2017年02月03日
2月2日 ACアダプターの修理
2月1日夜
ACアダプターが突然故障した。
Nintendo ゲームボーイ専用のACアダプター。
DC出力は5V 300mA。
おもちゃの動作の点検に使っていて、再度電源を入れたときにわかった。
出力DC電圧が0Vになってしまった。
2月2日夜。
とにかく解体して調べないといけない。
隠しネジの穴が少し埋めてあったので切り開くのに四苦八苦。
金鋸で筋目を切りマイナスドライバー2本使って強引に切り開いた。
切り目が傷だらけになってしまった。

AC100Vのランスが使われている。
スイッチング電源ではなくクラシックなACアダプターである。
入力はAC100V、出力はセンタータップでAC4.98V x 2 出力として使われている。
両端ではAC9.96V。
2個の整流ダイオードを使い、センタータップ両波整流。
整流ダイオードを通過した直後で電圧はDC6.01V出ている。
次に、電源を切り、フューズを通過した後のDC回路を目と手で調べてみると、まずトランジス
タの足(リード)がおかしい。

トランジスタは2SD2395。
インターネットからデータシートをダウンロードして見てみるとNPN型、50V、3A。
用途は、パワーアンプ、DC-DCコンバーター、安定化電力供給とある。
このアダプターでは電圧の安定化に使われている。
回路からみて、2SD2395とツェナーダイオードと抵抗の組み合わせで定電圧回路を構成し
ているようだ。
足はちゃんとハンダされているのだがプリント基板から剥離してしまっている。
要するにリードがぐらぐらの状態である。
次は、ヒューズ。
ヒューズは SOC 400mA。
両端で導通を見てみると抵抗は無限である。
切れてしまっているではないか。

次は、プリント基板全体の回路の経年劣化。
回路自体が基板から浮いている箇所もある。

あちこちハンダの付け直しが必要だ。
被服リード線を使い、必要箇所だけ被服を剥がしハンダ付け。
回路のショートが起きないように配慮。
ようやく無負荷でDC3.75V出るようになった。

あとはヒューズを付けるなど安全性を高める作業が残されている。
ACアダプターが突然故障した。
Nintendo ゲームボーイ専用のACアダプター。
DC出力は5V 300mA。
おもちゃの動作の点検に使っていて、再度電源を入れたときにわかった。
出力DC電圧が0Vになってしまった。
2月2日夜。
とにかく解体して調べないといけない。
隠しネジの穴が少し埋めてあったので切り開くのに四苦八苦。
金鋸で筋目を切りマイナスドライバー2本使って強引に切り開いた。
切り目が傷だらけになってしまった。
AC100Vのランスが使われている。
スイッチング電源ではなくクラシックなACアダプターである。
入力はAC100V、出力はセンタータップでAC4.98V x 2 出力として使われている。
両端ではAC9.96V。
2個の整流ダイオードを使い、センタータップ両波整流。
整流ダイオードを通過した直後で電圧はDC6.01V出ている。
次に、電源を切り、フューズを通過した後のDC回路を目と手で調べてみると、まずトランジス
タの足(リード)がおかしい。
トランジスタは2SD2395。
インターネットからデータシートをダウンロードして見てみるとNPN型、50V、3A。
用途は、パワーアンプ、DC-DCコンバーター、安定化電力供給とある。
このアダプターでは電圧の安定化に使われている。
回路からみて、2SD2395とツェナーダイオードと抵抗の組み合わせで定電圧回路を構成し
ているようだ。
足はちゃんとハンダされているのだがプリント基板から剥離してしまっている。
要するにリードがぐらぐらの状態である。
次は、ヒューズ。
ヒューズは SOC 400mA。
両端で導通を見てみると抵抗は無限である。
切れてしまっているではないか。
次は、プリント基板全体の回路の経年劣化。
回路自体が基板から浮いている箇所もある。
あちこちハンダの付け直しが必要だ。
被服リード線を使い、必要箇所だけ被服を剥がしハンダ付け。
回路のショートが起きないように配慮。
ようやく無負荷でDC3.75V出るようになった。
あとはヒューズを付けるなど安全性を高める作業が残されている。