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プロフィール
トシちゃん先生の海釣り
トシちゃん先生の海釣り
先生,etc.です。
海釣りは趣味、本職は教育研究です。趣味は本職に影響のないことが鉄則。
たまたま中学時代のラジオ工作が機縁でおもちゃ病院のドクターをすることに。子供たちのためのボランティア活動です。
おもちゃ病院では「アマチュア無線の2級くらい持ってないの?」と修理技術に関する品定めを受けました。
私はアマチュア無線を始め無線工学、電磁気学とは数学を除いて無縁でした。
そこでやむなくアマチュア無線の国家試験をパスして技術レベルを示すことに。2017年10月23日第3級、同12月3日第2級、翌年4月7日第1級の試験を受けそれぞれ1回でパスしました。
無線工学関連のことは数学で理解するのが正確しかも早道です。ラジコン等でのデジタル信号の変調(パルス幅変調、パルス位置変調、パルス符号変調)は複素数で表現され、OFDM(直交周波数分割多重)では離散フーリエ変換の方法が利用されます。頼れるのは最終的には数学しかありません。

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Posted by naturum at

2014年09月13日

9月12日 キス34尾 Max19センチ ビクトルキス5号使用後感想

12日(今日)から15日にかけての天気予報をみると、釣りに関しては、13日(土)と14日(日)
はそれほど良さそうではない。

投げ釣りは風と波に大きく影響される。
風は、沖に向かっての追い風なら、波は低いし、仕掛けは良く飛ぶ。
しかし、風が強いと、ラインが風に吹かれ、糸ふけが出たり、錘が流されるのでアタリがとりにくくなる。

岸に向かっての北風だと、波は高くなり、はじける波のしぶきが飛んでくるし、波が砂浜の奥
まで押し寄せる。
風と波の双方で、釣りくくなる。
喜ぶのはサーファーだ。

トータルすると、晴れて、風と波がないのがベスト。
12日の今日は晴れ,波は50センチと低い。
波が低いということは、だいたいにおいて、北風が吹かないか弱いということだ。

いろいろ理屈を並べたが、要するに今日が釣り日和で、今日行こうと決めるための抗弁。

平日なので、通勤時間帯を避け、早めに家を出た。

さて、餌を買って海へ。

浜に出て左右1kmほど見渡しても釣り人は数人だけ。
やはりキスが釣れなくなってきたのかな。

第3釣り座の方へ歩いて行くと、土曜日によく見かける釣り人さんが釣っているではないか。
いつも2本の竿を操って釣りをする御仁である。
先週の土曜日は3本のロッドを持ち込んでいたが、実際に使っていたのは2本だった。
今日は、3本の竿をそれぞれ場所を離して竿受けに置き、1本ずつ点検するという、何とも慌
ただしい釣りをしていらっしゃる。
みるからに装備がすごい。
3本のロッド、3個のリール、3個のロッドスタンド、クーラー、小物類、それらを運ぶローラー
付き荷台。
挨拶して通り過ぎた。

第2釣り座左に入った。

 ロッド  シマノ キスタイプR CX+  
 リール シマノ キススペシャルコンペエディッション 
 ライン ゴーセン 砂紋 0.8号200m
 錘 デルナー25号改造フロート付錘 自作天秤
    ジェット天秤30号改造フロート付錘 自作天秤
    Lキャッチ天秤30号改造 フロート部なし
 針 ササメ ビクトルキス5号 5本針
     ササメ アスリート5号 5本針
     OWNER キス競技用ヒネリ5号 5本針
     OWNER キスR6号 5本針


久々にキスタイプRとキススペ・コンペの組合わせにしてみた。
キススペ・コンペの純正スプールの1個には0.6号のラインを巻いているので、景山のタング
ステン錘と組合わせて遠投の練習をしてみるつもりだったのだ。
しかし、思っていたよりキスの影が薄く、キスの居場所を見つけるのにあちこち移動するのに
急がしく、投げの練習はそのうちにとなってしまった。

道具の写真を撮ったのは、ホイールローダーが浜の掃除をしていった後だったので、大きな
タイヤの跡がみえる。
浜から丸太を始め粗大ゴミ類がなくなり、浜は見違えるようにきれいになった。
その後、自称ボランティア浜掃除人の釣師さんが熊手で細かいゴミを集め焼却していく。

今日もまた、フグ、ミニアジ、ヒメジ、ヒイラギ、と外道の方が多い。
そんなわけで、釣りに集中できない。
カニの穴掘りの様子、カモメの様子、背黒セキレイの様子、浜千鳥の様子、などに自然と目
が行く。
浜千鳥がしばらく至近距離で餌探ししていた。
カメラを向けても逃げないので撮影。


しばらくして鋭い大きなアタリ。
何かなと思ってロッドで針掛かりを見極めようとするが、反応がない。
3回目くらいにようやく反応があった。
魚が錘まで引っ張って運んでいたので糸ふけが出て竿先に反応が出ないのだ。
魚の抵抗が大きい。
ベラかチヌか。
慎重にリトリーブして岸に上げてみると、シマイサキであった。
型はまあまあか。

シマイサキ位の抵抗があると釣りは面白いが、成果としては喜べない。
写した後海に帰ってもらった。

我慢して釣っていたら5連できた。
キス3、ミニメゴチ1、ミニアジ1。
外道が多いのは仕方ないか。


しばらくして明確なアタリ。
今日最大のサイズ。
19センチのキスがきた。


さらに型がいいのがいないかなと、少し色気が出てきた。
沖の方を狙いだした。
狙いは良く、アタリが出だした。

しかし、まず、大きなアタリで針掛かりしたが、根掛かりでハリスが切れ、魚を逃がした。
根掛かりしたが、仕掛けと錘は回収できた。

次にLキャッチ30号天秤を改造したフロート部が付かない錘を取り出してセットし、5.5色以上
投げようと力んで投げた。
うまくキャストできたと思ったのだが、なぜかカモメたちが一斉に飛び立った。
錘の方向が右にそれテトラポッドを直撃してしまったのだ。
慌ててライン巻いたが時すでに遅し。
仕掛けが根掛かりしてしまっった。
なんとか回収できないかと粘ったが、力糸から先をロスト。

釣れないのに力糸から先のロストがあると手順が狂う。
イベントなどのときは、スプールごと交換し、仕掛けを付け、餌を付けて投入と、手順は決ま
っている。
1秒を争うので、作業を単純に、時間のロスを最小にするのだ。
ところが、通常の釣りだと、余計な事を考えすぎる。
力糸を結び直すのいいかな、次に、スプールを交換する作業をしながら、0.6号のラインでは
根掛かりが心配、1.2号のラインでは太すぎる、などなど。
結局は、0.8号のラインと新しい力糸を結び直すことにした。
かなりの時間のロス。

慰めは、見るからに高齢のじいちゃんウィンドサーファーの操作のすばらしさだった。
高齢でうまい人がいるとは聞いていたが実際に間近で見るのは初めてだった。
近寄っていらしゃったので立ち話。
元気そうだし、真っ黒に日焼け。
相当の強者のようだ。

その後、あちこち移動を繰り返しキスの居場所を探ったが、どこもキスの影が薄い。

今日は、ササメ針のビクトルキス5号を使ってみた。
キスの針掛かりとキープ力はいい。
アタリがあったら、針がしっかり口に刺さるようだ。
向こう合わせの釣りに向いている。
長軸設計なので餌付けや餌保ちも良いようだ。
長軸設計だが、ササメ・競技キスSP、オーナー・キス競技用ヒネリと比べると、軸が短くフグ
に盗られ易い。
今日は何本もフグに盗られた。

今日の釣果は34尾。

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 10:16Comments(0)2014年