トシちゃん先生の海釣り

5月25日　アマチュア無線：電磁気学参考書

　アマチュア無線の一アマ免許を取得してから電磁気学の勉強をほとんどしなくなって
　４年ほど過ぎてしまい、一アマさえ合格できないような知識の程度になっています。
　ましてや一陸技どころではありません。
　新型ウイルスによるパンデミックの環境下で、勉強の必要を痛感、ということで、空い
　た時間で勉強するために、ネットで参考書（PDF）をダウンロードしました。
　欧米の大学で講義に使われるテキストです。

　１冊目。
　マサチューセッツ工科大学のオープンコースウェアです。

　レクチャーノートとその他教材の集合です。　
　リモートで講義を受けた感じで自習に使えます。

　２冊目。
　マサチューセッツ工科大学の先生の著作・テキスト。

　D. H. Staelin, Electromagnetics and Applications, Massachusetts Institute
　of Technology, 2011.

　３冊目。
　ケンブリッジ大学のテキスト。

　David Tong, Electromagnetism, University of Cambridge Part IB and Part II
　 Mathematical Tripos,2015.

　４冊目。
　フランスPolytech Marseilleのテキスト。

　M. Nicolas, Ondes et électromagnétisme, Dunod, 2009.
　フランス語で書かれています。

　電磁気学では、なんやかんや言っても,結局の所マクスウェルの方程式に行き着きま
　す。
　それ故、アマチュア無線家も、マクスウェルの方程式から出発して数学的に展開し、
　半波長ダイポールアンテナについて、電界強度、短縮率、利得、実効面積、効率、指
　向性関数を導出できたり、入力インピーダンスを実際に数値計算してみると必ずしも
　参考書に書かれているような73.13+j42.54(Ω)という値にならないということを知って
　いる必要があるでしょう。