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プロフィール
トシちゃん先生の海釣り
トシちゃん先生の海釣り
先生,etc.です。
海釣りは趣味、本職は教育研究です。趣味は本職に影響のないことが鉄則。
たまたま中学時代のラジオ工作が機縁でおもちゃ病院のドクターをすることに。子供たちのためのボランティア活動です。
おもちゃ病院では「アマチュア無線の2級くらい持ってないの?」と修理技術に関する品定めを受けました。
私はアマチュア無線を始め無線工学、電磁気学とは数学を除いて無縁でした。
そこでやむなくアマチュア無線の国家試験をパスして技術レベルを示すことに。2017年10月23日第3級、同12月3日第2級、翌年4月7日第1級の試験を受けそれぞれ1回でパスしました。
無線工学関連のことは数学で理解するのが正確しかも早道です。ラジコン等でのデジタル信号の変調(パルス幅変調、パルス位置変調、パルス符号変調)は複素数で表現され、OFDM(直交周波数分割多重)では離散フーリエ変換の方法が利用されます。頼れるのは最終的には数学しかありません。

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記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

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2022年09月04日

9月4日 おもちゃの修理

9月4日

おもちゃの修理

 おもちゃ病院に修理依頼で持ち込まれたおもちゃの内の数
 個を、家に持ち帰り修理しました。
 家に持ち帰ったのは久々のことです。
 
 このところ、受付係が主務でした。
 おもちゃの症状を診断し、電池交換や、電池ボックス端子の
 さび付きの掃除等ですぐに直りそうなものをその場で直し、
 おもちゃ病院が預かって修理するおもちゃは他のドクター
 にお任せでした。

 今回、家に持ち帰ったおもちゃは4個。
 3個はプラレールの機関車3両、他の1個はアンパンマン・キッ
 チン。


 まずは、JR WEST JAPANのJR 500。
 動かないということで持ち込まれました。
 動かない原因は電池ボックス端子の重度のさび付きでした。
 電池が長らく放置されていたのでしょう、液漏れで緑青が端
 子に付着し電流が通らなくなっていました。
 丹念にさび付きを掃除したら快調に動くようになりました。

 次は、山手線の機関車です。

 電池ボックスの端子は緑青でひどいさび付きです。
 ゴミつまりに緑青と車体は内部、外部ともひどい状態でした。

 車軸には大量のゴミくずが巻き付いていました。
 これも丹念に掃除しました。
 その他、スイッチ等の点検調整を施したら機関車は快調に走る
 ようになりました。

 次は、JR WESTの新幹線機関車。

 電池ボックス内は真っ白。
 車体内部をのぞいたらモーターも真っ白です。

 分解して車体内部を点検すると全体がさび付いています。
 こんなひどい状態の機関車を今まで見たことがありません。

 モーターを車体から取り外して見ると周りが分厚い緑青に覆わ
 れています。 

 モーターをきれいに掃除し、外部電源を接続して動くかどうか点
 検したら動くには動きました。
 しかし、端子が錆に侵されて少し触ったら折損しました。
 ハンダ付けは無理すればできそうですが、新品に取り換える
 のが最善でしょう。
 上部がさび付きを掃除したモーター、下部が新品のモーターです。

 車両全体を掃除し、新しいモータを据え付けました。

 これで快調に走るようになりました。

 最後は、アンパンマン・キッチンです。

 スイッチをONにするとイントロの音声は流れるが、各種ボタンを
 押してもイントロと同じ音声を繰り返すばかりで正常動作しない、
 ということで修理依頼があったものです。

 まず、電池ボックスをの点検しますと、端子が真っ黒です。

 さび付いた端子を外して点検しました。
 錆を取り除いて使用可とするのはリスクが大でしょう。

 電池ボックスの外部端子を点検すると、黒のビニール導
 線が外れそうになっていました。
 わずかに微細な銅線3本ほどで繋がっているに過ぎません。
 触ったら端子からぽろっと外れてしまいました。

 黒のビニール被覆を剥いで内部を点検すると、銅線は
 どこを見ても黒くさび付き、電流が流れにくい状況を生み
 出しています。
 これでは、電流が正常に流れず、ICも正常動作しない訳
 です。
 おもちゃが同じフレーズを繰り返す原因は、乾電池の容量
 不足と、ビニール銅線を含めて電子回路の抵抗が大きい
 ことにありました。

 電池ボックスの端子、ビニール被覆リード線の必要な箇所
 を交換しました。

 その他点検調整を行った結果、ガスコンロの炎が動き、
 シンクの水が回転し、各種ボタンに反応して異なる音声
 が流れるようになりました。
 おもちゃは正常動作し、修理完了です。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:10Comments(0)おもちゃの修理2022年

2022年06月30日

6月26日 おもちゃの修理

6月26日
 おもちゃの修理

 今日は、家に持ち帰ったおもちゃの修理です。

 まずは、新幹線の機関車。

 動かないということで持ち込まれたものです。
 早速筐体を分解し、動かない原因を探ります。


 モーターとその周囲の動力装置部まで達しました、

 点検の結果、複数の歯車について主軸との摩擦がなくなっていました。
 歯車を取り替えて修理しようとしましたが、特注品と思われ市場では
 入手が難しいものも含まれています。
 残念ですが、修理不可能と判断しました。

 次は、EH500-10(JR貨物EH500形電気機関車)です。

 動かないということで修理依頼がありました。
 例によって筐体を分解していきます。


 動かない原因はモーターにありました。

 まずは、入力端子の一方の半田付け箇所が焼き切れていました。
 これでは、電池を使った通常の動かし方では動きません。 
 そこで、外部電源をモーターに直接繋いで動くかどうか確かめたところ
 動きません。
 モーターの主軸が固着してしまっているのか、整流子に問題があるのか
 点検の必要があるようです。

 所用がでてきましたので作業はここで打ち切りです。  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 16:09Comments(0)おもちゃの修理2022年

2022年06月30日

6月25日 おもちゃの修理

6月25日

 おもちゃの修理に行ってきました。
 今日は修理依頼で持ち込まれるおもちゃが少ないので、
 久しぶりに修理作業に注力。
 このところおもちゃを修理する機会がほとんどなかったの
 で、感覚が鈍ってしまっていました。

 まずは、アンパンマンの音楽のおもちゃ。
 

 鍵盤のうち2つで音が出にくいということで持ち込まれたも
 のです。
 実際に音の出具合等を検査した結果、当該の鍵盤以外に
 は問題がありませんでした。

 ボタンスイッチの導電ゴムと周辺回路の汚れが故障の原因
 だろうということで筐体を分解。

 予想通り、導電ゴムの汚れ、回路の汚れがひどい。
 丁寧な掃除の結果、2つの鍵盤について、通常のタッチで問題なく音
 が出りようになりました。
 その他の箇所も点検と調整を行って修理完了です。

 次は軽四トラックのおもちゃです。

 運転手の座席後部のパネルが部分的に外れているとの
 ことで落ち込まれたました。

 パネルを外部からいじって元に戻そうとしました埒があきません。

 シャーシを外し、車体下部からパネルを操作し元に戻すことに
 しました。
 簡単に修理できました。


     


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 15:26Comments(0)おもちゃの修理2022年

2022年06月12日

6月11日  おもちゃ病院とアマチュ無線

6月11日  おもちゃ病院とアマチュア無線

 おもちゃ病院に行ってきました。
 例によって受付係を担当しました。
 修理依頼でやってくる親子連れの数が期待に反して少なく、
 応接の広間はドクターの懇談会の様相を呈していました。

 アマチュア無線では、おもちゃ病院に行く前に、山形サクラン
 ボコンテストに参加している山形県内局の6局と交信しました。
 また午後は、アマチュア無線の大分コンテスト、北海道旭川
 コンテスト参加の7局と交信しました。

   


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 10:07Comments(0)おもちゃの修理2022年

2022年05月04日

4月23日 おもちゃ病院

4月23日 おもちゃ病院

 おもちゃの修理に行ってきました。
 天気が良いので皆さん行楽にお出かけのようです。
 修理依頼にやってくる親子連れが実にパラパラ。
 受付係の私は、ならばポレポレ(Pole Pole)とマイペースで
 時間を過ごしましょう、と一方で思いつつも、他方では、ど
 のように kill time(時間をつぶす、待ち時間を紛らわせる)
 したらいいのかと思案。
 長い待ち時間の末にやっと親子がやってきました。
 ラジコンでした。
 プロポのボタンスイッチのボタンが外れてしまったとのこと。
 
 ならば私が直しましょうと受付係が俄ドクターに早変わり。
 
 プロポは以下。

 なるほど左の押しボタンが外れています。
 早速プロポの筐体を分解。
 基盤が現れました。

 基盤の裏に押しボタンがあります。
 基盤を外し、押しボタンを正しくセット。
 筐体を元に戻して、電池を入れ、ラジコンを操作。
 ラジコンカーはしっかり走ります。
 修理完了。
 子供は嬉しそう。

 よかったね。
 私も暇をつぶせて良かった、良かった。



  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:29Comments(0)おもちゃの修理2022年

2022年01月25日

1月25日 おもちゃの修理

1月22日 おもちゃ病院

 おもちゃ病院の日なのでおもちゃの修理に行ってきました。

 受付係は面白い業務です。

 新しい電池を入れても動かないということで持ち込まれたおもちゃが、 
 私が電池BOXに電池を入れてスイッチをONにすると何事もなかった
 かのように動き出したりします。
 腕がよい、あるいは技術水準が高いからでしょうか?
 とにかく、こういうことを親子の目の前で見せることができるのは愉快
 です。

 今日、家に持ち帰ったのはプラレール B2010


 動輪が空回りするし、スイッチの接触が悪いようでONにしてもモー
 ターが動き始めないこともあるということで持ち込まれました。

 筐体を分解します。


 動輪を取り出します。

 ギアが割れていました。

 新しいギアに交換します。

 新しいギアを主軸にはめます。

 今回のの修理では、新しいギアが元のギアより幅がわずかに広い
 という違いがあります。
 したがって、新しいギアが本体のギアシステムのギアとしっかりか
 み合うように、また新しいギアが本体の納まるべき位置にしっかり
 納まり、本体と摩擦を起こさないように位置決めをすることが要求
 されます。

 筐体を組み立て電池を入れ、スイッチをONにし、機関車がスムー
 ズに動くようになったら修理完了です。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:13Comments(0)おもちゃの修理2022年

2021年12月27日

12月26日 おもちゃ病院

12月25日 
 おもちゃ病院の日

 おもちゃの修理に行ってきました。
 クリスマスの日なので修理依頼が少ないのではなかろうかと思って
 いたのですが、予想に反したくさんのおもちゃがやって来ました。

 サンタを含めクリスマス関連のおもちゃもいくつもやってきました。
 すぐにも直してもらいたいとの思いがあるようですが、修理すべ
 き箇所がすぐには分からないものが多く、預かって修理せざるを
 えません。
 依頼者も思いが叶わず残念そうですが、預かる私たちも期待に
 応えられず残念です。

 私は受付係の役割が主ですが、プラレールを何台か預かり自宅
 で修理することにしました。
  
12月26日
 自宅で3台のプラレールの修理です。

 まずは、名鉄の丸窓電車(モ513)です。


 動かないということで持ち込まれました。
 
 調べてみるとスイッチに問題がありました。
 スイッチを調整して問題解決です。

 次は、都電27系統電車。


 動かないということで持ち込まれました。

 これもスイッチに問題がありました。
 スイッチを何回もON-OFFしていると金属のツメが微妙に形が変
 形してしまい、スイッチのON-OFFがうまくできないようになるので
 す。
 スイッチを調整して動くようになりました。
 これで修理完了です。

 3台目はJRが 国鉄(日本国有鉄道)だった時代のEF 56 65 です。
 モーターは動くが動力が車輪に伝わらないということで持ち込ま
 れました。

 ギアシステムを分解する必要があります。
 本体を分解します。

 次はギアシステムです。

 ギアシステムを分解するには上部の分割防止カバーを取り外す
 必要があります。
 カバーは接着剤で筐体と接着してありますのでオルファのカッター
 ナイフで接着面に切り込みを入れつつカバーを筐体から切り離し
 ていきます。
 分割防止カバーを外すとモーターの端子が見えます。

 これで、ネジを外し、2カ所のツメを外すと、筐体を左右を二分割
 できるようになります。


 動力が伝わらない原因はピニオンギアとモータの主軸との摩擦
 が小さくなってしまっていたことにありました。
 ピニオンギアの経年劣化、オイルの硬化、車輪にかかる人工的
 な抗力などさまざまな原因が考えられます。
 モーターのピニオンギアを交換しました。
 ピニオンギアの位置は微調整する必要があります。
 次に動力が伝わるクラウンギアとの歯の噛み合わせがうまくいか
 ないといけないからです。


 後は、ギアシステムを組み立てれば良いだけですが、
 スイッチをONすると同時に、いわばクラッチが働いて、ギアもON
 になる必要があります。
 スイッチの調整というのはこのことです。
 スライドスイッチのように、つまみがスライドして電流がON-OFFに
 なるというような、単純なものではありません。 

 ギアシステムを組み立てて本体に組み込み動作を確認して修理は
 完了です。
 1件落着です。

 ところで、ネットで電車の事を調べていたらEF 65 56のプラレールが
 メルカリで売られていました。

 価格をみると、なんと5,300円という高値!です。
 
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 12:36Comments(0)おもちゃの修理2021年

2021年12月03日

11月27日 おもちゃ病院

11月27日 おもちゃ病院

 おもちゃ病院に行ってきました。

 受付係が中心です。
 クリスマスが近くなってきたせいか、今日はたくさんのクリスマス関係の
 おもちゃが修理依頼でやって来ました。
 ついでにその他のおもちゃも持ち込まれました。

 私はプラレールを修理することに。
 最近はほとんどおもちゃの修理をしていませんので腕がなまってしまって
 いるような気がします。

 家に持ち帰ったのはプラレールが4個。

 まずは新幹線の機関車。

 動かない原因はスイッチにありました、スイッチは各端子のチェックと錆取りや
 掃除で導通が回復しました。


 ライトもしっかり光って修理完了です。

 次は、D51の機関車。

 筐体を分解してギアシステムを点検してみると、ほとんどのギアが
 経年劣化のためか車輪の軸との摩擦がなくなってきており、モー
 ターの動力が車輪まで伝わらないのです。

 最も大きな問題は2個のクラウンギアが容易に入手できる規格
 のものではないからです。
 歯数24、直径13mmの歯車がネットでは見つかりません。
 また、3次元プリンタで自作出来たらよいのですが、私がある場
 所で使わせてもらえそうな3次元プリンタは性能が低く精密な部
 品を作製できるものではありません。
 そこで、筐体を組み立て、カルテに「修理不能」と書きました。
 残念です。


 次は、総武線の電車。

 筐体を分解して診断です。

 リレー型のスイッチの具合が悪いようです。

 スイッチの掃除と調整を行って修理完了です。

 最後は、九州新幹線SONIC号。

 モーターが動きません。
 ギアシステムを分解してモーターを取り出しました。
 まずはモーターを動くようにします。
 モーターが動かない原因はメインのシャフトが少し
 固着していることにありました。
 長く使わないうちにさび付いたのとオイル分の経
 年劣による硬化が原因のようです。

 最も組み立てに障害となる一つのギアを浮かない
 ように針金で固定すると組み立てが容易です。


 針金を抜いて組み立ては完了です。

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 20:57Comments(0)おもちゃの修理2021年

2021年03月14日

3月14日  おもちゃの修理

3月14日

 おもちゃの修理

 昨日はおもちゃ病院の日。
 おもちゃの修理に行ってきました。

 予想以上の多くのおもちゃが修理依頼でやってきました。
 そのなかで、特に記憶に残ったのが母娘が持ち込んだラジコンカーのことです。
 そのラジコンは、母親が自分の子供の頃に使っていたラジコンカーを小学生の
 娘に使ってもらいたいとの願いで修理依頼にやって来たのです。
 「古いおもちゃですが、私にはそれで遊んだ記憶が鮮明に残っています。娘が
 それで遊び、私と共通の記憶を持ってくれると嬉しいと思いまして修理依頼に
 来ました」とおっしゃいました。
 いい話ではありませんか。
 家庭の雰囲気が良いことがうかがえました。

 おもちゃの修理にかかわる者として、そのおもちゃが大事に使われきて、直る
 とまた大事に使われるというのはこの上なく嬉しいことです。
 
 受付係の私はやってきたおもちゃに関する軽い診断と、ドクターへの修理割り
 当てに忙しく、自分が修理するおもちゃを選択する余裕がありありません。

 何とか確保できたのがアンパンマンのフードコート。

 光りはするがスピーカからは音がでません。

 すぐに直してほしいとの要望がありました。
 しかし、音の出ない原因が回路にあるのか、スピーカーにあるのか、分解して
 調べてみないと分かりませんと説明し預かることに。

 ネジの数がやたら多く分解するのに一苦労。

 まずはスピーカーのチェックを手始めに診断開始です。

 スピーカーの端子から1本のリード線を外しテスターで導通をチェック。
 リード線を外すのは電子回路に影響を与えないための予防策です。
 スピーカーの2端子間の抵抗値は無限大でした。
 つまりコイルが切れています。
 
 そこで新しいスピーカーと交換。

 スピーカーからは音がでるようになりました。
 音質、音量ともグッドです。
 これで修理完了です。

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 10:59Comments(0)おもちゃの修理2021年

2021年02月14日

2月13日 おもちゃの修理

2月13日

 おもちゃの修理に行ってきました。

 新型コロナウイルスの影響か、天気がいいので親子で遠出が多いのか、
 おもちゃの修理依頼に来る親子が5組でした。
 
 最初にやって来たおもちゃを私が修理することにしました。

 救急車のおもちゃです。


 動かなくなったのでお父さんが修理しようとしたらしいのです。

 でも、おもちゃをいじったのは良いが、駆動装置から2個のギアと1本の軸
 棒が脱落してしまい、手に負えなくなったので、おもちゃ病院に修理依頼に
 来たとのことでした。


 筐体を分解しますと内部は以下のようになっています。

 駆動装置の内部が見えています。

 駆動装置を分解しギアシステムを復元する作業に入りました。
 救急車は、重い金属の円盤の慣性モーメントを4個のギアを用いて後輪に
 伝えて動かすようになっています。

 駆動装置の構造自体は簡素ですがギアシステムを組み立てるのに2時間
 以上かかってしまいました。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 21:38Comments(0)おもちゃの修理2021年

2020年12月14日

12月13日 おもちゃの修理

12月13日

 おもちゃの修理

 12日の土曜日はおもちゃ病院の日で修理に行ってきました。
 今日はたくさんのおもちゃが子供たちと一緒にやってきましたので、受付係は
 大活躍でした。
 
 クリスマスが近いので、サンタやクリスマス関係のおもちゃを持って、すぐに直
 してもらえると期待して、あるいはすぐに直してもらいたいとお願いしにやって
 来た親子も数組はいました。

 私が家に持ち帰ったおもちゃは3個。
 全て何かの粗品としてもらったおもちゃだと説明を受けました。
 
 1個目はルーレットに近いおもちゃ。

 ゼンマイを巻いても本体中央の回転台が回転しないということで持ち込まれま
 した。
 内部を点検しますと、ギアシステムの中心にあるプラスティック製の心棒が疲
 労骨折しています。
 もっとも肝心の心棒なのでこれを骨接ぎしないといけないのですが難しそうで
 す。
 修理が可能かどうか時間を掛けて考えることにしました。


 2個目はJALの飛行機。
 紐でゼンマイを巻き、ゼンマイの力で滑走するおもちゃのようですがゼンマイが
 巻けないということ持ち込まれました。

 本体を分解してみますと、紐が絡まってうまくゼンマイを巻けないようです。

 10回ほど、紐を引っ張ってゼンマイを巻き、ゼンマイが紐を巻き戻しながら飛行
 機を走らせるようにテスト運転を行いますと、うまく飛行機が走るようになりまし
 た。
 景品としての粗品らしいので、これくらいで直ったことにしましょう。

 3個目はプラレール。
 動かないということで修理にやってきました。

 電池を入れてスイッチをONにしましたが動きません。

 スイッチを調整しますとモーターは動くようになりました。
 しかしプラレールは走りません。

 車軸に付いているギアが破断し、車軸との摩擦がなくなって、動力が車輪に伝
 わらないのです。
 予備のギアが道具箱に見当たらないのでおもちゃ病院の日に事務所でギアを
 取り付けることにしました。 

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 16:12Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年11月30日

11月29日 おもちゃの修理

 11月28日はおもちゃ病院での修理の日でした。
 たくさんの親子と一緒にたくさんのおもちゃが修理依頼でやって来ました。
 受付係は嬉しい悲鳴の一方で超多忙でした。

 受付を担当していて毎回感じるのは、おもちゃが動かない、光らない、
 音がでない大きな原因が電池の容量不足にあることです。
 お父さんお母さんはテスターを持っていませんので、電池の容量が十分
 かどうか、電圧が十分高いかどうかわからず、おもちゃが故障して動かな
 いのか、電池が原因で動かないのかの区別がつかないままなのです。
 
 一寸した工作をするお父さんお母さんでしたらテスターくらいは持ってい
 るでしょうが。
 修理依頼の10件中、3件くらいは電池交換だけで何事もなくおもちゃが
 動き始めます。

 さて、私が家に持ち帰ったのは4個のプラレールの機関車。


 トーマス号の蒸気機関車、トーマス号の電気機関車、JR東海道線E217
 系機関車、南海電鉄12101系機関車です。

 まずは、トーマス号の蒸気機関車。
 電池Boxの端子が折れてとれてしまったということでの修理依頼です。
 写真でもわかるようにマイナス端子が折れてなくなっています。

 裏側をみると、マイナスの回路である金属の薄板には本体と固定する
 ために穴が開いていました。
 薄板を固定するための穴を利用し、別に銅の薄板を切り出して来てビ
 スとナットで止めることにしました。

 電池Box側では、銅板を折り曲げ単二電池のマイナス極側をしっかり
 抑えられるように加工しました。
 後はスイッチの調整などをしました。
 これでおもちゃは完全復旧です。


 次は、トーマス号の電気機関車です。


 これはリード線の交換、接触不良の修正、スイッチの調整をいろいろ
 やって修理できました。

 次はJR東海道E217系機関車

 これはスイッチが悪そうと診断し調整します。
 すぐに直りました。
 技術レベルが高い?のでこのくらいの修理は楽勝です。

 最後は南海電鉄12101系機関車です。

 これには手こずりました。
 どうにもこうにもモーターが動き出しません。
 リード線を交換したり、スイッチを調整したりしました。
 さらに、モーターの尻から出ている主軸をペンチでねじり、可能性とし
 てありうる主軸の固着を解決しました。
 しかしモーターは動こうとしません。
 
 問題は、経年劣化により、モーターのトルクが弱っていること、ギアの
 かみ合わせが悪くなっていることで回転を妨げる力が大きいことから、
 スイッチをONにしてて電圧をかけてもモーターが動き出さないのです。

 そこで、やむなく安定化電源ALINCO DM-310MVを用いて2.0Vを出
 力し、電池ではできないパワーをモーターに注ぎ、力ずくで動かすこと
 にしました。


 本体スイッチの接点に直接電圧をかけ、本体のスイッチがOFFのまま
 でモーターを回転させます。
 そうしたまま本体のスイッチをONにしてギアシステムを作動させます。
 これで機関車が動くようになりましたが、相変わらずトルクは弱いま
 まです。
 単二1本(新品1.6V)の電池でやってみると、自力では動きだそうとし
 ません。
 人の力で車輪に回転力を与えるとようやく動き出します。

 機関車を修理する方法として、①ギアシステムを分解掃除する、
 ②モーターの分解掃除、整流子の調整、③モーターの交換、④ギア
 システムの交換といった方法もあります。
 しかし、ここまでするのなら新品を買った方がよいということにもなります。
 この機関車の場合は、寿命がきていると判断し、①~④の方法は用
 いないことにしました。 

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:36Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年10月27日

10月25日 おもちゃの修理

10月25日
  おもちゃの修理
 
 24日はおもちゃ病院に行ってきました。
 数多くのおもちゃが修理依頼でやってきました。
 親ときた子供たちもベビーから幼稚園児までバラエティに富んでいました。

 久々におもちゃを持ち帰りました。
 今回は3個でした。
 
 まずは、アンパンマンの機関車。

 動かないということで修理依頼がありました。
 筐体を分解すると、内部はこのようになっています。

 3本足のトランジスタが2個入っています。
 おもちゃはかなり古いモノです。

 動かない原因はピニオンギアの破損にありました。
 あいにく部品箱にはピニオンギアがなく自宅での修理はできませでした。

 2番目は、D51号機関車です。


 2番目のボタンを押しても音が鳴らないということでの修理依頼です。

 筐体を分解します。
 上部の横長の回路にスイッチが3個付いています。

 スイッチはタクタイル(tactile)スイッチでした。
 2番目(真ん中)のタクタイルスイッチが破損していました。
 回路から外します。
 足は4本あるので、回路から外すときは回路のはんだ付け箇所を傷め
 ないように注意が必要です。

 道具箱からタクタイルスイッチを取り出してきて回路に正しくセットします。
 足は4本で、導通するのは、2組の平行な2本の足です。
 2組の導通する端子(足)をテスターで確認しておくとよいでしょう。

 はんだ付けも丁寧にします。

 これで修理完了だろうと3個のボタンのテストをするとNo.1、No.2のボ
 タンは作動しますが、No.3のボタンが働くなりつつあるようです。
 ボタンをかなり強く押さないとスイッチが入りません。
 No.3のタクタイルスイッチは壊れかけているようです。
 そこで,このスイッチも交換することにしました。
 スイッチを交換し、動作をテストすると3個のスイッチは正常に作動します。
 これで修理完了です。


 3番目は、アンパンマンのMelody Drum Bank。
 コインを投入口に投入するとアンパンマンがドラムを鳴らすおもちゃです。
 動かないということで修理依頼がありました。

 筐体を分解し中身を点検します。

 おもちゃの故障は電池Box内の1つのマイナス端子が破損脱落しているこ
 とにありました。

 端子として使えるような薄くて細長く、バネのように弾力にある銅板を部品箱
 から探し出すしてきました。 
 家電製品や電子機器を分解したときにでる部材を集めておくとおもちゃの
 修理に使えますので便利です。
 電池Boxのマイナス端子に合うように加工し、残っていた端子の裏に差し込
 みます。

 はんだ付けします。
 さらに、乾電池をセットしたときに、乾電池のマイナス極と正常に接触するように
 半田付けした端子の形を整えます。
 出来上がったら動作確認です。
 電池を電池Boxに入れます。
 修理したマイナス端子は電池をしっかり押さえました。
 コインを投入口から投入するとアンパンマンがドラムをたたきました。
 これで修理完了です。

 



  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 15:08Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年09月27日

9月27日 物品購入

おもちゃの修理や無線の工作に使う半田ごてのこて先が痛んできたの
で交換しました。
半田ごてはgootのPX-338です。
これは自動温度調節付き、バーサタイル(多用途)向きで使いやすく重
宝しています。

スタンダードのこて先は以下です。

トランジスタの3本足の半田を取り去るこて先は以下です。

ナイフの刃先のような形になっています。

無線に使う、アンテナワイヤーを止める碍子とワイヤー同士を繋ぐた
めの圧着スリーブは以下です。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:47Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年09月13日

9月13日 おもちゃの修理

9月13日

 おもちゃの修理

 昨日はおもちゃの修理に行ってきました。
 かなりの数のおもちゃが修理依頼でやって来ました。

 私がおもちゃ受付の段階で修理したのは3個。
 カシオのミニキーボード2台にアンパンマンピアノ。
 電池の容量不足に起因した作動不良2個。
 電源スイッチの接触不良が1個。
 修理といったほどのこともないのですが、これも立派な受付業務です。

 家に持ち帰ったのはタカラトミーのフェルティミシン。 

 ネットで調べてみると6,800円もします。

 縫おうとしてもフェルト地が送れないということで修理依頼がありました。
 取扱説明書は以下。

 フェルト地を送ろうにも送り歯が付属していません。
 本物(おもちゃでない)のミシンには送り歯が付いています。


 実際の縫い方はネットに動画がありました。
 これを見ると、フェルト地は手で引っ張るようです。
 実際に縫おうとしてみると、針が布地に引っかかってモーターが動かな
 くなります。
 修理依頼の内容はこのことのようです。

 ネットで針の交換のことを調べてみたら、タカラトミーでは針の交換は受け
 付けていないようです。
 
 そこで、針の交換等は持ち主の責任で行っていただくようにします。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 15:42Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年08月27日

8月27日  サーキュレーターの分解

8月27日

 サーキュレーターの分解

 暑いので、エアコン、扇風機、サーキュレーターが連日フル稼働しています。
 このうち、サーキュレーターの調子がおかしくなりました。
 スイッチがOFFになっている状態でも、プラグをコンセントに差し込むとかす
 かに火花が出るのです。
 つまり、スイッチがOFFでも、電圧を掛けると本体内に電流が流れるという
 ことです。

 テスターでプラグ端子間の絶縁の程度を測ると抵抗値は数キロオーム。
 これでは安全上、大問題です。

 そこで、本体を分解し、基板を調べてみました。

 その結果、どうも制御回路に問題がありそうです。
 ということで、このサーキュレーターを使うのを断念し、新しいのに買い換え
 ることにしました。 

 では、このサーキュレーターをどう処分するかです。

 基板の左に見えているのが首を回転させるためのモーターです。
 詳しく見ると以下です。

 交流100Vのシンクロナスモーター。
 50/60Hz、2.5/3r/min、CW/CCW.です。
 このモーターは使い道が多そうです。 
 毎分3回転ですから、ギアで回転数を毎秒5~6回転に変えれば、釣り竿の
 ロッド・メーキングにも使えます。

 続いて、サーキュレーターの羽根とモーターです。

 小型卓上扇風機に改変しますか。
 このモーターも使えそうです。
 電圧を制御して回転数を可変にする装置を作らないといけませんが。
 
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 17:11Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年08月09日

8月9日 おもちゃの修理

8月9日

 おもちゃの修理

 昨日はおもちゃ病院の日。
 修理に行ってきました。

 いつものように受付業務に専念。
 まあまあの数の親子が、おもちゃの修理依頼と、修理後の
 受け取りのためにやってきました。

 私はいつものように受付業務に専念。
 受付では、おもちゃドクターにおもちゃを手渡す前に、故障に
 関しての聴き取りや故障原因の簡単な診断を行いますので
 それなりの腕が必要です。
 
 今回は、自宅で修理するために持ち帰ったおもちゃは2個
 でした。
 
 夜は、50、144、430MHz帯でSSBでの実戦通信訓練を行
 いました。
 6局と交信。
 14、18、21MHz帯はコンディションが良くありませんでした。

 明けて今日はおもちゃの修理。
 
 1個目はコマ。

 取っ手に取り付けられていt紐が切れ、コマを回せなくなった
 ということで持ち込まれました。

 修理は取っ手の所定の位置に切れてしまった紐を繋ぐこと。

 取っ手に紐を繋ぐことは、取れてしまったシャツのボタンをシャツ
 に縫い付ける様なものです。
 穴に詰まっていた紐の切れ端を針のようなもので取り除き、そこへ紐の
 一端をを玉結びにし、穴に通せばいいだけです。
 穴はV字型になっているようなので、玉結びが抜け出ることは
 ありません。 
 誰にでもできそうに思れます。

 一連の作業は5分ほどで終わりました。

 では早速、コマで遊んでみましょう。 

 コマの心棒の穴に紐を通し、紐を心棒にぐるぐる巻きにしてから、取っ手
 を勢いよく引っ張ります。
 すると、コマが勢いよく高速で回転し、テーブル上の工作用ベニヤ板の上
 で回り続けました。

 これで修理完了です。

 2個目のおもちゃ。
 仮面ライダーゼロワン。
 飛び上がライズ!プロペラランチャー。

 取っ手に付いた紐を引っ張るとプロペラが飛ぶ、というおもちゃです。
 竹とんぼの改良版です。

 紐が途中までしか出なくなり、プロペラを飛ばせなくなったということ
 で持ち込まれてきました。

 本体を少しずつ分解しながら、紐を引っ張り出したり、紐を巻き戻したりし、
 紐の全体を引き出せなくなった原因を探りそれを解決。
 10センチの紐をすべて引きだしたり巻き戻したりできるようになりました。

 これで修理完了です。 
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 22:06Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年07月12日

7月12日 おもちゃの修理

7月12日

 おもちゃの修理

 昨日はおもちゃの修理に行ってきました。
 
 新型コロナウイルス禍による移動自粛の求めが解除された後なので、おも
 ちゃの修理依頼にやってくる親子連れも、以前に比べてリラックス、のびの
 びしている感じに見受けられました。

 きょうもかなりの数の親子がおもちゃを持って、またおもちゃを受け取りに
 やってきました。
 
 受付係が役目の私は、そのまま他のドクターたちにおもちゃを渡し修理
 を任せていたら、手元に1個もおもちゃが残りません。
 そこで、途中で2個を自分用に2個確保しました。
 アンパンマンの電話のおもちゃとアンパンマンの起き上がり小法師です。
 これら2個を家に持ち帰りました。

 夕食後、まずはアンパンマンの電話のおもちゃから修理開始。

 作動しないということで持ち込まれました。
 まずは本体を分解し、電池ボックス周辺から故障の原因を探っていきます。

 電池ボックス内端子には問題がなく、また電池ボックス外部の端子でみ
 ると、適正な電圧が出ています。
 しかし、電池ボックスに取り付けられている直列挿入のフューズには問題が
 あるようです。
 導通がどうも怪しい。
 
 光ダイオードにも問題があるようです。
 端子の先がひどく錆びついています。

 錆をきれいに取り去り電圧を印可してみるとしっかり光ります。
 ダイオード事態には問題はありませんでした。

 回路にも問題があるようです。

 2011年製のため経年劣化のせいか回路の端子にはかなりの箇所で半
 田付けが浮き上がっているようです。
 あちこちで接触不良が起きている可能性もあります
 半田付けをやり直しました。

 電池ボックスに取り付けられていたフューズですが、取り替えできるよう
 なフューズが手元にありません。
 そこで、間に合わせに、手元にあった光ダイオードを取り付けました。

 電流が流れすぎの時は光ダイオードが破壊されるのでフューズの代わ
 りになります。

 次に、おもちゃから音が出ないということなので、スピーカーのテストをし
 ます。
 スピーカのインピーダンスは8Ωと出ましたので正常でした。

 これで故障の原因となっていそうな箇所の点検と修理はだいたい終わり
 ましたのでは、おもちゃが動くかテストです。

 電池を電池ボックスに入れ、スイッチをオンにし、電話機のボタンを押すと
 もともとおもちゃに付属していた光ダイオードが光り、音が出ました。

 これで、故障の原因がフューズであることがわかり、修理の見通しがつき
 ました。

 手元には適当なヒューズがなかいので12日に電子部品の店にフューズを
 買いに行くことにしました。

 今度は、ポリスイッチにしようとデータシートを検索して検討。

 RUEFにしました。Vmax(最大定格電圧)30V、IH(保持電流)0.9~9.0A。 

 明けて今日12日。
 電子部品の店に行ってきました。

 買ってきたのは2個のポリスイッチRUEFと自己融着テープ(ブチルゴム
 テープ)。
 早速、フューズを電池ボックスに直列に取り付けます。

 作動をテストすると問題なく正常動作します。
 本体を組み立てます。
 動作を確認します。

 正常に動作します。
 これで修理完了です。

 2個目は、アンパンマンの起き上がり小坊師。
 動作しないということで修理依頼があったものです。

 どこが故障原因か本体を分解します。

 よく観察すると、なんとなんと、コネクターが外れているではありませんか。

 コネクターを接続し、電池をいれ、スイッチをオンにすると、問題なく
 動きます。
 
 起き上がり小坊師はおもちゃの下部におもりがついていますので重いです。
 床に落としますと大きい加速度がついて落ちますので床に当たった時の
 衝撃が大きいです。
 おそらくその時にコネクタが外れたのでしょう。
 コネクターを元通りに接続し、電池を入れ、スイッチオン。
 正常動作します。

 本体を組み立て、再度動作を確認。
 問題ありません。
 これで修理完了です。

  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 20:42Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年06月16日

6月13日 おもちゃの修理

6月13日

 おもちゃの修理

 2ヶ月ぶりにおもちゃの修理に行ってきました。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、おもちゃ病院が使わせてもらって
 いる市の施設は外部者には閉鎖され、おもちゃ病院を開院できなかった
 のです。

 久々のおもちゃ病院の開院・修理でしたのでたくさんの親子連れがやって
 来ました。

 私は受付業務ですので超多忙でした。
 自分で修理したいおもちゃを選ぶ暇もなく3時間の受付が終了しました。
 残っていたのは修理が最も簡単そうなおもちゃ1個だけ。
 というより、修理が手強そうなものから他のドクターに振り分けていたから
 です。

 家に持ち帰ったおもちゃは下の1個のみ。

 引っ張り出した紐が元に戻らないということでも持ち込むまれました。
 
 紐が本体に挟まって摩擦が生じ、スムーズに紐が戻らないのです。
 本体を分解し、紐を所定の穴から摩擦なく出入りするように調整しました。
 これで、修理完了です。
 ものの10分ほどの作業でした。
 しかし、あまり修理の簡単そうなおもちゃばかり選んで作業していると、す
 ぐに腕が鈍ってしまうでしょう。

 修理が終わって、部屋のカーテンを開けようとしたら、窓際においていたシ
 チズンのソーラー置時計が床に落下してしまいました。
 時計を持ち上げるとカラカラと音がしますし、液晶パネルの表示が消えて
 しまっていました。
 電池が電池ボックスから脱落したようです。
 これで3回目の同じトラブルです。

 しかたなく、本体を分解。


 半田付けを、数カ所、やり直しました。

 これで、置き時計は元のように動き出しました。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 12:14Comments(0)おもちゃの修理2020年

2020年03月15日

3月14日 おもちゃ病院

3月14日

 昨日はおもちゃ病院に行ってきました。
 新型コロナウィルスの流行がありますが、参加人数は少数、広い事務
 所に出勤の職員さんは土曜日のこともありごくわずか、ということで、
 おもちゃ病院の例会は予防に配慮した上で実施されました。

 おもちゃの持ち込みもわずか、引き取りもわずかでした。

 持ち帰ったおもちゃはアンパンマンの電話。

 ボタンを押しても音が鳴らないときがある、音楽のリズムが遅い、という
 ことで修理依頼があったものです。

 早速、筐体を分解し始めました 

 内部は比較的シンプルな構造になっています。

 回路もシンプルそのものです。

 ボタンが押されると、回路に電流が流れ、ICが信号を判断し、あらかじ
 め録音された音声が順番にスピーカーから流れるという、これもまたシ
 ンプルな命令順序です。

 スピーカーは正常に音を出す、回路もシンプルだし、抵抗やコンデンサ
 も問題なさそう、基板から半田付けが浮いているところもなさそうです。
 番号6のボタンを押したとき音が鳴るがその後正しい音声が流れない
 問題、音楽のリズムが遅い問題は、子供が遊んでいておもちゃを落下
 させたときの衝撃でICに問題が発生したためでしょう。

 ということで2つの問題は、ICに問題があるということで、修理不能とし
 ました。
 これら2つの問題は、おもちゃを使って遊ぶには大きな問題ではない
 ので、そのまま使うことを提案することにしました。
  


Posted by トシちゃん先生の海釣り at 18:41Comments(0)おもちゃの修理2020年