2017年11月12日
11月11日 おもちゃの修理
11月11日
おもちゃの修理に行ってきた。
私が修理をあきらめたおもちゃをベテランドクターがいろいろ点検し、私が ”ここが問題だ
ろうが、回路がフィルムのように薄いのでいじったらかえって状態が悪化する” と思ってい
たところを指摘した上、見事に修理してしまった。
私は、"私はやはり内科医師ですね。活性剤を端子にスプレーして直せるようなおもちゃは
得意ですが、外科的処置は、状態が悪化したり壊したりするのがいやなので、できません
ね” と冗談。
修理を待つおもちゃがたくさんある。
事務所でも修理したおもちゃはいくつかあるが、デジカメを忘れていったので写真の記録が
ない。
2個のおもちゃを家に持ち帰って修理することにした。
事務所で修理していると、床は広いし、椅子がいくつもあるし、椅子にはドクターが座ってい
るし、床にはあちこちに箱や各ドクターの道具箱類がある。
そうした場所で、小さなスプリングが飛び散った場合など、見つからなくなる事が多い。
だから、こうした部品が入っているおもちゃ、原因を見つけ修理するのに時間がかかりそう
なおもちゃは家に持ち帰って修理することにしている。
持ち帰ったのはこれら2点。

1個目はこのおもちゃ。

おもちゃの名前はスペースレンジャー。

胸の赤い丸いボタンを押しても翼が開かないときがあり、また、右腕にあるボタンを押しても
レーザービームが光らないこともある、ということで持ち込まれた。
赤、緑、青の縦長ボタンはしっかり作動して声が出る。
ディズニーのおもちゃだ。

レンジャーの声が出るので電池Boxは問題ないだろう。
問題は右腕ボタンのスイッチ、リード線にあるのではないかなと予想を立てる。
とにかく分解。
基板を点検。
押しボタンスイッチのゴムと回路を掃除。

基板裏を点検。
黒い丸い部分がIC。

なにやらリード線の状態がよくない。
リード線の品質に問題があるのだろう。

一応修理が完了。

しかし、おもちゃを完全に組み立て最終点検に入った。
なんと、右腕のボタンを押してもレーザー光が光らない。
なんだ?
なんだ?
訳がわからない??
どうしてなんだ。
組み立て前には右腕のボタンはちゃんと作動していたのに。
おもちゃが光らなければ修理したことにならない。
再びおもちゃを分解。
今度は右腕の内部を通るリード線を中心に点検。
かなりの時間をかけた。
ここに問題がありそうだ。

右腕のボタンの裏側でリード線の束がねじれあわやすべてが切れそうになっていた。
またリード線が悪くぼろぼろ。
腕が何回も何回もねじられたのでいたしかたない面もあるが。
とにかくリード線の質の悪さが一番の原因である。

リード線をすべて交換するのが却って手っ取り早い確実な修理作業になりそうだ、という
ことでリード線をすべて交換することにした。

時間がかかったが右腕のボタンもしっかり動くようになって修理は完全。
やっと終着点が見えてきた。
頭部を付けたら完了。
午後2から11時頃まで、9時間ほどかかってしまった。
疲れた。
ボランティア活動は、報酬がない上に、時として辛い仕事なのだ。

おもちゃの修理に行ってきた。
私が修理をあきらめたおもちゃをベテランドクターがいろいろ点検し、私が ”ここが問題だ
ろうが、回路がフィルムのように薄いのでいじったらかえって状態が悪化する” と思ってい
たところを指摘した上、見事に修理してしまった。
私は、"私はやはり内科医師ですね。活性剤を端子にスプレーして直せるようなおもちゃは
得意ですが、外科的処置は、状態が悪化したり壊したりするのがいやなので、できません
ね” と冗談。
修理を待つおもちゃがたくさんある。
事務所でも修理したおもちゃはいくつかあるが、デジカメを忘れていったので写真の記録が
ない。
2個のおもちゃを家に持ち帰って修理することにした。
事務所で修理していると、床は広いし、椅子がいくつもあるし、椅子にはドクターが座ってい
るし、床にはあちこちに箱や各ドクターの道具箱類がある。
そうした場所で、小さなスプリングが飛び散った場合など、見つからなくなる事が多い。
だから、こうした部品が入っているおもちゃ、原因を見つけ修理するのに時間がかかりそう
なおもちゃは家に持ち帰って修理することにしている。
持ち帰ったのはこれら2点。
1個目はこのおもちゃ。
おもちゃの名前はスペースレンジャー。
胸の赤い丸いボタンを押しても翼が開かないときがあり、また、右腕にあるボタンを押しても
レーザービームが光らないこともある、ということで持ち込まれた。
赤、緑、青の縦長ボタンはしっかり作動して声が出る。
ディズニーのおもちゃだ。
レンジャーの声が出るので電池Boxは問題ないだろう。
問題は右腕ボタンのスイッチ、リード線にあるのではないかなと予想を立てる。
とにかく分解。
基板を点検。
押しボタンスイッチのゴムと回路を掃除。
基板裏を点検。
黒い丸い部分がIC。
なにやらリード線の状態がよくない。
リード線の品質に問題があるのだろう。
一応修理が完了。
しかし、おもちゃを完全に組み立て最終点検に入った。
なんと、右腕のボタンを押してもレーザー光が光らない。
なんだ?
なんだ?
訳がわからない??
どうしてなんだ。
組み立て前には右腕のボタンはちゃんと作動していたのに。
おもちゃが光らなければ修理したことにならない。
再びおもちゃを分解。
今度は右腕の内部を通るリード線を中心に点検。
かなりの時間をかけた。
ここに問題がありそうだ。
右腕のボタンの裏側でリード線の束がねじれあわやすべてが切れそうになっていた。
またリード線が悪くぼろぼろ。
腕が何回も何回もねじられたのでいたしかたない面もあるが。
とにかくリード線の質の悪さが一番の原因である。
リード線をすべて交換するのが却って手っ取り早い確実な修理作業になりそうだ、という
ことでリード線をすべて交換することにした。

時間がかかったが右腕のボタンもしっかり動くようになって修理は完全。
やっと終着点が見えてきた。
頭部を付けたら完了。
午後2から11時頃まで、9時間ほどかかってしまった。
疲れた。
ボランティア活動は、報酬がない上に、時として辛い仕事なのだ。