線技
 士国家試験の合格発表がなされた。

 ホームページ上で確認したかったのは、
  1.自分の受験番号が載っているかどうか、
  2.私と同じ試験会場で受験した人たちの結果はどうであったか、
 ということの2点であった。

 まずは私の試験結果。
 私の受験番号はちゃんと載っていた。
 これで「おもちゃドクター」を名乗れる。

 次は、私と同じ試験会場で国家試験を受けた人たちの結果。
 興味津々で画面上の表を眺めたら、ちょうど受験者の数の半分の番号が載っていた。
 合格率は50%だった。

   


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 21:55Comments(0)2017年1アマ無線技士国家試験

2017年12月12日

12月11日  おもちゃの修理

12月9日
 おもちゃの修理に行ってきた。

 先回、自宅に持ち帰って修理しようとした釣りのおもちゃ。
 ビスの+ネジの頭がなくなり、+ドライバでは外れなくなった。
 こうしたときは先輩ドクターにお願いする方がいい。
 
 さて、今日はどのおもちゃを直そうか。

 1個直した後は直すべきものがない。

 仕事の終わり頃、いくつかのおもちゃが修理に持ち込まれてきた。

 そのうちの一つを家に持ち帰って修理することにした。

 今日のおもちゃはいろいろな音が出るおもちゃ

 ディズニーとある。
 音が出なくなったということでもちこまれた。


 電池Boxの裏をみてびっくりしてしまった。
 なにやら裸のリード線が使われているようだ。
 配線に裸のリード線を使うのはアース(グラウンド:GND)線のみでないといけない。

 プラス電極の線が裸だとすぐにショートするではないか。
 さらに100Vとかの高圧だと感電でけがをする。
 
 おもちゃの持ち主は何をやっていたのか。
 考えられないことをやっていらっしゃる。


 プラスの端子からはリード線が基盤の方へ伸びているが、マイナスの端子からはリード線が
 伸びていない。
 電池Boxのマイナスの端子からは配線がないのだ。
 しかもたすき掛けだ。

 プラス電極からマイナス電極へリード線(抵抗ゼロ)で電流が流れる。
 これほど危ない結線は見たことない。

 電池がだめになっていなければいいが。

 幸い、基板にはマイナス極のリード線が結線されていないので、電流が流れず、回路
 は無事だったようだ。
 よかった。


 まずは電池Boxの端子を修理。

 次は、スピーカーの検査。
 スピーカーコイルが断線していた。

 スピーカーを交換。
 しっかり音が出るようになった。 

 リード線の劣化が思いの外ひどいようで、少しいじったら切れてしまう。
 リード線も交換した。


 導通ゴムスイッチと回路も掃除。


 組み立てその1。


 組み立てその2。


 やっと修理完了。
 思った以上に時間のかかる修理だった。


 これは修理用ではない。
 ちゃんと動く。

 おもちゃの修理のためにおもちゃドクターから譲り受けたリサイクル用のおもちゃ。

 暇ができたら分解してな回路の調査をし、回路の勉強をするつもりだ。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 20:31Comments(0)おもちゃの修理2017年

2017年12月10日

12月10日 第2級アマ無線技士国家試験 何点かわかった

12月10日

 12月3日に実施された第2級アマチュア無線技士国家試験の問題と解答が日本無線協会
 のホームページ上で公表された。

 今日は、それに併せ、自分の問題用紙と照らし合わせて採点した。

 まずは法規。

 法規は、150点満点中の148点。
 自己採点の時と比べて1点減った。

 やはり取りこぼしがある。
 自己採点の時は痛恨のミスで1点だけの減点と思っていたの
 だが、解答と照らし合わせてみれば、B-5の問題でも1カ所ミ
 スしていた。

 B-4の問題で、UNIFORMを表すモールス符号で「1適合」
 としたが「2適合しない」であった。
 モールス符号については、通常の文字の場合、これまで間
 違ったことが無かったのに、Fが適合しないのに気づかなかった。
 こういう時は、自分では気づかないうちに、アタマ(脳)が勝手に試
 験以外の事を考えていたともいえる。 

 次は、無線工学。

 無線工学は、125点満点中の119点。
 自己採点の時と比べて1点減った。

 A-18の問題で、直接波と地表波を取り違えてミスし5点減。
 これは、試験中にも勘違いをしたような気がしていた。
 帰宅後の自己採点の時にミスを確認。

 こんな間違いをするようでは、HFと電波の伝わり方を正確に理解
 していない証拠だということがわかったので改めて関連資料を読んだ。
 地表波は中波(MF)帯以下の周波数と関連し、HFやVHFといったアマチュア無線
 でよく使われる周波数では地表波は利用されないということを確認。
 いわば無線局を開設している人には常識のこと。
 アンテナと電波伝搬に関ししっかりした専門書を読まなくては。

 今日の公表解答との照らし合わせでさらに1点減になった。

 鉛蓄電池の電解液は希硫酸と決まり切っている。
 間違うわけがない。 
 しかし、どうしたわけか「5希塩酸」と「10希硫酸」の選択肢が上下に並んでおり、
 ついうっかりさんの間違いをしでかしていたのだ。
 全然気が付かなかった。
 間違うはずがないと思っているので、帰宅後の自己採点の時にも気づかなかった。
 日本無線協会が公表した解答と照らし合わせてようやく間違いに気付いた。

 なんという「アホな」(関西弁風)ことをしでかしていたのか。

 解答用紙が手が元にないので確証はないが、これで2アマ国家試験は合格間
 違いないだろう。
 
 おもちゃの修理の内容をブログに載せてるようになってからほぼ2年経つ。
 その間、自分にはおもちゃドクターとしての能力があるか、その資格はある
 かと自問してきた。

 こうした問に自ら答えるためにアマ無線の国家試験を受けることにした。
 したがって、今のところ、無線局を開設して無線をしようという気はそれほどない。 

 「自分はおもちゃ病院のドクターです」と公言するのなら、アマ1・2級無線技士
 の国家試験に通り、免許証というか保証になりえるものを持っていないといけな
 いと思っていた。
 これで、公に「私はおもちゃドクターです」と名乗れそうだ。

 さて今後はどうする?
   


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 15:41Comments(0)2017年1アマ無線技士国家試験

2017年12月04日

12月3日 第2級アマ国家試験 「無線工学」試験結果レビュー

12月3日
 第2級アマ国家試験 「無線工学」試験結果レビュー

 次は無線工学

 問題用紙のメモによると、
  解答時間 13:00~13:35
  見直し時間は記入なし
  13:45に試験室退出の許可が出た。
  2時過ぎに、試験官に解答用紙を手渡し、試験室を退出。

 実質的試験時間は60分であった。

 ほとんどの問題は、過去問を取捨選択したもの、少し数値を変えたりしたもの
 ばかり。

 さてレビューです。


 A-1
  磁界中で、導線が移動するのか、移動しない導線に電流を流すのか。
  起電力、力とフレミングの左手の法則。
 A-2
  Cの静電容量の計算。2[μF]


 A-3
  正しいものを探す。レンツの法則を説明している選択肢が正しい。
 A-4
  直流ブリッジ回路が平衡状態にある条件は、真ん中の抵抗に電流が流れない条件、
  
  この抵抗Rに電流が流れる時の問題が出たら、問題は複雑になる。
  キルヒホッフの法則のしっかりした理解が試される。

 A-5
  トランスの1次側端子から見たインピーダンスの値の計算。
  巻き数比が3なので2乗して9。それに二次側の抵抗の600Ωを乗じると、5.4kΩ。
  理論がわかっていたら10秒以内で解ける。


 A-6
  FETの電極名とPチャネル形、Nチャネル形の知識を問う。
  答えは、Pチャネル形、電極名はソース。
 A-7
  水晶振動子の電気的等価回路の知識を問う。
  回路計算をしている人なら図を一目見てわからないとモグリだ。選択肢は5。
 A-8
  増幅回路に負帰還をかけたとき。増幅度、雑音や歪み、増幅度3dB低下する周波数帯
  域幅は広くなるか狭くなるか。
  増幅度低下、雑音や歪み減少、周波数幅は広がる。


  A-9
  PLLは基準発振器の周波数を任意の倍数の周波数で出力できるようにする回路。
  それは、可変分周器、位相比較器、低域フィルタ、それに電圧制御発振器で構成さ
  れる。答えは、電圧制御発振器。
  PLL回路は3級の試験にも出ていた。
  重要な回路なので頻出。
 A-10
  電波障害の問題。基本波かスプリアスかで異なる。
  送信機からの基本波なら、送信機側ではなく、電波障害を受ける側での対策が有効。
  スプリアスなら送信機側での対策が有効。
  それと電気製品や電子機器のイミュニティ。


  A-11
   A3E送信機。搬送波のみの電力Pc=200W、m=0.7の時の変調波の平均電力。
   公式を知っている必要がある。
   短い時間では公式を導いている時間はない。249W。
   しかし自分でこの式を導出できるくらいでないと電子回路の計算もできない人になる。







 試験でも上記みたいにやっていった。

 引っかかった問題は2つ。

 一つは八木アンテナの問題。
 これは問題文をしっかり読めばわかった。
 八木アンテナの何もしないときのインピーダンスは73Ωより小さい。
 折り返し半波長ダイポールのインピーダンスは292Ω。
 このようなことを思いだし、問題を切り抜けられた。

  A-17は完全なうっかりミステイク。

 A-17
  大地反射波と直接波との合成波の受信の問題。
  試験室では異常な心理状態になっていたようで、思わぬ間違いをしでかしてしまった。
  地表波と直接波の区別をミスしてしまったのである。
  通常ならばあり得ないミスだが試験室では起こる。
  試験時間はたっぷりあるのにどうしたことか。
  6dBの計算ができているので、後は選択肢の3か4かを選ぶだけ。
  何気なく番号にしるしをつけた。
  試験室を出てから気づいた。

  痛恨のミスで5点減点。

  自己採点は125点満点中120点。
 
  以上は問題用紙上での自己採点なので、解答用紙のマークを見てのものではない。

  電子おもちゃの修理では、満点でないと、おもちゃのICが壊れ、とんでもないことに
  なる。
  高価なICは気づかぬうちにあっけなく死ぬのだ。
  よって、常に満点、完璧が求められる。 

  また、おもちゃドクターは、OFDM,離散フーリエ変換など、高度の知識と技術レベ
  ルが要求されてる。
  アマ無線技士国家試験の1級と比べてもはるか上位。
  アマ1級は工業高校電気系レベル。

  もし1級を受けるとすれば、法規、無線工学とも満点を取るしかないだろう。
   


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 20:27Comments(0)2017年1アマ無線技士国家試験

2017年12月04日

12月3日 第2級アマ国家試験 「法規」試験結果レビュー

12月3日

 第2級アマチュア無線技士国家試験
  「法規」試験結果レビュー

 まずは「法規」

 問題用紙にメモした解答をもとにレビューしてみた。
 解答用紙にマークしたものと2,3回照らし合わせて確認した上で
 試験官に提出したが、解答用紙が問題用紙の番号通りであるという保証はない。

 問題用紙のメモによると、
  解答時間 9:30~10:05
  1回目の見直し時間 10:05~10:35
  2回目の見直し時間 10:35~10:43
 これ以上は見直してもいい知恵は出てこないと判断し、10:45に解答用紙を試験
 官に提出し試験室を出た。

 実質の試験時間は75分間であった。
 150分の試験時間なので半分の時間で試験室を出てきたことになる。
 これで果たして良かったかという気持ちにもなった。

 出題された問題のほとんどは過去問だった。

 しかし、こうしたときにこそうっかりミスをしでかす落とし穴がある。

 試験問題を解き始める前に自らに言い聞かせた。
  1問の価値は5点もある。そしてオール・オア・ナッシングだ。
  問題文の流し読みはしないこと。
   正しいものを選ぶのか、誤りを選ぶのか。
   適合するものが1なのか、適合するものが2なのか。
   問題の式の変数に数値を入れて解いたとき式の値が「1」になった。
    このとき危ないのは、「選択肢の番号1」と「式の値の1」をうっかりして、式の値をマ
    ークしてしまうこと。 

 さてレビューです。
 各問の解説は後ほど。
 







  これまでよくミスしたのはごく簡単なことである。
    「送信の終了」 AR と、「通信の終了(完了) VA
  「送信の終了」と「通信の終了(完了)」の区別はちろんできているが、文章を読んでい
  るときの気分で、反射的に何気なく選択肢に〇をつけて解答してしまう。

  今日の試験では「通信の終了」が出た。
  1回目は「通信の終了」なのにARを選んでいた。
  何気なくそうしたのだろう。
  早とちりはするな、と自分に言い聞かせていたのだがやらかしたようである。

  見直しの時に気づいた。









 釣りで言うと痛恨のバラシが最後の最後に発生していた。
 これは自分でもバレそうな気がして迷った箇所だった。

 Bー6問の最後の「 」入れの言葉。
 8「いかなる目的にも使用」か、それとも7「自己の利益のために使用」か?

 後で無線通信規則(18条)を参照したら、正しくは8「いかなる目的にも使用」だった。
 解答を知ってみる、当たり前の事だ。

 これで1点減点。

 自己採点では、150点満点中の149点だった。
 
 ほぼ全部解けたという感覚で、またこれ以上見直しても確かな答えは出ないような気が
 して試験室を出た。
 昼食をとり、午後に備えたということもあった。
 仕方ないか。

 これくらいの試験問題で満点取れないなら、法規の正確な知識がないことになる。

 ----------------------------------------------------------------------------------------
 追記

   法規の勉強で最も役立った参考書は、
      財団法人日本アマチュア無線連盟『電波法令抄録』
   である。
   たったの1200円。
   だが、アマチュア局用の関係法令はほぼすべて網羅されている。
   これ1冊あれば、1級、2級、3級のクラスの区別なく使える。
 
   他の法規関係参考書は無用である。
   なぜなら、参考書は法令集の単なる説明に過ぎないからだ。
 
   この法令集を片手に過去問を解けば完璧だ。

   「条文の解釈」の問題はあるが、それを除けば、
     条文に書かれていることはそのまま当てはまり、
     書かれていないことは当てはまらない、
    それだけのこと。

    「条文の解釈」」いうのは以下のような事。
      例として、無線従事者規則第50条。
       「氏名に変更が生じたとき又は免許証を汚し、破り、若しくは失った・・・ために
       免許証の再交付を受けようとするときは・・・・提出しなければならない」との条文。

      (1)まずは「氏名に変更が生じたとき」。
          この場合は、自由意思ではなく、例外なく再交付を受けなくてはならないな
          らない訳です。
          なぜなら、免許証に記載された人は実在しない訳ですから。

      (2)次は、 免許証を汚した場合です。
        ちょっと汚したくらいでは、常識的に言って、再交付を受ける必要はないでしょう。
        再交付を受けようとするかしないかを決めるのは免許人です。
        汚くても、字が読めればいいや、と思うなら再交付を受けなくていいわけです。

    法律は、社会常識とコンセンサス(合意)の産物ですから、常識で理解できます。
    暗記ではありません。
    暗記していても、条文が改正されれば、暗記は何の役にも立ちません。

   ただし、無線関係の法令は無線工学の技術的専門用語を数多く含みますから、専門用
   語を知らなければ法令集は正しく読めません。

   例えば、電波法施行規則第2条の各種定義。
    「割当周波数」、「特性周波数」、「占有周波数帯幅」など。
    したがって、無線工学に詳しくないと条文が理解できません。
   
    電波法施行規則第2条63「スプリアス発射」と、63の3「不要発射」とあります。
    違いはわかりますか。

    こうしたことの理解に完璧を期すには、無線工学の詳しい専門書を読むことが
    必要です。
    受験参考書は役に立ちません。

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 17:01Comments(0)2017年1アマ無線技士国家試験

2017年12月03日

12月3日 第2級アマ無線技士国家試験 受けてきました

 第2級アマチュア無線技士国家試験受けてきまし(その1)

 12月3日
 いつの間にか試験の日になってしまった。

 日の経つのは速いもの。
 盆過ぎに第3級アマチュア無線技士国家試験受験を思い立ち、受験参考書を購入。
 10月22日、第3級アマ国家試験受験。
 11月1日、 第3級アマ国家試験合格。
 そして今日は第2級アマチュア無線技士国家試験受験の日。
 
 師走です。
 先生も今日は受験生に早変わりしました。

 朝は9時30分から12時まで、「法規」2時間半の試験時間。
   1問5点の問題が24問。
   1問5点(ただだし1点刻みの5つの小問)の問題が6問。
   150点満点。合格の最低点は105点。
 午後は13時から15時まで、「無線工学」2時間の試験時間。
   1問5点の問題が20問。
   1問5点(ただだし1点刻みの5つの小問)が5問。
   125点満点。合格の最低点は87点。

 日曜日にして合計4時間半の長丁場の試験は肉体的にも精神的にも辛い。

 先回の3級の試験は「法規」「無線工学」込みで70分。
 しかも、解答が終われば、30分で試験室を出られる。
 問題は簡単なので精神的にも気楽だった。

 今回は上記のように長丁場。 

 2級アマ無線技士クラスの試験に合格しなくては、おもちゃ病
 院でおもちゃドクターしているなんて言えないというプレッシャーがあった。
 それ故、合格しかつ高得点をとるために受験したので精神的にきつかった。

 今日の国家試験は全国一斉テスト。
 さあ、結果はどうだったでしょうか。

 問題の内容は以下のようなもの。 



 まだ、試験問題のレビューはしていないが、合格点はとれたと思う。

 ただし、今回は「法規」、「無線工学」とも満点がとれたと言う自信はない。

 レビューをしたら、解説をブログに書きましょう。

   


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:11Comments(0)2017年1アマ無線技士国家試験